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イイね!
2013年06月30日

アコードハイブリッド試乗(メカ解説&新型フィット情報付き)

今週は、週の初めから終わりまでずっと頭痛や肩こりに悩まされました。毎日のように鎮痛剤や風邪薬を飲みながら騙しだましで乗り切った一週間という感じで、PCもほとんど開かなかったのでみん友さんのブログをほとんど覗くことができませんでした。気圧のせいか、それとも湿度のせいかはわかりませんが、ようやく土曜日の今日だけ頭痛なしで出勤できました。なんでだろ・・・。


さて、今週の木曜日に私のアコゴンのエンジン微振動を軽減するために、エキパイ部のフレキシブルガスケットと吊りゴム(マウント)を交換してもらうため一泊二日の入院をさせることになり、その時に話題の新型アコードハイブリッドを試乗することができました。
アコードハイブリッドの試乗車は山口県内でも2~3台しか置いてないらしく、幸い大きめのこのディーラーは大概試乗車は置いてあります。しかし、それ故に他店への貸し出しも多く、今回も試乗を終えた20分後には隣の市の元クリオ店へ試乗車として貸し出されていきました。この日会社帰りに乗れたのはラッキーだったと言えます。


試乗記についてはすでに多くの方が書かれていて、それらを拝読させてもらって私も試乗をとても楽しみにしていました。近年のホンダ車の試乗記に関しては個人的な印象をやや辛口ぎみ(毒舌ぎみ?)で書くことが多い私ですが、果たして今回のアコードはどうだったか、私なりに感じたことを記したいと思います。
尚、今回はハイブリッドということでメカ解説を途中挟んでいます。ですので長めです。時間のない方は暇な時にでも思い出したら読んでみてくださいね。








9代目となる今回のアコードですが、どうやらグレードはEXとLXの2グレードしかないようです。試乗車は上級グレードであるEX。ちと色が地味ですね。幼馴染の工場長も「なんでこんな地味な色にしたんだろ・・・」と言っていましたが、新色ということもあって選ばれたのでしょうか。

スタイルは随分前から雑誌等で見ていたので、実車を目の前にした時は酷く落胆するということはありませんでしたが、このアコードは見る角度によって随分と印象が変わってみえます。近づくとイマイチ、遠く離れてみると意外とかっこいい・・・。色はダントツ黒がかっこいいと思いました。

ボディサイズがクラウンよりも大きいとは聞いていましたが、よほど大きいのだろうと心構えができていたからか、まぁこんなもんだろうなというのが第一印象でした。ボンネットフードの長さがあまり長く感じないので、むしろCP3インスパの方が大きく感じるかな・・・。

全体的なボリューム感は充分あるのですが、フロントグリルとバンパー開口部周りのデザインがそれを台無しにしている・・・、早速毒舌ですがそう思いました。なんというか、顔の重心が上のほうにある感じ。バンパー両サイド下部のエッジを利かせたデザインがその主原因だと感じます。それにこれほど細い精悍なライトユニットを与えるならもう少しボンネットをなだらかにスラントぎみにして今よりも低めに目を持たせたほうが全体的なバランスが良かったんじゃない?なんて素人な考えですが思いました。







怖いことに、ずっと見てると少しずつ慣れてくるんですよ、これが・・・(汗)。

でも、やけに飛び出てるグリルがウルトラマンのカラータイマー周りのデザインに見えて、ここだけはもうちょっと何とかしてほしかった・・・。







なんでホンダのハイブリッドシリーズは、こうもブルーを使うのだろう・・・。安っぽく見えると思っているのは私だけ?







バンパー形状も空力を意識してか、結構大胆なデザインですよね。スポーティな顔つきなんだけど、こういう理詰めで無茶なデザインを取り入れたためにトータルとしてイマイチにしてしまう。これは今のホンダ車に共通したことに思えます。だけどデザインの素がいい車が多いだけにちょっと車高落としたり大きなホイール履かせると激変する。これもホンダ車に共通したことですよね。








アキュラRLX(次期レジェンド)や次期型MDXには「ジュエルアイ」と呼ばれるLEDヘッドライトが採用されていますが、それに似た8角形のLEDライトが片側2連装着されれています。その内側にはハイビーム。配列やデザイン等ここまではかっこいいと思いました。でもその下にはアウディ風のLEDポジションライトが。正直、このアウディ風のポジションはネコも杓子もという印象で、「もうそろそろいいよ・・・」と思ってしまいます。

そして1850mmもの全幅となると、ボンネットフードも平坦なデザインにするわけにはいかなかったのでしょう。マツダが初代アテンザで早くから取り入れていたこのボンネットフードのデザインですが、今やカムリも同じ手法ですから、これが今のトレンドなのでしょうね。







なんというか、スカッとした形に見えないサイドビュー・・・。前から後ろまで平凡で特にCピラーからトランクに続くラインは本当に退屈なデザインに見えます。もう少しカチッとしたCピラーにできなかったものか・・・

それと、これほどのボディサイズともなるとホイールが17インチじゃ足元が貧弱に見えますね。キャビンが大きくとってあるので余計にそれを感じます。







一方、意外とイケてると思った後姿。雑誌を見たときはプレミオに似て全然風格がない、なんて思っていましたが、かっこいい18インチホイールでも履かせれば、後ろ姿はかなりいい感じになりそうです。







あくまでも個人的な意見ですが、クラウンやカムリよりは断然こちらのほうが風格があるように見えて好みです。ただ、欲を言えばあと何か一つ足りない、何かをどうにかすれば更にグッとかっこよくなる、そんな感じがしてなりません。








やっぱり問題はCピラーとトランクのつながりの部分か・・・。なんかハイエナとかジャッカルみたいな尻下がりに見えて、力強さがないんですよね。








似て非なるものとはこの事か・・・・。

居住性やコストなどを考慮するとスケッチのまま製品化するのは無理ってのは分かるんですが、特にリヤスタイルはこのスケッチのままだったらどんなにかっこよかったことか・・・・。








因みに今日の帰宅中、なんと黒のアコードハイブリッドの試乗車を発見!交差点の先頭で信号待ちしていたら、右側から結構なスピードで右折していき、そこから猛ダッシュで加速していったのですが、かなりカッコよかったです。
その後次の信号で横に並んだのですが、室内で若い男性が助手席の営業マンと身振り手振りで楽しそうに話していました。普通は営業マンと一緒に試乗するのが普通なんでしょうね。私の行きつけのホンダでは必ず一人で運転させてくれるので好き放題やってます。同乗者がいるのって遠慮しちゃって嫌ですよね・・・。

話がそれましたが、アコードは止まっている姿よりも走っている姿のほうがかっこいい、そしてやっぱり色は黒がいい。強くそう感じました。フロンマスクもなかなかのかっこよさで、冒頭でスタイルをダメだししたものの、街中で見慣れてしまうのも時間の問題だと思いましたね。







アルミホイールは鋳造品ではなくなんと軽量な鍛造品。でもそんな凄いホイールに全く見えないダサダサなデザインに泣けてきました。

ホンダの純正ホイールのデザインは、正直国産メーカーでも一番ダサいと思っているのですが、このアコードもその例に漏れず。プラグインハイブリッドのホイールデザインなんて、まだよっぽどホイールキャップのほうがマシと思ったほどです。

純正ホイールでかっこいいのは今はマツダかなぁ。好みの問題ですけど・・・

※2013/7/2追記  鍛造ホイールはプラグインハイブリッド用のみの間違いでした。








手ブレしちゃってますね(汗)。

インパネはこんな感じ。先代のCU/CW型よりもオーソドックスになった感じでしょうか。個人的にはCU/CWの方がスポーティでデザインも洗練されているように思いますが、このハイブリッドも充分豪華でハイクオリティです。







センターの計器類。

オーディオ関係が全面ディスプレイでタッチパネル式でした。社外オーディオはまったくもって対応不可。ナビ関係もプログレッシブコマンダー式になっているなど、全体的にボタンが少ないのでとてもすっきりして見えます。その代わり操作性はちょっと慣れが必要であまり良くないかもしれませんね・・・。

エアコン操作部はシルバーの装飾がちょっと安っぽく見えるかな。先代のフィットやエアウェイブっぽい感じを受けました。







ナビ画面は8インチ。右半分にエネルギーフローの表示ができますが、もちろん地図を全画面表示することもできます。というか、エネルギー伝達の状態を表示させるとそこに目がいっちゃって運転に集中できない。ハイブリッドカーって、全般的にそういう傾向にあるんじゃないでしょうか。







