夏季休暇も残りあと三日間。贅沢極まりない言い方ですが、あっという間という印象でやりたかった事全てはこなせそうにありません。
本当は息子を今日下宿先まで送る予定でしたが、雨予報で土砂降りの中を行きたくなかったし息子ももう一日だけゆっくりしたいというので明日連れて行く事にしました。

今日はダンクとアコードのバッテリーの電圧を測ってみたのですが、どちらも12.7V以上あったので充電の必要はないかと思いましたが、夏は走行中にバッテリー上がりすることがあるし、明日は息子を連れて少し遠方まで走る事になるので、アコードだけでも充電しておきました。

充電器につないでみると、スタート段階の確認容量は60%・・・。まぁどうであれ、いつも満充電にしておく方が寿命を長くできるし、満充電になれば自動で停止するので、つないで放置しておきました。
さて、今日のネタは家電掃除の話です。
ちょっと長いので、忙しい方はスルーで、興味のある方は暇な時にでも読んでいただけると嬉しいです。
いつぞやのブログで書きましたが、以前洗濯機の掃除をするのに洗濯槽を外そうとしたら対辺38mmというバカでかいナットを外さないと洗濯槽が取り出せない事が判明しまして、当然そんなデカくて固いナットを緩める事は不可能だったので、ある程度まで分解して手が届く範囲だけでも綺麗にしておいた、という言ってみれば妥協した清掃作業で終わっていました。
そしてこの夏季休暇、再び分解掃除にチャレンジすることにしました。

まずは前後にあるネジ4本を外します。通常ここはメクラ蓋で隠されていると思います。
ネジを外したら、上面カバー(操作パネル面)の前側を上にガバッと持ち上げ、落ちてこない様紐か何かで固定しておきます。

更に、水槽の上面カバーをネジを緩めて取り外します。

こんな感じでカバーは外れます。

洗濯機のコーナー部には揺れを防ぐダンパーが設置してあり、この部分にはグリスがベットリ塗られているので、作業中に服に付かないようティッシュなどで覆っておく方がいいと思います。

次は洗濯槽底面のパルセーターを外します。ネジは中心にあるこのネジ1本。
注意点は、このネジには回り止めの菊座金というものが使用されており、この菊座金はパルセーター側にくっついている場合が多いので、これを絶対に紛失しない様気をつける必要があります。因みにこの菊座金は市販されていませんので・・・。

パルセーターの取り外し。
パルセーターはもともと洗濯槽の口の大きさよりも少し大きいため、少々無理をしながら取り出す必要があります。そのため、パルセーターが変形しやすい様右の様にして取り出さないと取り出せません。メーカーによって形状が違うと思いますが、曲がりやすい方向に向けて、洗濯槽の中間部から少々無理をしながら引っ張り出します。
因みに、パルセーターの取り外しだけなら、上部のカバーなど外さなくても出来るので、パルセーター裏面や水槽底面の掃除は意外と気軽に行えると思います。

こうやってグイッと。ちょっと変形してますが、問題なしです。

本来であれば、この状態だとかなりグロい画像になるのですが、私はこまめにパルセーターを外し、このいくつもあいている小さな角穴にスポンジを突っ込んで回しながら掃除をしているのでピカピカです。

さて、前回は諦めたこの対辺38mmのナット外し。日立の洗濯機ならではの固定方法で、この作業の最大の難関なのですが・・・
今回は、この特製六角メガネレンチがあるのです!!
サプライヤーはS660乗りであるトト○さん。
トト○さんはうちの会社の元後輩君で、わざわざ私のためにレーザー加工機で製作してくれたのです。いやぁ、38mmってとにかくデカいんですよね~~。

このスーパーレンチに見合う大きさのハンマーも用意(笑)

私の中では既にこの段階がクライマックス(爆)。
左手でメガネの中心部を押さえ、右手でハンマーを握って、尚且つ両ひじで洗濯槽が回転しないよう押さえつけ
ガン、ガン!!
ガン、ガン!!
と叩くと、意外にも少しずつナットが回っている・・。
回るけどずっと重い回り方で、一気に軽く回って
「よし!緩んだ!!」 という感じにはならない・・・。
ひょっとして回転物なので逆ネジ??
まさか締めこんでいるのだろうか?
・・・と少し不安になる。
もう少しだけ叩いて回してみると、僅かずつナットの回る角度が大きくなっているので、緩んでいると確信。
そして・・
最大の難関をクリア~~♪♪
いやぁ、やっぱ仕事は道具ですね~~。あのレンチがなかったらできなかった作業です。
トト○さん、ありがとう~~!!
あとは洗濯槽を上に引き抜くわけですが、当然ながらスルッと簡単には抜けません。

プーリー抜きの力を借りたわけですが、引っ掛け部分が大きくて洗濯槽の底穴に入らない
(──┬──__──┬──)
そこで、倉庫にあった少し太めの針金を底から回して輪にし、その輪にプーリー抜きを引っ掛けて引き抜きました。

洗濯槽を取り出すと、最後に見えるのはこの水槽。ここに水が溜まり、その中に洗濯槽がザブンと浸かっているんですね。
汚れを見ると、水面上部に水垢が残り、あとは綺麗に見えますが、それは先ほどン書いたように以前私が洗濯槽の底面の角穴にスポンジと指を突っ込んでクルクル回して掃除をしたから。初めて底面を見た時は真っ黒ドロドロ状態でした。水面上部も以前洗濯槽との隙間にスポンジを突っ込んで綺麗にはしたのですが、また汚れてますね。
しかしそれらした事を考えたら、洗濯槽を外さなくても水槽の上部と底面は綺麗にできるとも言えますね。

