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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2016年04月27日 イイね!

続・廃車3型プレリュード



以前のブログで書いたことがある、とある場所に廃車として置いてある3型プレリュードのお話。覚えておられるでしょうか。




あの時、たまたまこの場所の近くにあるお店に仕事の用事で来まして、目の前を通過するときに慌てて写したためグレードなど詳しいことが分からなかったのですが、今日またしてもそこのお店に用事があったので、目の前を通過する時に再び激写してみました。











両サイドに別のスクラップ車がベッタリ横づけされているためじっくり確認するには無理がありそうですが、せめてグレードだけでもと思い、お店の駐車場に車を止めたまま歩いて見に行ってしまいました(笑)








エンブレムがかなり横長だったので、前回のブログでは「4WS 2.0Si」 「4WS 2.0XX」のどちらかを予想していましたが・・・














「4WS 2.0Si」が正解!!




XXを予想されていたPRELUDE SiR-Tさん、ハズレでしたよ~(笑)












そしてPRELUDE SiR-Tさんとのやりとりで、冗談混じりで


「まさか、オプションの14インチマグネシウムホイール履いてたりして(笑)」




なんて話してた足回りなんですが・・・
























(〇o〇;) !!








その“まさか”でした・・・・。
マジで驚きましたわ・・・







ホイールはそれほど傷んでいるように見えなかったのですが、現役オーナーさんでこのホイールが欲しい方って、もしかしたらおられるんじゃないですかね・・・。



ん~~~、もったいないですね~。
Posted at 2016/04/27 00:23:34 | コメント(9) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記
2016年04月17日 イイね!

ちょっと懐かしのカタログ ~X70系クレスタ~

熊本では大地震が起き大変な状況が続いていますね。亡くられた方も多数おられ、ご家族の方々の気持ちを考えると胸が締め付けられる思いです。

この災害が起こった日、ちょうどうちの社員数人が熊本へ機械の設置のために出張していました。いつもなら市内中心部のビジネスで宿泊する事が多いのですが、たまたま菊池方面で宿を取っていたので何とか怪我なく昨日土曜日に戻ってくることができましたが、それでも大変な揺れだったそうで、その後の余震もずっと続き大変だったようです。

そして震源が少し北東に移り昨日は大分の由布市でも大きな地震が起きました。由布市は親父の弟家族が住んでいるのですが、建物は倒壊せずにすんだものの室内はグチャグチャとのことでした。

このような災害を見たり聞いたりしていると、こうやって自分が当たり前のように平穏な暮らしができていることに感謝するばかりです。山口でも木曜日から金曜日かけて夜中に何度も携帯の緊急地震速報が鳴り、余震も何度か起こっていたので酷い寝不足状態で出勤することになりましたが、現地の被災された方々の事を思えば、寝不足だの言えるはずもありません。


この被災で亡くられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の方々の救援が早く進むことを願うばかりです。









山口はというと、昨日からかなり風が強く吹きはじめ夕方からは暴風雨っぽくなりました。今朝のチューリップはご覧の通りどれも倒れてしまい、華やかさなど皆無な状態になっています。






イチゴのほうはというと、徐々に実が増え始め、少し毛虫にやられた実もありますが確実に収穫の季節が近づいていると実感します。プランターの棚作りは今日も行えませんでしたが、来週こそは行いたいなぁと思っています。
















さて、久しぶりに書く懐かしみのカタログネタです。




私が書いている懐かしみのカタログネタというのは、以前も申したことがありますが主に私が中学~高校時代に大好きだった車を中心としたものでして、古い車なら何でもアップしていくというものではありません。故にペースもゆっくりで主観的な感想を書いたものが多く、読まれた方からしたら少々偏ったものに感じるかもしれませんが、そのあたりはどうかご了承くださいね。










今回はX70系クレスタです。


X70系三兄弟は、これまでマークⅡとチェイサーを既に書いておりますが、1984年8月発売直後の前期型はチェイサーで紹介、同じく前期型で1年2か月後のツインターボエンジン(GTツインターボ)追加時のカタログはマークⅡで紹介しているので、今回のクレスタは発売からちょうど2年後の1986年8月にマイナーチェンジした後期型で紹介してみたいと思います。


ただ、今回もまたいつも通りの紹介をしてしまうと、外観以外は過去紹介したマークⅡ&チェイサーとほぼ同じ内容を繰り返すことになってしまいますし、クレスタのカタログは一般的なカタログと違ってページ後半にグレード別の紹介が掲載されていないということもありまして、内容的にはあっさりぎみにする代わりに三兄弟それぞれの特徴や前期後期の違いなどを紹介してみようと思います。







前期型は角目4灯式のシンプルな顔でしたが、後期型は異形4灯式となり、バンパーにフォグランプが埋め込まれて全体的に華やかさの増した顔になりました。
ただ、私は角目4灯式の前期型の顔も好きで、特にこのパールツートン+純正15インチアルミ車であれば前期型の方が目つきがはっきりしていて好きでした。






まずはスーパールーセント・TWINCAM24。ボディカラーはイメージカラーのパールシルエットトーニングです。


X70系ではマークⅡがHT&セダン、チェイサーがHTのみ、そしてクレスタはセダンのみになったという事はもはや紹介するまでもないと思いますが、地味になりがちなセダンフォルムをこれほどまでにスマートで上品に仕立てあげたトヨタはやはり凄いと思うし、実際下手な4ドアHTよりも遥かにスタイリッシュに見えたものです。ドアパネル4枚がマークⅡセダンと共通である事を知った時はさすがに驚きを隠せませんでした。







スーパールーセント・TWINCAM24のインパネ。サテライトスイッチを設けたインパネデザインは今見てもそれほど古さを感じないと書くと少々贔屓目すぎると言われますかね(笑)。

外装色にパールシルエットトーニングを選ぶと、内装色はこの画像のようにベージュになります。長い目で見れば大人気だったマルーンよりもこの色の方が落ち着いて品よく見えたんじゃないかと思いますが、当時だとどう思われていたんでしょうね。







同じくスーパールーセント・TWINCAM24で室内の画像。ボタン引きのファブリックシートは見た目は抜群に高級感がありますが、腰痛と闘う必要があるシートだったことも割と有名でしたね。






最量販グレードであるスーパールーセントでボディカラーはスーパーホワイトⅡ。私が通っていた高校の先生が乗っていたクレスタが前期型でこのグレードと色でした。







スーパールーセントの内装。

この三兄弟はやはりこのマルーンの内装色抜きでは語れませんね。個人的にはスーパールーセントにだけ採用されるサイドサポート部の本革がマルーン色とあまり相性が良くないなぁと感じていました。なんというか、終わりかけの彼岸花の色に見えてたんですよね・・・。個人的な印象なのでスルーしてください・・・。








発売から10か月後に追加されたGT-TWIN TURBO。色はクレスタのGT-TWIN TURBOで見た記憶がないスーパーシルバーⅡメタリックです。
トップグレードでありながらスーパールーセントのあとに紹介されているところを見ると、イメージリーダーはやはりスーパールーセントTWINCAM24なのですね。マークⅡもそうですが、GT-TWIN TURBOはあくまでも商品価値の底上げ的な存在であることが伺えます。







GT-TWIN TURBOの内装。

外装色にシルバーとブルーを選ぶと内装色はブルーになりますが、このクラスにブルーの内装は少し安っぽさを感じていたのは私だけでしょうか・・・。







(クリックで最大画像)
画像中央は6気筒1G-EU搭載の廉価グレードのスーパーデラックス。

右上はスーパーカスタムで、搭載エンジンはいずれも4気筒で1800cc1S-U、2400ターボディーゼル、2400ディーゼルの3機種です。







(クリックで最大画像)
エンジンは画像の通り、全6機種。

後期型から1G-GEUツインカム24バルブエンジンが1G-Ⅱという表記になり、出力表示もネット表示に。更にヘッドカバーの24VALVEの文字が青から赤に変更になっています。







(クリックで最大画像)
足回りの項目は画像だけでサラリと流しておきます。







視認性を向上させたエレクトロニックディスプレイメーターは、Z10ソアラやA60セリカXXなどのものから更に見やすく、且つ豪華になりましたね。
このメーターはGT-TWIN TURBOに装着車を設定、スーパールーセントにオプション扱いとなっており、スーパールーセントTWINCAM24にはパワーシートとセットの装着設定となっています。







前期型では設定がなかったのがパワーシート。スーパールーセントTWINCAM24にのみ、エレクトロニックディスプレイメーターとセットで装着車設定となっています。







エレクトロニックディスプレイメーターに見慣れるとこの当時のアナログメーターはさすがに寂しく感じますね。

この当時のトヨタのオートドライブスイッチはグレー色のダイヤルでしたが、後期型から黒に。断然こちらのほうが質感高く感じます。







3兄弟の中で一番グレードの数が少ないこともあり、クレスタのみ全車ブロンズガラス採用です。ただし、トヨタの慣例で、内装色によってブロンズガラスとハーフシェードガラスを使いわけていますけどね。







オーディオ項目もサラリと。テクニクス製で、ボタンの質感の高さなど、このあたりのセンスはさすがトヨタという感じです。






電動格納式のドアミラーは後期型から。GT-TWIN TURBOに標準のフロントリップは後期型からボディ同色になりました。






(クリックで最大画像)
装備表はこちら。マニアな方は違いをじっくり眺めてみてください(笑)。









さて、ここからはX70系マニアの方が好むマニアックな内容となります。三兄弟それぞれの特徴や前期後期の違いなどを私の持っているカタログで分かる範囲で違いなどを紹介していきたいと思いますので、気の向いた方のみどうかお付き合いください。



◆ボディカラーの違い


この三兄弟にはデビュー当初それぞれ2種類のツートンカラーが用意されていました。



・左 : スリークブラウントーニング
・右 : パールシルエットトーニング



・左 : オーシャンブルートーニング
・右 : パールシルエットトーニング



・左 : ダンディッシュグレートーニング
・右 : パールシルエットトーニング


上記の通りパールシルエットトーニングは三兄弟共通となっていますが、その配色も三兄弟でそれぞれ異なり、マークⅡは側面中段を農色にしてその上下を淡色にした三分割ツートンに。チェイサーは側面上段あたりで濃淡を二分割に。クレスタはマークⅡとは逆に側面中段を淡色にしてその上下を濃色にした三分割ツートンにしていますが、色の分割ラインがマークⅡとは微妙に異なり、更にボディ同色(濃色)モールを走らせていることでマークⅡとの違いをしっかり表現できてると思いますし、国産車では三分割ツートンカラーの成功例がほとんど無い中でクレスタのこのツートンは見事に当たった稀な例だったと思います。

尚、MC後の後期型から各車で専用扱いだったツートンカラーが廃止になり、パールシルエットトーニングのみの扱いとなりました。







◆シートの違い

上級機種に絞って三兄弟のシートの違いを見てみると、トップグレードのGT-TWIN TURBOは7ウェイスポーツシートが共通。セカンドグレードのTWINCAM24がボタン引きのファブリックシートでこれも共通となっています。しかし、最量販グレードである「グランデ」「アバンテ」「スーパールーセント」を比べてみると、小さな違いを持たせていることが分かります。





左からマークⅡ、チェイサー、クレスタの順。

ご覧の様に、マークⅡはTWINCAM24のボタン引きシートをベースにファブリック生地とデザインを少し変えたもの。チェイサーはボタン引きがない代わりにサイドサポート部を張り出させたもの。クレスタは専用マーク入りでサイドサポート部には本革を採用。

