
6月下旬より受注を停止していた
マツダのエントリーモデルのMAZDA3とCX-30。
その時点で一部改良の内容も含めて
情報が流れていたため、
両車に注目していた人には周知の事でしたが、
その改良モデルが昨日正式に発表され
受注が再開されました。
同日には店舗にもカタログが届いているようです。
今回の両者の改良内容はともに概ね事前に情報が出ていた通りでしたね。


・ガソリン2Lモデルがマイルドハイブリッド化。
・SKY-X以外のグレード体系をシンプルに整理。
・改良の無いグレードも含めて一律値上げ。
最大のポイントは2Lガソリン車が
海外仕様と同じくマイルドハイブリッドになった事ですね。
MAZDA3はちゃんと6MTも選べるようになっているので
国内では希少なマイルドハイブリッドのMTが
高額なSKY-X以外でも選べるのは良いですね。
逆に純粋な2Lガソリン車が無くなってしまったので
ハイブリッドが嫌いな人には辛いかもしれませんが、
ハイブリッド嫌いだった私が今乗ってても嫌な感じはしないので
マツダのマイルドハイブリッドは他社のフルハイブリッドみたいな
違和感は無いと思います。


MAZDA3ではSKY-X以外のモデルでバーガンディセレクションが無くなり
特別仕様車BlackToneEditionを除けば各2グレードとシンプルになりました。
上位グレードのL-Packageが消滅し、代わりに最上位グレードとなった
ProactiveTouringSelectionにL-Packageの装備や装飾が標準装備化され
質感もより向上しています。
またバーガンディセレクションの赤いレザー内装は
黒いレザー内装と共にメーカーオプション化されたので
これまで通りバーガンディ内装が選べます。
ただしセダンのレザー内装は黒レザーのみとなり
セダンの白いレザー内装だけ完全消滅してしまいました…。
またこれまでのマツダ車はATとMTのお値段は同じでしたが
今回の改良ではSKY-Xの上位グレード以外
MTがATよりも高くなっています。


これは
MT車のみ従来メーカーオプションだった
360°セーフティパッケージとCD/DVD/TV、IRカットガラスが
標準装備化された事によります。

ATでは従来通りメーカーオプションのままなので、
それらの価格を考えるとむしろMT車はAT車よりも安くなった事に!?
なぜMT車だけ標準装備化されたのかはわかりません。
価格的にはかなりお買い得感があると思いますが、
気付いてもらえない可能性の方が高いような?
CX-30も同様に2LがMハイブリッド化され
MAZDA3と同様に価格アップしています。
CX-30は尖ったコンセプトのMAZDA3と異なり万人向け車種なので
内装もホワイトレザーを含めた4色から選べる等バリエーション豊富ですね。
CX-30では従来より一部MT設定が減ってしまい、
20SとSKY-Xの特別仕様車BlackToneEditionとSKY-XのL-Packegeのみに。


また
MAZDA3と同じくMT車は360°セーフティパッケージ等が標準装備化され
AT車よりも価格が上がっていてお買い得になっています。
価格に関しては殆どのモデルで概ね7万円アップとなっていますが、
以前は
オプションだった前後パーキングセンサーが標準装備化されているので
細かく見ればあまり割高感はありません。
またSKY-Xモデルでは価格が最も大きくアップしていて、
SKY-XのL-Packageで約20万円、BurgundySelectionで約15万円アップと
大幅に価格アップしています。
ただこちらも360°ビューモニターとドライバーモニタリング、
CD/DVD/TV等
以前はオプションだったものが標準装備化されているので、
その価格ぶんを差し引くとやっぱり約7万円アップになります。
ちなみにディーゼル車は変更が無いように見えて
ちょこっとだけ燃費が良くなっています。
そして相変わらず第7世代のディーゼル車にはMTを設定しないようですね。
マツダは現在MAZDA6も受注停止しています。
こちらも秋に改良モデルが控えている為ですが、
今のところフルモデルチェンジではなく値上げ込みの仕様変更のようですね。
マツダは他社に比べると納車待ち期間はかなり短い方で
MAZDA3/CX-30は契約からだいたい3ヶ月前後で納車されています。
他社の納車待ちの長さにうんざりしたら、
一度マツダ車を検討してみても良いかもしれません。
価格の安さの割に質感は高く走りもしっかりしているのでオススメです。
 
				  Posted at 2022/08/05 00:00:25 |  | 
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