近鉄10100系　新ビスタカー

写真は、KATOから発売されているNゲージの「近鉄10100系　新ビスタカー」

歴史に残る名車を模型化している同社の「レジェンドコレクション」のシリーズ第三弾として、昨年の夏に発売されたものです。

実車は、近鉄の大阪－名古屋用の特急列車として、1958年（昭和33年）に試作1編成が登場した、日本初の2階建車両、10000系の改良量産として翌年に登場し、1963年（昭和38年）まで製造されました。

10000系が、試作と言えども、ビスタカーとして登場している為、新ビスタカーが、近鉄としての公式名称となっています。
また、30000系が登場した後は、ビスタカーIIと呼ばれる様になりました。

1960年（昭和35年）に、第3回ブルーリボン賞を受賞しています。

残念ながら1979年（昭和54年）7月に引退した後、全車廃車となっている為、現存する車両はないとのことです。

模型は、上本町寄りの先頭車が流線型のA編成と呼ばれた編成をモデル化した3両と、宇治山田寄りの先頭車が流線型のB編成、同じく3両のセットです。
両先頭車とも貫通型のC編成・3両は、増結セットとして別売されていますが、店頭にはありませんでした。

前々から欲しいと思っていましたが、発売後、時間が経ってしまい、あまり見掛けることがなく、見送っていましたが、今回、前々から目をつけていたお店に、まだあったので、購入しました。

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