それぞれに狙いがあっての違いだと思いますが、クレスタに採用した本革とマルーン色のコラボは個人的にマッチングの悪さを感じていました。







◆インパネデザインの違い


上からマークⅡ、チェイサー、クレスタの順。

X70系の内装で特に目を引いたのがメーターバイザー両サイドの配置されたサテライトスイッチ。使いやすさ云々は別にして、デザイン的にはハイセンスでしたね。

この部分を含めてインパネデザインにも違いが持たせてありまして、マークⅡのみ専用デザインでチェイサーとクレスタは共通デザインとなっています。視覚的にメーターバイザーが低く感じるのはマークⅡのものでしょうか。それに随所にあしらわれているステッチ柄もマークⅡが一番多く、頭一つ分ほどクオィティが高いかなと感じます。







◆その他、各車それぞれに持たせた独自の魅力


三兄弟ということで基本的には共通のメカ、室内装備を持たせているわけですが、それでもそれぞれの車で独自の魅力を持たせて小さな違いをアピールしていることがカタログから見てとれます。





マークⅡは歴史が長い故に知名度やブランドイメージという面で他の2車よりも有利なので、「マークⅡならでは」というものはさして必要がなかったかもしれません。それに4ドアHTと4ドアセダンの両ボディを持つ強みもありましたし、何よりもHTのかっこよすぎるデザインがマークⅡならではの魅力、強みだったと言えるでしょう。故に、あえて他車との違いを挙げるとするなら、「クリスタルピラー採用の流麗なHTデザイン」が他の2車にはないマークⅡならではの魅力といえるのかもしれません。







チェイサーにあって他の2車にはないものを挙げますと



1)ヘッドランプウォッシャー


あくまでもオプション扱いではありましたが、リヤワイパーとセットでチェイサーのみに装着でき、これは前後期型ともに設定がありました。この当時、トヨタでヘッドランプウォッシャーを採用していたのはリトラのセリカXXを除けばソアラの2800GT系のみだったので、ソアラを彷彿させる追加アイテムという意味ではこのヘッドランプウォッシャーはアピール要素が大きかったのかもしれません。



2)GT-TWIN TURBO-Sの設定


X70系登場から約1年後に1G-GTEU搭載の“GT-TWIN TURBO”というグレードが三兄弟に追加されましたが、スポーティなイメージを売りにしていたチェイサーに限り“GT-TWIN TURBO・S”という漢モデルが併売されました。
内容としては、5速MT専用・エアコン&オーディオレス・パワーウィンドウ&電磁ドアロック無し、手動ドアミラーなど、4気筒廉価モデルのXGとほぼ同じ装備になりながらも価格は240万円・・・。さすがにこのクラスの車としては厳しいものがあり、わずか1年間だけ販売されて後期型から消えてしまいました。
ユーザーにチェイサーのスポーティなイメージを浸透させるという意味ではそれなりに価値のあるグレードだったかもしれませんが、さすがにその存在が「チェイサーならではの魅力」とはならなかったでしょうね。



3)“なんちゃってアバンテ”グレードの設定



“なんちゃってアバンテ”という呼び方は元オーナーさんには失礼かもしれませんが、チェイサーにはマークⅡとクレスタには設定されていないお買い得グレードが存在していまして、1800cc4気筒エンジン搭載車でありながら外観が2000ccアバンテに見えるXG-EXTRAというグレードが発売当初から存在していました。カラードバンパー、ブロンズガラスを採用し、マークⅡやクレスタであればグランデ&スーパールーセント以上でしか選べなかった憧れのスーパーホワイトⅡも設定。それを選べば内装色もマルーン。もちろんパワーウィンドウ&パワードアロック付き。デジパネとオートエアコン、それに6発エンジンを諦めればほぼアバンテ気分です。

実際このXG-EXTRAは街中でよく見かけた記憶があり、チェイサーの売り上げにかなり貢献したグレードだったんじゃないでしょうか。

因みに、マークⅡとクレスタにも後期型の途中から4気筒モデルにこの手のお買い得グレード追加されたようですけどね。





◆前期型と後期型の小さな違い

さすがバブリーな時代の車だけあって、売れまくっていた最中であってもMCで手を抜かず小さな変更を加えています。サラッと紹介しておきますね。





(サテライトスイッチの違い)

・上が前期型、下が後期型。

画像の通りサテライトスイット部のボタンの配列やデザインが変更されています。



(ステアリングパッドデザイン)

・左が前期型、右が後期型。

前期型は横長の木目調に車名ロゴ入り。後期型はセンター部分にエンブレムが埋め込まれています。



(エレクトロニックディスプレイメーター表示の変更)

・上が前期型、下が後期型。

非常に小さな違いですが、TEMSのセグメント数や盤面文字の印字位置、トリップリセットボタンなどが変更されているようです。



(オートACボタン)

左が前期型、右が後期型。

サテライトスイッチ同様に、エアコン部もデザインが変更されています。



(エアコン操作部のプッシュボタン式追加)

前期型ではプッシュボタン式とレバー式の2種類だけでしたが、後期型からプッシュボタンとレバーを併用したマニュアル&オートエアコンが追加され、中級グレードに採用されています。
※クレスタはグレードが少ないためレバー式のみの採用はない。




他にも探せば他にも小さな違いはあると思いますが、三兄弟の比較はこのあたりで終わりにしたいと思います(~-~;)






X70系は車自体の作りが非常に丁寧であり、三兄弟でありながら露骨なコストダウンなどせずちゃんと個性の違いを出せているところは本当に凄いと思います。世代によって思いは違うと思いますが、恐らく私の年代に近い方だと“BEST OF マークⅡ三兄弟”はこのX70系なんじゃないかなぁと思っています。


最後まで読んでくださり、ありがとうごまいました。
Posted at 2016/04/17 21:21:09 | コメント(10) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記
2016年03月27日 イイね!

続・お宝一家

ここ最近では久しぶりの二日連続投稿のブログです。










新芽がどんどん出てきたイチゴの苗。今日は古い葉をかぎ取る「葉かぎ」をしました。栄養分を少しでも新しい葉や実に集中させるために、古い葉は根元からカットして捨てるというものです。








花が咲きそうなものもあり、娘は実がなるのが楽しみで仕方がないようです。今年は収穫量よりも実の大きさに拘りたい気持ちもありますが、でも収穫量も大事なので、バランスのとり方に気を付けて葉かきや芽かきを行っていくつもりです。








そして、ついにチューリップは開花準備完了の状態です。


V-テッ君さん、今年の開花勝負は我が家の初勝利となりそうでしょうか(笑)














さて、以前ネタにしたお宝一家。

覚えておられるでしょうか。









自宅敷地内の空き地に廃車手続きをしていないと思われる初代トゥデイと三代目シャレードが放置されていて、足となる車が初代プリウスという、なかなかのお宝一家のお話。










そしてそのプリウスの奥に、なんとも背が低くリフトバック形状に見える廃車がもう一台あることに気づき、ずっと気になっていたあの話です。







このプリウス、私がここを通る時に出動しているのを見たことがありませんでしたが、ついに先週このプリウスが出かけていて、謎の廃車を見ることができました。


















リフトバックかと思っていましたが、プリウスで隠れて見えなかった右半分を見ると、どうもノッチバック臭いですね。











マフラーは左出しのシングル。バンパーは少し丸っぽく、ナンバープレートはバンパー部に収められたタイプです。マットガードはカラードタイプ・・・。

思ってた以上に古くない車かも。



車高がやたら低く見えたのは、予想通りタイヤが完全にパンクしているからでしょうね。マッドガードが着地しそうなほどです。



それでもキャビンの高さが並みのセダンよりも少し低い感じがするので、もしかして2ドアか4ドアのHTあたり??カローラセレスとかスプリンターマリノとかカリーナEDかなと思い調べたらマフラーは全部右出しでした。






ん~~~なんだろ~~。マフラー左出しは日産車なのかな~~。

でも、どっちかっていうと2ドアの旧車だと嬉しいんだけどなぁ。












ついでに先週仕事の途中外出した時に発見した不動車。










3代目プレリュード♪



ブロンズガラスじゃないので、前期の中でも初販となる'87モデルですね。グレードのエンブレムがやたら長いので、「4WS 2.0Si」「4WS 2.0XX」 あたりでしょうか・・・。








さて、あとは太陽にほえろネタと懐かしみネタをどこかで書かないと・・・・。
Posted at 2016/03/27 20:38:54 | コメント(9) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記
2016年01月24日 イイね!

懐かしのカタログ ~AW MR-2~


今日の山口は天気予報通りの雪。午前中は、10年に一度の大寒波とか、39年ぶりの暖寒波とか、ニュースで聞いていたものからしたら正直「え?こんなもん??」という積雪量でしたが、その後はジャンジャン降り続き、気が付けばかなりの積雪量になっていました。

今日は外気温が低く、道路の雪が融けないまま一日が終わった感じなので、もしかしたら明日の朝はまだ圧雪状態のままでアイスバーンには至っていないかもしれませんね。その方が通勤ではたすかりますけど。










アコゴンは今日全く動かさず。現在の積もってる量はこんなもんじゃありません・・・。









ダンクは朝からフル稼働。朝一息子の塾の試験で一往復。その後高校での三者面談で2往復目。更にまた塾へと3往復目。夕方の買い物とまた塾の迎えで合計5往復。ボディに積もる間はありませんが、外気温がずっとマイナスだっためつららが沢山できています。


そういえば、最近は雪が少ないため雪だるまを作っている光景をほとんど見かけませんが、今日は何度か見かけました。うちの子も以前はよく作っていて、子供はやっぱり雪だるまの一つや二つは作って遊ぶ経験をさせてあげないと可愛そうだなぁとふと思ってしまいました。








さて、久しぶりの懐かしのカタログシリーズです。



今回は1984年(昭和59年)6月に登場したAW10系 初代MR-2でいってみたいと思います。ホンダ車じゃないのでメカニズム的なお話は軽めで、そして個人的な感想をダラダラと並べてお送りする事もいつも通りですので(笑)。
今回はみんカラのサーバーで大き目の元画像にしていますので、クリックで大きい画像で見ることができます。









今回のカタログは初代MR-2の中でもS61年にマイナーチェンジした後期型にあたるもので、その後期型でも序盤のものです。

このスパークルウェーブトーニングと呼ばれるホワイト/シルバーのツートンカラーは後期型からの設定だったと思います。高校生の時にこのカタログをもらって眺めていたなぁ~。









量産車としては国産初のミッドシップである初代MR-2。実は私にとって初めて見るリヤミッドシップのスタイルだったため正直違和感ありまくりで、第一印象は「かっこいい!」とは全く思わなかったのを覚えています。

その一番の理由は、短いルーフとそこから早々にストンと落とされるCピラーの位置や角度が好きじゃなかったからです。リヤにエンジンが搭載されるが故の仕方がない処理なのですが、当時の初代ソアラなどの国産クーペの端正なスタイルを見慣れていた私はリヤミッド搭載車のリヤエンジンフード面の長さに目が慣れず、同じ4A-G兄弟車の中でもダントツにスポーティなデザインの車だったはずなのにあまり気になる存在ではありませんでした。恐らくスーパーカー的なデザイン(イタリアンデザイン)がこの当時は好きじゃなかったのかもしれません。











しかし、やはり目が慣れればさすがはスーパーカー的なデザイン。圧倒的に低いボンネットフードにウエストライン、それにリトラクタブルヘッドライトなど、リヤミッドならではのデザインがかっこよく見えてくるのにそう時間はかかりませんでした。

初期型は確かムーンルーフがオプション用意されていたと思いますが、後期型はTバールーフが用意されてますね。雨漏りや剛性感などは無視して、私ならやっぱりこのTバールーフ付きが欲しいかな・・・。









後期型から追加されたパワーユニットがこのスーパーチャージャー仕様の4A-GZ。最近はこういったエンジンの透視図をカタログで見ることがありませんが、各パーツの位置関係がよく分かり、昔はこういう絵を眺めて内燃機関の勉強をしていたなぁと思いだしてしまいます。ルーツ式のスーパーチャージャーユニットも描かれていますね。










