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2019年03月28日

あのクルマの系譜・その6 ~マツダアテンザ編~

あのクルマの系譜・その6 ~マツダアテンザ編~
‟あのクルマの系譜”その6は今やマツダのフラッグシップのプレミアムセダンとして認知されセダン市場衰退の中でも一定以上の評価を得ているマツダの『アテンザ』を取り上げます。

ルーツを70年発売の『カペラ』に置くアテンザ、現在はマツダ最上級のDセグセダンとして君臨しておりますがカペラ時代は1.5~2LのCセグに属する小型ファミリーカー、このクラスは競合揃いでトヨタコロナ、カリーナ、日産ブルーバード、三菱ギャラン、ホンダアコード、スバルレガシィ等がライバル、その中で決してカペラは人気や販売的にも成功したとは言えなかったながら地味=ジェントルな派手さを好まないユーザーに支持をされ約30年、目立たないながらもマツダのラインアップ編成に於いて重要な役割を果たしました。

アテンザになって既に3代目を数え日本国外では『マツダ6(シックス)』として好評価を得、現行型になってからのマツダ独自の新世代ディーゼルモデルが高い注目と人気を誇っておりますね…。

それではあのクルマの系譜・マツダアテンザ やってみましょう。

【現行(3代目)アテンザ】
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(セダン 2012~)
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(ワゴン)

・マツダ、新世代テクノロジーである「SKYACTIV TECHNOLOGY」と新世代デザイン「鼓動」をテーマにしたフラッグシッブモデルとして登場。
・大幅なサイズアップと高級化によりマツダとしてはルーチェ→センティア→ミレーニア以来のDセグ枠に格上げ
・4ドアセダン、5ドアワゴンで構成。
・直4 2L 同2.5L 同2.2LDeターボ搭載。
・ミッションは6MT、6AT
・駆動はFF/4WD
・各ドライバー支援装置(自動ブレーキ、車線逸脱等)装備。


【2代目アテンザ】
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(セダン 2008~2012)
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(5HB=スポーツワゴン)

・4ドアセダン、5ドアHB(スポーツワゴン)、5ドアワゴンで構成。
・直4 2L 同2.5L 搭載。
・ミッションは6MT、5AT、6AT
・駆動はFF/4WD
・日本初の後方検知装置「リアビーグルモニタリングシステム」をOP設定


【初代アテンザ】
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(セダン 2002~2008)
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(5HB=スポーツ)

・長年マツダCセグセダン枠を担ってきたカペラのネーミングチェンジモデルとしてデビュー。
・4ドアセダン、5ドアHB(スポーツ)、5ドアワゴンで構成。
・直4 2L 同2.3L 搭載。
・ミッションは6MT、4AT→5AT
・駆動はFF/4WD
・全車3ナンバーボディ採用。
・カペラ時代にはなかった高人気を誇り2002年度COTY受賞。


【7代目カペラ】
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(セダン 1997~2002)
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(ワゴン)

・70年発売以来32年の歴史に幕を閉じたカペラ名義最終モデル
・4ドアセダン、5ドアワゴン/バン、海外モデル(マツダ626)には5HBも存在、尚、当時提携していたフォードブランドとして『テルスター』の双子兄弟モデルにて構成。
・カーゴ(バン)/ワゴンは5代目を94年MCの上キャリーオーバー、ワゴンは97年まで継続、バンは99年ファミリアバンに統合廃止。
・直4 1.8L 同2L V6 2.5L 直42LDe 搭載 ガソリン2Lに希薄燃焼エンジンもラインナップ
・ミッションは5MT、4AT
・駆動はFF/4WD


【6代目カペラ】
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(1994~1997)

・先代(5代目)で一度廃盤になり新たにネーミングチェンジ版の『クロノス』がカペラの後を受けるも極端な販売不振により長年親しまれた名を復活させたモデル。
・クロノス、ユーノス500のシャシを使いそれらが日本車離れした奇抜なスタイリング、解りにくい車名展開(双子、三つ子含め)、無用な3ナンバー化を反省、保守的に奇をてらわず落ち着いた平凡な5ナンバーセダンスタイルでデビュー。
・クロノスとは併売
・4ドアセダン及びテルスターⅡ(フォードブランドの双子兄弟車、クロノス双子がテルスター、6代目カペラ双子がテルスターⅡとして併売)で構成。
・直4 1.8L 同2L エンジン搭載 
・ミッションは5MT、4AT
・駆動はFF/4WD


【クロノス(当初6代目カペラとして継承予定デビュー】
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(1991-~1997)

