ロックダウン規制のために山で遭難して罰金を取られた男の話

ジョンソン首相が武漢肺炎で入院したとのことで、その続報を求めてThe Guardian紙を見ていたら、ヘンテコなニュースに行き当たりました。

｢武漢肺炎によるロックダウン規制のために山で遭難して罰金を取られた男の話｣です。

あるフランス人が、スペインで安いタバコを購入しようと思って、南フランスの彼の家から車で向かっていたのですが、国境に検問所が設置されており、警察に制止されたため、車を置き、ピレネー山脈を徒歩で越えようとしたのですが、途中、寒さで動けなくなり、電話で救助を要請し、無事、山岳救助隊によって救助されたものの、ロックダウン規制を破った罪で135ユーロ（166ドル）の罰金を科せられたとのこと。

おそらく日本メディアは報道しないゴミネタで、失礼。

もしかすると税率が違っていて、スペイン側だとタバコを安く買えるのかも知れませんが、たかだか数百円の差のために、冬だというのにピレネー山脈を徒歩で越えるかね。
この状況ですから、山の装備など持っていなかったことは明白ですし。

古代、ローマと戦争したカルタゴ軍は、ピレネー山脈を越えるのに、地元敵対勢力との交戦もあったにせよ、2カ月も掛かった、そんな山岳地帯なんですよね。
徒歩で気軽にタバコを買いに行けるような場所ではないと思います。

タバコの中毒性は凍死するほどに怖い、というのが結論でしょうか。