トヨタのリトラクタブルヘッドライトの車って、ライトアップしてもかっこいいんですよね~。多くのリトラの車がライトアップするとカエル君みたいな顔になるのに対し、セリカXXや70スープラ、MR-2にカローラⅡ三兄弟など、トヨタのリトラ車のほとんどが目じりの角度やハウジングの大きさなど、どれもがバランスが良く感じていました。個人的な印象ですけど。









私は限界走行、つまりサーキット走行はFF車であるインテグラとプレリュードでしか走らせたことがありませんが、高速コーナーでのリヤブレイクはFFであれば軽い逆ハン、或いはアクセルを踏むことで抑えることができましたが、後輪駆動車の場合はそこが難しいだろうなぁとよく思っていました。

このカタログではドラポジが車のセンターにあり、更に理想的な前後重量配分であることが謳われていますが、実際はどうなんでしょうね。ミッドシップとはいえやはりリヤエンジン。慣性力を思えばコーナーリングでの扱いはFRよりも断然難しい気がします。









このページではゼロ発進からの加速の鋭さが謳ってあります。

実は私の会社の後輩君が昔、まさにこの色のスーパーチャージャー仕様に乗っていたことがり、若かりし頃をカミングアウトするのはお恥ずかしいのですが、一緒に埠頭へゼロヨンをしに行ったことがあります。その頃私はB16A搭載のインテグラXSiに乗っていて、更に92レビンの後期型GT-Zに乗った別の後輩君も一緒に走らせたことがありますが、同じ4A-GZ同士でありながらハイオク仕様で馬力の大きな後期型レビンでもゼロ発進からして完敗。そのまま差は縮まらずゴールということがありました。リヤミッドの後輪駆動、そして即過給が行われるスーパーチャージャーですから、そりゃ加速は凄いはずですね。










MR-2は4輪ストラット。このMR-2の当時の足の評価は全く憶えていませんが、この次のMR-2(SW型)の初期型が某ビデオでかなり極評だったことを思うと、ミッドシップの足のセッティングって難しいんだなぁと改めて思ったものでした。










スパークルウェーブトーニングのG-LIMITED スーパーチャージャー。全長4m以下のボディでありながら寸詰まった印象は全く感じず、まさにスポーツカーというたたずまいですね。

後期型のMR-2は私の中ではこの色が一番印象に残っているのですが、そもそもMR-2ってツートンカラーがよく似合ってますね。この切削アルミはスーパーチャージャー専用です。









こちらはニューシャーウッドトーニングというツートンカラーでNAの4A-G搭載のG-LIMITED。この色はどちらかというと初期型でのイメージがありますが、サイドマッドガードは初期型では黒の樹脂だったのに対し後期型はカラードになっています。










スーパーホワイトⅡでNAの4A-G搭載廉価グレードのG。

これも個人的な印象ですが、MR-2の白はバンパーが黒ってイメージです(笑)。後期型でカラードバンパーになって洗練されたはずですが、なぜか私の中では黒いバンパーの方がしっくりくるのはなぜなんでしょうか・・・








なかなかシックな色のシートですね。初期型の派手なツートンカラーのシートと比べたら相当質感アップして見えます。









ステアリングは初期型のAE86レビントレノ共通品から少し変わりました。

助手席側のダッシュ上面をスラントさせてすっきりした印象を持たせているのですが、操作性を考えて手前に出っ張らせた空調&オーディオ操作部のパネルとの繋ぎに苦労しているように感じます。

低いドラポジと高いセンターコンソールの組み合わせとなれば、ATのグリップは必然的にガングリップ式に・・・。ここは鉄板ですね。









AE86レビン&トレノではエレクトロニックディスプレイメーターが設定されていましたが、MR-2は兄弟車でありながら設定は全く無し。ドリフトマシンというイメージが強い86こそデジパネが似合わない気がしますが、逆に言えば当時の86がミニソアラ&ミニXXという小さなスペシャルティスポーツという位置づけで登場した事がそのあたりから伺えますね。

でもメータークラスター設置のワイパー&ライトスイッチは86と同じ手法。ライトスイッチはまだしも、ワイパーはやっぱり一般的なステアリングポストから出るレバースイッチの方が操作性が良さそうですね。









エンジンとサスペンションのメカニズム説明のページ。

エンジンは3機種。

◆4A-GZELU(スーパーチャージャー)◆
・最高出力 :145ps/6,400rpm
・最大トルク:19.0kgm/4,400rpm
 ※ネット


◆4A-GELU◆
・最高出力 :130ps/6,600rpm
・最大トルク:15.2kgm/5,200rpm
 ※グロス


◆3A-LU◆
・最高出力 :83ps/5,600rpm
・最大トルク:12.0kgm/3,600rpm
 ※グロス



4A-GZのみ登場時期の関係でネット値で他の2機種はグロス値という、この時期ならではの分かりにくい関係になっていますね。

足回りは4輪ストラットですが、リヤは少し独特のアームになってますね。気になるのは装備表からスタビライザーがフロントのみというところでしょうか。リヤエンジン故に排気周り等の干渉でスタビが配置できなかったのでしょうか・・・。











トップグレードに搭載のスーパーチャージャーエンジン4A-GZELU。

過給装置としては重たくコスト増となるスーパーチャージャーですが、その中でもトヨタはシンプルでコスト面でも多少有利なルーツ式を採用していましたね。

その性能はカタログ数値以上に感じるもので、当時我が家の裏に住んでいた幼馴染が後期型レビンGT-Zに乗っていてよく運転させてもらいましたが、正直B16Aとは比較にならほど強烈な加速をすることに強いショックを受けた記憶があります。もちろんスタートダッシュの凄さが性能の全てではなく、カムが乗った時の研ぎ澄まされた高回転域の極上なフィールは4A-GZの比ではありませんでしたけどね。










エクステリアのページ。

リトラを採用した車でいつもデザインで苦労して見えるのがノーズ先端の処理。直線的にボンネットラインをデザインすると必ずアゴが一段上がった処理となり違和感がつきまといます。MR-2ではここをノーズ先端だけストンと下げて、サイドラインと上手く合わせていますね。

