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2022年08月15日

珍車PART942

珍車PART942 あまりにもヒマな盆休み、TVばっかも飽き昨日は現実の過去モノ整理、今日はみんカラ過去ブログのサルベージなんぞやってヒマ潰し、相変わらずの酷暑で外出る気もせんしでひたすらの引き籠り(;^_^A

な訳でライフワークのAA珍車やってみっかな‼ とw
他にヤル事ねーんか?って感じだけどハイ、やる事ねぇっす、こう暑いとクルマ弄りもできんしで。

当然AAもリアルでは盆休み、なので取り溜めたモノから一つ‥・。

今回の主役は今もこのクルマ/ネーミングが現役だったら確実に風評被害を受けるでしょうなぁ…

⇒『昭和52年(1977)5代目RT122型コロナセダン2000SL』!!

コロナ、若い世代はもう知らんでしょう、40代以上なら懐かしいクルマ、しかしコロナはトヨタではクラウンに次ぐ歴史を誇り1957年(昭和32年)、対ダットサン210(後のブルーバード)用にデビュー以来、世が高度成長期を驀進する60~80年代にはトヨタの基幹車種として重要視されたモデル、一時はクラウンに次ぐ上級車種でもありながら年代が進むにつれより上級車種としてマークⅡ兄弟やカムリ等が設定されたのに伴い80年代後半から下級のカリーナやセリカと共用化を行い2001年の『コロナ・プレミオ』を最後に廃盤、そりゃ製廃からもう20年にもなると知らん世代が増えても仕方ないですわな(汗)

90年代まで、一つのクルマ人生のモデルとしてスターレット/カローラから始まり→コロナ→マークⅡ→クラウンにステップUP!というのが定設の時代、この過程におられた方々のこれらの車種が街中をウヨウヨしてたモンですw

かつては重要基幹車種だっただけあり過去のコロナはエポックなモデルも多く3代目では国産初の2ドアHTモデルを設定し大人気を博したのは有名なお話…

国産初の2ドアHTをラインナップに加えたRT50型3代目コロナHT、これ以降80年代まで2HTブームとなりこれの火付け役だった!
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他にも第一次スポーツカーブームでは1.6Lクラス唯一のDOHCエンジンを搭載した『トヨタ1600GT』がコロナHTのボディを使うなどファミリー層以外にも注目を集め今回の出品車である5代目では”交通戦争”と言われた時代に即して安全性を高め予防安全をセールスポイントとし故障個所を事前に知らせるOKモニター、日本で初めて輸出用の大型バンパー(激突吸収バンパー)を装備、これはアメリカで法規制されていた時速5マイル以下では車体=乗員に損傷を負わせない建前の大型アイアンバンパーでありこれを纏うコロナは安全性のみならず見た目の迫力も増し5代目コロナ以降、トヨタ車(他社も追従)に続々と採用されたりと。
尚、この安全アピールからマニア間では”安全コロナ”にニックネームで親しまれていますナ!

”予防安全”安全性を積極アピールした5代目コロナのCM
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財前教授もとい、故・田宮二郎氏が安全性を謳いあげた5代目コロナ(後期120系)
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5代目時代でも最後まであった”オッサン車”イメージが既に定着するもスポーティなHTボディも存在、HTパイオニアとして君臨!
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それでは現車、5代目コロナとしては前期最終となる1977年モデル、76年まで型式T100、50→51年規制適合を機に120系に改番され77年にはMCされた後期モデルに継承される53年規制クリアを済ませ78年には約1年少々の後期から時期型T130系にバトンタッチ、前期が73年~77年に対し後期が短命だったのは排ガス対策の混乱期だった為。

現車、実走行5万㎞台っていうのが恐れ入る、45年経過でこの距離、ガレージにいる方が長かった!?
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ノークレコーナー出品なので評価点はナシ、実働、無事故との事ながら現車確認必須!画像の限り内外とも年式からするとかなりイイ感じ、内装C外装Cレベルってとこかな!?

SLグレードのため元Gureご贔屓の連続(6連)メーターが懐かしい室内!
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貴重なのはこの個体、当時はまだまだMT一択といっても過言ではない時代にATである点、時代的に当然トルコン3ATであり”出だしが悪い、加速が悪い、燃費が悪い”と嫌われたATモデルながらトヨタは”E-AT”として5代目コロナではアピール、電子制御を採り入れかつ今では当たり前なMTモードを備える画期的ATとしてアピールするも普及には至らずで…

外装もこのままでまだ乗れそうな状態、今となっては懐かしい衝撃吸収バンパー装着モデル!
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現車は排ガス対策TTCモデルであるためグレード的にはスポーツモデルのSL、これは未対策時代であれ標準エンジン2L 18R型をツインキャブやEFIで武装し出力を高めていたもTTC以降は装備や意匠のみスポーツグレードの体面は保つも標準グレードのDXやGLと同一の18R-U型とされ排ガス浄化装置に出力を取られその走行性能は極悪となりコロナに限らずこの時期のトヨタ車はGTと名の付くモノはかろうじてDOHCを搭載して体面を保つもこれ以下であったSL、ST、SR、GSL等の各車グレードは見かけ倒しグレードに成り下がり酷評されたりしたモンです…。

トランクリッド左に輝く?『TTC』エンブレム、これは鈍足の表示と嫌われ外される事も珍しくなかった!
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出品は北関東、落札額は驚く高額ではなく店頭に並んでも3桁には乗らんでしょう、GTが現存していたならばこれもプレミア価格には相違ないも今となってはGTでもSLでも安全コロナが残っている事が超希少、量販車種だったんであれほど溢れいた割にやはりほぼ土に還った感じですナ~。
(^^)/
ブログ一覧 | トヨタ | クルマ
Posted at 2022/08/15 17:38:47

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この記事へのコメント

2022年8月16日 10:39
お疲れ様です。

わぉ(^o^)
これは貴重品ですね!
新しいオーナーさまの元 このままの状態で維持して欲しいものです。
変なオーナーの元でド車高短とかアルテッツァ3S-G6MT移植とかして欲しくないですね!
コメントへの返答
2022年8月16日 13:58
どうもです。

そうですね、変な走り屋魔改造される位ならEV化して延命の方がコロナには幸背かもしれません…。

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