
山口の天気は金曜日から雨です。しかもまるで梅雨に戻ったかのような蒸し暑さ・・・。
ベトベトジトジトとしていて不快指数はかなり高めです。
昨夜は会社が終わって会社親睦会主催の焼肉会があったのですが、今回私がその役員だったこともあってお肉を食べる事に没頭できず、すきっ腹にビールばかり飲んでいたため今朝は軽い二日酔い状態でした。とても美味しいお肉ではありましたが、もっとガンガン食べたかった・・・。

そして今日は雨の中ホンダに行ってきました。

これを取り付けてもらうために。元CMアコゴン乗りのshinさんがアコゴンを降りられる際simaumaさんに譲られ、そのsimaumaさんがステップワゴンに乗り換えられる際今度は私に譲ってくださったという、ただのストラットタワーバーでない、ある意味形見とも言えるタワーバーです(笑)。
本当は夏季休暇中に自分で取り付けようとしたのですが、14mmのナットがまぁなんと硬いこと。スパナではなくきちんとメガネレンチを使用しましたが、あまりに硬いので諦めて、今日ホンダで取り付けてもらうことにしていました。

取り付け前のエンジンルームはこれで見納めです。
私の車は外観のみならずエンジンルームも極めて純正の状態に近く、みん友さんのshinさんから頂いたオイルフィラーキャップ、それに同じくみん友さんのwataさんから頂いた高効率バッテリーアースケーブルがあるくらい。見た目はとても地味なエンジンルームですよね。
そんなエンジンルームにもタワーバーという華やかなパーツを装着する日がついにやって参りました(笑)
還暦のおっちゃんが24金のネックレスをする感じ??

因みに、CL&CMアコにはもともとストラットのマウント部とバルクヘッド上部をつなぐ簡易的なパフォーマンスロッドが左右独立で装着されています。しかし、力学的なことでいえば取り付けスパンの短いロッドでは抑え込める捻りは知れたもの。ボディ剛性が高いと言われるCM&CLアコとはいえ、その効果がどれほどのものであるかはある程度予想できます。
因みに、私がCMアコゴンの前に乗っていたCFトルネオにも2L車に限りパフォーマンスロッドが標準で装着されていました。CFアコトルのボディ剛性の高さは当事から相当高い評価があり、4型プレから乗り換えた私も一番最初に感じた印象が
「何このボディ剛性?!ガッチガチじゃん!」というものでした。トルネオは3ボックスセダンということで2ボックスである今のCMアコードワゴンからすれば比べられるのは酷ともいえますが、CMアコゴンに初めて乗った時真っ先にリヤのボディ剛性の弱さを感じました。というか、相対的にもトルネオの方がガッチリしていた印象があります。
パフォーマンスロッドの取り方もCF系とCL&CMとは違っていて、CFアコトルはバルクヘッドのかなり中央部で固定しているのに対し、CL&CM系はバルクヘッドの外寄りで取り付けてあり、しかもバルクヘッドの固定部の形状も違っていて、あくまでも私の推測ではありますがスパンの違いと取り付け方法の違いがガッチリ感の違いにかなり表れていているんじゃないかと・・・。もちろんCADの解析では新型の方が確実に剛性アップしてるはずですが、重たいエンジンや補機類を載せたあとの剛性というのはどうだか分かりませんしね・・・。

というウンチクは終わりにして、装着してもらいました。
あまりの客の多さに待ち時間1時間。作業時間10分弱・・・。幼馴染が忙しそうにしてやってきて、
「忙しいからもうカネいらんよ」
だって。いつも助かります・・・。

エンジンルーム内にブルーメタリックが増殖中(笑)。キラリと光るオーバル液状のタワーバーが地味なエンジンルームを華やかにしてくれました。

ナットはちょうどボルトネジ山の上面とツラ。強度的には問題ないですね。

エアコンの配管にはギリギリ干渉しませんでした。事前にここが干渉してしまうのでエアコンのパイプを少し曲げる必要があると聞いていたのですが、ギリギリセーフ。

そうは言っても、ここが捻りによって絶対に接触しないとも限らないので、一応緩衝材を買って帰りました。

ホームセンターで買ったスポンジカバー。結構しっかりした作りですが、たったの98円。
帰宅後、早速エアコンのパイプに装着しようとエンジンルームを開けたのですが、エンジンルーム内の熱気とパイプの熱さが尋常じゃなく、こりゃ耐熱性のゴムやスポンジじゃないと問題が起こると思い、今回は見送りました。エアコンを使用しているときはパイプはとても冷たく結露しているのですが、エアコンを使用しないとエンジンルーム内の熱気が凄すぎて、エアコンパイプが熱いのはもちろん、接触しそうなタワーバー自体も焼けどをしそうなほど熱く、これではいずれスポンジが溶けてしまうかもしれません。
早いうちに耐熱性の緩衝材を探すことにします。
さて、タワーバーを装着しての感想ですが
格段にボディのしっかり感が上がりました。
トルネオの新車のときを思い出だすほどのガッチリ感で、正直予想以上の違いに驚きました。フロントに関してはこれまでそれほど剛性感に不満があったわけでもないのですが、いやいやこれだけ違うとこれまでいかにボディが捻れながら走っていたのかということを痛感しました。
分かりやすく箇条書きにしますと
・コーナーリングの初期の応答性が速い=ハンドルを回してコーナーリングフォースが生まれるまでのタイムラグが少ない。
・まるで車の重量が100Kg程度軽くなったかのように感じる。
・これまでよりも少し足が硬く感じる=引き締まった感じがするが、スピードレンジが高い状態で段差を踏むとこれまでよりもスムーズにダンパーが動いているように感じる。
・ガタゴト道では、これまでフロント全体で振動を感じていたものが、ダンパーだけがより動いて振動している感じがする。故に、カタコトとした軽い振動がこれまでよりも少し増えたが、振動の質が不快ではない。
・悪路において、ダッシュボード奥から時々聞こえていたミシッという音がほとんどしなくなった。
・不思議なことに、これまでずっと感じてきたリヤ周りのドタドタ感までがかなり軽減された。
こんな感じでしょうか。一言でまとめれば、車が引き締まった感じになりました。
現在エンジンの微振動を改善させることに力を注いでいる私ですが、正直今回のパーツは後ろからカウンターパンチを受けたかのような衝撃とでも言いましょうか、タワーバーがここまで車を若返らせるとは思いませんでした。
タワーバーは、スポーツ走行においては逆に走りにくくしてしまう場合もあるアイテムであることはわりと有名ですが、私も10年間程度サーキットを走っていたこともあってそういう話を聞いていたのでタワーバーに頼ることはしませんでした。しかし、それはもう昔の話しなのかもしれません。少なくとも街乗りにおいては得るものが相当大きいパーツと言えますね。縁石乗り上げて両足がパーになるとかは別にして・・・。
ということで、タワーバーは大満足なパーツとなりました♪
simaumaさんからは昨年のクリスマス時期から頂いてはいたのですが、どうしてもスタッドレスや磨耗していた夏タイヤの状態で装着をしたくなく、しかも予想に反してDRBが最後の方で長持ちしまして、今回ようやく装着することになりました。正直頂いてそのまま放置していたかのようで、失礼この上ないと思っていたのですが、それほど頂いたタワーバーをきちんとした状態で味わいたかったのでどうかお許しください・・・。
大満足なパーツ、本当にありがとうございました!!
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アコードワゴン関係 | 日記
Posted at
2013/08/25 00:33:19