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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2016年02月08日 イイね!

i-MMDとi-DCD、そしてダウンサイジングターボ


今朝の山口市内は少し雪が積もっていました。数日間は寒気が居座る様で、まだまだ寒い日が続きそうです。









春を待ついちごの苗も今は休眠中。いちごは寒さに強いので基本放置でよいのですが、冬の休眠までにどれだけ株を太らせておくかが重要で、現在プランターに植えている9個の株はほぼ順調な生育のように見えます。

2月に入ってすぐに追肥をしたので、あとは伸びてくる余分な葉やランナーをカットしながら暖かい春を待つだけです。








さて、今日は休日出勤でした。通勤ラッシュのない休日に会社へ向かって走っていく時って何だか悲しい気分になるんですよね・・・。



今年はとても忙しく、土曜休日の出勤はほぼ当たり前、日曜日も出なきゃいけないほどの状況になってきて、この先5月の連休も返上しなきゃいけないだろうと予想しています。

2009年に実家に戻ってからは老いてきた両親をあまり動き回らせたくない気持ちが強くあり、家の用事を色々とこなしている私としては日曜日の出勤は正直痛いのですが、会社が忙しいことは良いことでもありますから、仕事と家の用事、そして自分の時間をうまく回しながら頑張るしかありません。でも大好きな太陽にほえろの録画ビデオも全く見ることができず既に6本も溜まってしまっているし、外部サーバーの画像移転もほとんど進んでいない・・・。



あ~~、やだやだ・・。






というわけで、日付が変わった夜、何とか週一ペースをキープしてのブログアップです・・・。











先日、うちの会社に黒のアコードハイブリッドがやってきました。どうやらうちの役員さんの知り合いの方のようで、オーナーさんは50代っぽい上品な女性の方でした。

現行アコード乗りのオーナーさんに対して失礼な話ではありますが、正直現行型アコードハイブリッドの印象って、アコードの持つ“らしさ”みたいなものは感じるのですが歴代アコードの中でも特に地味な印象なんですよね・・・。

まぁ開発思想からして若者向けじゃないのは分かっていますが、"SPORT HYBRID"と謳う割には車から訴えかけるものが伝わってこないし、何よりもその素晴らしいハイブリッドシステムがもったいないと感じます。まぁこれはアコードだけじゃなくオデッセイなんかもそうですが、素晴らしい技術が車の外観、特に第一印象によって台無しにされてしまっている・・・。個人的な印象ではありますが、これってホンダ車には特に多く見られる傾向なんじゃないかと感じています。







そんな素晴らしいハイブリッドシステム「i-MMD」ですが、先日たまたまコンビニで見かけたスクープ雑誌に“次期型フィットにi-MMD搭載”という記事が載っていました。そしてハイブリッド以外のグレードには全て直3のダウンサイジングターボが搭載されるとも。


もちろんスクープ雑誌の書くことですからあまり信用はできませんが、もしそれが本当であればホンダの低燃費に対する姿勢の本気度というものを感じます。

恐らくライバルであるトヨタの2モーターハイブリッドに対し燃費で勝負するにはやはりi-DCDでは限界があるでしょうし、コストのかかるi-MMDではありますが燃費面ではかなり優位であり、モーターのみの走行領域は現行型よりも格段に増えるはずです。同時に直3のダウンサイジングターボをベーシックグレードから搭載することで全体的な低燃費数値の底上げを図る・・・。そういうことでしょう。

そうなれば仮にRSというグレードを存続させるにしても、現行型のようにハイブリッドと横一列で比較されることもなくなり、「i-MMDのハイブリッドモデル」、「ダウンサイジング直3ターボの量販モデル」、そして「スポーツエンジンを積んだRS」という3つのグレードのコンセプトが明確になり、ユーザーにアピールしやすくなるでしょう。








同時に現行型フィットから多くの車種に展開されてきた“i-DCD”とのすみ分け・・・、というか、この先i-DCDが先存在していく意義があるのだろうかという懸念も感じます。

i-DCDの仰天発想、つまり一つのモーターを7速デュアルクラッチトランスミッションの奇数段メインシャフトに直結させ、そのモーターに遊星ギヤである1速だけを内蔵させた発想と技術は本当にホンダらしいものであり、色々問題がありながらもこの先の熟成と発展が楽しみでもありましたが、さすがにフィットに2モーター式のi-MMDを載せるととなるとi-DCDの他車への展開が全く見えなくなってきます。









