• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2025年07月02日 イイね!

あのクルマの系譜・その38~トヨタノア/ヴォクシー/タウンエース編~

あのクルマの系譜・その38~トヨタノア/ヴォクシー/タウンエース編~”あのクルマの系譜”第38弾、ピークは過ぎたながらもトヨタのミニバン重要戦略車種として今もファミリー族に支持の高いノア/ヴォクシー、一方小型商用モデルとして働くクルマの支持が高いタウンエース、元来同一車種で乗用と商用をラインナップし長きに渡り親しまれましたが今では完全に分離し別車種となっておりますがルーツは同じ、そこで今回は現行ノアヴォクとタウンエースの系譜を取り上げたいと思います!

ノアヴォク/タウンエースのルーツデビューは1967年(昭和42年)、既に半世紀の歴史を誇りますのでその系譜を振り返ります。

【4代目ノア/ヴォクシー R90W型(2022~現行)及び4代目タウンエースS40系(2008~現行)】
alt
↑4代目ノア

alt
↑4代目ヴォクシー

alt
↑4代目タウンエース(バン)

・ノアは1996年の初代タウンエースノア以来の5代目、ヴォクシーはこのネーミングとなった2001年のR60G系から数えて4代目モデルとなり2022年デビュー
・販売店統合によりエスクファイアは廃盤
・1992年以来継続する両モデル双子兄弟車種、グリルヤエンブレムで差別化する
・先代まで上級アルファード/ヴェルファイアとの棲み分けから5ナンバーボディであったがこの代より全車3ナンバー化
・搭載エンジンは1.8L 2ZR-FXE型HV(ハイブリット)と2L M20A-FKS型
・駆動は2駆(FF)と4駆、ミッションはガソリンモデルがCVT、HVが電気式無断変速
・ボディは両側スライドのミニバンタイプの5ドアワゴン
・予防安全トヨタセーフティセンスはより進化
・商用タウンエースは2008年の4代目タウンエース(バン、トラック)を継続
・ライバル=日産セレナ、ホンダステップワゴン、三菱デリカD:5、日産NV200バネット、マツダボンゴ、ダイハツグランマックス

【3代目ノア/ヴォクシー/エクスファイア R80W型(2014~2021)及び4代目タウンエース/5代目ライトエースS40系(2008~現行※ライトエースは~2020迄)】
alt
↑3代目ノア

alt
↑3代目ヴォクシー

alt
↑エクスファイア

・ノアは1996年の初代タウンエースノア以来の4代目、ヴォクシーはこのネーミングとなった2001年のR60G系から数えて3代目モデルとなり2014年デビュー、三つ子兄弟のエスクファイアを新設定
・従来路線、ノア→ファミリー層、ヴォクシー→若者向けに加えエスクファイアー→豪華路線で外観は上級アルファードを意識させるものであった。
・先代まで上級アルファード/ヴェルファイアとの棲み分けから基本は5ナンバーボディ、ヴォクシーの上級グレードには加飾により3ナンバーもラインナップ
・この代よりプリウスで市民権を得たハイブリットモデルをラインナップ
・搭載エンジンは1.8L 2ZR-FXE型HV(ハイブリット)、ガソリン 3ZR-FAE型、タウンエースは2020年にエンジンを2NR-VE型→3SZ-VE型1.5Lに換装
・駆動は2駆(FF)と4駆、ミッションはガソリンモデルがCVT、HVが電気式無断変速
・両側スライドのミニバンタイプの5ドアワゴン
・先代までの特徴であったセンターメーター廃止
・予防安全トヨタセーフティセンス搭載
・商用タウンエースは2008年の4代目タウンエース(バン、トラック)を継続するも販売店統合により双子兄弟のライトエースは2020年をもって廃盤、ライトエース50年のネーミングに終止符を打つ
・ライバル=日産セレナ、ホンダステップワゴン、三菱デリカD:5、日産NV200バネット、マツダボンゴ、ダイハツグランマックス

【2代目ノア/ヴォクシー R70W型(2007~2014)及び4代目タウンエース/5代目ライトエースS40系(2008~現行)】
alt
↑2代目ノア

alt
↑2代目ヴォクシー

alt
4代目タウンエース/ライトエース(トラック)

・ノアは1996年の初代タウンエースノア以来の3代目、ヴォクシーはこのネーミングとなった2001年のR60G系から数えて2代目モデルとなり2007年デビュー
・5ナンバーボディの両側スライドのミニバン
・搭載エンジンはノア/ヴォクシーに2Lガソリン 3ZR-FE/3ZR-FAE型、タウンエース/ライトエースに1.5L 2NR-VE型
・駆動は2駆と4駆、、ミッションはノアヴォクがCVT、タウンエース/ライトエースが5MT/4AT
・ボディは両側スライドの5ドアボディワゴン
・先代からセンターメーターを継承
・商用タウンエース/ライトエースは2007年迄先代M30、R40/50系を継続、2008年にダイハツとの共同開発によりダイハツインドネシア産の現地名グランマックスを輸入販売としこれに販売店違いによりタウンエース、ライトエースとして新発売される、共にバン、トラックを設定
・ライバル=日産セレナ、ホンダステップワゴン、三菱デリカスペースギア、日産バネット、三菱デリカバン、マツダボンゴ

【初代ノア/ヴォクシー R60W型(2001~2007)及び3代目タウンエース/4代目ライトエースM30、R40/50系(1996~2007)】
alt
↑初代ノア

alt
↑初代ヴォクシー

・先代がタウンエースノア、ライトエースノアのネーミングだったのに対しそれぞれノア/ヴォクシーとネーミングチェンジ、ここから数えると2代目に充たるものの新ネームとしては初代になる
・従来路線を継承しノア→ファミリー層、ヴォクシー→若者向け
・商用タウンエース/ライトエースは従来型M30、R40/50系を継続
・ボディは片側4ドアスライド→両側片側スライドの5ドアボディワゴンに進化
・搭載エンジンはノア/ヴォクシーに2Lガソリン 1AZ-FSE型、タウンエース/ライトエースにガソリン1.8L 7K-E型、ディーゼル2.2L 3C-E
・先代が縦置きFRを基本としていたところをFF横置きとし駆動は2駆(FF)と4駆、ミッションはノアヴォクが前期が4AT、後期CVT、タウンエース/ライトエースが5MT/4AT
・トヨタがこの時期提唱するセンターメーター採用
・ライバル=日産セレナ、ホンダステップワゴン、三菱デリカスペースギア、三菱デリカスターワゴン、日産バネット、三菱デリカカーゴ、三菱デリカバン、マツダボンゴ、ダイハツデルタ

【タウンエースノア/ライトエースノア R50W型(1996~2001)及び3代目タウンエース/4代目ライトエースM30、R40/50系(1996~2007)】
alt
↑タウンエースノア

alt
↑ライトエースノア

alt
↑3代目タウンエース(M30トラック)

alt
↑3代目タウンエース(R40バン)

・先代まで商用乗用共タウンエース/ライトエースのネーミングだったのに対この代からノアのサブネームが付記される、ノアは乗用では実質タウンエースは3代目、ライトエースは4代目に充る
・車種キャラクター的にはタウンエースノア→ファミリー層、ライトエースノア→若者向け
・商用タウンエース/ライトエースは従来型M30、R40/50系を継続
・5ナンバーボディの片側スライドの4ドアミニバン、標準ルーフ/ハイルーフ、ノア系にはスカイライトルーフやサンルーフを設定
・搭載エンジンはノア系に2Lガソリン3S-FE、ディーゼル2.2L 3C-TE型、商用タウンエース/ライトエースにガソリン1.8L 7K-E型、ディーゼル2.2L 3C-E
・ノア及びタウンエース/ライトエースバンは先代までのアンダーフロアキャブオーバー方式からボンネットのあるミニバン形式に変化、縦置きFRを基本に4WDも設定
・トラックは99年まで先代を継続、99年以降衝突安全基準に適応する大幅MC
・ミッションは全種5MT/4AT
・ライバル=日産バネットセレナ、日産ラルゴ、ホンダステップワゴン、三菱デリカスターワゴン、日産バネット、三菱デリカバン、マツダボンゴ、ダイハツデルタ