私の大好きなA60セリカXXは、ここを上手くなだらかにスラントさせていますし、A70スープラも然り。しかしAE86トレノやカローラⅡ三兄弟のリトラはアゴのラインが高く苦労の跡が見えます。

その点、フロントエンジンでありながら驚異的なボンネットフードの低さを達成していたホンダのプレリュードは自然でしたね。特に3型の処理は逆にボンネットが薄すぎて別の意味で苦労したそうで、リトラの車ってカッコよく見せるのに意外と大変なんだと改めて感じます。
A60セリカのブラックマスクも抜群のカッコ良さ♪









トヨタはライトアップさせてもかっこいいのよね~。

電動リモコンミラーは後期の最後の方で可倒式に変更された記憶がありますが、定かではありません(セリカXXも確かそうだったような・・・)。

アルミは左の切削タイプがスーパーチャージャー専用品。中央は初期型から引き続きNAのG-LIMITEDに採用です。









オーディオの種類が凄い事・・・。この時代はオーディオの選択も楽しみの一つでしたね。今やダンシュパネルに嵌めこまれた純正品以外受け付けないものが多いですからね・・・










さて、ここからグレード紹介。






トップグレードのG-LIMITEDスーパーチャージャー(以下SCに略します)。

専用装備は、専用デザインのアルミホイール(6J幅)、SCステッカー、FRPエンジンフードバルジくらいでしょうか。

それ以外はNAのG-LIMITEDとほぼ同じ装備で、ブロンズガラス、ランプ消し忘れ警告ブザー、7ウェイスポーツシート、パワーウィンドウ&電磁ドアロックがG-LIMITED(SC&NA)専用標準装備品です。オートドライブはSC、NAの両G-LIMITEDにオプション。ただし、電動カラードドアミラーはSC専用装備です。




このカタログには画像が掲載されていませんが、SCにはGというグレードが存在し、こちらもNA仕様のGとほぼ同じ装備になっています。NAのGと違うのはSCステッカーとFRPエンジンフードバルジ、そして電動カラードドアミラーが追加されるくらいです。










NAのG-LIMITED。

装備はSCのG-LIMITEDとほぼ同じで、違うのはアルミのデザインと幅が5.5Jになること。そしてドアミラーは電動ですがブラックに。その他は全く同じです。









NAのG。SCのGもほぼこの外観になります。

ブロンズガラスが落とされ、サイドマッドガードもブラックに。リヤスポ、カラードルーフスポイラー、7ウェイスポーツシートがセットでオプション扱い、パワーウィンドウ&電磁ドアロックもオプション。


4A-GZと4A-G搭載車に標準となる装備は、ボルトメーター、オイルプレッシャーメーター、スペアタイヤカバー。同じく両エンジン搭載車でのオプションはTバールーフ。









1500ccのS。

リヤスポイラーとルーフスポイラーはオプションでも選べずTバールーフも設定なし。G-LIMITEDとの差は大きいですがGとの差はそれほどでもない・・・。

やはり差が大きく感じるのはエンジンですかね・・・。さすがに3A-LUの83馬力はミッドエンジンのスポーツカーとしてみれば少しばかり心細いものがあるかもしれませんね。









色々書きながらも、こっちを見るのが一番分かりやすいわけで・・・(汗)。









小さなボディの割には思ったほど軽くない・・、私が乗っていたインテグラXSiが確か1100Kgに届くかどうかでしたが、ミッドシップは意外と重たいのでしょうか。









横置き搭載ということでエンジン型式に“L”が追加されますが、長らくスポーツエンジンは縦置きが当たり前でしたからちょっと違和感がありましたね・・・。

そしてネット値とグロス値が同じカタログで入り混じったのもこの頃。4A-Gは92レビン&トレノでネット値となり確か120psだったと思います。









全長の短さも驚きですが、やはり車高の低さが際立ってますね。









というわけで、初代MR-2はいかがだったでしょうか。

これほどコンパクトな2シータースポーツは他社だとCR-Xくらいしか思い浮かびませんが、デザインアプローチは全く異なっていましたね。エンジンの積載方式が違うので当たり前といえば当たり前ですが、どちらも二人で乗るにはお洒落で決してハンドリングマシンという印象ではなかったのですが、この2台のその後はどちらも激速モデルに進化していき、MR-2は完全に2クラス上のジャンルに、CR-Xは完全にハンドリングマシンへと変わっていきました。

しかしこの2台の収まるべきジャンルはやはりライトウェイトスポーツのジャンルだったのではと思ってしまいます。そのポジションに発売当初から変わらずいるのがマツダのロードスター。ここのポジションって決して目立つわけじゃないけど、意外と存続させていくのが大変だと思います。車の進化にエンジンパワーの向上を求めがちな私達ですから余計にね・・・。

ホンダはCR-Zというハイブリッドでチャレンジしましたが、商売的には苦労してますね。トヨタはどうでしょうか。商売上手なトヨタですから、もしかしたら2モーター式のライトウェイトスポーツを出して結構売るかもしれません。
Posted at 2016/01/25 00:12:15 | コメント(10) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記
2015年11月08日 イイね!

ちょっと懐かしのカタログ ~X70系チェイサー~


今日の山口は曇り時々雨。街路樹の紅葉はピークを過ぎつつあり、かなり散ってきています。天気が良ければカメラを持って近場で紅葉撮影をしておきたかったのですが、今このブログを書いている時点でも雨が降っているので断念。来週末に天気が良ければどこかで写してこようかと思っていますが、もうそれほど残っていないかもしれませんね。











アコゴンはというと、現在193,000Kmを越えたところ。あと7,000Kmで20万Km到達です。

エンジンは特別問題はなく、20万Kmに届こうかと言うエンジンにしては極めて静かで滑らかだと思います。強いて言えばアイドリングでの振動は少し大きくなってきましたが、エンジンの振動というよりもマフラーの音振のほうが影響している感じです。

今日は少し蒸し暑いくらいだったのでエアコンをかけて走りましたが、カラッとした乾いた室内がなんとも気持ちよく、ガラスサンルーフから入り込む曇り空の明かりとともに心地よく走らせることができました。