そして、ハイブリッド以外のモデル、“直3ダウンサイジングターボ搭載モデル”“スポーツグレードRS”の事も気になります。






何よりも気になるのがダウンサイジングターボと組み合わされると言われている“直列3気筒”というシリンダー数。気筒数はエンジンフィールに直結する重要な要素なだけに、クランク1回転につき2回爆発する4気筒の2次振動から、クランク1回転につき1.5回しか爆発しない3気筒の1.5次振動へのフィーリング悪化をどこまで誤魔化すことができるのかを私は心配しています。

ホンダの4気筒といえば上は2400cc、下は1300ccですが、排気量の違いはあれど4気筒ならではの滑らかさというものは当然存在し3気筒のそれとは大きな差があるわけです。4気筒最廉価車種のフィットではありますが、S07A搭載のNシリーズと比べればフィーリングの差は段違い。燃費を追い求めるが故についにシリンダー数をも減らすところまで行き着いたかという思いです。1500~1600ccクラスを吸収するかの勢いで大きく立派に、そして豪華になったフィットだけに、エンジンだけ軽自動車並みの質感に下げてもいいものかと強い懸念を感じます。もちろんフィーリング悪化のボロ隠しをしてくれる“ターボ”が合わさるのでNAよりは多少ザラついた回転感やガラガラとした音は消されると思いますが、ホンダのS07Aターボユニットを思えば、強度を落としてまでもコストダウンされ薄肉化されたブロックは同じ思想で踏襲されるでしょうし、強い加速時のエンジンフィールの悪さもさして変わらないだろうという気がしています。










もう一つはRSの存在意義。

正直、歴代フィットRSのエンジンはホンダファンからすれば物足りないのがホンダファンの共通した意見じゃないでしょうか。“RS”というグレード名からして仕方がないと思えばそれまでですが、圧倒的な燃費性能と圧倒的な居住性、ユーティリティ性能を達成しているフィットなのですから、もし次期型で2モーターのi-MMDとダウンサイジングターボで全体的な燃費性能を底上げするなら、スポーツグレードのRSは思い切ってスポーティに振るべきです。

しかしそれをしようとして今のホンダでネックとなるのが、、もはや官能的なNAユニットがホンダに存在しないことです。スタンダードなベーシックエンジンに毛の生えたようなチューニングを行ったところでそこから得られる官能性など知れていますし。


新型シビックRはもはや私たち庶民のことなど考えてはいない恐ろしいほど高額で高性能なパワーユニットを積み、恐ろしいほどガンダムチックで子供っぽいスタイルになっています(←個人的印象です)。というか、もはやシビックじゃないしシビックと名乗ってほしくない・・・。



ホンダの今のラインナップを見れば、ホンダの中で唯一庶民の買えるスポーツモデルはフィットだけであり、だからこそ真面目な直4スポーツユニットをフィットに残しておき、きちんとホンダファンにスポーツを忘れていない証を残しておくべきだと思うんですけどね・・・。









果たして次期フィットはどうなるのか。i-MMD搭載も凄い事だし、ベースグレードのダウンサイジングターボ化だって凄い判断だと思います。だからこそ残されたRS、つまりスポーツグレードをどう扱うかが重要なのだと個人的には感じています。
Posted at 2016/02/08 00:41:36 | コメント(10) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2015年12月06日 イイね!

いずれか該当の方々、是非教えてください!

今日もまたなんだかんで忙しい休日でした。

書きたいブログネタは沢山ありますが、溜まるばかりでほとんど消化できていない悲しい現実・・・。内容的にボリュームのあるものを書こうとするからいけないのですが、それにしてもPCを開ける自分の時間はどんどん減っているような・・・(汗)










そんな中、先日泥のような雨が降ってドロドロな汚れだったアコゴンだけは洗うことに。












毎日走る距離が距離だけに汚れ方が半端じゃなく、雨の日も多かったので室内マットも泥だらけでした。室内に掃除機をかけると結構時間がかかりますよね。

ダンクも洗ってあげたかったけど、洗車のあと諸々の用事が沢山詰まっていたのでガラス拭きと室内の掃除機かけ&拭き掃除で今日は終わり。ボディ洗車は来週にお預けです。アコードよりも汚れ方がマシだったし。スタッドレスの交換も来週です。

来週は土日休日なのでもう少し時間に余裕はあるかな・・・。










ってことで、今日はボリュームのあるネタを書く時間が無いので、完全に手抜きネタ。



しかし、個人的にはメッチャ気になっている事なので書かせてもらいます!