・従来のカペラの立ち位置を離れバブル景気に乗りクラスレスの高級化とV6エンジンを主体とした高級路線に転換、車名も『クロノス』に変更。
・多チャンネルにて同じ車種をネーミングを変えて販売するトヨタ方式に挑戦するもマツダのパイの少なさから失敗、クロノス含め兄弟が壊滅的な販売不振を招きマツダの経営危機にまで及び急造にて保守的な6代目カペラを2年後に復活設定。
・4ドアセダン、及びフォードテルスター、5代目カペラカーゴ/ワゴンを継続構成。
・直4 2L V6 1.8L 同2L 同2.5L 直42LDeエンジン搭載 
・ミッションは5MT、4AT
・駆動はFF/4WD


【5代目カペラ】
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(クーペ=C2 1987~1991)
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(5HB=CG 1987~1991)

・4ドアセダン、5HB(CG)、クーペ(C2)、カーゴ(バン)/ワゴン及びテルスターで構成。
・速度感応電子制御4WS採用。
・直4 1.6 同1.8L 同2L 同2L Deエンジン搭載、DeはPWS(量産初プレッシャーウェーブスーパーチャージャー)エンジン設定。
・ミッションは5MT、4AT
・駆動はFFとこの代から4WDもラインナップ。
・クーペ(C2)に限定特別スポーツ仕様の∞(アンフィニ)設定。


【4代目カペラ】
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(1982~1987)

・キャラクターにA・ドロン氏を起用し通称‟アランドロンカペラ”と呼ばれた。
・4ドアセダン、5HB、クーペ、及びこの代から双子兄弟のテルスターを追加設定。
・FF初転換モデル。
・新開発「マグナムエンジン」搭載、直4 1.6 同1.8L 同2L 同2L Deエンジン、2Lにはカペラ初のターボ付きエンジンもラインナップ
・ミッションは4MT、5MT、3AT


【3代目カペラ】
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(セダン1978~1982)

(HT)

・初代~2代目が実質Bigチェンジで8年超えの生産だった為8年ぶりのフルモデルチェンジとして登場。
・先代までロータリー(RE)エンジン搭載モデルもラインナップされていたがOILショックによるマツダの方針転換によりレシプロ専用モデルとなる。
・直4 1.6 同1.8L 同2Lエンジン搭載。
・4ドアセダン、2ドアHTにて構成、先代及び次期型は2ドアはクーペの為カペラ唯一HTが存在したモデル。
・次期型がFFとなった為セダンTAXI用のみ85年まで継続。
・ミッションは4MT、5MT、3AT
・昭和53年規制適合


【2代目カペラAP】
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(1974~1978)

・初代モデルのBigチェンジながら公称2代目となっているものの初代後期とする等諸説様々である、Fr/Rrのみならず全長やインパネまで変更、排ガス対策(AP=アンチポリューション)の意味合いを込めてネーミングは『カペラAP』とされる。
・直4 同1.8L RE12A型ロータリーエンジン搭載。
・4ドアセダン、クーペにて構成。
・ミッションは4MT、5MT、3AT
・昭和50年→51年規制適合


【初代カペラ】
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(1970~1974)

・現行アテンザのルーツとなるのが初代カペラ
・‟風のカペラ”のキャッチフレーズで当時RE市販化で波に乗るマツダのREカー第3弾としてデビュー、知名度の高かったファミリアの上級となる小型ファミリークラスに投入される為レシプロエンジンも搭載。
・当時としてはクラス桁外れの120psREエンジンは最高速、ゼロヨン等クラス最速を誇りレースにもデビューするも車重や足回りが欠点となりサーキットでの活躍は後発サバンナに譲る。
・直4 同1.5L 同1.6L RE12A型ロータリーエンジン搭載。
・4ドアセダン、クーペにて構成。
・ミッションは4MT、5MT、3AT。


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Posted at 2019/03/28 17:37:17

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この記事へのコメント

2019年3月29日 21:37
3代目〜5代目カペラのカタチ。
欧フォード的スタイリングが
元フォードKa乗りな私には
結構ツボだったりします。

「鼓動」な今のマツダ車…
カッコいいと賞賛する方多数なので
あまり大きな声で言えませんが、
FFなのにフロントノーズ(オーバーハング)が長過ぎて合理的とは言えないカッコ優先なスタイリングに
ちょいと個人的に嫌気が…
実はUP!購入時にデミオをやめたのは
そこだったりします。
コメントへの返答
2019年3月30日 1:33
デザインの好き嫌いは人それぞれなんで触れませんがいいにつけ悪いにつけ昔からマツダは独自性が強い、個性的も強くそれがうまくハマれば大ヒット、外れたら鳴かず飛ばずでその度合いが極端(前者の例:2代目コスモ、初代RX-7、赤いファミリア、初代デミオ 後者の例:5チャンネル時代のほぼ全てのモデル、エチュードやランティス等)って気がします。

今の鼓動デザイン、個人的には嫌いじゃないけどどれもデカ過ぎでもう少し小さな枠組で何とかできないか?と思いますね~。

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「遠距離納車道中記! http://cvw.jp/b/2682511/48506404/
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