• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2016年06月27日

保存版・ 珍車PART629

保存版・ 珍車PART629
これも1年ぶりに出てきましたぁ(^^)v

稀代の人気車でしたから今でもイベント等には数多く集まる10ソアラですがさすがに街中を走る姿は見ない、いや、10どころか20〜40ですら何か急にソアラって消えた気がする???


これも若き日の憧れのクルマ、デビューの相前後してからトヨタ販社に就職したんで社割で買おうかとこれも悩んだっけ、えっ、勿論最高峰GT-EXTなんて買うのも維持も無理、最廉価のV?はさすがに惨めながらその上のV?でもいいから欲しいと本気で考えましたネ〜…(デビュー時のグレード=下からV?/V?/VR/VX(2000) GT/GT-エクストラ(2800) )

⇒『1982年(昭和57年)MZ11型初代ソアラ2800GT-リミデット』!!

我々世代では憧れの的だった初代ソアラ、これ取り上げる度に書いてますが何せインパクトあり過ぎ!
当時のTOP馬力を叩き出したDOHC-6 5M-GEU型エンジンはそれまでトヨタでは18R-GEUの135ps、日産のL20型ターボが145psでDOHCvsターボの闘いが盛り上がる中、それにとどめを差すかのような170psという当時としてはとんでもないスペック、そして国産初のデジパネ=エレクトリックディスプレイメーターは視認性はアナログには敵いませんし子供騙しのギミック的ではありましたがやはり目を惹きました、実際ドライブすると従来にはなかった光るダイオードがエンジン回転と同時に性能曲線をイメージしたタコメーターに駆け上がるサマはもう驚きと興奮で呆気に取られたものでした!
他にもエア式のランサポ、大型プレスドア等とにかくステータス感を煽る装備がイチイチ目を奪う、そんなクルマでした…

“上級グライダー”の意があるソアラというネーミングも上品、ハイクラスのクーペモデルとしては117クーペやコスモが存在していましたが時代が裕福に傾いてゆく中、まず日産がレパードを発売、ソアラは78年に2代目A40型セリカLBをM型縦6搭載し高級装備と贅沢な外観を盛られたセリカXXが存在していましたがソアラは実質的にこれを継承(XXはスーパースポーツに傾倒)、トヨタでは最も高級2ドアだったクラウン2HTも先では吸収、そのインパクトは並み居るライバルを圧倒、80年代初頭、一世を風靡した車でしたよね、ご同輩!!

現車ですが81年にデビューしたソアラショック?が収まらない時期である82年に追加された最高グレードのGT-リミデット(GT-LTD)、それまでの最高峰GT-エクストラを更に高級化、雲母片入り特別塗色(つまりは今で言うパール)やテクニクス置型スピーカー&オーディオ等を装備、他にもRrワイパーに本皮シート、ESC等を装備しエクストラを上回る超高級車!
エクスオラですら当然手の届く訳ない若き頃でしたのでLTDなんてもう羨望の眼差しでした…

↓内外はやや劣化の目立つD評価ですが総評3は35年モノとしたらご立派!


OIL漏れやダッシュ割れ、錆などもそこそこ多そうですがまだまだ整備によって生きれるレベル、10ソアラも希少になってきましたしこれは金掛けてでも綺麗にしたいですね!

現車、何より凄いのは走行が実走4万km台!これが総評3の根拠でしょうが35年でこの距離って最近はほぼ大きなプラモデル状態か!?

走らな過ぎも良くないですが少走行に越した事はない、ビッチリ整備して快調ソアラを目指して欲しいモンですネ。

↓D評価の内装ですが年式から考えるとこれもかなり綺麗!


ソアラですから当時でもAT比率が高い、LTDやエクストラは特にでした、元々トヨタはDOHCにATは相性悪しと従来の18-Gや2T-GにATを設定した事はなかったのですがさすがに高級クーペにそれを通す事はせず前言を翻してDOHC+ATを最初にリリースしたのもソアラ、クルマがクルマでしたから当時ATなんて邪道と思う車好きが多い中でもこれはすんなりと受け入れられましたっけ。

10ソアラは83年にMCが行われこの時、GX61マーク?兄弟やGA61セリカXXと同様に2Lのスポーツ新エンジンである1G-GEU DOHC24V 160psを追加、まだ3ナンバーモデルの税金がベラボウの時代でしたから実質的にソアラが一般に広く普及したのはこのMC後の後期だったと思います。

いや、前期でも82年にはM型ターボ145psのVR/V?ターボも加わってはいましたがやはりトヨタは“DOHC”、ターボに関しては日産や三菱にイメージありましたから2.8Lに24バルブの2LのDOHC、やはり華もありターボ軍団にはないメカニカルな魅力はトヨタが上だったように思います、まっ、同じ頃トヨタ自らが“DOHCvsターボ”に決着をつけるべくツインカムターボ(3T-GTE)エンジンもリリースしてきますが(^^;

↓当時は聴き慣れない“雲母片塗装”という言葉に妙にステータスを感じたGT-LTD


大傷や大凹はなさそうですがその“雲母片塗装”もややクタビレ気味かな?乗ってなかった割には痛みがある様子、青空保管でしょうかねー…

ソアラも10→20→30→40と代を追うごとに個性もオーラも弱まり最後は高級クーペ市場の凋落と共に消えてゆきましたし現役時はハナで笑っていたF31レパードがあぶデカ効果でソアラ人気を過去のモノとしてしまいましたが個人的には当時の空気、そしてクルマ造り、質感、性能全てを鑑みてもF31は10ソアラを上回れないと思っています、乗り較べたら一目瞭然、ボディ剛性からして全く違うし高級クーペの最高峰と今でも信じて疑わない、さすがBMやベンツSLをライバルとして開発しただけのクルマでした!

↓35年経ってもクタビレても初代ソアラはオーラがあります!


菱に限らなければこれも保護したい逸品!しかしやはりもうプレミアが付き始めこれも手が出せるレベルではない額で落札されていましたわ…

現在何を訴求したいのか?どんな方向を目指すのか?イマイチ解らないトヨタさんですがこの頃は本当アツかった!そんなトヨタが最高に面白かった時代の生き証人でもあり代表作でもある10ソアラ、まだまだ現役を貫いて欲しいモノです(^^)/
ブログ一覧 | トヨタ | クルマ
Posted at 2017/12/02 17:55:55

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

ストロベリーのストロって?
kazoo zzさん

ローソン増量ハムカツ!
シロだもんさん

イエローダックス 上郷ブレイク 加 ...
2.0Sさん

1月14日の夜は豚丼
どんみみさん

【カルマンギア イベント】 第7回 ...
{ひろ}さん

【N-BOX】進化したユアーズの傘 ...
YOURSさん

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「Birthdayプレゼント(^^)v http://cvw.jp/b/2682511/48507265/
何シテル?   06/25 00:36
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

12345 6 7
8 9 10111213 14
1516 17 181920 21
2223 24 25262728
2930     

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation