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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2016年10月02日 イイね!

車的雑論 「進化する自動化に思う」

ここ最近蒸し暑くて梅雨の様なお天気が続いている山口。更に台風も近づいてきているのできっと来週もまた蒸し暑い日が続くかと思われます。







あと800Km弱で21万Kmに到達する私のアコゴンの状況ですが、先日のブログで書いたナビの不調は相変わらずで、その後地図ディスクを入れてなくても起動に時間がかかるようになり、結局ドライブユニット側の基盤部品がおかしい可能性が高くなりました。








アコードは純正ナビのドライブユニットを外して修理に出してしまうとディスプレイ表示がされなくなり、ディスプレイ周辺のスイッチも全く利かなくなります。エアコンはフルオートボタンのみ利きマニュアル操作はNG。オーディオのソース切り替えもステアリングスイッチ頼みとなります。
そして何よりも痛いのがバックカメラ画像が出ないことで、駐車場や家の車庫では久しぶりに勘を働かして停めることになりそうです。








あとは、数ヶ月前頃からハブベアリングの異音なのか、ドライブシャフトのIN側からの異音なのか、それともタイヤの編摩耗からくる共鳴音なのかが分からないのですが、少しウォンウォンという周期的な異音がしてきました。21万Kmですからベアリングやドライブシャフトの異音であっても不思議ではないのですが、以前履いていたLS2000でも似たような音がしていた記憶があり、現在チャイナ製に切り替わったDRBの溝が少なくなってきていて編摩耗も起こして鳴っている可能性も捨てきれません。

そう遠くないうちにタイヤ交換をするつもりなので、そこで一つの判断ができるかなと思っています。








そんなアコゴンですが今日も洗車はせず。台風が近づいていて火・水曜日には雨の予報ですしし・・・。

ただ、画像のように会社の駐車場で泥水をぶっかけられて汚れていたフロントマスクだけは洗い流しました。駐車場内は未舗装なので出来ればゆっくり走行してほしいのですが、残念ながら結構な速度で走る人もいて私の車の前にある水たまりを踏んで画像のようにバッサリ泥水をかけらることがよくあります。








そして今日は久しぶりに奥様のダンクに乗って買い物に出かけたのですが、走らせていてタイヤの空気圧が随分と下がっている感じがしたので空気を入れておきました。

まぁ入るわ入るわ・・・(~-~;)。


加速がかなり軽くなり、転がり抵抗の差を改めて感じました。



ダンクは私のアコードよりも年式が2年先輩の2001年登録車ですが、15年以上経過していながら走行距離が9万Kmちょっとしか走っていないので色々な面でアコードよりも調子がいいです。
やはりメカの摩耗劣化という面でいえば、年式よりも走行距離の影響が大きいですね。そろそろタイミングベルトの交換時期ですが、この先ダンクとアコードのどちらを乗り続けていくべきかを考えるとお金のかかるメンテナンスの進め方を悩んでしまいます。ダンクのエンジンは今でも滑らかで軽く吹け上がってくれ、すこぶる調子が良いだけに余計にね・・・。













さて、そろそろお題の“自動化”について。







世の中どんどん自動化が進んでおりますが、本当の意味で役に立っている自動化もあれば、さして有難味を感じない自動化もありますよね。その後者のほうがここ数年とても増えてきているように感じていて、その大きな理由に自動化が飽和状態にある事が挙げられるのではないかと感じています。この様な状況から生まれる自動化というのは歪んだ発想から生まれたものもあり、一体便利なのか不便なのかよく分からない様な自動化にユーザーがとりあえず合わせている・・・そういう状況が結構見受けられるように個人的には感じています。






最近の自動車業界における自動化の話。






少し前の話ではありますが、2020年以降ヘッドライトの自動点灯が義務化されるニュースをやっていましたよね。ライトを点けようとする意識が働くタイミングは人それぞれなわけで、点灯意識の低いドライバーに対しては非常に有効的な装備となり、私はこの自動化には大賛成です。

ただ、現状同様に任意でAUTOの解除が出来る機構でしょうから、前述のような点灯意識にの低いドライバーがAUTOのモードにしていなければ全く意味の無い機構になりますし、それこそ真っ暗なのにあえてヘッドライトを点けず青いLEDや綺麗なイカリングのみをこれみよがしに点灯して走っている一部のドライバーに対しては無用の長物とも言える装備になってしまう可能性もあります。


そう思うと、せっかくオートライトを強制的に装備しようとするのですから今よりも更に進化させ、例えばAUTOモード以外であっても一定の暗さと車速になれば嫌でもヘッドライトが点灯するようにするなど、多少強制的な制御を盛り込んでもいいのでは?と思ったりもします。もちろん任意で消灯したい時だってあるでしょうから、それは停止時に限るとか車速10Km/h以下に限るとか条件を設けた制御にすれば不満はほぼ解消できそうな気がします。







そして、先週の前半はハイビーム使用云々のニュースが流れてました。



警察庁の調査によると、歩行者が夜間に道路を横断中、車にはねられた昨年1年間の全国の死亡事故625件のうち、96%の車のライトがロービーム状態だったそうで・・・。

※事故625件の中でロービームが597件(95.5%)、ハイビーム9件(1.4%)、補助灯6件(1%)、無灯火13件(2.1%)




この調査結果から警察庁が推し進めようとしたのが、夜間はハイビーム点灯を常態化させましょうということでした。というかメディアがこぞって伝えていた「そもそも道交法では夜間はハイビームが常灯」ということを私はニュースを見て「え?!そうだったの?!」って思ってしまったくらいでした(恥)。パトカーだってハイビーム走行してるの見た事ないし、習った記憶がこれっぽっちも・・・(汗)。




でも確かにハイビームを積極的に使うことが安全につながるのは間違いないですね。まぁ私だってこれまでも先が見えづらいなと思った時はハイビームを使用してますから当然ハイビームの有難味は感じておりますが、もう少し意識的にハイビームを使用していく必要性はある気がしています。


ただ、多くの方が同じ意見だと思いますが、対向車や歩行者などの関係からほとんど使用できない事は間違いないわけで、仮に使用できてもすぐにロービームに切り替える必要がある・・・。その煩わしさを思えば終始ロービーム走行したくなるのが当然だしハイビームが基本であることなど忘れて走行してまい、そうなると前述のロービームでの事故率「96%」という数値は当然の結果だと思うわけですよね。

それにこの調査結果の書き方だと、あたかもロービームだから事故をしたという結論に見え、それはちょっと正確な情報じゃないんじゃないの?と思ってしまいます。当然この96%の中にはよそ見の事故が相当数いるはずで、その部分の聞き取り調査は当然しているでしょうけど恐らく正確な回答を得ることは不可能に感じます。「スマホ見てました」、「テレビ見てました」、と正直に伝えるドライバーが一体どれだけいるのか・・・。「前は見てたけど、気付くのが遅れた」「ちょっとだけよそ見してしまっていた」と言えば印象は随分とマシなものになりますから。





ま、この調査結果の数字はそれほど真に受ける数字ではないと思うので別にいいんです。


私が問題と思ったのは、こういった状況に対し未完成とも思える自動化で対処しようとしているメーカーの姿勢のほうです。








現在すでに対向車の光りをカメラで感知してハイビームとロービームを自動で切り替える技術はいくつかの車に採用されていますよね。更に対向車のいる部分のみハイビームがカットされ、しかも対向車の動きと連動する高度な制御をするものも存在します。

この技術自体は素晴らしいものだと思いますし今後更に高精度な制御が進んでいくものと思われますが、そもそもこの手の技術は対向車の光りを感知してアクションを起こす機構ですからその切り替えタイミングが重要になります。そして私だけじゃなくきっと多くの方も思われているであろう最大の心配点が


歩行者や自転車への眩しさの配慮が恐らく全く無視されているであろうという点。




「安全には代えられない」

「事故が減るのであれば歩行者にも多少の犠牲は必要」

「そもそもその歩行者を早期発見するためのハイビームだろ」
 


そんな考えが出てきそうでこれをテーマにすると不毛の論争に発展しそうですが、私個人としてはかなり理不尽な考え方に感じます。









今や、ロービームなのにハイビーム並に光軸の高い車が沢山走っている事はきっと多くの方が感じておられると思います。D社のLED搭載の軽自動車を筆頭にね。

この手の車は歩行者の立場からすると、状況によっては横断歩道じゃなくて普通に歩道を歩いててもずっと眩しいんです。それこそ凸レンズの光りの分解によって発せられるあの青紫色の光はハロゲンのハイビームなんかよりも遥かに眩しいし視界が潰される事も多々。D社のLED車の後ろを車で走っているとよく分かりますが、まぁとてもロービームとは思えないほど左上を高く照らし、更に照射距離も相当遠くまで照らしている事も分かります。羨ましくもあり、しかしこの上にハイビームにさらされたんじゃ歩行者はたまったもんじゃないなと同情してしまうことも多いです。



おっと、D社の車の事が言いたかったわけじゃないんです。それほど最新の車のライトは性能が高くなっているわけで、ハイビームを強制的に自動化させるのであれば、歩行者を考慮した高度な制御を行えるものにしてから実用化に踏み切るべきと私は感じています。







今の新型車ってカメラ搭載が大好きですよね。試験だってカメラだらけのセンサーだらけで行ってますよね。

だったら歩行者や自転車をも認識できる高性能なカメラやセンサーを搭載し、認識したら即ハイビームからロービームに切り替わり、音声で「この先歩行者がいます」とか、警告灯で存在を知らせるとか、歩行者を犠牲にせず更に一歩進んだ状態にしてから実用化させてほしいです。

