今回の京都アニメーションに対する放火事件で、犯人について詳しい事が徐々に分かってきたそうです。
…とはいえこのソース、某雑誌の取材なので100%丸ごと鵜呑みに出来ない事もあるかもしれません。しかし情報のひとつとして触れてみる事にします。
この男、きょうだいはいたものの、子供の頃に両親が離婚、父親と暮らしていたそうです。
そしていじめにも遭ったとか…それから不登校…
その後は職を転々とし、頼っていた父親も死去、それから下着泥棒、コンビニ強盗を犯したそうです。
…これらの情報から読み解いてみると、人格形成に大事な時期に両親が離婚している事がまずは躓くきっかけになっている気がします。
…とはいえ、両親が幼い頃に離婚しながらも著名人として活躍してる人も多いのであながち当たっているとは言えません。
ただ、人によってはそれが良い方向にバネになるのか、悪い方向に行くのかは分かれると思います。
それから、「いじめに遭った」事ですが、これが今回の事件の引き金になってる様な気がします。
いじめられた経験はこの男の心情からすると「他の人間なんかいなくなってしまえ!!」という考え方が芽生えるきっかけとなった可能性もあります。
その後、唯一の親であった父親が亡くなると便りになる人間がいなくなってしまったものと思われます。恐らくはきょうだいもさほど付き合いはなかったのでしょう。
そして犯罪に手を染める事になったのです。男からすると「してやったり!!」だったでしょうね…
TV等で報じられている通り、この男は自らも重篤な状態にあり、京都から大阪の病院に搬送されたそうですが、火傷の回復を待って逮捕、そして取り調べが行われる事になります。男とは何ら関係ない京アニを襲った理由もそれからじゃないと分からないでしょう。
男の口から真実が語られるのはその後となりますが、先日の川崎の事件といい、10年以上前の秋葉原の事件といい、こうした大量殺人を狙った事件というのは何かしら共通点があるに違いありません。
ただ、こんな事件が起きる度に思うのは、「こうした人間を出さない、社会の土壌づくり」が大切だという事です。
今は近所の人に無関係な世の中です。 …かといって、近所のウワサ話をする様な主婦の立ち話みたいな事も推奨しかねます。
しかし、街を挙げて近所の見守りみたいな事は出来るでしょうから、そういった「草の根運動」的な事から自治体レベルで始めてゆくのが大切なのかなというのが、分かってる事から今回の事件を掘り進めてみて感じた事でした。
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Posted at
2019/07/21 07:57:24