【2代目タウンエース(1982~1999)/4代目ライトエース(1992~1999)/マスターエースサーフ R20/30W型(1982~1992)】
alt
↑前期20系タウンエースワゴン

alt
↑後期30系タウンエースワゴン

alt
↑30系ライトエースワゴン

alt
↑前期20系マスターエースサーフ

alt
↑後期30系マスターエースサーフ

alt
↑30系タウンエースバン

alt
↑30系タウンエーストラック

・タウンエースは82~85の前期、85~88の中期(ここまで20系)、88~96の後期の3モデル、ライトエースは92年からタウンエースと兄弟化し4代目(R30系)となる、マスターエースサーフは乗用のみ設定のタウンエースの高級版で販売店違いの兄弟車、82~92のタウンエース20/30系のリ・デザインモデル
・トラックは85年にM30系としてデビューしたライトエーストラックが基本でタウンエースはこれのバッジチェンジ
・ワゴン、バン、トラック全てがアンダーフロアキャブオーバーの縦置き基本FR(85年以降4WDも追加)
・ワゴン/バン系5ナンバーボディの片側スライドの4ドアキャブオーバー、トラックはキャブオーバー750㎏積、バンには
標準ルーフ/ハイルーフ、加えてワゴンにはスカイライトルーフ、サンルーフを設定
・搭載エンジンはガソリン1.3L 4K-J 1.6L 1Y-U 1.8L 2Y-U、2L 3Y-EU、ディーゼル1.8L 1C 2L 2C 同ターボ2C-T
・ミッションは全種5MT/4AT(フロア/コラム)
・ライバル=日産バネットセレナ、日産バネットラルゴ、三菱デリカスターワゴン、日産バネット、三菱デリカバン、マツダボンゴ、ダイハツデルタ

【3代目ライトエース(1985~1999)M30型】
alt
↑前期ワゴン

alt
↑バン

alt
↑トラック

・この代までライトエースはタウンエースの下級モデルであり別設計
・ワゴン、バン、トラックのバリェーション
・アンダーフロアキャブオーバーモデル、
バンには標準ルーフ/ハイルーフ、加えてワゴンにはサンルーフ/スカイライトルーフを設定
・搭載エンジンはガソリン1.3L 4K-J 1.6L 1Y-U 1.8L 2Y-U、2L 3Y-EU、ディーゼル2L 2C 同ターボ2C-T
・ミッションは全種4MT/5MT/3AT/4AT(フロア/コラム)
・ライバル=日産バネット、日産バネットラルゴ、三菱デリカスターワゴン、三菱デリカバン、マツダボンゴ、ダイハツデルタ

【2代目ライトエース(1979~1986)M20型】
alt
↑ワゴン

alt
↑トラック

・ワゴン、バン、トラックのバリェーション、バン/ワゴンには標準とハイルーフを設定
・アンダーフロアキャブオーバーモデル
・搭載エンジンは搭載エンジンはガソリン1.3L 4K-J 1.8L 13T
・ミッションは全種4MT/5MT/3AT(コラム)
・ライバル=日産バネット、三菱デリカスターワゴン、三菱デリカバン、マツダボンゴ、ダイハツデルタ

【初代タウンエース(1976~1982)R10型】
alt
↑ワゴン

・1976年にカローラのキャブオーバーモデルとして既存ライトエースの上級車種として発売
・ワゴン、バンのバリェーション、商用のトラックはライトエースに依存
・ライトエースと部品共用する兄弟的立場ながら別設計、ライトエースはオート(後ネッツ店)、タウンエースはカローラ店扱い
・縦置きFRアンダーフロアキャブオーバーモデル、
バンには標準ルーフ/ハイルーフを設定
・搭載エンジンはガソリン1.3L 3K-J 1.6L 2T-J 同12T-J
・ミッションは全種4MT/5MT/3AT(コラム)
・ライバル=日産バネット、三菱デリカスターワゴン、三菱デリカバン、マツダボンゴ、ダイハツデルタ

【初代ライトエース(1970~1979)M10型】
alt
↑ワゴン

alt
↑トラック

・パブリカキャブオーバー商用(一部乗用)であったミニエースの上級としてデビュー
・ミニエースがパブリカのキャブオーバーという立場を継承しながらミニエースを拡大し1970年~75年はミニエースと併売、75年以降はライトエースとミニエースを統合
・生産はダイハツにて行いダイハツデルタ750(セブンハーフ)と双子兄弟車
・ワゴン、バン、トラックのバリェーション
・縦置きFRアンダーフロアキャブオーバーモデル、
バンには標準ルーフ/ハイルーフを設定
・搭載エンジンは搭載エンジンはガソリン1.2L 3K 1.3L 4K
・ミッションは全種4MT(コラム)
・ライバル=日産チェリーキャブ/サニーキャブ、三菱デリカ、マツダボンゴ、ダイハツデルタ