もちろん対向車への配慮も更に上を目指してほしい。対向車の光りを感知してロービームに切り替えるなんて、今から世に出す技術としてはもはや時代遅れに思えます。壁に照らされる反射光など、僅かな光でも光の動きなどでそれが対向車の光りだと判断し事前にロービームに落とす・・・、トヨタのAHSやマツダのALHなどの制御の難しさを思えば、こういった制御だって不可能じゃない気がします。




対向車が現れる前に光の乱反射を見てロービームに切り替える操作や歩行者がいたらすぐにロービームに切り替える操作。これらは現在人間が相手を思いやる気遣いから手動で行っています。そしてこういう気遣いによって世の中の秩序が保たれている事も事実だと思います。例え短時間であっても、未完成な自動化のせいで対向車のハイビームにさらされる時間が“塵も積もれば”的に増え不快な思いをしなきゃいけないなんて、まさに現代の技術に見られる「不便の便利」な自動化です。

歩行者が眩しそうにしているのが分かっていながら「歩行者のための安全装備だから仕方がない」といってこの自動制御に従い続ける事ができるドライバーが果たしてどれだけいるのかも疑問ですし、それを割り切って出来るとすれば、きつい言い方ではありますが雨の日の水たまりに気付かずに歩行者へ水をかけてしまう事よりもモラルに欠けた行為だと私は感じます。






歩行者の安全のためという大義名分によって犠牲を許す自動化を今この時点でどんどん採用する方がいいのか、それともこういった問題点が解決できてから実用化させるほうがいいのか、これは人それぞれ考えが違って答えは出せないと思いますが、急ぐのであれば後者を選んで別の視点で事故の減らし方を考えることだってできるかもしれません。

例えば冒頭で懐疑的な思いで書いた96%という数値。現在スマホをチラチラ見ながら運転してると思われるドライバーは街中でも相当見かけます。そんな人は夜間だって見てないとは限りません。だったらスマホや携帯は車を走らせているとディスプレイが表示されないようにするとか、本気で対策しようと思えば業界の枠を越えて連携を取れば不可能じゃないと思いますし、これをすることで96%は相当下がるのではと思っています。

更に走行中のテレビ映像を絶対に映せない方法を取ることもかなり有効的かもしれません。本当は走行中に映像は出せないはずですが、簡単に改造して映せるのが現状です(私の車も前オーナーさんによって改造済みだった)。

そして歩行者側にだって防衛意識が必要だと思います。散歩やウォーキング時には必ず反射帯を義務付けるとか、歩行者はキーホルダー並に小さな物でもいいから必ず反射板を携行する義務を負わすとか。ハイビーム攻撃が嫌なら小さな反射板の携行くらいはさせるべきです。実際、上下真っ黒な服装でジョギングしてる方をよく見かけますが、私がその立場なら絶対にそんな服着て夜は歩きたくない。轢いてくれと言っているようなもんです。歩行者にも事故を防ぐための義務を負わせる時代に突入しているのではないでしょうか。






今や人々は本質的なものを求めていく傾向があるのに、こういった自動化は表向き「安全」、でも実はメーカーの単なる技術アピール、そして新技術導入による新車売り上げ効果など政治的なものも透けて見えるように思え、究極は自動運転がそれですが、正直安全を求めて行きついた結果がそれだとは到底思えません。確かに居眠り運転のサポートにはなるでしょうけど、今度こそ本当にスマホをガッツリ見ながら運転だって可能になるし、意図しない使い方をする人間は必ず出てくるのです。




技術の進歩は必要だし、企業が世界と戦っていくためにも無駄と思えることにも挑戦することは多々あるでしょう。メーカーだって利益が大切ですし、どこよりも早く市販化させてリードしたい。例えそれが80%程度のデキだと分かっていても・・・。もちろん分かります。

しかし、これだけ世の中自動化が溢れかえり、人々はより本質的なものを求めるようになってきているわけだし、更に今の自動化は昔と違って人の命に直結したものが増えているだけに、「やっちゃえ○○」みたないな軽いノリのCMで安全を謳う事に凄く違和感を感じるんですよね・・・。まぁこれは私だけかもしれませんが・・・。




自動化の裏に犠牲がある物があるとすれば、それは購入した者自身にだけ犠牲がふりかかり、それを納得した上で購入すればいい。
他者に犠牲がふりかかるもの。これは昔の様に「世界初」、「日本初」をしきりに謳いたがった昭和の考え方以下のレベルだと思います。

安全を謳うものには犠牲が極限まで低減されたものだけを市販化させ、更には絶対に道を外した使い方がされぬようメーカーは作りっぱなし・売りっぱなしにせず、継続的に改善させてユーザーに本質的なものを見失わせないようリードしていってほしい・・・、そう強く願います。









いやぁ、今回のテーマは重たかった・・・(~-~;)
Posted at 2016/10/02 22:45:23 | コメント(11) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2016年07月18日 イイね!

