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2020年08月15日

珍車PART873

珍車PART873 しかし暑いっすねー、コロナと暑さで外に出れない初老元Gure、そんなクソ暑い夏の午後のヒトトキは珍車ですよ、えぇwww

何?引越し準備はええのんかってかw おかげさまで引越しまで使う日用品以外は箱詰め完了!全体の8割は荷造りできたって感じ…

暇な盆休み、やる事もなくなったんで珍車ストック、結構仕入れましたゼ、そんな新着?の中からの取って出しです(*^^)v

今回のお題も超ド級ですヨ~

⇒『昭和54年(1979)A133A型ギャランΛエテルナ2000XL』!!

Λですよ、Λ!しかも当時でさえ極レアなΛエテルナです、往時ですら滅多に見かけなかったクルマ、菱マニアも唸る逸品ですナ。

当時のギャラン、初代コルトギャランから3代目に充るこの代からはサブネームに『Σ・Λ』を命名、Σはセダン、ΛはHTクーペのボディでした。
そして現車のエテルナはサブサブネーム、新規創設された第二チャンネルの三菱カープラザ店向けモデルであり従来の三菱ディーラーが『ギャラン店』になりエテルナの付かないΣ/Λをこちらへ、エテルナは本来新車種ミラージュ発売に伴うカープラ開業でしたがミラージュ1車種じゃ苦しかろうとトヨタや日産に倣い既存車種を双子化し供給したものでした。(詳細は →こちら にて)

Λエテルナのベース、初代ギャランΛ(1976~1980)、グリル/テールをリデザインしたのがエテルナ系
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当時、本家?のギャランΛはセダンのΣ同様に高い人気を誇りギャランシリーズでの最高売り上げを記録、デビュー後の一時期(76~78)では横綱であったトヨタコロナ、日産ブルーバードの販売をも上回りマツダと争っていた業界No3の座を三菱が得たのもこのギャランΣ・Λの功績でした!

半面エテルナ系は双子兄弟の宿命、カープラ店関係者しか買わないでしょ?的な少なさでオリジナルのギャラン系よりも改悪された印象のFrやRrのデザインも一因だったかもしれません、この後サブネーム→ファーストネームに昇格したエテルナΣ・Λ→エテルナ→カリスマ→アスパイアと2000年代までこの宿命(?)は続きましたね~…

さて出品車を見ましょうね、ギャランがお題だとついアツくなるのが悪いクセ(^^;

総評RA、内外E,Dという評価は年式なりA/C不良やOIL漏れ等多数劣化、不具合はあるも実働個体があるだけでも驚き!
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ワタシの印象ではΛエテルナはどちらかと言うと低グレード(1600SR)を見かけた印象が強い、バリェーション的にもギャラン系からは絞られ当初は1600SRと2000XLのみ、ギャランΛの廉価版1600SLがSRで2000中級のGSLスーパーがΛエテルナのXLと言った具合、後年(79y~)ギャランΛの上級2000/2600スーパーツーリングも設定されましたがやはり当時としては高級スペシャルクーペ的立ち位置はステイタスを満たすという意味でより知名度の高いギャランΛに高グレードの顧客は流れたと推測します。

そうした事から現代にΛエテルナの、しかもXLが残存しているとは驚き桃ノ木です、マジ現役時代には新車ショールームで見た事あるかなぁ!?というレベルなので…

E評価の内装は経年劣化が酷く排ガス規制で消えたギャランΛGSRの特徴だったチェック柄シートがXLの純正ですが現車は状態のいいスーパーツーリングのモノに換装されている様子。
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Λの売りだった1本スポークハンドルは残念ながら社外品とされINダッシュのナビによりオリジナルの雰囲気はかなり薄れてますが先代のギャランGTOから継承する連メーターが70年代の良さを感じさせますナ
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外装は純正色でこんなブルーは設定がなく個人的には似合わない?ブルーにALLペン、ワタナベ?BR?8本スポークやローダウン、ナポレオン?ドアミラーでoh!my街道レーサー的な外観にはソソられませんが40年以上経過したボディとしてはソコソコの状態に感じます!
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出品は西、落札はこれも旧車ブームか?それとも元気な時代の貴重な三菱車?って部分からか驚きの金額で落ちてます、数年前ならこのレベルだと部品取り程度の値段しかなかった筈ながら3桁に近い額、売値は確実に3桁は超えるでしょう…

往時、人気高から結構売れただけありギャランΛは稀に出てきたりしますがΛエテルナは知る人ぞ知るっていうレベル、現にこの出品票でも『ラムダ』は記載してあるも『エテルナ』の記載はなし、当然、若い世代、そしてリアル世代でも結構なクルマ好きでないと知らないΛエテルナ、令和の時代にお目に掛かれるとは菱ヲタにはこの上ない喜びですwww

(^^)/
ブログ一覧 | 三菱 | クルマ
Posted at 2020/08/15 14:50:25

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