【ミニエース(1967~1975)UP100型】
alt
↑トラック

alt
↑コーチ(ワゴン)

・荷台効率の上昇を目指し従来型パブリカバン、トラックをキャブオーバー化、アンダーフロアとしたミニエースが1967年にデビュー、これが現行タウンエースの元祖に充る
・ワゴン(コーチ)、バン、トラックのバリェーション
・縦置きFRアンダーフロアキャブオーバーモデル
・コーチは最小排気量の7人乗り多人数乗車モデルで後のタウンエース、ライトエースの原型
・搭載エンジンは搭載エンジンはガソリン800cc 2U-B型 空冷
・ミッションは全種4MT(コラム)
・ライバル=日産チェリーキャブ/サニーキャブ、マツダボンゴ

あのクルマの系譜~トヨタノア/ヴォクシー/タウンエース…
Posted at 2025/07/02 22:18:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2025年06月26日 イイね!

大化けした往年のNICE MODEL VOL.15~3代目A30型日産プリンスグロリア

大化けした往年のNICE MODEL VOL.15~3代目A30型日産プリンスグロリア
少年時代~青春期~壮年期~老年期wと常に日本のクルマ達を愛して止まず公私に係わらずに凝視し続けてきた元Gureが送る”大化けした往年のNICE MODEL”VOL.15となります、尚この企画、現在で見受けられる”大化け”は一通り取り上げた(あくまでワタシの基準)のでひとまずこれにて終了させて頂きますがまた心当たりのあるモデルが思い浮かびましたらシレっと復活しますんで💦


尚、この企画では詳しいスペックや改歴などは省きソフト面=当時とその後の市場反応や人気の推移を重点に振り返ってみたいと思います、長文になるんでお暇がある時にお付き合い頂くと幸いです<(_ _)>

※内容についてはあくまで元Gure個人の思い出話です、内容に正確性を欠く部分もあるかもしれない事をご了承願います。

それではVol.15~A30グロリア、早速やりましょう!
alt

1950~60年代初頭の国産高級車御三家と言えばクラウン(トヨタ)、セドリック(日産)、グロリア(プリンス)…
天皇御料車として採用され高級車メーカーとして認知されたプリンス、旧中島飛行機の系譜を継ぐ同社は拘りの技術集団でもあり戦後の日本、VIPカー、ハイヤー等高級車が輸入車ばかりの様相を見て1953年、既に発売済のプリンススカイライン(初代ALSI型)をベースに排気量UP、豪華装備を施した初代グロリアを発売、国産の高級車元祖的存在感は後続のクラウンやセドリックに対しても”天皇ご愛用メーカー”というインパクト絶大でグロリアのブランドは以後高級車のブランドとして広く認知されます。

グロリアは62年、67年にFMCが行われ今回のお題となるA30は3代目、発売時は業績不振から日産と合併後のデビューで発売時は『日産・プリンスグロリア』とされていましたが最終期には『日産グロリア』表記(但し車検証の車名は最後まで”プリンス”)となりプリンスの文字は同門のスカイラインと共に扱い販売店のみに残される事になります。

67年(昭和42年)に登場した3代目A30グロリア前期型
alt

しかしA30は設計は旧プリンス時代であり高級車を2種抱える事になった日産はA30から当時の130型セドリックと各パーツ等を徐々に共通化しコスト削減を推進、天皇御料車のプリンスロイヤルそっくりの縦丸目2灯顔つきから”タテグロ”の愛称で呼ばれまその呼び名は令和の今でも健在ってのが凄い!!

1971年の4代目230型グロリアからは3代目230型セドリックと双子兄弟化が施され2000年代までこのラインナップ、日産ファンにも旧プリンスファンにも”セド・グロ”と呼ばれ愛されました…。

話をH30に戻し現在ではシーラカンスデボネアと並び”代用アメ車”としてマニアに絶大な人気を誇ります、最終モデルでも1971年とかなりの大古車、90年代にはその見た目とコラムシフト&ベンチシート(セパレートもあり)に魅せられたアメリカかぶれには人気が出て値が上がり始め今では500万とも600万とも言われるお宝化しておりますネ!