眩しいほど高級な感じ・・・。インスパ以上です。







メーターはIMA車に通ずるデザインで「アンビエントメーター」と呼ばれるもの。左側に発電か蓄電かを示すパワー/チャージメーター。右は駆動用バッテリーとガソリンの残量メーターが。タコメーターもありません。速度計の外輪部には例のエコ運転中にはグリーンに、加速中はブルーにと、淡い色変化をするアレがついています。

アコードのエンジンは基本発電用として動くことがほとんどなので、エンジン回転は車速と全くリンクしない動きをします。そういう意味ではタコメーターがあるほうがむしろ違和感を持つかもしれませんね。







エンジン音のしない2モーター式のハイブリッドということで、擬似走行音のカットボタンがありました。
もちろんカットして試乗しましたけど・・・







運転してて結構違和感を持ったミラー形状。見える範囲の広さという意味ではよく考えられていますが、下は三角形で上は斜めに傾斜・・・。なんというかスマートじゃない形状といいますか、自分のアコードはミラーの形状が上下水平でスタイリッシュに見えます。格好を語るアイテムじゃないのですが、どうも整っていない形状に高級感を感じないというか・・・







身長171cmの私のドラポジだと、後席のニースペースはこのくらいあります。まぁ全長4.9m以上の車ですから当然この程度はないとね・・・

因みに前席シートは運転席も助手席もパワーシートでした。名はアコードですが、やっぱりアコードじゃないんだなぁと妙に寂しく感じました・・・










軽いアルミのボンネットフードを開くと、そこにはぎっしりと詰まった最新技術のハイブリッドシステムがあります。でも最新型のエンジンルームしては意外とゴチャゴチャしてますね・・・。




いつもなら、エンジンの馬力は○○○馬力・・・、なんてことを書くわけですが、今度のアコードはi-MMDと呼ばれるハイブリッドシステムということでいつものエンジンうんちく紹介のようにはいきません(笑)。
まずはi-MMDの全体的な動き、つまりハイブリッドの動作状況をざっくりと書くべきだと思いますが、多分もうこれは知り尽くしている方がほとんどかと・・・。なので多少色をつけて分かりやすく箇条書きで。









「EVドライブモード」
後席背面に設置されているリチウムイオンバッテリーの電力のみで“駆動用モーター”を回して走らせる。



「ハイブリッドドライブモード」
上記EVドライブモードに加え、エンジンで“発電用モーター”を回し、そのエネルギーで“駆動用モーター”を回して走らせる。つまりこのとき“駆動用モーター”はバッテリーからの電力と“発電用モーター”で生み出された電力のダブルのエネルギーで回ることになる。状況としては、

・リチウムイオンバッテリーの残量が減ってきた場合
・リチウムイオンバッテリーから供給されるパワーだけでは足りない強い加速を要求された時。



「エンジンドライブモード」
モーターが苦手とする高速回転領域は、逆に効率のよいエンジンだけで運転(モーターは軸回転が速くなるとトルクが落ちる)。エンジン出力軸と駆動輪をクラッチでつなぐことでエンジンのみで駆動する。
その際、図のように「エンジン出力軸→発電用モーター→駆動用モーター→駆動輪」のラインが繋がったままに思えるが、発電用モーターと駆動用モーターの間は電気的な繋がりでしかなく、実際はこの区間は切り離されているのでエンジンのみの駆動となる。
尚、70Km/h以上からでないとこのモードにはならないが、加速力の要求度合いによってはそのままモーターアシストも行う。

バッテリー残量によって、クラッチを切り離して「ハイブリッドドライブモード」に戻すと思われる。




ざっと、こんな感じでしょうか。


エンジンドライブモードの一部では同じ2モーター式のプリウスやカムリのTHSと制御方式が同じになりますが、基本的な考え方は随分と違うものですね。THSは、エンジン出力を動力分断機構なるもので、一方は直接車輪を回し、もう一方は発電モーターを回すというもので、配分率は細かくリニアに調整されます。ただ、その分断機構が遊星ギヤを使用していることから、どちらか一方だけを回してエンジンとモーターのそれぞれ得意なシーンで独立して働かせることができないのがデメリットと言えます。


簡単に言えば、トヨタ式はモーターのみで走るシリーズ式にIMAのようなモーター駆動をエンジンが助けるパラレル式を併せた「シリーズパラレル式」であるのに対し、アコードはシリーズ式はトヨタと同じですが、エンジン併用のシーンではパラレル式と言えるのかというとちょっと違う気がします。基本はエンジンは発電専用か、それとも駆動輪直結かであり、決してIMAやTHSのようにモーターとエンジンが一緒になって駆動輪を回すパラレル式がメインではないからです。











さて、そんなわけで今回のアコードのi-MMDは主役が完全にモーターという印象を受けますが、そうは言ってもモーターに電気を与えたりバッテリーに蓄電する大元はやはりエンジン。なんだか2つのモーターに話題を奪われて脇役ぎみな今回のエンジンですが、そのメカニズムはさすがホンダ。脇役なのに相当気合の入ったエンジンのようですので、カー雑誌ではイマイチ分からない方のためにやや詳しめにまずはエンジンの話を(笑)。

メカに興味のない方は、試乗記まですっ飛ばしてやってください。








もはや今更書く必要もないかもしれませんが、エンジンはLFA型と呼ばれる2000cc直4DOHCのi-VTECエンジン。単体性能は143馬力と16.8Kgmのトルクとなっています。発電用、それにクルージング用と考えれば、この数値は充分であると分かります。







圧縮行程よりも膨張行程を長くとれる吸気バルブ遅閉じアトキンサイクル(ミラーサイクル)エンジンで、仕掛けはVTEC+VTC機構によるもの。パッと見では中央のカム幅が広いのでこれがパワーが必要な時に使うカムで両端が低燃費用に思えます。となると、両端のカムはそれぞれでタイミングがずらしてあり片側だけが遅閉じになるようになっているのかも・・。いずれにしても吸気遅閉じ機構はこのVTEC機構よりもVTC機構をメインに位相を変化させているように思えます。






ホンダのもう一つのアトキンソンサイクルエンジンであるR型にはこのVTCがなく、VTEC機構で可変吸気を行っています。そして、同じ2モーター式ハイブリッドであるトヨタのTHS-Ⅱ用アトキンソンサイクルエンジン2AR型などは逆にVTECのような可変カム機構を持たず、位相変化のみ(VVT-i)で吸気遅閉じを行っています。
しかし、ホンダのR型やトヨタの2AR型のように可変機構が一つの場合、カムプロフィールは燃費とパワーの妥協点で決めるしかないのに対し、アコード用LFA型のVTEC+VTCであれば燃費とパワーの双方を独立して追及することができるのが大きなアドバンテージと言えます。

低燃費用カムと出力用カムの切り替えは5500rpm。意外と高く、恐らく出力用カムに切り替わる事はめったにないのかもしれません。





エンジンフリクション低減の徹底ぶりには驚くものがあります。

トヨタのTHS-Ⅱと同じく、アコードのLFA型もウォーターポンプやエアコンの駆動がベルト式ではなく電気式になりました。加えて、カムの可変位相機構VTCも電動化。私のアコードのK型や軽自動車ユニットS07Aに採用されているVTCは油圧式ベーンですが、LFA型ではこれを制御性の良い電動モーターで可変させています。油圧がゼロとなるエンジン停止状態からの再始動でも瞬時に制御でき、再始動時のショックを軽減できるのもメリット。当然油圧に頼らないということはそれだけエンジンへの負担が減り、前述のウォーターポンプ&エアコンのベルトレス化によってフリクションも激減。更にポンピングロス低減に必要不可欠なEGRも新たに冷却式とし、EGR率を増大させて更なるポンピングロス低減を図っています。
ピストンヘッドは非常に薄く、そのぶんカウンターウェイトも肉抜きして軽量化されるなどフリクション&ポンピングロスへの拘りは相当なもので、結果ガソリンエンジンの効率は30%がいいとこと言われる中、LFA型は39%と、世界一の高効率を達成しています。

ボア×ストロークは81×96と常識から大きく外れたロングストローク型。圧縮比もホンダ車随一の1:13という高さ。マツダのスカイアクティブが早くからこのあたりを達成しているので、高効率低燃費エンジンは今後このあたりの数値がスタンダードになっていくと思われます。








