画像とデータは消費者庁のプレスリリース資料及び海上保安庁の「海の「もしも」は118番」のページ掲載データを使用しております。
今月初め(7月4日)に消費者ホットライン188普及の為、イメージキャラクターが発表されました。
188の電話番号の語呂合わせ的に、イヤヤン(1・8・8→イ・ヤ・ヤン)
188は、全国共通の電話番号188で、地方公共団体が設置している身近な消費生活相談窓口を案内する仕組みです。
平成27年(2015年)7月1日に運用が開始され、今年で3年になります。
何処に掛けて良いか分からない場合、居住地の郵便番号または市と地域から管轄する窓口に接続してくれるのは、ファーストコンタクトとして便利な仕組みだと思います。
但し、問題は回線を振り分けた後です。
接続先のセンターの回線キャパが少ない場合が多く、いつもつながらないと言う声には対応していないので、結局、そこで諦めてしまうケースは救えないと思います。
また、この番号、全国で、この3年間でどの位の利用実績があったのか、有効通話数(間違い電話やいたずら電話の数も)について、よく分からない感じです(都道府県の実績は各自治体で公開しているところもある)。
188の運用が開始された当時「あっ!これ、また118への間違いが増える…」と思いました(苦笑)
因みに118は海上保安庁が運用する海の事故、事件にかんする通報先で、平成12年(2000年)5月1日から運用されています。
海上保安庁は「海の「もしも」は118番」、「1月18日は118番の日」等、広報、普及に努めていますが、運用開始から今年6月30日までの実績は、通話総数:10,921,031件に対して、間違い電話等(間違い、いたずら、無言、着信時即断の合計)は、なんと全体の99.1%にものぼる10,825,937件
有効通話数は0.09%、95094件
18年間の平均で年5,283件ですから有効に機能していると言えなくもありませんが、それにしても間違い電話等が多過ぎます(110や119と間違えて通報し地位情報の連携から警察、消防に連携対応できたケースもあります)。
運用当初からするとかなり認知度が上がって、この傾向は減少していると思っていたのですが、今年6月の実績を見ると通話総数:36,632 件に対して、間違い電話等は、99.1%の36,241件…
比率として変わっていませんでした(^^ゞ
188と118の間違い実績がどの程度あるのか分かりませんが、もう少し緊急通報番号に離した附番の方が良いように感じます。
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Posted at 2018/07/26 01:18:49 | |
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