横長メーターにコラムシフトがマニアの心をくすぐる!?
alt

しかしA30、ワタシが免許取った80年代初頭は二束三文どころかタダでもいらないと言われていた一つ、当時はスポーツモデルが大人気の時代、A30は高級車だけに型遅れになると急激に値段が下がるのは今もそうですが当時は430が現役の時代、3モデル前でスポーテイな2HTや4HTが出る前のセダンオンリーのA30は残っていてもほぼアクションドラマや映画の破壊要員って感じでしたねー、稀に店先に置いてあっても桁値段、そうそう、高校時代のツレが5万円位で前期のスーパー6を買い(当時15年落ち)エンケイデッシュ履かせてホッドロッドにして喜んでいたっけかなぁ、妙にその弄りがタテグロには似合っていたのを思い出します(^^;

タテグロには大きく分けて前期・中期・後期が存在、見た目は大差なくてもMCの度に日産化を促進、最初期の67年と最終型71年では日産化率が大幅に高まっています。

中期タテグロのRrビュー
alt

中期インパネ
alt

現在市場に残っているのは個人的感覚ながら中期が一番多い感じかな!?中期は68年~69年の約1年間、後期が69年~71年の1年半、前期が67~68年の約1年半、一番短かった中期が一番残っている印象は当時のセドリックとの関係が深い、中期タテグロ時代の130セドリックが尻下がりのデザインで評判悪くその分グロリアに流れていたのではと推測、69年に130がBIGチェンジで尻下がりデザインを大幅に修正し好評となり新しさも感じられ既に発売から経年しているタテグロの後期はあまり出回らなかったという感じですかね、個人的には国産で初めてRrバンパーにテールランプが回り込んだアメリカンデザインのスタイルがカッコ良く一番好きなタテグロでしたが!

後期型タテグロ
alt

ブタケツローレルより2年早くバンパー組み込みテールを採用した後期タテグロ
alt
alt

タテグロは高級車らしく今では当たり前ながら当時では贅沢と言われた各パワー装備も充実、最終型に追加された当時としては”新しい”グレード名の「GL」には庶民の憧れだったP/Wも装備されますが今では一番売れたDXやスーパー6がほぼ残存、GLなんてまず見かけません…

各パワー装備
alt

スーパー6の室内
alt

VIPに相応しい後席
alt

そうそう、タテグロにはこの時代お約束のコマーシャルカーの存在も忘れてはならずグロリアバンもセダンに較べれば圧倒的に少数ながらサーファーやバニング派には絶大な人気、手にしようと思えばまともなのは1000万位はするのではないかと!?!?

A30グロリアバン
alt

タテグロには3種のエンジンが存在、廉価版4気筒にはハナから日産製H20型(OHV 4気筒、バン/タクシー/セドリック廉価版や商用ジュニア等と共通)G7型(プリンス製 OHC 6気筒)でまずデビュー、69年以降は6気筒も日産L20型に換装され日産化がより顕著、残存タテグロもほぼL20モデルでしょう…。

プリンスG7型は先代S40型から継承するカマボコヘッドが特徴
alt

セドリックと共有化したLl20型エンジン
alt

こうして半世紀以上前のタテグロ、現在では神的存在ってのが若き日の虐げられていた時期を思い返すと信じられない思い、ワタシ的には当時のクラウン(S50系)、セドリック(130系)、デボネア以上に好きな車種で今の状況は嬉しい?限りですが維持し普段使いにはかなりの努力が必要に感じますが現代ではあり得ないこの重厚な佇まいはアメリカかぶれでなくてもササりますナ(^_-)-☆

往年のNICE MODEL VOL.15・日産・プリンスグロリア編…終
Posted at 2025/06/26 19:01:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | プレミアム化モデル | クルマ
2025年06月25日 イイね!