下記いずれか該当の方々、是非教えてください!














A60セリカXXマニアの方!












M型エンジンマニアの方!













その他、旧車コンサル的な知識をお持ちの方!





















これ、事実なのか是非教えてください!!!









セリカXX 3000GT・・・



聞いたことないし、フレーズに違和感ありまくりです・・・。でも私が知らないだけなのかも・・・









皆さまのブログは夜読ませてもらいます!
今からまた頼まれ買い物にお出かけ・・・。泣けてきます・・。
Posted at 2015/12/06 17:21:03 | コメント(11) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2015年12月01日 イイね!

頭を振る右折車


今朝、83歳になるうちの会社の役員の乗るクラウンハイブリッドを私が移動させようとしてスタートボタンを押した途端シートポジションメモリーが働き、スライドはこれでもかというほど前に動き、背もたれもほぼ垂直、ほとんど身を挟まれたも同然で思わず両手を上げ、ついでに悲鳴もあげたダブルウィッシュボーンです、みなんさこんばんは・・・。

そのポジションのまま何とか移動しましたが、今後小柄なお偉いさんやセレブが乗る高級車を移動する時は絶対に気を付けねばと思ったのは言うまでもありません・・・。












一昨日の日曜日、市内のある場所で山口市内の小中学校の絵画美術展が開催されました。


どうやら学校で書いた絵画の中で各学年から5名程度選ばれたものがこの美術展で飾られたらしいのですが、わが家はそんな情報を全く知らず、しかも同じ学年のお母さんからうちの奥様に


「○ちゃん(←うちの娘)の絵が入選して飾られてるよ!!」


と連絡があって初めて知ったという・・・。



連絡をくれたそのお母さんのお子さんも入選していたらしいのですが、入選したかどうかなど学校から全く連絡なく、美術展に足を運んで絵を見ていたらたまたま自分の子の名前で飾ってあった絵を見つけて初めて入選を知ったそうです。



学校側の連絡って、そんなもんなんですかね?(~-~;)












娘と二人で見にいき他の学校の作品や違う学年の作品も見ましたが、娘はかなり刺激を受けていました。

何はともあれ、この展示を教えてくれたお母さんに感謝です。









その帰り、アコゴンの助手席に乗った娘が一言。




ブレーキ、めっちゃ鳴いてるよ!






またしてもモスキート音報告・・・。
(──┬──__──┬──)





同日の夜、塾から連れて帰った息子にも聞いてもらったのですが



ん~~~、鳴ってないと思うよ。
でも止まる最後のほうでほんの少し聞こえるかも。
多分誰も気が付かんレベルやと思うけど。





17歳の息子も徐々に聞こえなくなってきてるみたいです(笑)。









さて、ブログタイトルの話。







私の通勤路での話なのですが、最近対向車でよく出会うようになった車の中で非常に嫌な思いをする車がいます。








その車はいつも飛ばしぎみなのですが(写真の車ではありません)、とある交差点でその車から見た右折レーンに勢いよく進入してきて、曲がろうとする方向に車の頭をスパッと振り停止ラインを越えたところで停止するんです。その交差点を直進で通過する私からしたら、その行為のタイミングによってはパニック操作ぎみになるわけでして、事実これまで何度かその行為によって心臓が止まるかと思うど驚いてハンドルを左に振りブレーキを踏んだことがありました。その車は毎回頭を振って停車するので、私としては当然すれ違う時は構えるようになりましたし、慣れてもくるわけです。正直こういう状況に慣れてしまい警戒心が薄れてくるのは良くないことなんですけどね・・・。


そもそも交差点で頭を振って停止される事自体直進車からしたら迷惑な話で、こちらとしては少し左に避けながら直進することになるわけです。大きな交差点であればさして問題はないのかもしれませんが、少なくとも対向車が近付いてきている段階で頭を急に振る行為はやめてほしいものです。