ホンダのV6サウンド

そろそろ梅雨が明けるのかな、と思わせる天気だった山口ですが果たして・・・。






今日明日と二連休で天気が良いとなればやっぱり洗車です。通勤距離が長いので汚れ方も結構なもので、しかも道路脇に草がボーボーに生えている道を走るため、バンパーやボディ側面にキズが入っているようにも見えるし単なる汚れのようにも見えるという精神衛生上よろしくない状況だったので、早いうちに洗いたかったのです。







ボディ側面はまだ何とかワックス成分が残っていましたが、ボンネットや天井は水弾きかほとんどない状態でした。ご老体ボディにこういう状況は致命的で、早いとこ保湿クリーム・・・、じゃなくてバリアスでコーティングしてあげないとね。







ってことで、汗ダクになりましたが洗車終了。室内マットも砂利だらけで嫌な状態でしたが、すっきりしました。






こびりついた下回りの汚れも落としておきました。







ウレタンクリアで塗装したヘッドライトはもちろん全く色が変わる気配はなし。
黄ばみ取り作業がないだけでも随分と洗車が楽に感じます。







明日は奥様のダンクの洗車をしなきゃ。ダンクの汚れっぷりも相当なものでして・・・(~-~;)












さて、「V6サウンド」と聞いて皆さんはどのような音を思い浮かべるでしょうか。

世代によって違うかもしれませんが、私のような年代の人間であればもしかしたら日産のVGエンジンに代表された“グルグル”という音が思い浮かぶでしょうか。等長エキゾーストマニホールドがまだ世になかった頃、対向するバンク間の排気干渉によって起こる音があの“グルグル音”であった事はご存じの方もおられかと。水平対向エンジンがバタバタとした音を発していたのと同じメカニズムです。







等長エキゾーストマニホールドを国産のV6で初めて採用したのが初代レジェンド。Vバンク角90度というホンダ以外やりそうにない凝った機構を採用したあのC型エンンジンです。C型エンジンに興味がある方は是非こちらをどうぞ・・・。








この等長エキゾーストマニホールドというものを採用したおかげで、C型のエンジンサウンドは当時の日産のVG型やトヨタのVZ型と比べても随分とサラッとした音がしていたのが印象的でした。その後はV6に限らず水平対向も等長エキマニを採用するようになり、V6独特の音や水平対向独特の音というものが薄れていきましたね。特にボクサーサウンドを好まれた方からしたらこの技術進歩はあまり嬉しいものではなかったかもしれません。









私はV6に限らずエンジンには気持ちの良い回転フィールと音を求める人間でして、そういう意味ではこれまで乗ってきたDA6インテグラのB16A、BB4プレリュードのH22A、CF4トルネオのF20B、そして今乗っているCM2アコードワゴンのK24A(200ps仕様)のどれもが満足できるエンジンだったと思っています。特に「音と気持ちの良いバイブレーション」という意味ではH22Aがダントツで1位。そして「滑らかさ」という面ではK24Aが圧倒的な性能を持っていると言えます。





しかし、本音を言えば4気筒VTECだけではなくホンダのV6ユニット搭載車にも乗りたかったのが本当のところ・・・。ホンダエンジンといえば4気筒VTECが真っ先に思い浮かぶと思いますが、実はV6エンジンも素晴らしいんです。私は他社を含めてこれまでいくつかのV6搭載車を運転する機会がありましたが、個人的な好みを書けばホンダ製V6ユニットは音も回転感もトヨタや日産のV6よりも好みで、商売を上手くやれていればもっとホンダのV6は売れていたのにと思う事があります。。








というわけで、今回のお題は「ホンダのV6サウンド」。

ホンダエンジンで6気筒の話をするとちょっと違和感があるかもしれませんが、私が乗ることができたホンダ製V6エンジンのうんちくを書いてみたいと思います。








初代レジェンドの2ドアHTに搭載されたC27A。私が高校生の時に初めて乗ることができたV6搭載車。むろん運転免許などないので助手席試乗です。

低いボンネットフードを実現するためにVバンク角は常識的な60度ではなく90度を採用したのは前述の通り。SOHCで4バルブ採用も国産初で、更に動弁系も今じゃ考えらないほど特異な構造でした。

このエンジンのインプレッションは助手席に座ってのものでしかないので書けませんが、音や回転フィール云々よりもホンダらしいメカニズムに惚れたエンジンでした。







2代目レジェンドに採用されたC32A。

同じC型ということでバンク角90度は踏襲ですが、動弁系の機構は大きく変わりロッカーアームをダイレクトにたたくシンプルな方式に。更にFFミッドシップシャシーへの搭載ということで、あの有名なドライブシャフトのオイルパン貫通が初代C型との大きな違いです。


私が免許を取って初めてV6搭載車を運転することができたのがこの2代目レジェンドで、当時インテグラXSiに乗っていた私の第一印象は「スゲー発進トルク!」。アクセルをグイっと踏むと軽くホイールスピンしてグイグイ加速する様は、リッター100馬力で騒がれていた私のインテグラもたじたじ・・・。音はVGほどではないにしも、意外と「グルグル」系で結構迫力を感じるものでした。



