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2021年05月20日

珍車PART907

珍車PART907

珍車シリーズ、今回は久々に程度のいいランタボ発見ってこんで(*^^

今やこれも三菱名車の一つに数えられますが製廃から30年を超えさすがに見かける事も少なくなりましたよね~。

10年~20前位は80~90年代の小型FRスポーツがドリ、峠マニアにブームになり王道S13シルビア/180SXが持てははやされましたがAE86は当然、TE71~AE111系のカローラ/スプリンターセダンGTやいすゞジェミニPF90系のZZ、カリーナ/セリカのA63系にT140系コロナGT系、そしてこのランタボと価格急騰という時期がありましたっけ!

今もこれらモデルは違った意味で高値更新中ですがさすがにこれらモデルの性格上、その頃に乗られた個体も弄られ乗り潰され事故廃車等で数を減らしもう程度のいい個体はほぼ絶望的、そんな中でも現車、事故落ちではありますが比較的評価の高い逸品!

⇒『1985年(昭和60年)A175A型ランサーEX1800GSRターボI/C』!!

ランサーとしては2代目に充るEXと呼ばれるモデル、79年デビュー時はターボモデルは存在なく”ミニ・ギャランΣ”的存在、モダンではあるも地味でファミリー然とした印象はラリーで一世を風靡した初代とは異なる大人しい印象、まだ排ガス規制ショックから抜け出せない時代のデビューだった事と最後のFR(セダン系のみ)でありそれまでのカローラの集大成だった70カローラと発売が被った影響もあり初代から6年ぶりのFMCで新型となったランサーながらあまり大きな話題にもならなかったんですよねぇ、当時ワタシも今ほどの菱バカじゃないんで70の展示会に先に行った記憶がありますw

初代とは正反対なスクエアなデザインとなったランサーEX、どこか大ヒットした初代Σの面影があり新鮮さはなかったかも…
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カローラ(スプリンター)はトヨタご自慢のDOHCエンジンも搭載、比較してランサーEXはまだ大人しいエンジンのみのラインナップ、その中身も53年排ガス規制で標準エンジンとしてもパワーに乏しい1.2~1.6Lの布陣、スポーツグレードをラインナップする1.6すらパワーがなく後から1.8Lを追加して何とかするという流れに於いてやはり走り好きスポーツマニアには70系の2T-G(EU)も今にして思えば牙抜かれまくりながら魅力的でしたね~。

そんな”地味”なランサーも80年代の第二次ハイパワー競争期になるとそれまでの地味さをかなぐり捨て日産が火を付けたターボブームに参戦、軽のミニカアミ~から大型のふそうザ・グレートまでターボモデルを設定”三菱フルラインターボ”を大々的にアピール、そんな施策の中で最も注目を集めたのがランサーターボ略してランタボでした!

まず欧州向けに追加されたランタボ、遅れて日本でもデビューしますが欧州の2000ターボからΣとの棲み分けから1800ターボとされました。
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A73型初代ランサー以来の国際ラリーに復帰したランサー2000ターボの国内版として大きな注目で発売された1800ターボ、当初はI/Cナシ、出力もグロス135psと今の目線からしたら可愛いものですが当時、それまでTOPだったトヨタの2000DOHCと同じ出力は特にワタシみたいな菱バカは狂喜乱舞でしたw

しかし80年初頭からのハイワー競争は熾烈、日産がGT-R以来の4バルブDOHCのFJ20(スカイライン/シルビア/ガゼールRS)、トヨタのツインカムターボ3兄弟(セリカ/カリーナ/コロナ)、マツダのRE+ターボ(RX-7/ルーチェ/コスモ)にいすゞのジェミニZZ、身内のΣ/Λにスタリオンターボ等各車凌ぎを削る中、ランタボは83年にそれまでのG62BT型エンジンにI/Cを追加、遂にクラスTOPの160psというパワーを引っ下げ軽量+FRという内容からスポーツマニアには忘れられない存在となった訳です!