実はこの手の話と似た愚痴を以前ブログで書いたことがありまして、ベタベタに車高を落としたヤン車がマンホールやグレーチングのくぼみを嫌い、私とすれ違う直前にセンターラインを踏むほどこちらに一気に寄ってきて段差を斜めに進入して底擦りを避けようとしたクソ野郎(←感情丸出し・・・)の事を書きました。


対向車とすれ違う直前にそんな行為をする、しかもそのアクションが大げさで瞬間的なものであれば、された方はパニック操作に陥るのは当たり前のことです。恐らく自分が同じ事をされたらそういうクソ野郎に限って感情丸出しで睨み付けてくることでしょう。

まぁこの場合のケースは、その行為への怒りに加えて、僅かな段差すらまともに越えられない様な車を公道で走らせるなよって話ですが、とにかく交差点などで自分の車の頭を振る時には対向車や周囲の状況をよく考えてから行ってほしいものです。
Posted at 2015/12/01 23:56:30 | コメント(11) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2015年11月28日 イイね!

狭くて不便でも幸せそうに見える家族

昨日は仕事が終わってから会社の親睦行事であるボーリング大会が行われました。









参加者は全35名で個人成績4位、チーム戦では全9チーム中3位で、ささやかですが賞金を頂くことができました。


家に帰って奥様や子供に報告しましたが、賞金を見た奥様は

「明日のお昼ご飯は父さんのおごりやね!」

って・・・(汗)。



奥様は今日仕事だったので子供達のお昼ご飯は私が作ることになっていたのですが、子供達は塾などで外食には出られないので結局普通のお昼ご飯の買い物代を私の賞金から出しただけという、いまいち腑に落ちない状況でした・・・。










子供が大好きな海鮮丼でくことに。










買い物に出かける前にご飯を炊いて出るのを忘れていて、帰って慌てて早炊きしました。










さして普段と変わらない昼ご飯しか作れず、これならまだ別の日に4人で外食した方が良かったような・・・(~-~;)












さて、今日のネタは少し短めに。













数年前、うちの町内にいるご家族が買い替えられた先代シビックRユーロ。以前ブログで書いたことがあるシビックです。


ここの家族は幼稚園児くらいまでの小さなお子さんが二人いる(上の子は男の子)4人家族なのですが、いつも前席の両シートが倒された状態で止まっています。



お父さんとお母さんが二人とも降りてシートを倒し、
小さなお子さん二人が両席からちょこちょこ出てくる・・・。




とっても微笑ましく、そしてなんとなく憧れも感じる光景です。





お子さんが二人いる家族だと今やミニバンが当たり前、一昔前でもワゴンやセダンが候補になり得たと思いますが、ここの御夫婦は家族1台所有でありながらシビックRユーロを選ばれているところが素敵すぎます。

そして時々町内でこのシビックとすれ違うのですが、旦那さんよりも奥様の方がよく運転していて、後席に座るお子さん達といつも楽しそうに話しながら笑顔で運転しているのがとても印象的です。その様子は幸せを運ぶミニバン乗りの家族をも負かすほどの素敵な光景で、MTを操るお母さんの姿を狭い後席から毎日当たり前のように見ているこのお子さん達は、一体どんな思いでシビックに乗っているのだろうかとついつい興味を抱いてしまいます。







“2ドアは不便”


これは主に子供を後席に乗せたりチャイルシートを固定したりする親の方が感じることだと思いますが、

“2ドアは狭い”

これは親が勝手に決めつけているだけで、実は子どもはそんな事ちっとも思っていないのでは・・・。私はそう感じています。なぜなら私がそうだったから。





うちの親父は私と妹が育ち盛りだった小中学校時代、初代プレリュードに9年間も乗っていました。今思えばそれはそれは狭い後席だったはずですが、私は狭くて乗るのが嫌だと思ったことは一度もなく、車好きだった親父の運転姿をいつも後席真ん中に座って眺めていました。車が大好きな親父はいつも車の話をしてくれて、プレリュードの自慢とMT運転の面白さや奥深さを私に語っていました。
私はまさに親の背中を見て育ったわけですが、恐らくこのシビックRユーロの後席に座っているお子さんはこのスペースが当たり前と思っているでしょうし、お父さんやお母さんの運転姿が大好きで、クラッチを踏む姿、ギヤチェンジをする姿、回転を合わせるエンジン音など、色々な情報が好奇心に相乗作用して、この先本当の意味で車好きになっていきそうな気がします。