そして主役のモーター。

エンジンの出力軸ラインに並べられているモーターの出力は、169psの出力に31.1Kgmのトルク。ピンとこないかもしれませんが、トヨタのカムリが採用している2モーターハイブリッドのモーター出力143psと比べても格段に大きな数値です。おそらくこれはTHSのバッテリーがニッケル水素であるのに対し、i-MMDはリチウムイオンというのが大きな理由だと思いますが、加えてモーターも一般的なこれまでのものより1.8倍のトルクを出せ、効率も96~97%まで高めたリラクタンスモーターというものにしたのも大きな理由だと思います。

技術資料によると、エンジン側のモーターが走行駆動用で、右端のモーターが発電用。エンジンからの出力軸は増速ギヤを介して駆動用モーターの中空部を通り抜け右端の発電用モーターと常につながっているようです。一方の駆動用モーターは常にホイールとともに回転しています。







この機構の要とも思えるのが、エンジンの出力を駆動輪にダイレクトに繋ぐか繋がないかを行なう丸印の湿式多板クラッチの存在です。先ほどのエネルギーフローの図を見れば分かりますが、クラッチが繋がっていないハイブリッドモードでは、エンジン出力軸→発電用モーター→駆動モーター→駆動輪という流れで出力されますが、クラッチが繋がるとエンジン出力軸→駆動輪というダイレクトな出力伝達になります。
この時エンジン出力軸と繋がっている発電用モーターも出力軸とともに常に回っており、逆に駆動輪と直結している駆動用モーターは駆動輪が回転すれば駆動輪とともに回ることになります。エンジン側と繋がっている発電用モーターと駆動輪側と繋がっている駆動用モーターはお互い隣あわせで並んでいるわけですが、この二つは機械的に繋がっているわけではなくあくまでも電気的な制御による繋がりでしかありません。つまりそれぞれ別々の回転数で回っているのです。



もうひとつ、アコードにはエンジン出力からの先に機械的な変速機がありません。しかし技術解説には「電気CVT」という文字がよく書かれてあれます。最初私はこれがどういう意味が分かりませんでしたが、どうやらこのアコードはエンジン出力軸の先には増速用の固定ギヤがあらかじめ設けてあり、その出力軸の総減速比は並みのガソリンエンジン車のトップギヤに相当するものらしいです。つまり、エンジン直結時にだけこの速比が駆動輪に関係してくるわけで、なるほど、だから70Km/h以上からエンジン直結になるわけですね。

つまり、電気CVTとは駆動用モーターと発電モーターの回転数差の関係を連続的に変化させて常に最大効率を行い、例えば要求加速量に対し発電が多いようであればバッテリーへ充電、逆に足りない場合はモーターアシストさせるなどバリアブルな制御方式を電気CVTと呼んでいるようですね。決してベルト式のCVTがあるわけではありません。









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さて、やっとここから試乗の感想です。ほとんど客のいない平日の帰宅中に乗ることができたので試乗をたっぷりさせてもらえたのはラッキーでした。









まずは軽く街中走行。

やはり何といっても感動的なのはそのドライブフィールでしょう。僅かに聞こえるインバーターのヒュイーーンという高周波音のみで加速していくその感覚は、エンジンフィーリングや音質重視派の私にとってある意味ショッキングなもので、しかも運転すればするほどこの車が持つ雰囲気に実にマッチしたものだと思いました。

では、無音に近い空間で車を走らせていて、運転がちっとも楽しくないとか、後席で踏ん反り返っているほうがお似合いな車だとか、運転していて退屈になる車かというと私はそうは思いませんでした。確かに加速をしていてそこにエンジン音やバイブレーションがないというのは淡白に感じますが、内燃機関では絶対に味わえないアクセルに対する“ツキ”の鋭さは病み付きになるものがあり、ちょっとナンセンスな比較ですがホンダR軍団のアクセルレスポンスの鋭ささえ遠い過去の技術とさえ思えてしまうほどです。i-MMDの発表当時、スポーツハイブリッドという謳い文句に「は?」と思ったものですが、なるほどこのレスポンスとモーター特有の低回転域のトルク感は退屈仕様と呼ぶには余りにももったいないものがあります。







少しばかりアクセルの踏み込みを増やすと、アクセルの踏力とは全く比例しない状態でエンジンがブ~~~ンと動き始めます。ちょっと不思議な感じですが、なるほどこれが発電している状態なんですね。全くの無音状態からのエンジン始動なのでしっかりそれは分かりますが、発電している時間は短いのでそれほど気になりません。








当然ですが、○0Km/h程度までアクセルを床まで踏み込むフル加速もしてみました。

こうすると、アクセル踏力にリンクしたかのようにエンジン回転がグイグイ上がり、結構乾いた気持ちの良いVTECサウンドを感じることができます。ハイカムに切り替わるのは5500rpm。そもそもタコメーターがないのでハイカムに切り替わったどうかが全く分かりませんが、遠くから聞こえるとても滑らかで乾いた音質はとても気持ちよく、あのロングストロークからしても正直加速時のエンジン性能など全く期待していなかったのでちょっとびっくりしました。ただ、全長5m弱ある高級車に相応しい音かと言われればNoですけど、あくまでも加速中のエンジン音は発電のため。発電機が高級でガソリンを食うV6だなんて本末転倒ですもんね・・・。

もちろん、フル加速でのパワー感というかトルク感は全く不満なし。システム合計の出力が199馬力とのことで私のアコゴンの200馬力とほぼ同じですが、スタートダッシュやパーシャルからのフル加速は断然アコードハイブリッドが勝ち。スタートダッシュは3Lクラスの加速らしいですが、モーターの出力特性というのは回転させた瞬間から最大トルクを発生するので、そりゃ速いはずです。




加速性能は街乗りでもフル加速でも素晴らしいことが充分分かりましたが、ハイブリッドでいつも問題になるブレーキ性能がこれまた素晴らしいのです。

一時期、ホンダでの代車はいつもインサイトでしたが、ブレーキのフィーリングは本当に悪かったです。これはフィットハイブリッドでも似たようなものでしたが、ブレーキのタッチが悪く初期はカックンブレーキでその先は効きが悪く、停止の少し前でまたググっと効く・・・。私のインサイトの試乗記ブログでもブレーキの効きの悪さを書いた記憶があります。ハイブリッドは減速時に回生エネルギーを得ていますが、回生をギリギリまでさせてできなくなった最後の方で油圧だけで止めるため、ここでのフィーリングも悪くなるわけです。これにCVTの減速制御も加わるため、滑らかに停止してくれないんですよね・・・。







今回のアコードは電動サーボブレーキシステムと呼ばれる、言ってみればドライブバイワイヤーならぬブレーキバイワイヤーが採用されています。ブレーキの油圧コントロールをペダル踏力に頼らず、踏力を電気的に変換して油圧制御するものになっています。おかげで回生量も増え、油圧コントロールの応答性が上がり緻密なブレーキフィールを実現しているんですね。

変速機であるCVTを使っていないこともあって、アコードのブレーキフィールの素晴らしさはハイブリッド車の中でも恐らくダントツなんじゃないでしょうか。







このような狭い道を走らせて離合も試みましたが、それなりに意識する程度で困ることはありませんでした。ま、私のアコゴンが既に3ナンバーボディなので、対比する車によってはもちろん大きさにとまどう方もいらっしゃると思いますけどね。

実際1850mmという幅があることは確かで、普通の道なら問題なくても我が家の前の路地を走らせるのは少々厳しい感じがします。ま、買わないし買えないので悩む必要は全くないいんですが・・・



その他、いつも書いているボディ剛性はもちろんガッチリして素晴らしい。ワゴン乗りの私はもはやこの点において感覚が狂ってきていて、ノッチバック車の何に乗ってもボディ後ろ側の剛性感に感動してしまいます。


あとは・・その他の感想は箇条書きで。


・シートはタップリ。薄く見えるけど座り心地に問題はなし。
・トランクはさすがに狭い。幅はあるが奥行きは4型プレリュードよりも少ない気がする。
・エアコンはさすが電動コンプレッサー。停車中もエアコンの効きがよいのはIMAとの大きな違い。





とまぁこんな感じでしょうか。とにかく徹底したモーター依存ぶりは本当に凄いですね。




「吹けない」
「音が悪い」
「気持ちよくない」


ここ数年のホンダ車の試乗記では随分とこの言葉を書いた気がしますが、それならいっそ「音がしないこのハイブリッドのほうがよっぽどええわ・・・」と思ったりもした今回の試乗。気持ちよさのベクトルがいつも思う気持ちよさとは全く違いますが、これはこれでアリだと思いました。