ちょうどこの頃私の友人が愛車だったセリカXXを事故で廃車にしてしまいF31レパードに買い替えたのですが、室内で聞くVGのサウンドはいかにも日産のV6サウンドで、まさにグルグル音でした。これはこれで悪くない音でしたけどね。









その後、ホンダに勤める私の幼馴染がUA4セイバー25Vに乗り換え。私はこの彼のセイバーを代車として何度も乗ることになったのですが、この車、ご存じの方が多いかもしれませんがホンダアメリカ製の車でV6エンジン自体もアメリカ製です。
※画像は32V










ざっと紹介しますと、排気量2500ccのSOHC24バルブ-V6で型式J25A。多くのホンダエンジンがまだ逆回転クランクだった時代ですがJ型は正回転。バンク角は一般的な60度Vでボア×ストロークは86×71.6という完全にショートストロークタイプ。むろんVTEC仕様ですが、同時にデビューしていた3200ccのJ32AとはVTECの吸気可変システムが異なり、J32Aは3500rpmまでは吸気バルブ2本のうちの1本を閉じたままにさせるセカンダリーバルブ休止型なのに対し、J25Aは常時2バルブとも作動していて4300rpmを境にハイカムに切り替えるタイプ。更にJ25Aには5000rpmを境にチャンバーのシャッター開閉を行う可変吸気システムも採用されているので、4300rpmまでは低カム+シャッター閉、4300~5000rpmでハイカム+シャッター閉、5000rpmからハイカム+シャッター開という、言ってみれば3ステージの可変を行っているエンジンと言えます。



実は、うちの会社の元後輩君ものちにセイバー25Vを買ったのですが、その際一緒に試乗をする事になり試乗車として並べてあった32Vと比較試乗ができました。その差は分かりやすく、加速は当然32Vが上。シートに背中を押し付けられるような加速は病みつきになりそうでしたが、私は圧倒的に25Vが好みでした。


一番の理由はサウンド。



きめの細かいV6サウンドは硬質で、国産エンジンとしては珍しく「メカニカルサウンド」と呼んでいい乾いた音が最高に気にいってしまいました。

当時うちの会社にはS150クラウンが2台あり(うち1台は後期VVT-i仕様)、よく出張で使っていましたが、それと比べても音の静かさでは負けても音の気持ちよさは圧倒的に上。更に振動も当然直6には負けますが、逆にV6のバイブレーションが気持ちよく感じる・・・。本来NVHは低い方が車としては優秀なわけですが、J25Aは静かでバイブレーションが少ない=気持ちよく感じるとは言えないことを教えてくれた貴重なエンジンだったように思います。





その後も私は色々な縁があっていくつかのホンダ製V6エンジンや会社のトヨタ製V6エンジンを運転することが多々ありましたが、J25Aに勝る印象を持った車はありません。








J型は、このあと3000cc仕様でRA8オデッセイにも搭載されたのですが、車の性格からしてJ32Aと同じセカンダリーバルブ休止型かと思いきやJ25Aと同じハイカム切り替え型だったのにビックリ(笑)。

試乗したことがあるアブソルートV6の印象はというと、確かにノーズは重たいと思いましたがエンジンの存在感が凄くて、F23A搭載の直4オデッセイがまるでガキの車のように感じたほどです(オーナーさん、すみません…)。
ホンダのV6はとにかく音がいい。トヨタに比べたら確かに静かとは言えないけど、聞こえても全く不快じゃない、いやむしろ聞こえてくれた方がいいとさえ思えました。ひょっとしたらホンダのV6は和製BMWと言っていいんじゃないの?と思ったほどです。


BMWの6発、全然乗ったことないけど(笑)










その後、私の幼馴染はセイバー25Vからインスパイア30TLに乗り換えました。

こちらもざっと紹介すると、UC1と呼ばれるインスパイアに搭載れたエンジンは排気量3000ccのJ30Aの一種類のみ。先代と同じJ型なので基本構成は変わっていませんが、VTECからi-VTECに変更されたのが目玉の一つ。i-VTECと言っても私のアコードのように連続可変バルブタイミング機構VTCが追加されたのではなく、負荷の軽い状況でV6の片バンクを休止させて3気筒で運転するというもの。もちろんクランクを回してピストンを往復させているのですからピストンそのものが休止するはずもなく、あくまでもバルブを休止させる可変システムです。多くのVTECエンジンに採用しているセカンダリーバルブ休止型の技術を水平展開させたものとも言えますね。