車と人間の接し方、関わり方による幸せの形は人それぞれでどれがどうとは一概に言えませんが、家のリビングにいるかのごとく広くて快適な空間でDVDの観賞までもができ、、ドライバーも同乗者も楽ちんな思いができる車になればなるほど車に対する色々な事への無関心化が強くなる気がしますし、幸せの質やベクトルというものを考えた時、決して至れり尽くせりの今の方が幸せに感じるとは言えない・・・。あくまでも個人的な感じ方ですけど。





今回のシビックRのご家族を見ていると、お子さんはきっと車が好きになる気がしますし、MTを操るお父さんとお母さんの運転姿も大好きでかっこいいと思っているかもしれませんね。
ただ残念なのは、この子が大きくなった時は車というものが今とは全く違ったものになっている可能性が高いことでしょうか・・・。
Posted at 2015/11/28 23:59:45 | コメント(18) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2015年09月13日 イイね!

ライトユニットネタ


今日は朝からカラッと晴れた山口。色々な事をしていても体が楽に動きます。今月は土曜休日が全くありませんが、今週頑張れば4連休♪。既にやっておきたい家の用事も決まっていますが、出来れば一日だけでもカメラを持って一人で出かけてみたいと思っているところです。












さて、ブログタイトルネタです。








お洒落は足元からとはよく言いますが、では車の表情(顔)の良し悪しに大きな影響を与えるパーツと言えば、やっぱり目元、つまりライトユニットですよね。





デザイン云々以前の話ではありますが、今の車はライトユニットのカバーが全て一体型になっているのが常識で、それ故に素材は成形性の良い樹脂(ポリカーボネート)が使われています。

しかし樹脂は耐候性が弱く、紫外線などにさらされるとあっという間に真黄色に・・・。そのまま劣化が進めばクラックも入ってきます。そこで、新車の状態ではカバー表面に紫外線を防ぐハードコートが施されているのですが、それでも屋外駐車であれば持って5年程度でしょうか、徐々にハードコートも侵されてくすんでしまい、これを直すには一般的にはライトユニットの新品交換以外ないのが現状です。

しかし今の時代、車で保有期間5年なんてバリバリの現役もいいとこ。なのにライトユニットのせいで車が凄く古臭く見えてしまい、せっかくのかっこいい顔が台無しになるなんて、車を大切にするオーナーからすれば何ともやるせない気持ちですよね。










私のアコードも新車から経過12年ということで、これまで何度かライトユニットカバーのハードコートを落として市販のガラスコートを塗布することで、なんとか透明感を維持してきています。










そんなネタを以前のブログでアップした時にみん友さんから出た話なんですが、トヨタ車のライトカバーの劣化が特に激しい気がするという話が出ていました。確かに販売台数も多いのでその傾向に感じますが、実際はどうなんでしょうね。他社の車も結構褪せていますが、色々な駐車場で気にかけてみると確かにそんな気がしないでもありませんでした。



いずれにしてもカバーの黄ばみ・・、これは車そのものの耐久性、そしてライトユニットの耐候性と新品価格を照らし合わせて考えると、あまりにも吊りあわない状況にあると言えます。ライトユニットをゴシゴシ磨いて復活させる人間なんて、そういるわけじゃありませんからね・・・。









で、今回はライトユニットのベゼルについてネタにしてみました。
え?今までの話って前置き?!って言わないでください・・・





世の中のライトユニットのベゼルは、ほぼシルバーメッキか黒い樹脂かの二つに大別されると思います。でもこの二つ、同じライトユニットであっても見た目の印象がまるで違いますよね。どちらが好きか、どちらがその車に似合っているかは個々人で考えが違うと思いますが、そんな印象の違いを過去のホンダ車で振り返りながら各々思うものを雑談混じりでコメがいただければと思っています。