このアコードに対する印象は、皆さん色々と複雑な思いをもたれる方が多いと思います。歴代はちょっとスポーティで欧州の香りもするアコードやアメリカのおおらかさを感じるアコードもありました。でも全てのアコードに通ずるものは「らしさ」でしょうか。どこか知的で垢抜けている・・・。そんなこれまでのアコードからこれほどの大きさになったこと、ハイブリッド専用に対する異論などあるんじゃないかと。私も同じです。「これをアコードと呼んでいいのか?」という思いは今もあり、開発陣もまずはそこを悩んだそうです。でも、開発陣はやっぱりアメリカを見ているんですね。こればかりはもうどうしようもないのかもしれません。
世界のライバルと戦うとき、やはりアコードブランドは譲れない。ガチンコライバルのカムリもハイブリッド専用で大きなボディですし、アテンザも。日本市場を出来るだけ重視してきたレガシーもライバル並みの大きさになるのは時間の問題かもしれません。アコードは日本人のための車ではなくなってしまったのだとあっさり諦めてしまえば、私はこのアコードの見方が変わり、更に今回試乗をして素直に受け入れることができました。多くのみん友さんが仰っていたように思いますが、もうアコードとは全く違う車ですね。

私がこのアコードで一番素晴らしいと思ったのはもちろん完全にモーターが主役となっている走りの性能ですが、それがトヨタのTHS-Ⅱの二番煎じとなっていない点がもっとも凄いと思いました。同じ2モーター式ということで世間ではホンダが後だしじゃんけんで勝っただけと受け取られる可能性は大ですが、30Km/Lという燃費はカムリの23Km/Lをあまりにも大きく引き離しており、長さ5m弱、重量1.6トンものアコードが軽くて小さなプリウスの燃費にも迫ったのですから、これはとても二番煎じとは言えない技術の差といえます。これがもし24~25Km/Lという程度のアドバンテージで登場していたとしたら、単なるトヨタの後追いという印象になっていたでしょう。


そういう意味で、私はこのアコードの技術と開発熱意に惚れてしまいました。アコード自体には正直まだ惚れてはいませんが、これがもっとかっこいい別の車に搭載されたら、もしかしたら欲しいと思うかも。とにかく素晴らしい技術です。
結構かっこいいと思うようになってきたんですけどね・・・


















となると、次期フィットも期待できそうですよね。1モーターでありながらDCTのクラッチをうまく利用してEVスタートが可能と言われているi-DCD。



実は金曜日にその次期フィットの社外秘カタログを見せてもらえました!

金曜日にホンダに届いたらしく、入院していたアコードを引き取りに行った際、幼馴染が「まだ誰一人客には見せていないよ」といいながら見せてくれた次期フィットのカタログ。















カッチョ悪かった(爆)

ベス○カーのスクープの絵にほぼそっくりでしたが、絵の方がずっとかっこいいかな。実車は正直、かなり微妙・・・。顔は現行欧州シビックが好きな方は大丈夫かしれませんが、私は苦手かなぁ。ちょっと危ない表情をしてるというか。お尻はバンパーにわざとらしい三角形の開口部が全グレードに・・・。しかもテールエンドがかなり丸っこい。横は妙なプレスラインがザックリ入ってました。

グレード別の仕様はあまりよく見ていませんが、現行フィットのようにハイブリッドが1機種だけ。外観はさしてスポーティではなく、これにあのDCTが搭載されているの?って思うほど大人しい感じ。RSも存在していましたが、DCTではない模様。どうせまた半年とか1年遅れでRSのハイブリッド出すんだろうなぁと予想できました。燃費は見るのを忘れてました(汗)。


まぁホンダ車はカタログ写りが悪いので、実車を見るとまた印象が違うのかもしれませんし、ホイールをかっこいいのにしたら別物のようにかっこよくなる可能性大かも。気になる方はディーラーに行けば見せてもらえるかもしれませんよ。
今日本屋に寄ったら今月号のベス○カーが出ていて、新たに新型フィットの予想絵が出ていましたが、あんなにかっこよくありませんので・・・











さて、アコードハイブリッドの素晴らしく滑らかな走りを体感した帰り・・・





乗って帰った代車はというと













バス!!
フロントガラスの直角度が最高!




じゃなくて












ピンクのN-BOX!

いやぁ、ハイブリッド乗った直後に自分のアコードに乗ることにならなくてよかった~(~-~;)
というか、ハイブリッドのあとのN-BOXって、音も加速も落差ありすぎでした。


相変わらずCVTの減速制御が今ひとつで、停車寸前で滑らかに止まれないことが多々。アイドリングストップも短時間なら我慢できますが、片道40分の通勤 ではなんとウザイこと・・・。最後はECONスイッチをカットしました。私はアイドリングストップが苦手かも(~-~;)



ということで、今回の試乗記はメカ解説とフィット情報を盛り込んだのでかなり長くなってしまいましたね。

最後まで読んでくださいましてありがとうございました。

※2013年7月5日 一部内容を訂正しました。
ブログ一覧 | 新車情報・試乗記 | 日記
Posted at 2013/06/30 00:43:59

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この記事へのコメント

2013年6月30日 1:40
かなり詳細な試乗レポート、参考になりました!
デザイン(ご指摘のフロント周り)の好き嫌いはハッキリ別れそうですが(笑)、どの雑誌を見ても
概ね高評価であるところをみると、期待は大きいですね♪

実は今日行きつけのDで白のLX?が試乗車であったのを見かけたので、立ち寄ろうと思ったのですが、先約があったため、明日の楽しみにすることとしました。

今のところまだ乗れていませんのでよくわかりませんが、あのフロントマスクの加飾部だけは同意見です!(笑)
もし自分が乗るなら、グリルは即交換ですね〜!
ハイブリッドだからでしょうが、あれがメッキになるだけで、グッとシマッテ見えると思います!

それにしても、次期フィットのチラ見情報まで!(笑)
現行欧州シビックのフロント周りは好きですから、ちょっと期待してます!
あ…でもダブルさんの感想だと、『かっちょ悪い』んでしたね…_| ̄|○
コメントへの返答
2013年7月2日 22:06
こちらこそ長~~いブログにお付き合いくださいましてありがとうございます!

デザインは好みの問題なので、コメ頂いた方々の中でもかっこいいと思う方もいらっしゃればそうでない方もいらっしゃいますね。私は最初嫌いだったんですが、段々目が慣れてきてそこまで嫌いじゃなくなりました。もうちょっとスポーティであってほしかったけど、カムリと比べりゃかなりスポーティな雰囲気を持ってますね。あとは、せっかくスポーティな顔つきなので、メッキの使い方はもうちょっとなんとかしてほしかったです。マイチェンで洗練されるかな?!

試乗が早くできるといいですね。素晴らしく滑らかな走りですよ♪

欧州シビックの顔が好みであれば、フィットは大丈夫な気がします。私は先代の欧州シビックは大好きなんですけど、現行型は目がギョギョっとしてて・・・(~-~;)
2013年6月30日 1:45
丁寧な解説、大変読みやすくて勉強になりました!電気CVTの意味も納得です。
やっぱり技術はホンダの勝ちですね!!
買う気も無いのに試乗したんですがトヨタハイブリッドのようなもっさりしたイメージはなくこれならハイブリッドもいけるなと思いました。エンジンとモーターの切り替わりなんて普通に運転していてわからないですしね。(まあ、発電用と思えばそうなのかな?)
海外向けDセグメント車はアテンザ、アベンシスなんかも含めかなりの巨体ですがアコードは先代も含め適度な開放感があって大きさを感じさせず運転しやすかったです。

確かにデザインは微妙な感じですがインターネットで見たボディカラーが白のものはちょっと印象が違って若々しい感じがしました。
やっぱりホイール、個人的に完全にアウトですね、特にプラグインハイブリッドなんか換気扇かいな!って感じです(笑)でもこのブラックポリッシュ仕上げのホイールは社外も含めて流行ってますね。スポークタイプならホンダらしい格好良さが出るんじゃないかと思います。

正直、北米アコードでお茶を濁したものと思ってましたが大きさを感じさせない運転感覚、ホンダらしい技術、も含めてかなり気になる存在になってます。
と珍しく長々と失礼しました(笑)
コメントへの返答
2013年7月2日 22:17
こちらこそ長~~いブログにお付き合いくださいましてありがとうございます!

トヨタのTHSが2モーターハイブリッド市場を引っ張ってきたことは確かでその功績も大きいですね。ここはホンダファンとしてもトヨタの技術力に敬意を評する必要があると思います。

ハイブリッド車なのでモーターのみで走行するシリーズ方式においてはトヨタの真似も何もないと思うのですが、もう一つのモーターも使い方がトヨタとは全然違っていたのがホンダファンとしては救いだったと思います。まさかモーターがモーターを助けるシステムとは思いもしませんでした。これができたのはリチウムバッテリーと新しい高出力モーターの開発ですね!

