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お水汲み当番(30A→20A)のブログ一覧

2020年03月27日 イイね!

危機のリーダーのお手本と言われている「ルーズベルト大統領の炉辺談話」

ラジオが普及しはじめたアメリカで、毎週日曜日の夜に「炉辺談話」が行われたと、多くのアメリカ人が書いていますが、調べてみたら誤りでした。

毎週どころか、平均すると、142日に1回しか行われていませんでした。
しかも日曜日の夜に行われたのは11回だけ。

これは、最初の2回が日曜の夜だったことにより、米国人の記憶が集団的に変容したことを示すのかも知れません。

炉辺談話について、アメリカ人の書いた文章がけっこうありますが、著名ジャーナリストのダン・ラザーですら、記憶違いを延々と述べていたりします。

こういう二次情報に触れた時、それをそのまま引き写すのではなく、必ず原典に当たることがどれほど重要なのかを再認識しました。

それは、今でも、SNSでも、ブログでも、まったく同じことなんだよなーと自戒の念を抱いた次第です。
Posted at 2020/03/27 19:38:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月14日 イイね!

疫病の歴史

疫病の歴史ヒマなので、古典的な名著「疫病と世界史」上下巻・(ウィリアム・マクニール著。1976年刊)、を読了しました。

人間っていう動物は増殖力が強いので、数十年に1回は人口を半減以下に追い込むような疫病が現れて人口が調整されていたという史実など、示唆に富むエピソードが山盛りでした。

戦争で人間が死ぬ。
でも実際には、人類史上、19世紀に至るまで、戦争で戦って死ぬ人数よりも戦病死者のほうが圧倒的に多かったという指摘には、目からウロコでした。
敵が持ち込んできた疫病が蔓延し、あるいは敵地での未知の疫病に感染し、戦えなくなって負けてしまう。それが人類の歴史だったのでした。

この常識を打ち破ったのが日本で、1905年の日露戦争では、病死者数が戦死者数の4分の1に過ぎなかったのです。
この事実はすべての先進諸国に衝撃を与え、10年後にはすべての先進国の軍隊が日本方式を取り入れるようになったという点など、たいへんに驚きました。

ほぼ同じ頃に英国が南アフリカでボーア戦争を戦いましたが、その病死者数は戦死者数の5倍だったのですから、世界中が驚いたのです。

日本軍は、どのような革新的なことをなし遂げたのか。

ひとつは、すべての軍人に、上下の区別なく、予防接種を行ったこと。
天然痘やハシカを始め、当時、考えられるものはすべて接種を済ませていたのです。

もうひとつは、軍の規律を高め、整理整頓や清潔の維持を極限まで叩き込んだこと。
このことによって、昆虫が媒介する、いくつもの壊滅的な病気を未然に防ぐことにつながったのだとマクニールは指摘しています。

そういえば、ここのところ、人口が半分になるような悪疫が出てこないので、地球の人口は増える一方。
悪疫が流行することこそが、歴史的には正常なのかも知れません。

人類は、今、歴史に対してまで、挑戦しようとしているのかも知れないのですが。
Posted at 2020/03/14 17:05:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月01日 イイね!

買い占めパニック、大歓迎。

だって、パニックの3カ月後には、
半額以下で買えるチャンスが「必ず来る」から。

↑これは、豚インフルエンザ騒動が去ったあと、100円で買ったもの。
1リットル入りのアルコール除菌が、噴霧器付きで100円ですぜ、ダンナ!

豚インフルエンザの時も、SARSの時も、原発爆発の時も、米が不作になった時も、いっつもいつも、まったく同じパターンでしたからね。

何かが突然、品不足になる
 ↓
 ↓(情弱の行列をマスゴミが煽る)
 ↓
店舗では値札を数割増しに値上げする。
それでも品物は瞬間蒸発。→→メーカーは大増産開始。
 ↓
情弱家族が割高な品物をたっぷり抱え込むまで1週間。
 ↓
数週間後、値上がり価格の棚に大量の品物が到着する。
でも、もう情弱家族も買おうとしない。
 ↓
発注していた品物が倉庫に入らないほど到着する。
 ↓
新たに倉庫を借りるより、叩き売りしたほうがマシ。
 ↓
3カ月後。→元の値段の半額以下で買えるチャンス。

豚インフルエンザの時も、SARSの時も、原発爆発の時も、米騒動の時も、まったくいつも同じパターンでした。
そのたびに、買い占めの対象品目が変わるだけ。
パターンはいつも同じです。

だから、おうちの在庫を使って、仮に2カ月耐えることができるなら、その在庫を使い続けて2カ月後に買いに行けばよいのですよ。
2カ月後にも買えなかったらどうしよう……なんて心配をする必要はありません。
その時には「必ず」店頭に在庫は溢れかえっています。
値段も元の値段に戻っているでしょう。

でも、ホントの狙い目は、もうすこし後にやって来ます。
ホントの狙い目が来た時に買い込めるよう、必要最小限だけ買えば良いのです。

日本人が突然、トイレットペーパーを大量に使い始めるわけがない。
米やインスタントラーメンを食べ始めるはずはない。
高い値段で大量に買い込んだ情弱な人は、そのあとは当分、買う気が起きません。
でも工場は生産を止めるわけにはいかない。
結果、投げ売りになる日が必ず来るわけです。

例外は、ありません。必ず投げ売りされる日が来ます。

その理由はごく簡単に経済学で説明できます

商品の需給に着目すれば明らかです。

買い占め騒ぎが起きる直前まで、生産と消費はバランスしていたわけです。
そこに騒ぎが発生すれば、生産は急増するでしょう。
しかし消費は一定ですから、各家庭が買い占めに満足した時点で需要が急減します。

すなわち店頭では供給が過剰となるのです。
それも劇的に。

このため在庫が急増し、暴落するのです。

ごく簡単な経済学が示す結論であり、例外は、ありません。
Posted at 2020/03/01 07:20:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「@rtec3さん。 そもそもインジケーターを点灯させるために、抵抗で消費されるだけの無駄な電気を費やしてまで、それでもLEDにこだわる理由がよくわからん。」
何シテル?   01/16 11:25
インプレッサの1.5NA版に乗っています。 ハンドツールだけで、どこまでDIYができるのか、限界にチャレンジしています。 【年式・型式】 平成15年(2...
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