ある程度登場した年代順でいきますと・・・










まずは以前私が乗っていた4型プレリュード。

91年1月発売の前期型はホンダで初めてブラックアウトベゼルを採用(←多分)したマルチリフレクター式ランプでしたが、2年後に発売になった後期型のそれはメッキに変更されました。好みはそれぞれだと思いますが、印象は随分違いますね。











89年10月発売のCBビガー。

初期型はレンズカット+メッキハベゼルでしたが、92年1月に追加された3ナンバーモデルはブラックベゼル+マルチリフレクター式に。これも印象が一変しましたね。今見ると、初期型のディッシュアルミホイールとこの顔の組み合わせが実に優雅なたたずまいにも思えます。
隣に住む幼馴染は後期型の25Sに乗っていたのですが、こちらはスポーティな顔つきでとてもかっこよく見え大好きでした。ただ、ライトの明るさはメチャ暗かったですけどね・・・。










93年9月登場のCDアコード。

スポーツグレードのSiRのみブラックベゼルで、他の量販グレードはメッキ。彫りの深い目元から生まれる精悍な表情はSiRならではで、4型プレリュードの4ドア版という感じで今見てもかっこいいですね。










93年登場のDC2型インテグラ。

初期型では丸目4灯式を採用していましたが、個性的すぎる顔が世にウケず売れ行き不振・・・。95年8月発売の後期型で一転、とても分かりやすい男前な顔に変わり結構売れましたよね。

インテグラの場合、Type-Rのみブラックベゼル、SiRを含めた他のグレードは全てメッキでしたが、オプションのディスチャージを選べばブラックベゼルでした。










95年2月登場のUA1インスパイア&セイバー。

前述のインテグラと同様大人気だった先代から一転不人気車種になってしまいましたが、FFミッドから生まれる抜群のプロポーションはこのモデルでも健在。先代の良さをほとんど引き継いでいないと思える内外装と、詰めの甘いディテールのせいであのプロポーションを無駄にしてしまった…、そんな気がしています。

ライトはというと、初期型はインスパが全車メッキベゼルだったのに対しセイバーはダーククロームメッキを採用。96年の小変更からインスパイアもセイバーも25Sのみブラックベゼルに変わりその他は明るいメッキに。このあたりの戦略が素人の私には理解できませんでしたが・・・










95年9月登場のEKシビック。

初期型は全グレード明るいメッキベゼルでしたが、97年8月に追加されたType-Rと98年9月のMC時での上級グレードにダーククロームメッキを採用。下級グレードは明るいシルバーメッキでした。僅かな違いですが、表情は結構違ってましたね。










97年9月登場のCFアコード。

初期型はアコードセダン&ワゴンともにブラックベゼル+クリアウィンカー。2000年6月のMCでユーロRが追加され、ユーロRのみブラックベゼル+オレンジウィンカー。それ以外はメッキベゼルに。ワゴンはMCでダーククロームメッキに変更されました。











同じCFで私が乗っていたトルネオ。

97年9月の初期型はほんの僅かなダーククロームメッキでしたが、99年1月にトルネオだけ小変更が行われ2000ccのみにブラックベゼル+オレンジウィンカーを採用。2000年6月のMCでユーロRが追加され、ブラクベゼル+オレンジウィンカーはユーロR専用に。SiRやVTSなどにはブラックベゼル+クリアウィンカー。



アコード&アコードワゴン、トルネオは各車順番は違えど、それぞれ明るいメッキ、ダーククロームメッキ、ブラック樹脂のベゼルとウィンカー色の組み合わせを変えながらイメチェンを図ってますね(笑)。











因みに私のトルネオはデビュー直後に買った初期型でしたが、MC後のブラックベゼル&スリットグリルに交換していました。










99年10月登場の2代目オデッセイ。

ノーマル&プレステージ(V6搭載車)はメッキベゼルで、2001年11月に追加されたアブソルートにはダーククロームメッキベゼルを採用。

この型のアブソルート顔はどこか気品を感じる優しい顔だった気がします。










2000年10月登場のストリーム。

2000ccのiSと1700ccのSのみブラックベゼル+オレンジウィンカー。他はメッキ+クリアウィンカー。2002年の仕様変更からブラックベゼルのグレードにおいて、ウィンカーのオレンジがクリアに変更されました。