休止機構を持たせているのは室内側バンクの3気筒で、常に風で冷やされるフロント側バンクは常時燃焼させ、休止中のバンクが冷えすぎてしまうことを嫌った仕様とも言えます。1気筒あたり5個もカムを持ち、吸気のみならず排気の休止も行うというかなり凝った機構に・・・。
一般的なVTEC機構は「串刺しロッカー機構」なるもので、油圧でピンを串刺しにし、ピンの戻しはスプリングで行っています。戻しのレスポンスを重視するが故にスプリングの張力が高く、串刺しにはそれに勝る油圧が必要となり切り替え回転数がどうしても高めになるわけですが、気筒休止となるとむしろ負荷の軽い低回転で行わねばなりません。よって、ピンの串刺しだけでなく戻しも油圧で行うように変更されているのが特徴。油圧ラインの双方で押しと引きを行うことで高精度でレスポンスの良い切り替えを低回転域で可能にしているわけです。


6気筒で3000ccですから、一般的に言われる「エンジンは1気筒あたり500ccがベンストバランス」というどこかで聞いたような定義に当てはまるJ30Aですが、幼馴染のインスパで感じた第一印象は、とにかくシルキーという印象でした。静かで滑らかでパワフル。且つサウンドもJ型らしい硬質なメカニカルサウンドが残されていました。ただ、J25Aと比べると何もかもが優等生という印象が強く、あの軽く吹け上がる、そして官能的なメカニカルサウンドにはやや及ばないというのが個人的な印象でした。









その後、幼馴染はCP3と呼ばれる3500ccになったインスパイアに乗り換えました。








エンジンはJ35AでVCMという更に進んだ可変シリンダーシステムを採用。3気筒片バンク運転は踏襲ですが、更にもう少し負荷がかかった時は前後各バンク各2気筒の計4気筒で運転するという燃焼振動を考えたらNG的な発想を盛り込んだエンジンです。つまり可変休止機構はリヤバンクに3気筒、フロントバンク1気筒に付くわけです。当然こんなことをすると燃焼間隔が不等になり高級車としてみれば無視できない振動がでてくるので、不等間隔の燃焼振動周波数を打ち消す様、エンジンマウントのアクチュエーターを電子制御で伸縮させています。アクティブコントロールエンジンマウントと呼ばれるもので、これは先代のUC1にも搭載されていました。




排気量が大きなり、ボア×ストロークも89×93とロングストロークなったわけですから、得られるパワーとトルクも280ps・34.9Kgmと強烈。加速もFFサルーンとしてみればバカッ速でこの加速を前輪2輪だけで伝えて大丈夫か?と思ったほどです。

ただ、サウンドと回転フィールに関しては少しケチを付けたくなりました。一言でいえば少々大味・・・。J30Aの様なシルキーな回転フィールが消え少々ザラッとした印象が残るのを感じました。これは私のアコゴンのK24Aにも当てはまりますが、同じエンジンで排気量を大きくするとどうしてもそういう傾向になりがちなのですが、J35Aもまさにそのパターンでした。J35A以外のJ型に乗った事が無ければそうは思わないかもしれませんが、少なくともJ25Aのフィーリングを知っている者だと恐らく排気量拡大の限界を感じるのではないかと思いました。ただ、それがどうした言わんばかりの加速感はありますけどね。








とまぁ、何だかとりとめのない内容になってしまいましたが、今やホンダでV6に乗ろうと思うとレジェンドハイブリッドしかないわけで、世界的に見ても排気量やシリンダー数が減る傾向にありますから、今さらホンダに摩擦損失の大きなV6エンジン搭載車の拡大を望めるはずもありませんね・・。ただ、アコードツアラーにK24AではなくJ25Aが搭載されていたとしたら、もしかしたら中古で次期愛車候補だったかもしれません。私の中であの大きさとなれば車格はアコードとはいえV6の方が合っていた・・・。過去何度も書いてきた話ですが(汗)。



今でもJ25AのメカニカルサウンドとV6の心地よいバイブレーションを思い出すと、背中がゾクゾクってなっちゃうんですよ・・・(~-~;)
Posted at 2016/07/18 00:53:10 | コメント(14) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2016年06月25日 イイね!

車的雑論 「大きくなりすぎたホンダ」



まさに梅雨真っただ中な山口。今週は特に土砂降りの雨の日が続き、濁流の川を見ていると恐怖感を覚えました。市内のダム貯水率はどこももともとが100%続きだっただけに、この雨こそ今関東で降ればいいのにと思ったりもしました。
関東はその後改善されたのでしょうか・・







そして梅雨はこういうのが嫌ですよね・・・。

この日、会社から駐車場まで歩いただけで太ももから下がびしょ濡れに。スラックスも靴下もびっしょり濡れてしまい、運転中はエアコンで早く乾いてほしいと思いながら実はスラックスに浸みこんだ水分で寒いのなんの・・・(泣)。