白いアコードも良かったんですね。バンパー開口部のエグさが分かりやすい白はどうかなぁと思ったのですが、最近雑誌で見る白もそう悪くないと思うようになってきました。でも、正直自分のアコードの方が大人しい顔で好みです。クラウンほどじゃないけど新型アコードも若干知性が足りない顔かなぁと。かなり個人的意見ですが(~-~;)

この技術が更に安価なクラスの車に採用されないとトヨタには勝てないでしょうね。トヨタはアクアにまで搭載しているのですから、ホンダも高額なクラスに搭載して満足げな顔をしてもらっては困るんですけどね・・・
2013年6月30日 2:13
良かった、エンジンには金がかかっていそうですね。

モーター式の加速の良さですが、プリウスだと電力が無くなると失速しますが、アコードだとどうなのだろう?
コメントへの返答
2013年7月2日 22:18
多分思ってた以上にお金がかかっている気がします。

アコードの試乗中は結構アクセルを踏みましたが、バッテリーが不足気味でも失速はなかったですね~。リチウムイオンなので充電の早さがかなり早いらしく、失速に陥ることはまずないんじゃないかと・・・
2013年6月30日 10:12
メカ解説まで挟んでボリューム満点のレポート
さすがダブルさん。

車格はかなりアップしてしまいましたが
歴代アコード=当時未だ珍しいモノが付いた、ホンダの最先端を行くブランド
と考えることもできますね。

2~3km、ほぼのろのろ状態の道路でモーターのみで試乗した感じでは
THS-Ⅱの高級車と似たようなフィーリングでしたが
仕組みは全くの別物なんですよね。

仰る通り、ちょっと深く踏み込むと
車速とリンクしない回転数で静かにエンジンが動く(アイドリングしてるだけ)ので、違和感を感じたものの、
ホンダの技術も確実に上がっている、トヨタに近づいたということも感じ取れました。
まあ、別物なんですけど。

THSは踏み込めば積極的にエンジンのパワーも使って加速するのが誰でも感じ取れるi-MMDとの大きな違いです。

高速巡航ではクラッチ直結でエンジンのみを使うとのことで
さらに違いがハッキリしそうですね。

しかし、床まで踏み込んだときの音の情報は意外でした。
聴いてみたいけど
さすがに営業が横にのってちゃあね。

あ、ブレーキのタッチは僕もまったくもって同感です。
ハイブリッドの中でもかなり良いですね。



しかし
ハイブリッドのモーターならではの
出だしのトルク感は一昔前のガソリン車から乗り換えたらかなり新鮮で衝撃的ですけど
これに慣れたら
青信号でカッとぶトライバーが増えるんじゃないかって
いらぬ心配をしています(´Д`;)
コメントへの返答
2013年7月2日 22:25
試乗レポはすけさんのほうが要点をついている内容が多いかも(~-~;)。

確かにアコードは先進技術を搭載してくることが多かったので、このアコードも歴代に負けないインパクトを引っさげて登場したといえますね。

シリーズ方式での運転はTHSもi-MMDも同じようなものだと思いますが(機構的には微妙に違うけど)、エンジンが始動したときのパワーの流れが全然違いますね。それだけの電力を受け止めるモーターがあるからこそ、モーターがモーターに電力を送るわけで・・・。だからi-MMDはエンジンは本当の意味で脇役ですね。となると、走らせて違和感が少ないのはTHSのほうかもしれませんね。効率は悪いでしょうけど。

エンジン直結モードは試乗では試せなかったのですが、その代わりフル加速は何度か・・・。これが出来るのは田舎であることと同乗営業マンがいないことでしょうか。でも、土曜日の帰りに見かけた黒の試乗車も明らかにフル加速してました。きっと営業マンが「フル加速すると速いですよ」なんてOKを出したに違いない?!

>青信号でカッとぶトライバーが増えるんじゃないか

充分あり得ますね。まぁそれも最初だけかもしれませんが・・・
2013年6月30日 10:34
システム最高出力は、エンジンドライブモードの時に発揮されるとホンダの技術者が言われてました。
コメントへの返答
2013年7月2日 22:34
perokunさん、コメントありがとうございます。アコードハイブリッドの納車待ちとは、楽しみですね。

そのお話はホンダの技術者、つまりディーラーのサービスマンとかではなく技研の方が仰ったんでしょうか。私の書いている情報も所詮は技術公開されている内容のものすぎませんので、技術者の方が仰ったとなれば素人の私としては否定しづらいのですが、もしエンジンドライブモードでシステムの最高出力が出るとなれば、公開されている内容が根底から崩れると思います。
エンジンドライブモードはエンジン直結の状態なのでモーターアシストされない状態ですよね。エンジン直結状態でモーターアシストするとは一切書いてありませんし、公開されている機構を見てもそうなるとは思えません。それをしているのはTHSです。なのでエンジン直結時は143馬力、それも6200rpmの時にそれを絞りだ出すのが精一杯。実際エンジン直結状態で6200rpmまで回すのは不可能でしょう。

となれば、この馬力はハイブリッドモードのフルスロットル状態で6200rmpまで吹かした時に発電モーターに送られるパワーになるわけで、しかもその全てを駆動モーターに送っているのではなく恐らくかなりの量を充電に回しているはず。システム合計が199馬力なのに対し、モーター169馬力とエンジン143馬力を足すと計算があまりにも合いません。ということは、このアコードは199馬力の80%以上をモーターの馬力で補っていて、エンジンを吹かしてもほとんどが充電に回っていることになります。

そしてアコードは変速機ではなく固定された速比の増速ギヤを持っているので、エンジン直結モードは言ってみれば5速MTの5速固定で走ることになります。この状態で最高出力など出せるはずもなく(軽く200Km/hを越えますよね)、MTで言えばシフトダウンをして最高出力を出す回転まで上げその馬力を得る必要があります。アコードの場合、これをクラッチで直結状態を断絶し、エンジン主体から駆動モーター主体に切り替えて、更にエンジンで発電モーターを動かしてそのパワーを駆動モーターに足しているわけです。でも高速域ではモーターの出力が下がってしまうので、恐らく街中走行の時よりはエンジンパワーに頼る率は高くなるでしょうね。

簡単に言えば、駆動モーターは街中でフル加速すれば常に169馬力を出せる状態にあり、残りの30馬力をエンジン→発電モーターからもらう。つまりハイブリッドドライブモードじゃないと最高出力は出せないことになります。

ここまで書いて私が間違っていたら恥ずかしいですね・・・(~-~;)
2013年6月30日 12:18
もしかしたら2つコメントアップされるかもしれませんが...

今回は試乗お疲れ様でした。
先日メールでお話したときに「かなり酷評するかも?」とおっしゃっていましたが、エクステリアに関しては概ね同意見です。僕はもともと北米ガソリン仕様のデザインの方が好みだったのですが、ボディの黒とセットで見ると特に問題になりませんでした。まぁグリル周りはテコ入れの必要があるような気がしますが、見慣れるのは早いと思います。
走りに関しては、好印象を持ちました。インサイトだとハイブリッド車を選択するメリットを感じられませんでしたが、この質感と走りなら納得できると思います。
まぁ、お金が全然ないんで買えませんが、セルフ見積りとローンシミュレーションはやってみました(笑)

以前ステップワゴンの購入をやめた頃から、「黒で車高を少しだけ下げたセダンに乗りたい」と思っていたのですが、このアコードはある程度条件を満たしてくれそうです。
実際、嫁さんとこの前Dに行ったとき、試乗車がなく展示車だけだったのですが、「乗ったらほしくなるから試乗車がなくてよかった」と言っていました。嫁さんも結構気に入っていると思います(笑)
コメントへの返答
2013年7月2日 22:39
日曜日はメールすみません~~!あの日の話の続きをさせてもらうと、確かにILXサイズの車が欲しいですよね~。日本だとあのサイズのセダンが絶対に必要です。ILXは実質シビックですもんね。日本でもあのサイズのセダンを1モーター式でもいいし、気持ちよく回るガソリンエンジンでもいいから用意してほしいです。

試乗前にメールでお話したときは、確かにアコードの実車すら見ていなかったので、雑誌での印象で悪かったんです。でも実車はそこまで酷いとは思わなかったのと、一番驚いたのは黒の試乗車が目の前を横切っていたのを見て印象が一変しました。アコードの走り去る姿は本当にかっこよかったです。長くて意外にも低くて。しかも交差点で私が先に前に出たのでミラーでフロントマスクを眺めてもワイドで低く見えました。試乗車のあの印象が信じられないものでした。

私は昔から車はノッチバックが一番好きなのでまたセダンなりクーペに戻るつもりですが、こふさん家だとどうでしょうね~。まだ充分セダンで良さそうに思えますけど・・・。

こふさん、なんだか買われそうな気がします(~-~;)。
2013年6月30日 15:01
僕も、買う気も有りませんし
正確には買えませんが
ホンダの力の入れようは凄い物が有りますね!
興味は無いけど、やっぱり1度は乗って
みたいと思います!