その後MCで後期型に。個人的にはウイッシュに似た丸いリフレクターの採用などせず、初期型のこの四角いベゼルのままポリシーを貫いてほしかった・・・、というのが私の思いです。黒いベゼルとオレンジウィンカーって、相性がいいなぁ・・。











あとは2003年登場のライフも添えておきます。

全車メッキベゼルで登場しましたが、2005年に追加されたディーバでダーククロームメッキベゼル採用。2006年のMCにおいても同様の仕様となっています。










こう見ると、ホンダは随分前からライトベゼルには拘りがあるというか、イメチェンの常套手段としてベゼルの仕様変更を行っているメーカーなんですよね。今でこそスポーツグレードへのブラックベゼル採用は他メーカーでも普通にやってますが、90年代初期ではホンダ以外ほとんど見かけなかった気がします。これもホンダがどこよりも先にマルチリフレクターレンズを採用したからでしょうね。

ただね、ホンダのこれまでの採用順などを見ていると、ポリシーというかビジョンみたいなものをあまり感じないんですよね。単に飽きられた時の対処方でしかない感じ。確かに顔をイメージチェンジさせるにはこの手法が手っ取り早く確実な方法ではありますが、最初からその車に似合っている方を出して、MCではそこを弄らず更なるカッコよさ、イメージチェンジを図ってほしいんですよね。とりあえず先にメッキを出せば次は黒・・、黒が先なら次がメッキ・・・。非常に安易な考え方で先読みもしやすく、正直印象が悪いです。










そうそう、私の相棒君であるCMアコードワゴン(&CLアコード)のヘッドライトユニットですが、意外とオーナーさんの中でも知られていない仕様の違いがあります。








ワゴンは私が乗ってる24Tスポーツパッケージ、そしてセダンはユーロR、この2グレードのみ採用していたのがダークスモーク調メッキのベゼル。









それ以外のグレードは全て明るいメッキのベゼルです。









この型のアコードはよく比べてみないと違いが分かりにくいのですが、以前新品並みのノーマルユニットをみん友さんから頂き、これに装着しかえてみたことがあるのですが、思ってた以上に目元の印象が大きく変わって驚いたことがありました。本当に目元が明るくなったというか・・・。

まぁ知らない方からすればこの程度の違いは無いも同然とも言えますが、


「何か顔が違う気がする」

「何となくこっちの顔の方がカッコよく見えるけど、何が違ってそう感じるのか分からない」



そんな風に思わせる自己満足的なカッコよさを求めるオーナーには結構重要な事なのです(笑)。

ま、そもそもどっちがカッコいいかなんて、全ては好みの問題なんですけどね・・。






そんな話をしておきながら言うのもなんですが、今やライトのベゼルの違いで顔の良さを表現することよりも、グリルのメッキ量で顔の押し出し感を出す方が重要なのでしょうね。それが今の流行りであり、受け入れなきゃいけないセンスなのかもしれませんが、食べ物で例えると「最後に醤油で香ばしさを出すか、それとも胡麻油で香りを引き立てるか」って話をしてるところに「そんな繊細な違いなど無意味。上にドバッとデミグラスソース流しときゃインパクトがあってそれでいいんだよ。」的な“大味なセンス”みたいなものを感じます。



なんというか、ライトユニットから生まれる微妙な表情を殺さずにかっこよく見せるテクニックとでも言いましょうか、そういう日本人ならではの繊細なセンスを大切にしてほしいんですよね~。昔はグリルに線を1本足すだけで表情が変わるとか、ライトのベゼルをブラックにするだけでまるで別の顔になるとか、もっと車の顔が繊細だった気がしまが、今やどこかに線を1本足したくらいじゃ何の変化も感じない(笑)。ネット語風に言えば、顔がカオス?!



いかん・・・、最後はいつも通り、最新の車に対する愚痴になってしまいました・・・(~-~;)。


20年後の車の顔って、一体どうなっているんでしょうね・・。
Posted at 2015/09/13 21:27:17 | コメント(9) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記

プロフィール

「ネタ遅れですが夏季休暇ネタを一気に http://cvw.jp/b/166682/48618928/
何シテル?   08/25 00:18
2005年12月にアコードワゴン(CM2)オーナーになったダブルウィッシュボーンと申します。 スポーティな中にもエレガントなたたずまいのアコードワゴンがと...
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