ボンネットの中から、最近、とても小さな鈴虫の鳴き声が聞こえるようになりまして、こりゃパワステポンプが故障の初期段階に入ったのかなと思いまして。
純正品の新品価格を見たらアマゾンで11万円超とか。
これは、とても手が出せる価格ではありません。
そんななか、某オークションに、「インプレッサGG3 パワステポンプ」というのが出ていました。
H14年式、走行2万キロ強、MT車から取り外したパワステポンプが送料込みで4600円。
後先考えずに落札してしまったのでした。
ただし、H15年製の我がインプGG3にはポン付けできません。
……という悲しい事実を、実際に作業を始めたあとになってから、思い知らされたのでした。
たった1年の違いなのに……。
まず、取付部分の長さが違います。
落札した品物は、私のポンプよりも長さが6mmほども短かった。
そこで、窮余の策。
おそらく力学的に持つだろうと思えたので、他のボルト2本だけでポンプブラケットに固定したのですが、逆に長かったらこの時点でジ・エンドでした。
さらにポンプの排出口の角度が90度違い、ホースが取付不能。これも参った。
しばらく考えて、車体からホースを完全に外し、知恵の輪方式でエンジンの内側からアクセスさせて取り付けました。
あとで耐熱バンテージを買って、巻いておかねば。
取り付けたはいいけど、ホースは両端だけが固定され、空中に浮いた状態。
ま、仕方なかろう。
どうせ私が使う車なんだし。
ってわけで、ありあわせの部品でなんとか間に合わせるという、まるで発展途上国の自動車整備業者になったような気分ですが、とりあえず鈴虫を退治し、動くようになりました。
Posted at 2019/03/18 21:43:21 | |
トラックバック(0) | 日記