現車はそんなICターボの最終型、ICターボ(GTターボ/GSRターボ)は83~87年の存在(ICレスの旧GT/GSRターボは81~83、これに代わる今で言うGT-A的存在のICレス、ATも存在したGSLターボがやはり83~87年の存在)リアルなこの頃(昭和60年を過ぎた頃)ってこのクラスはスポ車と言えどもどんどんFFに移行してゆく頃でFRのランタボ、特に終盤の60~62年なんて「まだ造ってんの?」的時代遅れ感満載でしたからねー、現に三菱も同時期、”新型”としてミラージュ/ランサーフィオーレのターボを推していたので出品車を新車購入した最初のオーナーさんは好きモノには違いない(笑)

事故落ち(R)ながらA点の総評、内外BCで実走7万㎞台という2度とは出そうにない最高コンディションのランタボ!
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Bという35年経過としては異例な高評価の内装!インパネに関しては素のランサーと殆ど一緒でスパルタンさはないながらシンプルで見易く好きな部類でした。
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今も山梨の仲間が持ってますがランタボは未だにマイカーにしなかったのが悔やまれるそんな1台、FR時代の三菱スポーツ最大の魅力だった軽快でシャープなハンドリングとスパッと気持ち良く決まるミッション、何度も過去ドライブ経験ありますがこの時代特有のドッカンターボの違和感さえ慣れればTE71やAE86、PF90よりはるかに面白くはるかかに速かった!

しかし欲しい頃はバカ高かったしいつしかワタシも堕落してハイソの道に逸れたんで所有するチャンスを失いマジ今も後悔してます(*_*)

事故落ちながらきちんと直っている様子、距離も7万㎞台、色替え以外はオリジナル度も高い!色は後続ランエボのイメージカラーになったダンディライオンイエローか!?ランタボでもかなり似合っているという個人的にササる出で立ち!
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出品は北関東からでこのご時世ですから安い訳ありませぬw 余裕で200は超えるであろうランタボですがエボの異様な高騰に較べたらまだ手が出るレベル、うーん欲しいwww

(^^)/
ブログ一覧 | 三菱 | クルマ
Posted at 2021/05/20 21:50:41

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この記事へのコメント

2021年5月20日 23:36
今晩は😃。

ランタボIC良いですね!!
今見てもボクシーな直線基調なデザイン目を引きます。

これほど、ターボとラリーでイメージが激変した車はないのでは。。

初期のEXは本当にパッとしませんでしたね。
何せパワーの無いオヤジ車でした。

当時、REターボに乗っていましたがICランタボに付かれると嫌でしたね。
コメントへの返答
2021年5月21日 12:13
こんにちは!

ランタボ、欲しかったながら諸般の事情から所有できなかったのが今でも悔やむ1台なんです…。

EXが出た頃って三菱は53年規制でツインキャブを失いECIもまだ、DOHCなんてまだまだでスポーツチューンエンジンのラインナップが無くて辛い時代でしたのでターボ追加時は小躍りしました(笑)
2021年5月21日 13:34
ランタボ、今見てもホントにカッコいいです😊
確かにドッカンターボ気味でしたが、当時乗ってたTE71トレノよりトルクフルで乗りやすく、ハンドリングもクイックだった記憶があります。

それにしても、ランタボも200超え…こんな時代が来るとは😅
コメントへの返答
2021年5月21日 13:41
こんにちは、コメント有難うございます。
私もTE71レビンに乗っていましたが友人のランタボには全く歯が立たなくいつもブチ抜かれテールの『TURBO』エンブレムを恨めし気に眺めさせられたモノです(笑)

AE86も200,300ですしね、マイナー気味な三菱でも旧車に数えられるモデルは信じられない値段、ホントにそのモデルを愛するマニアに渡ってくれればいいのですがねぇ…。

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