県庁循環線廃止、ぐるりん号値上げ

アルピコグループ再編での川中島バスの路線存廃が決まりました。【40】県庁循環線は廃止となります。

川中島バスの路線ではありませんが、ぐるりん号は100円(現在)から150円へと値上げされる模様です(汗

路線維持が難しいとされた4路線のうち、【48】金井山線・【130】松代篠ノ井線・【132】青池線は路線存続が決まりました。長野市が年1,800万円の補助を出し、実質的に長野市の廃止代替路線という形ですね。

ただ、【40】県庁循環線は県庁正門前とホテル国際21以外は全て既存路線と同じ停留所を通るため、代替が可能として廃止決定となったようです。具体的な代替路線はぐるりん号です。
しかし、ぐるりん号では県庁正門前・ホテル国際21は補完出来ません・・・・・。

ではなぜ川中島バスに関係の無いぐるりん号が値上げになるのか。

これには前述した補助金1,800万円が大きく関わってきます。ぐるりん号は自治体運行のコミュニティバスとしては異例とも言えるほど好調な実績をあげているバス路線ですが、同じ自治体として路線バス事業の予算を大きく増額するのは厳しい(特に長野市は財政破綻寸前ですので)ようで、ぐるりん号からも取るしか無い状況です。既に川中島バスに委託運行している廃止代替路線に3,500万円も予算を割いている現状からすれば仕方ありません・・・・・。

ぐるりん号が値上げとなった場合、並行する川中島バス・長電バスの100円均一区間も150円へ値上げせざるを得ません。松電のタウンスニーカーも値上げされましたし、100円区間はむしろ安過ぎるぐらいです。善光寺へワンコインでは行けなくなります。

停留所の100円のマーク・表示は今のうちに撮っておかないと(笑