言われて気が付きましたが
エンジン回転数と車速がリンクしないんですね!
気持ち悪そう・・・  (・_・;)
コメントへの返答
2013年7月2日 22:40
家族をもたれていながらクーペを維持できるというのは、正直したくてもそうできるものじゃないので、今その状態に問題がなければ崩す必要はありませんもんね(~-~;)。

でもこの先、ハイブリッドが大半を占めてくる時代がやってきそうですね。エンジン回転数と車速がリンクしないのは若干気持ち悪い感じがありますが、ハイブリッドの前にCVT車のクセに慣れておけば多少は大丈夫かも(~-~;)。
2013年6月30日 16:55
いいな〜〜。
しかも、エンジン直結まで体験ですか!
これ、自分もやってみたかったんです。

試乗でそこまでするには、かなりクルージング出来る状況が必要みたいです。
まあ、ホンダのHV本気度を早く確かめたいな!

次期、フィット内部情報ゲットですか。
自分も購入の可能性は無いですが、
情報だけでも仕入れたい。

またサイズアップですかね!
コメントへの返答
2013年7月2日 22:41
>エンジン直結まで体験ですか!

そんなこと全然書いてませんよ~!!そこまで空いた状態の道路だと、エンジン直結よりもフル加速を試したくなるのが普通ですよ(笑)。それにエンジン直結モードでもバッテリー充電率によってはモーター走行に切り替わるらしく、高速の1/3程度がバッテリー走行になるらしいです。多分試乗でそれを体験するにはバッテリーをかなり消費しての70Km/h以上の連続走行??

フィットは売れに売れた車なので、モデルチェンジは大変でしょうね。でも、何だかんだで新型も売れるんだと思います。

サイズはちょっと大きくなったって聞きましたよ!
2013年6月30日 17:13
私は割とカッコいいと思ってますよ、今度のアコード。(^^

次のステップワゴンもハイブリッドになるようですね~。充電用のエンジンといえども、一部走行にも使うシーンがあるならタコメーターを付けて欲しかったです・・・ホンダエンジン車としては。

私はこのシステムでCM型のようなステーションワゴンが登場することを切に願っております・・・(^^;
コメントへの返答
2013年7月2日 22:43
最初からかっこいいと思われていたとは、さすが新しいものへの適応能力が違いますね!私は時間がかかるタイプです。いや、今回のアコードはまだ早かったほうかも(~-~;)。

ステップワゴンはどうやら1モーターって話が出てますね。オデッセイは2400の2モーターってホンダの幼馴染が言ってました。
タコメーターは、1モーター式ならあったほうがいいかもしれませんね。というか、あるような気がします。2モーターだとあまり必要性はないかもしれませんが、やっぱり無いと寂しいですね・・・

ワゴン自体が壊滅的ですからね~。特にホンダは(~-~;)。
2013年6月30日 18:04
こんにちは。

先日、ディーラーに展示されているアコードを通りすがりに見ましたが、フロントマスクはシビックハイブリッドみたいだなぁと思いました。簡単に言うと、高級車に見えないなという感じです。申し訳ないですが、悪い意味で、です。斜めから見るとカッコいいが、真正面からだと間延びして見えるのもFD型シビックと同じだなと感じました。

イラストについては全く同意見です。○○のすべて系の速報本を読むともれなくそうですが、あのイラストがどうしてこうなるの??といつも思い、残念な気持ちになります・・・。イラストを見ると、ホンダのデザイナーも良いセンスは持っているんじゃ?と思うんです。こうすればカッコイイという事は分かっているが、現実はこうだ、という事なんでしょうか。

ホイールについても同意見ですね~。他メーカーはそうでもないのに、ホンダのはカッコ悪いです。独特のカッコ悪さがあると思います。アコードのはシビックの廉価グレードみたいですね・・・。ついでに言うと、メーターも安っぽくカッコ悪いです。これ、高い車のメーターじゃないと思います。

動力系は、もう完全に時代・世代が変わったという感じですね。ブレーキまで仕組みが新しいんですね。とても良さそうで、次の車は次世代の物にしたいという思いが益々強くなりました。

私がとても期待していた新型フィット、本物っぽい流出画像を見ましたが、それが本物なら、残念・・・という感じです。うわっ・・・って言っちゃいました^^;

中身が凄く良くても、やっぱりカッコ悪いと思う車には乗りたくないんですよね・・・。あ~・・・私はどの車に期待して待てばいいんでしょうか^^;。ホンダ離れの予感・・・。
コメントへの返答
2013年7月2日 22:48
こんばんは!

確かに幅の広いグリルに対しヘッドライトがあまり長くないので、シビックのような印象を持つ方はいらっしゃるかもしれませんね。できればLEDを片側4連くらいにしてヘッドライトをもう少し切れ長にし、精悍な目力があると良かったかも。まぁ何にしてもあのグリルが完全にホンダの顔になってしまったのは残念ですね・・・。こればかりは慣れていくしかないですかね。

イラストにほぼ近い状態の車は今はマツダですかね。アテンザは相当アグレッシブだし、好き嫌いもあるかと思いますが思い切ったデザインですよね。果たしてホンダにあの勇気があるかどうか・・・。ホンダの場合、絶対に守りに入ったデザインに修正されると思いますよね。

ホイールはもう期待できないですね、ホンダには。とにかく古臭い。トヨタやマツダは純正デザインでいいものが多いですよね。それに大きさもホンダは確実に1インチ小さい。

メーターはですね、きっと色使いからそう感じるのではないでしょうか。ハイブリッド車はどれも青やら緑やら、正直チンドン屋みたいです。トヨタのハイブリッドは表示は賑やかですが色はきちんと見やすい定番の色で整えてますよね。ホンダの緑と青は、カー用品店で売ってるLEDみたいな安っぽい色で、特にフィットハイブリッドでそれを感じました。

フィットはどうでしょうね~。めちゃくちゃかっこ悪いとまでは思わなかったんですが、目の焦点が合っていない顔というか、精悍さがないというか、やっぱり好きじゃないです。でも、街中で見かけた時はもしかしたらかっこいいと思うかもしれない、そんな印象もどこか感じました。もちろん純正でそれはないと思うけど・・・(~-~;)。

やっぱりCL7アコード、いくべきだったとか!!
2013年6月30日 21:59
事細かく書かれたレポは流石です。
ついついのめり込んでしまいました!
新型アコードハイブリット、デザインなどはともかく、つぎ込まれた技術が素晴らしいですよね。
僕もこの辺は凄いと感心しました。モーターを主役にするには単純にモーターのパワーを大きくするだけではダメで、その周りのシステム全体を大幅にレベルアップさせなければなりません。
しかもそれを違和感なくやってきたところは、もはや褒める以外にありません!
この点ではトヨタのハイブリットシステムより格段に先を行ってます。
しかも、このハイブリットは走行フィールを含め高級車にはマッチングしやすい感じに思えました。


あとはもう少し細かなデザイン、質感を詰めればな~(汗)
ただ、このハイブリットシステムがこれからのホンダのスタンダードになるのなら
期待出来そうかなとも思えました(笑)

コメントへの返答
2013年7月2日 22:50
ありがとうございます!こちらこそ長~~いブログにお付き合いくださいましてありがとうございます!

そうなんです。私もアコードのデザインではなく、ハイブリッドシステムそのものに感動しました。これはホンダらしい技術と言っていいのではないでしょうか。発想も技術も素晴らしいです!