荷室に綺麗なタオルがいつも積んでありますが、後席に積んでおくべきでした・・。










さて、実は今後車におけるちょっとした短編雑論をシリーズ化して書いてみようかと思っています。


短編・・・



そう思って書いてみたのですが、今回はテーマがまずかったかも・・・。ホンダへの不満を書くと長くなっちゃうんですよね(汗)。



ということで、今後短編で書けるテーマを思いついたら記していこうと思っています。












さて、車歴から分かるように私はホンダ好き。というより以前のホンダが好きでした。古い人間だからか、正直今のホンダには魅力を感じません。








ホンダの魅力は世代によって感じるものが違うと思いますが、昭和30年代後半生まれから私のような昭和40年代生まれの人間だと、やはり直感的にかっこいいと思えるスタイリッシュな車が多かったこと、そして五感を刺激するような官能的なNAエンジンが沢山あったこと。ざっくり言えばこの二つの魅力に絞られると思っています。


そんなホンダが徐々に変わり始めたと感じてきた最初の要因がボディサイズの肥大化。つまりアメリカ重視の車作りをし始めたこと。そして売れない車は容赦なく廃止し、確実に売れるミニバンばかりを作り始めたこと。更に近年、ハイブリッド化への波に飲み込まれていったこともあるでしょう。一見これらは時代の流れに沿った必然的なものに思えますが、そこに踏み出そうとした根本的な狙いに“シェア拡大路線”を歩んで企業を大きくしようとしたことが絶対にあるはずです。もちろん企業としてそれは当然の思いですよね。




しかし、多くのホンダファンはきっとそれを望んでいなかったと思います。シェア拡大路線の副作用は確実に表れ、例えば恥じらいもなく他社の後追いを平気でするようになり他車と同じような方向性の車ばかり増えたことや、それによって価格競争や燃費競争に巻き込まれてしまいホンダならではの魅力を車から得られなくなってしまったこと、そしてホンダならではのコア技術、ブランドイメージがどういったものかをユーザーが感じ取れなくなってきたこと。80~90年代のホンダ車が好きでファンになったユーザーは、小回りが利かずファンの思いに応えることができなくなったホンダに対しとても歯がゆい思いをしているでしょうし、私もそう思っている一人です。









この点、当時ホンダと似たポジションにいたマツダは正反対の道を歩んでいますね。そしてスバルも。

マツダはシェア拡大路線を走ることのリスクを嫌というほど味わったメーカーです。だからこそ、車好き、或いは走り好きという、シェアでいえば僅かな数でしかないユーザーのための車作りに切り替えています。この先シェア拡大を狙った商売をするつもりはないことも公言しています。そしてホンダの様なインパクトのあるエンジンがあったわけでもないのに、気が付けばスポーティなイメージがマツダブランドとして出来上がりつつあります。

スバルは“水平対向ターボ + AWD”という独自のセットコア技術を完全に確立させており、ほぼこれだけで食べていけるよう無暗やたら車種を増やすこともなく、欲張らない堅い商売をしています。


そして何よりもこの二社は国内ユーザーを裏切っていません。ボディサイズは両社とも肥大化していますが、それでも国内ユーザーに対応した小回りの利く商売をしています。国内の人口減少や自動車離れなど長い目で見た時にこの商売方法が正しいのかどうかは何とも言えませんが、少なくとも車好きのユーザーからすればマツダやスバルのような車作りをしてくれる方が得られる満足感が高く、車を走らせていても幸せに感じるはずです。それは車の実際の“デキ”とか“数値的な性能”から得られるものではなく、開発側からの熱い訴えがあるからこそ感じ取れるのだと思います。

マツダは何とかしてロータリーを残そうと頑張りました。そして何とかして運転していて楽しいと思える車を作り続けようと今も頑張っています。スバルも然り。ユーザーへの思いや楽しい車を作りたいという姿勢が強いがために本来透けて見えるはずの「企業戦略」というものを私達が見ずに済んでいる・・・。つまり純粋に車から走りへの思い、ハートを感じるのだと思います。









もちろんホンダだってNSXやシビックRなど物凄いスポーティな車もあります。しかしその存在は私達一般ユーザーには縁がないも同然。芸能人を見てキャーキャー言っているのと同じです。悪い言い方をすればメーカーのパフォーマンスに過ぎないわけで、一体どれだけの人がその車を運転して幸せな気持ちになれるのだろうかと思ってしまいます。


結局今のホンダ車のラインナップから感じ取れるものは車としての魅力ではなく企業戦略的な事情ばかり。2シーターのS660に2000万円に届きそうな価格のNSX、そしてニュル最速第一命題で生まれたシビックR。それらが買えない方、お気に召さない方はハイブリッドでお願いします、そう言われてるように感じますし、実際に選択肢としてそれしかないラインナップです。



ホンダのハイブリッド車のデキは素晴らしいと分かっていながらも、車好き・走り好きのホンダファンからすれば、レシプロエンジンに今尚拘って実用車に搭載して販売し続けているマツダやスバルが本当に羨ましい・・・。しかもそれが環境負荷低減を訴えるこの時代にしっかり売れているのですから、「ハイブリッドじゃないと売れない」「今さらレシプロエンジンだけじゃ売れない」と恐らく言いたいであろうホンダの考え方には説得力に欠ける気もします。