Birthdayプレゼント(^^)v

Birthdayプレゼント(^^)v


今夜(24日)遅くに倅が”誕生日プレゼント、ホレ!”って持ってきた楽天からの箱、そう、実は昨日(23日)はワタクシ誕生日、長野出張してたから今夜届けてくれたって感じで…。




中身、何と我がエボヨンのミニカー♪
alt

前に何気ない会話の時、エボのミニカー欲しいナ と呟いていたのを憶えていたらしい、ギャランGTOやE39Aギャランのミニカー(かつての愛車)はあるんだけんどエボは無かったからねぇ、いい歳しながらでもミニカー、テンション上がるw

1/64と小さいながらかなり精密にできていて各部塗装もしっかり施されているのに感心!
alt

子供の頃遊んだトミカとは違い今どきのミニカーは凄いと改めて感動、ハズキルーペかけないと見えない位の細かなインパネなども再現されておりシートの色なんかも忠実に再現!
alt

小さいながら生産終了品?なのでそこそこ値段するみたい、また年老いたのは哀しいけど孝行息子(?)からのプレゼント、嬉しいモンです(^^♪
2025年06月24日 イイね!

遠距離納車道中記!

遠距離納車道中記!先日買取したラッシュを納車!

今回は売り先が旧い取引先で山梨二拠点時代に懇意にしていた業者さん、長野・安曇野、近場より遥かにいい金額出してくれたんでエッチラほっちらと約230㎞走り納めたきた(^^)v

昔は長野、仕事でも良く行ってたけどここ最近ではスキー以外で訪れたり夏場の訪問は15年ぶり位だろうか…?

基本、午前中と土日は仕事しない(例外もアリw)元Gureですけぇ、昼過ぎに出発、元気に日帰りっす💦

圏央道~中央道~長野道を快走!
alt

途中、中央道山梨の釈迦堂と長野道・みどり湖PAで休憩
alt
alt
alt

神奈川は例によってクソ暑かったながら山梨に入ると若干涼しくなる、A/C入れてると少し寒い位、曇天なんで今にも降り出しそうで懐かしの?八ヶ岳が拝めるか否か!?

8年前まで二拠点していた長坂IC、この辺りから雨が強くなる…
alt

やはり雨雲がかかり八ヶ岳は下半分のみしか拝めず…
alt

雨だし商品車なので飛ばさず安全運転、17時過ぎに先方到着!
alt
ハイタッチ!drive
2025年06月23日 12:41 - 17:06、
226.17 Km 4 時間 25 分、
6ハイタッチ、バッジ50個を獲得、テリトリーポイント490pt.を獲得

暫く再会(お会いするのは12年ぶり)を感動し合いお互い歳喰ったねと言い合いながらも今後の取引を依頼、車種によっては首都圏よりも需要あるのでペイできるブツがあれば長野まで来る価値、大いにあるわな!と…。

1時間半程度話して近くの駅に送ってもらう、近く言うても田舎なんでクルマで20分、初めて乗るJR大糸線!
alt

関東では見れない”国鉄”211系に乗りその爆音に鉄分補給w
alt

ターミナルの松本駅までは5駅程度、19時前には松本駅到着!
alt
alt
alt

予約している特急あずさの乗車時間まで1時間位ある ♪~8時ちょうどの、あずさに乗ってぇ~(55歳以上にしか?意味不明w)って訳じゃないけども少し早いのに繰り上げようと思うも席空いてないし大人しく待つ事に…

時間潰しでまず入らないスタバにて時間調整
alt

20時を過ぎよやくあずさ乗車!
alt
alt

真っ暗で外の景色は楽しめないながら久々のあずさ・中央線を満喫!
alt

23時前に新宿着、あずさが若干遅れていて新宿からあてこんでいた湘南新宿ライン(湘新ラインは最終)に乗れるか否か?これだと自宅最寄り駅まで乗り換えなしで帰れるんで必死、ダッシュでギリ乗れたんで約1時間、深夜の地元到着で無事納車完了、駅から歩く元気はなくTAXIで帰宅、年に1度もない贅沢三昧💦

行きも帰り4時間半、1日の9時間を費やしたわけでそれでも頻繁には勘弁ながらたまの長距離もいい、”国鉄”にも乗れたしあずさにも乗れたしで電車帰宅も楽しんだという事で(^^)/
Posted at 2025/06/24 14:21:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 業務 | クルマ
2025年06月22日 イイね!

”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第44弾!!

”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第44弾!!
”納得のマイナー・モデルを振り返る”第44弾、今回はベースモデルの大ヒットに気を良くし2匹目のドジョウを狙いながら売り上げ不振もあり僅か2年で終売となった変わり種(?)ボディのモデルををご紹介!