今回、ホンダはエンジンの効率の上げ代がすでに限界に来ていることと、モーターが思った以上に効率が悪いことに着目して、ここを徹底的に改善したそうです。モーターを徹底的に効率を上げるためにエンジンと役割分担を明確にしたことは、聞けば簡単ですが素晴らしい発想ですね。
トヨタのハイブリッドシステムは間違いなく世界をリードしていると思いますが、今回決して真似をしてトヨタを追い抜いたわけじゃない・・・。機構を知れば知るほどそう思いました。

あとは、この技術を高額な車ばかりに採用せず、トヨタのアクアみたいに誰でも手に届く車に採用してほしい。技術屋の自慰行為で終わってほしくないんですよね~(~-~;)。。
2013年6月30日 22:15
こんばんは。

とても丁寧なレポート、素晴らしいです(^o^)
たしかに技術的には、凄いというか…素晴らしいですよね。
でも…デザインがぁ~…アコードじゃない(>_<)
乗ってみれば、スポーティーさは感じられるのでしょうが、今までのスポーティー+高級感という雰囲気ではないですよね。

新型フィットの情報は、僕も知り合いのディーラーの方から連絡がありました。
実際に資料はまだ見てないのですか…

ディーラーマン曰わく、「後ろ姿は日産ノートみたい…あのデザインはないなー。」
と、ただ6MTモデルは存在する様ですね。
ま、街中で多くの新型フィットを見るようになれば、新しいデザインも見慣れてくるのでしょーね。
ホント、ホンダは写真写り悪いですからね。

私も初代フィットの 1.5MTに乗っていたのですが。
今思うと、シンプルで一番良いデザインだったなー。
と。ホンダの場合、デザイン凝り過ぎてダサいとか多いので、スマートなデザインを期待したいです(^。^;)

コメントへの返答
2013年7月2日 22:54
こんばんは!

ありがとうございます。こちらこそ長~~いブログにお付き合いくださいましてありがとうございます!

この車はこれまでのアコードと同じ目で見てはいけない車ですね。もう別の車です。大きさも高級感も乗り味も。

フィットは確かに後ろ姿がノートっぽかったです。ボルボ風でもありましたね。結構好き嫌いが分かれそうな感じです。
RSはオレンジ色がイメージカラーでしたが、恐らく現行型と同じ扱いだと思います。でもそのうちハイブリッドのRSも追加される気がします。せっかくのDCTを燃費仕様だけのために開発したとは思えない。やっぱりスポーティなDCT仕様が欲しいですね。もしかしたらSパッケージとかで外観が変更できるのかな・・・。
私も、フィットは初代が一番好きです。仰るとおり、シンプルだし丸すぎず適度にソリッドなデザインがいいですね。

デザインに関しては車がこれほど溢れた時代ですから、どのように個性を出すかデザイナーの腕にかかっているのでしょうけど、なんとなく原点がみえなくなっているというか、違いを見出すことや各メーカーらしさというものだけに目を向けすぎているようにも思えます。
2013年6月30日 23:55
やっぱりダブルさんと同じ感想ですね(笑)
私はとてもいいクルマだと素直に思いました。
ただ、やっぱりほとんどの人がそうだと思いますがアコードという名前にとらわれ過ぎて、しかもユーロRというスポーティなグレードと比較しすぎてしまい、そのギャップに受け入れられないんでしょうね。
でも、クルマだけをちゃんと見て乗ってみたらこれからのホンダやろうとしてる事がすべてこのクルマに集約されてるのではないかと私はプレス発表会のときに既に感じました。
いつまでもホンダ=V-TECスポーツエンジンという固定概念を持ち続けるのはナンセンスですし、今後のホンダのするべき事を見守り受け止めるのが大事じゃないかと思わせるクルマだなと思いましたね。
少なくとも、ディーゼルよりは全然加速感はすばらしいものだと思います。
デザインはねぇ。先日書いた通りです(笑)
やっぱりCピラーからトランクですよね。どうにもオッサン臭いダルな感じがダメですね。
私も書きませんでしたが、内装のセンターコンソールあたりのメッキはやっぱり安っぽいと感じました。
でも、トータルとしていままでのハイブリッド車のイメージを覆すよくできたクルマだと思いますね。
コメントへの返答
2013年7月2日 23:02
先に書かれていた4nzigenさんの感想とあまりにも同じすぎで、思わず書くのをためらったほどでした(笑)。

確かにアコードやシビックなど、ホンダの中で長い歴史を持ち、しかも「らしさ」みたいなものを持った車だったけに大きな路線変更はユーザーも相当戸惑いを持つと思います。ユーロRも随分と売れてアコードに欠かせないグレードになりつつあったので、日本のユーザーはかなり残念な思いがあるでしょうね。
でも仰るとおり、いつまでもホンダ=Rとか、ホンダ=VTECという固まった考え方は時代に残されてしまうでしょうし、ホンダ自身が変われないってのもあるので、こういう大きな技術進歩の場合はホンダの歩調にこちらも慣れていく必要はあるでしょうね。

あとは、これほど素晴らしい技術を安価に提供できる土台を作ってほしいですね。それが出来なきゃ、技術員が満足して終わりってことになりますから・・・。

ホンダのディーゼルも是非乗ってみたいのですが、アコードはそのキャラじゃないと思いました。ここまできたらやっぱりアコードは今のハイブリッドでイメージを定着させるべきですね。アテンザは素晴らしいデザインですが、ディーゼルはCX-5に凄く合っていると思います。外観もかっこいいですしね。
2013年7月1日 1:22
解説混じりの詳細なレポは、いつも大変参考になります。
デザインに関してはダブルさんと同意見で、フロントはまとまりが無いというかアンバランスな感じ。
反面リアはスッキリしな中にも高級感があって悪くないと思います。
全体を観るときも、遠目で見ると結構カッコいいと思いますね。

今日、Dラーの担当営業と話をしたのですが、海外ではインスパイアの冠が無いのであえてアコードの名前で出したんじゃないかと。ということで、「アコードが高級化した」じゃなく「生まれ変わった」と捉えるべきでしょうね。
その営業さん、今日1台納車したそうです。
そのお客さんは特別内覧会に呼んで5月中に契約したそうで・・・。
リッチですよね。
コメントへの返答
2013年7月2日 23:05
こちらこそ長いブログを最後まで読んでくださいましてありがとうございます。

フロントは決して誰もがかっこいいと思うものではないですよね。クセがかなりあります。でも見慣れると意外と大丈夫になってきました (~-~;)。逆にリアは平凡と思っていたけど、実際に見たらなかなか高級感がありました。ホイールを交換したら相当かっこいいかも。

アコードの名前の件は、恐らくその通りだと思います。アコードブランドを名乗るか否かでは、かなり競争力が変わってくるでしょうし。日本のアコードはもう存在せず、世界のアコードなんですよね。悲しいですけど・・・。

予想以上の受注状況らしいですね。でも金額的にかなり高いので落ち着くのもすぐな気がします。それに冷え込んでいるセダン市場だし、特にホンダはそれが酷いですからね・・・。まぁどうせ日本市場では大して売る気がないんでしょうけど(~-~;)。
2013年7月1日 8:46
さすがダブルさん。

とても詳しくかつ分かりやすい解説で楽しく読ませていただきました。

私も一度新型アコードを試乗しに行ってみようと思ってますが、皆さんのレポートや雑誌など読んでいて、やはりアコードであってアコードではなくなってしまったなという印象です。

ただ、今回のハイブリッドシステムにはちょっと興味があります。
エンジンをほとんど発電に回すというのはどういったフィーリングなのか、一度試してみたいですね。

デザインは私はあまり好きではありません。もうちょっとすっきりして欲しかったなと思います。

とにかく時代はハイブリッドですので、今までは毛嫌いしてましたが、やはり勉強していかないといけませんね。
コメントへの返答
2013年7月2日 23:08
ありがとうございます。こちらこそ長いブログを最後まで読んでくださいましてありがとうございます。

幅の広さと価格は先代のCUのおかげで大きな驚きはありませんが、5m弱の長さと完全にハイブリッド車になったのはさすがにちょっと悲しいものがありました。
でも走らせるとさすが新しい技術満載の車だけはありました。色々と新鮮な乗り味です。エンジン音が車速とリンクしないのがちょっと違和感がありますが、エンジンが切れた時の滑らかな走りは高級車に相応しいものでした。

いつまでたってもガソリンエンジンに未練タラタラではいけないと思うので、まずはセダンでハイブリッドに慣れていくのはいいことなのかも(~-~;)。

ただ、これほど大きなボディだと日本じゃそれほど売れないでしょうね。でもカムリは結構売れてるのかなぁ。
2013年7月1日 11:04
こんにちは<(_ _)>

興味深く読ませていただきました(^-^)

こちらは未だ近所のホンダに試乗車が配置されてないようで現物は見てないのですがCMで見る限りでは随分と大きくなったのかな?という印象です。
アコードがデビューした時はシビックの兄貴分のような感じで見ていたのですが、モデルチェンジを繰り返して高級感が増し、途中でユーロRというモデルまで設定したので次期型もそうなのかな?と思っていたら、まさかのハイブリッド…。ただプリウスと比較するとどんな感じなのか気になるトコではありますね。私も試乗しに行ってみようかと思います、意外に気に入ってしまうかも???(笑)
コメントへの返答
2013年7月2日 23:09
こんばんは!