噂では北米シビックを日本でも売るとかなんとか。アクセラやレヴォーグ、WRXなど魅力的な車が売れている中で、この先も日本人にマッチする気がしないアメリカ産の車を持ち込んで強引に商売しようとするホンダ。これが会社が大きくなりすぎた故の副作用だとすれば、もはやどうにもならないのかもしれませんが、巨大企業のトヨタがちゃんと国内を見捨てない商売をしている事を思うと、単にホンダが商売音痴なだけなのか・・・。


どんな企業もそこそこの規模で、発展途上で闘志むき出しな頃が一番面白いものを世に出してくるのでしょうね。
というか、今のホンダの顔はホント酷いと思うのよね・・・
Posted at 2016/06/25 17:56:56 | コメント(18) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2016年03月31日 イイね!

4月以降の私のブログについて

明日から4月、新年度ですね。

でもうちの会社は業務の性質上、新年度が9月という珍しい会社なので、実は4月が新年度という意識がほとんどないという・・・。新入社員もここ数年入れていないので余計にそう感じます。




さて、現在私のブログ画像の多くは外部サーバーを使っており、この3月末を持ってそのサーバーが閉鎖されることから現在別の外部サーバーに移動を行っております。しかし画像枚数が非常に多く作業時間もそれほど取れていないため、3月末までにすべての画像移動を完了できませんでした。




画像の移動はPV値の高いカテゴリーから進めており、現在16あるカテゴリーの中の下記9カテゴリーは全て完了しております。

※2016/4/10更新時


・アコードワゴン関係(100話)
・ライフダンク関係(16話)
・雑談(176話) ※3話のみ画像探せず
・洗車ネタ(46話)
・DIY(75話)
・新車情報・試乗記(48話)
・懐かしみシリーズ(73話)
・易しいエンジンの話し(13話)
・メンテナンス(96話)






まだ移動を完全に終えていないものは残りの7カテゴリーで下記の通り。

・日常の出来事(496話中、直近の40%程度完了)
・レシピ (18話中、直近の25%程度完了)
・撮影記・おでかけ記 (72話中、直近の80%程度完了)
・オフ会 (21話中、直近の60%程度完了)
・スタイルシート関係 (8話全く手つかず)
・カブト虫飼育日記 (16話全く手つかず)
・100円ショップ (7話全く手つかず)





覗いてくださった方々には大変申し訳ありませんが、4月以降は一部見苦しい状態(画像が表示されない状態)になることをご理解いただけますよう宜しくお願いいたします。尚、移動全完了は5月末までを目標にしています。



私事ではありますが、ご報告まで・・・(~-~;)
Posted at 2016/03/31 23:23:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2016年02月13日 イイね!

角目4灯

今日の山口は雨。でも天気予報で言っていたような荒れた雨ではありませんでした。どちらかというとしとしと静かな雨で、夜になって時折強く降る程度でした。








それにしても今日は暖かったですね。恐らく全国的にそうだったんじゃないかと思いますが、おかげで家の前に咲いている梅が一気に開花した感じです。









今日は仕事が休みでしたが雨なので自分のしておきたかった事は何も出来ず・・・。とはいえ、溜まりに溜まっていた太陽にほえろのビデオを4本消化しましたけどね。

あとは、アコードに装着しているスパークプラグ「イリジウムタフ」がそろそろ10万Kmの使用となり交換をしたいのですが、明日は仕事なので来週休みであればその時にでも交換しておきたいなぁと思っています。






そういうわけで、今日は短いネタで。

















みんカラを始めてから何かと80カーを目にすることが増えた私ですが、80カーの魅力はやはり今の車にはない“シンプルなデザイン”でしょうか。デザインの過剰感がないのでいいですよね。

その80カーの中にも角目4灯式の車がいくつかありましたが、私は小さい頃からこの角目4灯に随分と憧れていました。どこか知的で、上級感があったんですよね~。角目4灯式も徐々に姿を消し異形ヘッドライトが主流になっていったわけですが、異形ヘッドライトでブラックベゼルを採用した車を見ると何となく角目4灯式の生まれ変わりにも思えたりします。


そして今や異形ハウジングに丸いプロジェクター式が埋め込まれるのが当たり前になり、どれも同じに見える顔からそろそろ脱却したいからでしょうか、「えー?!!こんな不細工な顔にしてまで脱却したいの??!」と思える車なんかもいて、別に時代は繰り返されたっていいんだから、もう一回シンプルな顔つきの顔で今風のデザインをスケッチしてみたら?と素人な私なんかは思ってしまいます。



こんなとりとめのない事を書きながら、次の懐かしみのカタログは角目4灯式の車にしようかなぁと思ったりも・・・。まぁ別に角目4灯式じゃなくても、ハンサムな顔つきの車は80年代にはゴロゴロいましたけどね。

さて、何を懐かしもうかな〜^ ^
Posted at 2016/02/13 23:41:29 | コメント(11) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記

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