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2022年02月07日

珍車PART930

珍車PART930
930回なので語呂合わせでポルシェ930でも…と思いながら外車は専門外なのでね、全く関係ないコイツの取り上げっす(^-^;

永い事マツダ(東洋工業)の屋台骨だったファミリア、いや、今も現役だったわ、プロボックスのOEMに成り下がったけんど…

まっ、そのプロボとは何ら関連性のない”オリジナル”なファミリア、現在の系譜はマツダ3となりかつてはカローラ、サニーに並ぶ代表的小型ファミリカーでもあり1963年発売以来2004年までの41年間に渡りマツダ最量販を誇り人気モデルも多数存在、中でも1980~1985年のBD型5代目ファミリアは”赤いファミリア”現象を引き起こし当時は猫も杓子も赤いファミリア(次に水色)という時代もあったりと。

今回取り上げるのはそのBD型の次世代である6代目、これも国産車の歴史では語らざるを得ないエポック車!

⇒『平成元年(1989)6代目BFMR型ファミリア3HB 4WD GT-Xターボ』!!

DC貴一っちゃん(中井貴一)…古ッ、今はミキプルーンかw 氏がが”夢大陸”とかのたまわっていた?6代目BFファミリア、何せ前任が史上稀な人気車だったんでマツダさんも後続発売には相当苦労しただろうと推測しますな、ワタシら若い頃は先代BD型、若者にはすさまじい人気、初期は走りは大した事ないながらもお洒落な外観とVWゴルフをお手本にした秀逸な造りもあり若い世代以外にも広く普及、軽井沢や清里のリゾートブームもありBDにサーフボード載せてそれら山々を走り回る”?な丘サーファー”なる文化?もこのBDが発症だったような気が…

そんな大人気のBDの後釜であるBF型、デザインはキープコンセプトを基本とするもやや大型化しふくよかになったデザインはBD程の評価は得られず商業的には成功とはいい難いレベル、しかし世はHOTハッチブーム到来、先代の後期でターボモデル等スポーティ路線にも移行するもBFはより尖ったモデルを輩出、日本初のフルタイム4WDにテンロクDOHCターボで武装するTOPグレード=GT-Xを設定、他にWRCラリーベースのGT-Aeや2駆ながらDOHCターボ搭載のセダン/HBのGT、∞等先代から較べ大幅にスポーツグレードを展開、まだWRCではアウディクワトロ位しか出場しておらずギャランVR-4やレガシィRS以前にフルタイム4駆でWRCを蹴る姿に当時のラリーファンは胸をアツくしたものだったよねぇ…

日本初のフルタイム4駆を誇る前期型ファミリアGT-X
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さて、そんなBFのGT-X、それほど売れた訳ではないので30年を超えてきた現代に残存しているのが驚き、しかも3.5点評価という上物なのでマニアにはタマらん個体でしょう、出品車は87年MCの後期モデル!
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実走7万㎞台、内外DCという年式からしたらかなりイイ状態、機関的にも大きなダメージはなさそうだし外装も恐らく競技等は無縁だったようでオリジナルの状態を保っている様子。

内装Dは恐らくダッシュのトレイ部の割れが大きく評価を下げている感じながらシート等は大丈夫そう、これを手にするマニアには是非リペアして綺麗なダッシュを実現して欲しいモンですナ!
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アルピナか!?と笑わせてくれたストライプも健在な現車!
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何だろうねぇ、BFファミリアも今見るとまとまっていてスゲェいい感じなんだけ当時はパッとしなかった、BD型のインパクト強過ぎたからね~…

しかしこれも乗り較べるとボディ剛性は弱く極端にサビに弱いBDに較べBFは競技も見据えただけあり剛性は上がり内外の質感も大幅にUP、ファッションとしてはBDは良かったんだろうけど後年BD乗るとよくこんなフニャチンが売れたなぁというのが正直なところ、まぁ、当時の日本人(今もか?)の感覚なんてそんなモンだった訳でマツダにとっては売れまくったBDはいい車だった訳で…。

出品地は中京地区、落札額はそこそこのプレミアム化で店売りでは200前後ってとこでしょう、RE推しだったマツダが目線を変えるDOHCターボ、REの印象とはまるで異なる荒々しさが懐かしいBFファミリGT-X、これも後世に残したい1台である事は間違いないでしょう(^^)/
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Posted at 2022/02/07 17:15:26

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この記事へのコメント

2022年2月7日 18:17
こんにちは😊。
これ、良いですね!

確かにこのBFファミリア登場時は衝撃でした。 
DOHCにターボ、フルタイム4躯ですから、この当時他社はまだパートタイム4躯でしたからね。

WRCに果敢に挑戦していたのも、ワクワクしたものです(今のスバル信仰者、分かっているのかなぁ)。

当時自分はレーザー版のFF、DOHCターボ、960kgモデルに乗ってました。
トルクステアとアンダー製造機でしたが、良かったなぁ!!

もっと若く、余裕が有れば買いの1台ですね😄。
コメントへの返答
2022年2月7日 21:02
どうもこんばんは。

見かけも中身も軟弱?だったBDに較べBFは骨のある玄人好みのクルマだったと思います、テンロクというハンデを背負いながらもクワトロに食い下がるBFの姿は感動したモノでした!

レーザーとはまたマニアックな選択、ワタシがエテルナZR-4を選ぶようなものですね(笑)

これ位程度がいいと余裕があれば手許に置きたい逸品に思います!
2022年2月7日 20:30
こんばんは

いやぁ~懐かしいっす!
若い頃、こいつで夜な夜な林道や氷上を
走り回ったもんです。
まだ現役で残っている事に感動です~
コメントへの返答
2022年2月7日 21:00
こんばんは。

後に出てきたモンスター軍団(VR-4、レガ、セリカGT-fourやGTI-R)と比較すると小さい分コントロールしやすく手頃ながら必要十分以上のパワーは遊ぶには最高だったと思います。
2022年2月7日 22:13
あれは1986年頃でしょうか。
近所の方がこれの低グレード
ソリ赤黒バンパーに銀鉄リムを買われまして、
「ゴルフみたい」と
子供ながらヨーロッパを感じました^_^
コメントへの返答
2022年2月8日 0:49
あぁ、今や見ることのなくなったホイールリングですかね!?
あれが付くだけでテッチンが格段に豪華になり手軽にドレスアップできるいいパーツでした…
2022年2月10日 13:55
BFファミリア、当時試乗してすごく印象が良かった車です。
エンジンはともかく、ボディがカッチリしててステアリング切った時のしかり感が印象的でした。
その時は彼女のBDファミリアを乗り回してたこともあり、なおさらその印象が強かったのかもしれません。
しかし、まだ残ってるものなんですね~
コメントへの返答
2022年2月10日 19:22
BDに較べBFはバブルの恩恵もありクオリティ差は歴然、耐久性も格段に上がりクルマとしての出来栄えは1歩も2歩も上でしたが商業的にはBDを大幅に下回ったのが残念です。
しかしチャラい軟派車が真面目なイイ車に激変したのを見せてくれていました!

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