ありがとうございます。こちらこそ長いブログを最後まで読んでくださいましてありがとうございます。

試乗車はどこにでも置いてあるという状況ではないようですよ。山口県も2~3台しかないそうで、他店に借り出されていきましたから。予約入れないと車が回ってこないかもしれませんね・・・。

ユーロRは既に先代のCU型で存在していなかったのでもう復活はないかも思ってはいましたが、まさかハイブリッド専用で登場するとは思いませんでした。

うちの会社にプリウスがありますが、街乗りでは似たような走りだと思います。でもバッテリーだけで走行できる時間が相当違うのだと思います。
2013年7月1日 18:55
こんばんは。

アコードに搭載された技術は非常に素晴らしく他メーカーを圧倒していと思います。久びさにホンダの面目躍如ってとこですかね。
タイプSの登場に期待すると共に3モーター搭載車(NSX、レジェンド)にはエンジンを裏方から表舞台に是非出してやってもらいたい。


次期フィット購入予定です。目を瞑って乗り込みます。
コメントへの返答
2013年7月2日 23:11
こんばんは~。

ここまで徹底的に低燃費に拘れば、パワーユニットに関しては文句の一つも出てきません(~-~;)。

NSXはきっとV6を搭載するでしょうから、仰る通り気持ちのよいエンジンを積極的に使って欲しいですね。エンジンとモーターの割り振りはアコードよりも難しいでしょうね・・・。

フィットはDCTが楽しみですが、きっとRSの6MTを購入されるんでしょうね。エンジンが微妙そうですが・・・(~-~;)。
2013年7月2日 17:54
ついに試乗されましたか。
私は乗ってみた感じ、まだまだモーターには余裕が有るんじゃないの!?と思いました。
敢えてセダンのキャラクターに合わせたゆるやかなトルクの味付けにしているのかも。
(^_^;)

まぁこの車は2モーターハイブリッドのプロトタイプみたいなものですから、しっかりデータ取りして、後期型ではCR-Zのような「パワーモード」が欲しいな~と妄想する日々です(危)

コメントへの返答
2013年7月2日 23:37
あと30分遅くお店に寄っていたら、試乗車が消えていたかも(~-~;)。危ない危ない・・・

インバーターというのは加速と減速の傾き(加減速時間)をパラメーターで入力変更できますが、恐らく暴力的な加速にならないよう調整しているのだと思います。FFだしタイヤもエコタイヤなのでやりすぎは禁物でしょうし。

Type-Sなるグレードが追加されれば、その時はパワーモード追加で加速時間を上げた仕様が欲しいですね。
2013年7月3日 9:15
このページの

http://www.honda.co.jp/factbook/auto/ACCORD/201306/

SPORT HYBRID i-MMD システム制御 技術詳細 (876KB)

のところを読まれたら、よく分かると思います。
ハイブリッドモードでは、モーター最高出力までです。エンジンドライブモードで
モーターアシストされる場合のどこかで最高出力が出ると言うことでした。

また、ブログにアップしたお客様相談センターの回答もご覧下さい。
コメントへの返答
2013年7月3日 20:54
perokunさん、再コメありがとうございます。そしてご指摘ありがとうございます。

リンク先の内容、読ませていもらいました。そして、問い合わせされたと思われる質問に対するホンダからの回答も。私の知識が間違ってますね・・・。大変失礼致しました。

それにしても驚きました。エンジン直結モードでモーターアシストするなんて、ご紹介のサイト以外で見たことも聞いたこともありませんでしたし、実際そのような説明をしている解説書はご紹介のサイト以外はないんじゃないでしょうか・・・。

というか、どうしてこのモードでモーターアシストすることを、メーカーサイト内のマニアックな技術説明書だけにひっそりと、しかも僅かな一文だけで済ませているんでしょうね・・・。ホンダからの回答にも釈明らしきことが最後に書いてありましたが、これじゃ確かに勘違いが起こると思います。逆にperokunさんはよくこのことに気がつかれましたね。

そうなると、i-MMDはエンジン直結時にエンジンだけで走るモードに加えて、シリーズパラレル式である「エンジン+モーター」の別のモードが存在することになりますね。そんな制御フロー、これまで見たことがありません・・・。う~む、なんでこのモードになる事をきちんとと公開しないんだろ・・・。THSとの違いを誇張したかったのでしょうか・・・。こういうやり方は正直残念です。

ってことは、70Km/h以上でエンジン直結になった場合、そこから先の加速ではハイブリッドモードに戻ることはしないで、シリーズパラレル式で運転するってことですか・・。まずこれが大きな勘違いだったんですね。

そしてモーター出力というのはあくまでも駆動モーターだけの出力であり、発電モータの出力というのは特に存在せず、あくまでも発電モーターの性能はバッテリーと同じ「発電量」で性能を見なければならないってことなんですね?(見たことないけど)。つまり、駆動モーターはバッテリーと発電モーターの双方からダブルで電気をもらうけど、あくまでも駆動モーターの最高出力は169馬力であり、クラッチを駆動輪と直結をしてエンジンからのパワーと合算しない限り169馬力以上の馬力を得ることはないと。

そうなると、高速道路での追い越しではエンジン直結な上に変速機もないので、エンジン回転数はATがキックダウンした時の様な回転の跳ね上がりがなく、同じギヤのまま加速する感じということなのでしょうか。まぁそこにモーターアシストがあるので加速感は強いのでしょうけど・・・。となると、エンジン直結モードではエンジンが発電に回れないので、燃費に悪い運転を続けていたらバッテリー残が減り、THSのようにエンジンだけで走らなければならなくなり、失速感(パワーダウン感)も理論的にはあり得る・・・?排気量2000ccで重量1.6tなので、もしそうなったら変速機のないアコードでは厳しい気がしますが、リチウムイオンだとそんな状況にはならないのでしょうか。試乗では高速走行を試せなかったので、どんな感じなのか全く分かりませんが・・・。

最高出力は、例えばエンジンが100馬力程度でモーターの100馬力程度のポイントがどこかの速度域であるってことになるんでしょうね。

このブログを覗いて下さった方も多いと思うので、早いうちにお詫びと訂正のブログを書こうと思っています。

このたびはご指摘本当にありがとうございました。素晴らしいアコードハイブリッド生活になるといいですね。
2013年7月3日 22:30
 僕も、あれこれ、資料を読み、問い合わせして、やっと理解してきたところでした。

 高速巡航時のモーターのアシストがどんなものかは、自車で試すしかないかなぁと思う今日この頃です。長い上り坂の高速道路では、バッテリからの給電がなくなり、ちょっと非力なエンジンのパワーだけということになるかもしれません。そこでさらに踏み込むと、直結がはずれ、ハイブリッドドライブモードになり、モーターでの加速ということになるかもしれませんが、169PS止まりで、システム最高は得られないことになります。
 いずれにせよ、高速巡航時は、HVのメリットはあまりないように思います。
 街中で軽やかに流すのが楽しいアコードHVの走り方なのではないでしょうか。
コメントへの返答
2013年7月4日 23:58
こんばんは~。

きちんとメーカーサイトの技術資料を読まれ、しかも隅々まで読まれての問い合わせなので、本当に素晴らしいですね。

高速道路でのハイブリッド制御は確かに試乗レベルでは確認できないので、購入してオーナーさんだけが知ることができる特権かもしれませんね。私の友人がホンダに勤めていてインスパイアに乗っているのですが、アコードは高速での性能がわからないので購入意欲がまだ沸かないと言っていました。ハイブリッドは高速が弱いというのが定説なので、アコードの進歩がどの程度なのか楽しみですね。

それにしても169馬力止まりにしては素晴らしい加速ですよね。恐らくインバーターで加速時間を滑らかに調整しているはずで、もっと暴力的な出だしだって出来たかもしれません。最高出力に拘ることよりも街中でスイスイ加速することこそ、アコードの走りの醍醐味と言えそうですね。

プロフィール

「やりたい事がそこそこできたゴールデンウィーク http://cvw.jp/b/166682/47703742/
何シテル?   05/06 17:35
2005年12月にアコードワゴン(CM2)オーナーになったダブルウィッシュボーンと申します。 スポーティな中にもエレガントなたたずまいのアコードワゴンがと...
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