ゴミ捨ての往復ドライブですけどね(~-~;)。











さて、今日はまた懐かしみのカタログをアップしておきます。











今回は1984年(昭和59年)8月に登場したX70系チェイサー(前期型)でいってみたいと思います。

因みにX70系はすでにマークⅡの前期型をアップしていることもあり、今回クレスタとチェイサーのどちらにしようか迷ったのですが、最近CS放送で流れている「太陽にほえろ!」を見ることが増え、何となくチェイサーを先にアップしてみたくなったのでこちらを先に懐かしみたいと思います。










先代X60では4ドアセダンと4ドアHTの2種類のボディが用意されていましたが、X70からはマークⅡのみ4ドアHT&セダンの両ボディを持たせ、よりスポーティなイメージを持たせたチェイサーは4ドアHTのみ、クレスタは端正な4ドアセダンのみにしてそれぞれの役割を明確化させました。

作戦的にはなかなか上手いと思いましたが、同じ4ドアHTのマークⅡのスタイルが実にかっこよく、マークⅡよりも全長を少し短くしてよりスポーティなイメージを強調したものの、マークⅡの優秀なスタイルには勝てなかった・・・。そういう印象があります。ハイソカーでよりスポーティなイメージを持たせるのはなかなか難しい時代だったかもしれませんね。

画像はデビュー当初の最上級グレード「AVANTE TWIN CAM 24」。X70系はデビューから1年後に「GT-TWIN turbo」が追加販売されたのですが、このカタログはデビュー直後のものなので、この「AVANTE TWIN CAM 24」が最上級グレードとなります。









同じく「AVANTE TWIN CAM 24」で、色はオプションカラーのパールシルエットトーニング。私個人としてはX70(X80も)チェイサーはフロントよりもリヤが好みです。70も80もスポーティな印象を持たせたわりにはフロントが少しあっさりしすぎかなぁというのが個人的な感想です。今見るとかっこいいですけどね。










こちらはスーパーホワイトⅡの「AVANTE」。

チェイサーにはマークⅡやクレスタには用意されていなかった装備がありまして、それがヘッドランプクリーナー。AVANTE系にリヤワイパーとセットでオプションでしたが、後期型からはこのオプションも確かなくなったと記憶しております。









インパネはメータークラスター周りがマークⅡと少し異なり、クレスタとは共通。X70のインパネはX80よりもデザイン的には上だと個人的には思っているのですが、メータークラスターの形状やサテライトスイッチのデザイン、メッキ調のスイッチボタンなど、使いやさすは別にしてユーザーの心を鷲掴みにする魅力があったと思います。

もちろんそこにはこのエレクトロニックディスプレイメーターの存在が欠かせなかったわけですが・・。








もはやこの色抜きではハイソカーを語れなかったのがこの時代・・・。最終的には90カローラにまでこの色は広がりましたね。私が高校生の頃、我が家のリビングにもこの色のソファーがあったことは内緒です(笑)。










エンジンは1G-GEUが大々的にアピールされています。初搭載はA60セリカXXでしたが、そのわずか1ヶ月あとに先代X60系のマイチェン時に搭載され、そのままスライド的に最上級エンジンとしてX70に搭載されました。

LASRE & PEGASUS。

この頃は最新技術にやたらこういった名称が与えられましたが、こういったイメージ戦略はトヨタは常に先端をいっていましたね。









トップグレードの「AVANTE TWIN CAM 24」に搭載の1G-GEU。

このエンジンは本当に名機ですね。私は未だにトヨタエンジンの中で1G-GEUが一番好きです。会社の後輩君が昔X70クレスタに乗っていたので一度だけ運転させてもらったことがありますが、走りは普通ですが音がいいんですよね~。バリバリーーっていうあの音が。

T-VISの仕掛けは、VTECのご先祖様とも言えますかね(笑)。









こちらは1G-Ⅱ。1G-EUをオールマイコン制御化にし、エアーフローメーター式のEFIもDジェトロニック式のEFI-Dにバージョンアップ。X60系で125psだった馬力は130psにパワーアップしました。










ここでの注目は左のM-TEUでしょうか。

M-TEU自体かなり長く活躍したエンジンですが、マークⅡ三兄弟としてみればX70系よりもX60系の方が搭載期間が長く、X70系では発売からわずか1年間の活躍しかありませんでした。ですので、M-TEUターボモデルはこのX70前期型の初期1年間のカタログでしか掲載されていないともえいます。










参考までに、M-TEUはこの時期マークⅡ三兄弟以外にクラウン・ソアラ・セリカXXにも搭載されましたが、そのあたりの年表を下手な表にまとめ、更に1G-GE・1G-GT・1G-GZも加えて比較してみました。

ピンク色がM-TEUですが、M-TEUは途中インタークーラーが装着され145psから160psにパワーアップしています。興味深いのが、そのエンジンが83年に行われたZ10ソアラとA60セリカのMCに合わせて搭載されたのに対し、翌年84年にFMCされたX70系三兄弟にはなぜか古いインタークーラ無しのM-TEUがそのまま搭載され続けたということです。

前述の通り、X70系に搭載されたM-TEUターボモデルは1年後に追加された「GT-TWIN turbo」によって廃止されるわけですが、わずか1年間だけだからそのまま145ps版で売られたのでしょうか・・・。それとも160psに跳ね上がることによって同じ馬力であった「AVANTE TWIN CAM 24」に与える影響を考えての事か。ソアラやセリカXXは格上に2800GTが存在していましたから160馬力同士の1G-GEUとM-TEUがあっても構わないのかもしれませんが、マークⅡ三兄弟は1G-GEU搭載車が最上級グレードでしたから、もしかしたらそのあたりで160ps版のインタークーラー付きを見送ったのかもしれませんね。