今回のお題はいすゞベレット、OLDカーマニアには忘れられない存在のこのクルマ、国産モデル創成期である1960年代に大人気を博し今ではトラック専業メーカーになっているいすゞ乗用車生産時代の名車、いすゞマニアならずともある程度の年輩者であれば知らない人間はいない程の有名なクルマですネ!この中から変態に指定(あくまでワタシの勝手な判断w)されたのが約10年のロングライフモデルだったベレットの中でも僅か2年の存在で今では幻の存在とされる1966~68年の『ベレットファストバックPR91G型』になります(^^)v


ベレットは1963年にまずはセダンでデビュー(ベレットの詳細については →こちら にて)、翌64年には後年当たり前の図式となる手軽にスポーツモデルを造りだすセダンをベースにし車高を落とし流麗ボディを載せたスポーツバージョンであるクーペタイプ『ベレットGT』をリリース、セダン/GTの人気から気を良くしたいすゞは66年、このGTをベースにBピラー以降をリデザインした『ベレットファストバック』を追加しました!

66/12、スポーツモデルが陽の目を見始めた時代にGTに加え新たなスポーツモデルを提唱して登場したファストバック!
alt

GTが従来の2ドアセダンをベースにルーフを切り詰めRrウインドウを傾斜させたノッチバッククーペのスタイルと内外意匠を若者向けにアレンジして大成功したのを皮切りにそのGTのRrを傾斜をなだらかに、トランクとRrウインドウの傾斜をほぼ一直線に結ぶファストバッククーペスタイルを採用、もう一つのベレットとしてデビューしています!

ベレットファストバックの概要

全長4015㎜
全幅1495㎜
全高1335㎜
ホイールベース2350㎜

エンジン
G161型 1.6L 直列4気筒 OHV SUツインキャブ90ps

タイプ
2ドアクーペ

駆動方式/ミッション
FR/4速MT

サスペンション
前:Wウイシュボーン 後:ダイアゴナルスイングアクスル

車重 :975 kg

ボディ以外はGT(1600GT)をそのまま継承、エンジンも1600GTと同一のいすゞG161型OHVツインキャブ90psを搭載、まだDOHCのハイパワーモデルであるGTタイプR登場前でしたのでこの時代ではこのユニットでも充分以上な高性能で走り好きには注目を集めたエンジンでした。

G161型エンジン、因みにRの名器G180W型DOHCのベースエンジンであります!
alt

室内やインパネ衣装もGTを継承
alt

ファストバックはスタイリングの目新しさというだけではなくGTでは後席が窮屈というユーザーからの指摘もありGTと較べ後席のスペースを拡大、居住性にも配慮したという側面もありました。

GTのノッチバックとは異質のRrビュー、テールランプもGTとは異なる丸形3連を採用!
alt

本流ノッチバックのベレットGT(画像はファストバック以後にデビューしたGTタイプR)
alt

しかしいすゞは自社の生産能力等の部分からファストバックをあまり積極的なアピール、販売はせず注文生産というカタチ、これによりスタイリング差だけでファストバックはGTよりもこの時代では大きい10万円高、車重もGTよりヘビーになり走りをスポイルというイメージもあり売れ行き不振、と言うかほぼメーカー自身売る気がなくGTの人気で十分支えられていたベレットという面もあり僅か2年、1968年には廃盤、後続を117クーペからDOHCを移植したGT-R(後GTタイプRに変更)に託しています、言わば試作車に近い存在であり街中を走るファストバックなんてまず観られないお宝でした!

ネーミング通りに見事にファストバックスタイルでより流麗さを強調、個人的には丸っこいGTよりRrがスクエアでカチっとしたデザインのファストバックが好みでしたが…
alt

ワタシも幼少期、ベレットながらベレットでない?ファストバックの存在は知っていたものの目撃はいすゞ地元の神奈川県育ちでも記憶になく後にイベントで実車を見かけた程度という感じ…つまりはそれ位レアな存在であり知るヒトぞ知るベレットファストバック、ド変態と言っても過言ではなくそのレア度は太古の昔としてはこのコーナーでも取り上げたスカイラインスポーツやホンダL700/800と並ぶと考えますが如何でしょうか…!?

変態度指数:★★★★★
Posted at 2025/06/22 00:11:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 変態車 | クルマ

プロフィール

「あのクルマの系譜・その38~トヨタノア/ヴォクシー/タウンエース編~ http://cvw.jp/b/2682511/48520000/
何シテル?   07/02 22:18
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  1 2345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation