ミニキャブマンのブログ一覧

彼岸まであと約3週間、ウチのお花は全体的に見れば七割ほど咲いており、そこまで保たないだろうなあ。

以前は菊も栽培していたが、数年前に止めてしまった。菊は他の方も栽培しており、何て言うか、販売の際の”自分ちなりの特性”も出せずに自然消滅という感じだ。

菊については7年前にもブログを書いてた。

トルコキキョウの彼岸向けを栽培しているのですが、これは夏向けの品種を遅く播種したもので、盂蘭盆向けは3月10日くらいに播種して8月10日くらいに収穫しましたが、同じ種を4月25日に播種して9月15日くらいの収穫を狙ってみました。
結果としては丈は短いもののほとんど開花してきており、思った通りにはいきませんでした。45日遅く播種すれば45日遅れて収穫できるわけはなく、数日は早まると思ってたが、25日も早まるとは（笑）。栽培日数が不足なので丈短め、暑い日が続いたので急速に開花ということだろう。

以下備忘録です。


ボヤージュピンク
花弁八重で大きくフリル付きで、濃いピンク。丈は申し分ないが、開花は早い。彼岸向けで一番良い出来。


ボヤージュイエロー
花弁八重で大きくフリル付きで、濃いピンク。丈は短く、開花も早く、首も弱い。


ひこ星
花弁一重で小さめの白ベース紫のバイカラー。丈は充分、開花は現状3割程度で、お彼岸にはおそらくちょうど間に合いそう。


ピッコローサスノー
花弁八重で小さい白。丈は短く、開花は早い。


フリールスプリングブルー
花弁八重で大きい紫。丈は短く、開花は早く、首も弱い。


クラリスピンク
花弁八重で大きく、淡いピンク。丈は短く、開花は早く、首も弱い。


カルメンバイオレット
花弁八重で小さめの紫、丈は短く、開花は遅いものの、首も弱い。全般に生育不良で、売りものにならないだろう。


ということで来年の彼岸向けの品種と播種時期の試験結果としては、”ひこ星”を4月末くらいに播種すれば良さそうだ。

今年もトルコキキョウ販売の仲介をして頂いたA美さんによれば、紫とピンクは必須、だそうだ。なんとか彼岸向け品種のピンクを探したいものだ。

ネタが無いときの芝生再生ネタ（笑）。
ざ～っと振り返りますと、芝が充分に生育できてないので除草や張り替え、昔雑草地だったところに新規に張ったりと、数ヶ月かけて再生作業をやってきました。ウチの芝地は悪さ程度から4分割できまして、一番酷いところを簡略的に1区と称してますが、今回はそこの再生作業のご報告です。


1区は芝が根付かず、ほぼ裸地となってます。


もともとここはフキが自生してまして、その除去にしこたま労力をつかいました。土壌は砂利、苔となっており、土を総入れ替えしないといけません。


今回は土をかなり掘って土を搬出し、ビニールハウスから持ってきた土をそのまま投入。


施肥したのちレーキで均して、芝を張っていきます。


結局芝ショップからは三回購入し（1回12枚入りだっけ？）、ここの1区に一番消費しました。


盂蘭盆時点ではこれくらいまで伸びてきました。


けっこう厚めになってきてます（定植から約1ヶ月経過）。

盂蘭盆時期に一度芝刈りしましたが、この連続写真は芝刈前です（今回は写真の合成が出来なかった･･･）。


1区


2区


3区


4区

次回は芝刈後のスッキリした写真をアップします。

空が高いことと、ちぎれた雲を見ると、なんつーか夏も終了して初秋であることを実感しますな。

しかし気温的にはまだまだ暑くてべっちょり汗をかくわけですが、1日3回の下着交換になるほど。

トルコキキョウの産直販売が一段落しましたが、彼岸向けがぼちぼちと咲き始めてきています。いや咲いちゃイカンのですが、見た感じではだいたいあと2週間くらいで満タンになりそうです。
丈も不本意、”盂蘭盆に間に合わずに彼岸には早い”という結果になりそう。そもそも夏向け品種の播種時期を盂蘭盆向けより1ヶ月半遅らしただけなので、「生育期間が短いので丈は伸びない」「暑い夏を経験するのでつぼみを出して開花しようとする」⇒『予想より早く咲く』という失敗は目に見えていました。現状持っている夏向け品種の種で「彼岸向け」を作ろうとしてのスケベ根性。
解決方法の一つは「中生（なかて）」を使うことでしょうけど、この岩手県北の夏の短い、初秋が早くて気温低めの高地にマッチした品種を探すということになります。


話は変わりまして除草です。盂蘭盆期間中は刈払機による除草、現在はハウス内外、休耕地と除草剤散布しておりまして、最後は田んぼの畦と泥濘地に散布していきます。


今年は8月上旬はすごく暑かったので出穂は大丈夫でしょう。


畦だけではなく圃場の中にもヒエを見つけたので田んぼの中を歩いて除草しますが、穂先が米より上に出ていれば見つけることが出来ます。しかしヒエの生存適応戦略は凄いです、人間の”米を収穫したい”という心理につけ込んで、まるで米のコバンザメのように、また米に擬態っぽくなりながら生育していきます。
米の稲穂の背丈を追い越した時には既に種をこぼしていますが、よく観察していませんと、これすら気が付きません。


この紫色丸囲みがヒエの茎、これはまだ分かりやすい方。米の茎にピッタリ接近しているヤツもありますからね。除草で間違って米を切ってしまうとかザラです。


こうやって圃場に入って除草作業をしていて、ふと気がついた。


これって、『フィールドオブドリームス』のシーンだ！残念ながら声は聞こえんかったが（有名な映画なのでストーリーはほぼご存知かと思うが、以下曖昧に記述）。


ということは、この収穫前の稲穂を潰して野球場を作るのか？


ちょっと調べてみた。
マリスタの両翼99.5mをパクってホームベースから外野最深部まで100mとする。ということは最低でも”1辺が100mの正方形”が必要（もちろんファウルゾーンやダグアウト、バックネットも必要だし、外野最深部はもっと大きいのだが、取り敢えず無視）。面積としては100m*100mから、10,000㎡（約3,030坪）、農地だと100a。100aって10反歩、1町歩のことだ。


うちの田んぼは30aで、減反分も10aあるけど、あと60aも入手しなきゃジョー・ジャクソンに会えないのか（会っても話せないが）。近所さんの田んぼを複数潰さないと野球場は出来ないわけだ。う～む、まさにドリームス。


この地で、映画のラストのようなこういうキャッチボールができるのは畜産酪農家さんだけだということだな。まぁ、フィールドはかなり凸凹になるだろうが。


渋滞は出来そうだ。

スキーヤーなら総滑（総合滑走の略）、目標管理の厳しい方なら総括ですか？今年はトルコキキョウの栽培が自分的に大成功だったのを記念して（笑）、その記録を書いてみます。備忘録というところです。農業や花卉栽培、トルコキキョウに興味ない方は「なにそれ、おいしいの？」というとこでしょうが、最近はクルマネタが全く無いので総括ネタでお茶をにごすしかないな。


花卉および野菜用のビニールハウス（以下、簡略のためビニールハウスを単に”ハウス”と称します）をウチは6つ持ってまして、今年は西1号と東3号にトルコキキョウ、東1号及び東2号がユリ、西2号は休止、西3号は野菜用としました。

品種で、または定植したハウスの様相で生育の出来がかなり異なりました。あっ、ちょっと違ったな、ハウスの出来（勾配、湛水性、浸水性など）で生育良不良が生まれたというのが正解だ。これが分かったのが今年の収穫です。

まずはハウスの話。
西1号では水色丸印に水の浸水があり、生育不良だった。他の畝はすごく乾燥しているのに。農業改良普及所の職員の話では、ハウスの中でも水の溜まりやすいところがあって、明渠などを設置して排水を促す工夫が必要だそうだ。
東3号は同様に水色丸印が生育不良で、ハウス全体も浸水してるっぽかった。どうやら東側の外から雨水が浸水してくるらしい。昨年はユリもダメだったし、通常の灌水をやると必要以上に水分が多くなるらしく根っこが腐るようだ（以上全て、今年の夏に普及員に御指導頂いた）。

そんな中で5月にトルコキキョウを定植したわけですが、簡単に総括。
以下「品種名」「花姿」「成功○/失敗×/どっちつかず△」「状況」

ア：西1号

a:ピッコローサスノー　白の八重　△　脇芽なしでつぼみ少なめ丈伸びず


b:カルメンバイオレット　紫の八重　△　脇芽なしでつぼみ少なめ丈伸びず首折れ


c:ピーチネオ　ピンク白の一重　△　開花が2週間早かった他無問題


d)シュークリーム　薄イエローの八重　○　無問題


e)スプリングブルー　紫の八重　○　無問題


f)プッチーノミントインプ　イエローグリーンの一重矮性　○　無問題


g)クラリスピンク　薄ピンクの八重　○　無問題


h)ピッコローサスノー　△　品種はa)と同じで南側の生育は良好だが、北に向かうにつれ脇芽なしでつぼみ少なめ丈伸びず


i)フリールブルーサウンズ　紫白の八重　△　南側の生育は良好だが、北に向かうにつれ、脇芽なしでつぼみ少なめ丈伸びず

イ）：東3号　このハウスのうち、4)-8)はお彼岸向けで鋭意育成中です。もう少し進展がありましたならアップします。

1)ピッコローサグリーン　イエローグリーンの八重　×　脇芽なしでつぼみ少なめ丈伸びず
2)ボヤージュイエロー　黄色の八重　×　脇芽なしでつぼみ少なめ丈伸びず
3)ボヤージュピンク　ピンクの八重　今のところ○（収穫までもう2週間）
4)ボヤージュイエロー　黄色の八重　今のところ○（収穫までもう2週間）
5)ひこ星　紫白の一重　×　脇芽なしでつぼみ少なめ丈伸びず
6)ピッコローサスノー　白の八重　今のところ○（収穫までもう2週間）
7)スプリングブルー　紫の八重　今のところ○（収穫までもう2週間）
8)カルメンバイオレット　紫の八重　×　脇芽なしでつぼみ少なめ丈伸びず

長くてスマンな。

いわゆる”ズボン”のほうですな。いつの頃からでしょうか、ズボンをパンツというようになったのは。なんとなく覚えているのは雑誌のメ♡★クラブのキャプションに”パンツ”と書かれていたことかな。大人になってからは人前ではズボンのことをそう称し、帰宅してからは下着の意味とする･･･、そんな感じでした。

前フリはともかくパンツのスキニーとベルボトムについて、です。
どっちが好みかといえば、


私はスキニーの方が好き二！
しかし4年位前に自動車学校で見た、40代と思われる、かなりぽっちゃり系女性のスキニーには参ったな。

では私のスキニー盗撮集を御覧頂きましょう。


生花は損傷防止のためにスリーブという、ビニール製のラッピング材で覆います。スリーブは逆三角錐（▼）形状の下側を切り落としたもので、花卉を通すため円柱になってまして、幅広の上から通します。”スリーブ要らない”という方もいらっしゃいますが、ウチでは特に料金を取るわけでもなく、痛み防止で無条件につけます。お客様にすれば「ど～れ～にしようか～な♪」と花を弄り倒すので、その防止です。


まず花（束）をシートで丸めて（枝や花、花芽を折らぬように上に向けて）、


シートの上からスリーブを被せます。このスリーブ、うちでは2種類使ってまして、例えて言うならそれがスキニーとベルボトム。つまり狭めと幅広。この写真はベルボトム型です。


ベルボトム型ではスリーブトップの花弁付近に余裕があるため、枝が広かったり、花弁が大きめの花に適している。


スキニー型はその通り上から下まで狭めなので、菊とかアスターとか脇芽とかの少ない、真っ直ぐ上を向く花の包装に適している。
トルコキキョウのスリーブ入れでもやや細目ならスキニー型でも入った。けど窮屈なように見えるし、ボリューム少なめで花の本数をケチっているようにも見える、う～ん、けど自分なら選ばないなぁ（実際には花の本数といっても枝振りがよかったりすると、本数が少なくても握った感じのボリューム感はけっこうあったりする。）。ウチは花束を握った際のボリューム重視です。


足元はスリーブが脱げぬよう、狭めてセロテープで留めます。


今年はこんな工夫もしてみた。
円形の樽（しかもテーパー形状！）に水上げのために投入する花束をなんとか自立させたくて、牛乳箱を沈めて四角形状1個と半月形状4個のスペースを作り、なんとか収めた。


この品種、プッチーノミントインプといって、インプレッサマニアなら振り向くお花（笑）。花弁が小さく、可愛いと評判でした。もしかすればこれ単品でも良かったかも？