用意されたタイヤ&ホイールは6種類。一番左の60タイヤはAVANTE系にオプション。1年後に登場するGT-TWIN turboはこのホイールが標準になりますが、タイヤが専用のピレリーP6となります。特別印象に残りそうなデザインじゃないホイールかもしれませんが、私はこのホイールが大好きでした。ホンダの初代インスパイアもこれと似た印象で、大人の上品な印象を感じます。









この時代AT車など全く眼中になく、実際どの程度ATの比率があったのかは分かりませんが、そんな時代からATの性能を極めていたトヨタですから、そのアドバンテージはATが当たり前になった今でもきっと有利に働いているんだろうなぁと感じています。










4色の蛍光管から表示される進化したエレクトロニックディスプレイメーター。正直、最新のハイブリッドカーに見られる「チンドン屋」的発光表示のメーターよりもこっちのほうが見やすく、しかも品良く感じます。極めて主観的感情ですが・・・。

ホンダはデジタルよりもアナログの方がかっこいいと思っていましたが、トヨタはアナログメーターの指針に黄色(やまぶき色)を使う車が多く、ここだけが非常に残念・・・・。これも主観的な印象ですのでお許しを(笑)。









座り心地がどうだったかは覚えていませんが、乗り込んだ時の高級感、満足感はきっとオーナーさんは最高だったんでしょうね。

この当時からサイドサポートが可動するなんて、ホンダ車乗りからしたら信じられない・・・。










画像右のクイックハンドウォーマーは羨ましい!

私は冬になると手先が冷えるタイプで、運転中よく吹き出し口に手を当てたりします。こんな装備があると本当に助かるんだけど・・・。

DIYで何とか出来ないかな(笑)










三兄弟で唯一チェイサーにだけ用意されていた装備がヘッドランプクリーナー。この当時だとソアラが採用していましたね。もしかしたらリヤワイパーもチェイサーだけのオプション品だったかも。








それではグレード紹介。






トップグレードの「AVANTE TWIN CAM 24」。

専用装備は電子制御サス「新TEMS」、2モードプログレッシブパワステ、ハイファイスピーカー、革巻きステアリングなど。

専用オプションはLSD、フロント&リヤスポイラー。そしてツートンカラーの中のパールシルエットトーニングもAVANTE TWIN CAM 24専用のオプションカラー。画像のオーシャンブルートーニングはAVANTE系にオプションです。










「AVANTE TURBO」「AVANTE」。

アバンテ系での標準装備は、専用樹脂ホイールキャップ、ブロンズガラス(又はティンテッドガラス)、カラードマッドガード、ドアハンドルキー照明、ワンタッチオートエアコン、キー閉じ込み防止機能付きオートドアロック、キーレス作動パワーウィンドウ、4WAYバーチカルシートアジャスター、サイドサポートシーなど。

オプションは、オーシャンブルートーニング、ヘッドランプクリーナー、リヤワイパー、デジパネ、スーパーモニタリングディスプレイなど。


「AVANTE TURBO」 と 「AVANTE」の2グレードでTURBO専用なのが、195幅(70SR)タイヤ、4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ。TURBO専用オプションは205/60R15タイヤ&ホイール、又は70HR規格タイヤ。室内装備は共通です。










6気筒の1G-Ⅱを搭載する「SXL」。

6気筒車共通の4輪独立懸架とリヤスタビはあり。しかし6気筒車ならではの高級装備も多く省かれてしまいます。パワステ、パワーウィンドウ、パワードアロックはもちろんありますが、デジパネやワンタッチオートエアコン、ブロンズガラアス、カラードバンパーなどが省かれ、サテライトスイッチでのエアコン操作もなくなり、ある意味この時代のハソカー、そしてX70系ならではの憧れの装備はかなり省かれ、こういった装備の有無はAVANTE系とそれ以下で線引きされているのが装備表からよく分かります。










1800ccの4気筒エンジン1S-U搭載の「XG-EXTRA」。

外観はブロンズガラスとカラードバンパーを備えるのでハイソカーならでの雰囲気はしっかり押さえていてAVANTEっぽいのですが、装備はSXLとそれほど変わらないので、あくまでも外観重視のグレードと言えるかも。









4気筒ガソリン1S-Uと2400ターボディーゼル搭載の「XG」。

装備の詳細は省略させてください・・・











上記XGのエンジンに加え、2400ノンターボディーゼルを加えた「XL」。

全グレード中唯一装備されないのが、ホイールアーチモール、バンパーも衝撃吸収ではない、パワーウィンドウや電磁ドアロック、イグニッション照明もなし。さすがに厳しい内容です・・・。







主要諸元表。

重量・燃費を見ると、良くも悪くも時代の違いを感じますね。









エンジン別諸元表。

偶然にも、1G系とM-TEUはボア×ストロークが同じですね。1Gは2000ccをずっと守り続けたエンジンですが、M型は3000ccまで広がり息の長いエンジンでした。エンジンブロックがとても頑丈なことでも有名でしたね。










ということでX70系チェイサー初期型はいかがだったでしょうか。何とくマークⅡHTとクレスタの人気に押されて少し地味な印象だったチェイサーですが、今見ると端正なこの顔の方がかっこいい気もします(笑)。


途中でも書きましたが、X70チェイサーは登場から1年後にツインターボエンジン1G-GTEUを搭載した「GT-TWIN turbo」が追加されます。そしてマークⅡやクレスタには存在しないチェイサー専用グレード「GT-TWIN turboS」も設定されました。そして2年後のMCでヘッドライトがフォグランプ内臓タイプになりグリルも高級感アップ。スポーティな雰囲気は減少しましたが、相変わらず出しゃばりすぎない高級感はチェイサーならではの魅力だったと思います。



次のモデルのX80系からは三兄弟の差別化、それぞれの魅力が私には分かりにくくなったのが正直なところで、特に4ドアHTならではのカッコ良さ、セダンならではの端正なスタイル、こういったそれぞれの魅力が丸いスタイルになってから伝わりにくくなったように思います。




X70系・・・、

私の中ではベストオブ三兄弟です。







(前期型CM)





(後期型CM)

Posted at 2015/11/08 21:21:21 | コメント(14) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記

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