さて、取り外した洗濯槽。
状況は水槽と似ていて、水面上部と底面がかなり汚れてますね。

軸の中心付近はあまりもグロすぎてこれ以上のズーム画像はお見せできません・・・

洗濯槽の内部に付けられているフィルター部品などを取り外し。

汚れているのはやはり部品の裏面部分。一応ビフォー・アフターということで。

全ての部品をブラシやスポンジなどを使って洗浄。かなり時間がかかりました。

そして洗濯槽も歯ブラシや硬めのブラシ、スポンジなど、色々なものを使って洗浄。底面の洗浄は凹凸が激しいので、とにかく時間がかかりました。

左半分がビフォーで、右半分がアフター。カビの有無だけじゃなく反射も違いますよね。

予想以上に時間がかかりましたがなんとか完了。

100点満点じゃないけど充分過ぎるでしょう。

内部の掃除も。
やはりプラスティック部品の付いている部分は黒カビが沢山付いていました。

内側の部品を装着。これも外すのは簡単だったけど装着は結構大変でした。

水槽も綺麗に。水槽は洗濯槽を外さなくてもそこそこ綺麗に出来ることが分かったので、今後は小まめに掃除をしようと思ってます。

パルセーター裏面は先日綺麗にしたので今回は何もせず。水槽カバー裏面は洗っておきました。

洗濯槽を軸に嵌めこみますが、回り止めとして軸と穴の両方に面取り(Dカット)が施されているので、洗濯槽の穴と合う様に嵌めこみます。
そして例のデカナットをねじ込み。結構固めに締め込みました。

全て元に戻し、フィルターを掃除して全ての作業が完了。
さて!!
更に続きがあります。次はエアコンの掃除。いつも以上に分解しての掃除ですので、こちらもアップしておきます。

最近寝室のエアコンが少し臭い時があるので、洗浄ついでに掃除を。

今回は吹き出し口のルーバー関係を全部外しました。これを外すとファンや底面カバーの掃除が凄くしやすいんですよね。
フラップは中間部を最初に外してそのあと左右を外します。フラップはどの位置でも外せるというわけではなく、大概は全閉状態か全開状態のどちらかで外せると思います。そのあと左右の誘導翼を外します。こちらは細めのマイナスドライバーを差し込んでパチンと抜き取るだけ。

ファンの吹き掃除は黒カビがポロポロ落ちてくるので、ごみ袋を下に広げておく方がいいかと。

フラップと誘導翼がないと凄く掃除がしやすい!
けど、シロッコファンの掃除はやっぱり大変ですね。先をとがらせた割り箸を使って羽根の一枚一枚を拭くわけですから、結構時間がかかります。
拭いたあとは掃除機にダイソーの毛ブラシを装着して残った付着カビを吸い取ります。

左右の誘導翼は歯ブラシと中性洗剤を使って水洗い。その他のパーツはレンジ周りシートクリーナーで拭き掃除しました。

ほぼ完ぺき?!

ピカピカにした部品を再度組み付けていく時って、凄く満足感高いんですよね~。

これはフラップのスイング用モーター。軸が円形ではないので、差し込む位置も決まってくることがこれで分かりますよね。

本体カバーを嵌める前に洗浄スプレーを吹き付けます。

本体カバーを装着し、シュワシュワした音が消えて数分経ったら電源ON。しっかり結露させて洗い流します。
前回この濯ぎ運転をしなかったので、今回はしっかりとしておきました。というか、ほぼ半日運転してましたが・・・

さらにもう1台を掃除(笑)。こちらは先日結露水がうまく排水されず送風口右側からポタポタ水が垂れてきたあのエアコンです。
残り画像はあと6枚ですので、もう少しだけお付き合いください(~-~;)

こちらも前面フラップ類を全て取り外して作業することに。このエアコンは以前借家に住んでいた時に買ったものなのでかなり古く、しかも使用頻度も最も高いので汚れは尋常じゃありませんでした。

このエアコンはどうにかこうにかしながらドレンパンまでアクセスできました。ただ、右側背面に刺さっているドレンホースを抜くことが難しく、また無理をして抜くとホースに亀裂が入ってそこから水漏れを起こしたら最悪なので、ホースを外さずこの状態で拭き掃除をしました。
右端の汚れがもっと激しいかと思いましたが、意外にもそれほどじゃなかったので、先日の排水トラブルはやはりホース内の詰まりによるものだったのでしょうね。

大量のティッシュペーパーをつかって黒カビやぬめりを拭き拭き。結構綺麗にすることができました。

最初と比べれば劇的に綺麗になりました。
本当はシロッコファンを取り出して水洗い掃除がしたいのですが、その手間を考えるとなかなかね・・・

ブラシと中性洗剤を使って洗った誘導翼を装着し、あとはフラップとカバー類も装着して完了。

運転させると、風を送り出す音が随分と静かになり風量が上ったのがよく分かります。
シロッコファンは静圧の高いファンですが、そのぶん羽根を正常な状態にしておかないと風量がガタ落ちになるのが特徴なんですよね。
ということで、洗濯機&エアコンをそれぞれ分解しての掃除ブログ、最後まで読んでくださりありがとうございました。