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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2013年11月24日 イイね!

なぜホンダはそれができないか


昨日から東京モーターショーが始まりましたね。ビッグサイトには仕事では行ってもプライベートではまず行けないので関東の方が羨ましいです。でもきっと凄い人だかりなんでしょうね・・・。




各メーカーから色々な車が出展されてますが、今日は地味なところでのお話を・・・。








スバルからレガシーツーリングワゴンの後継モデル、「レヴォーグ」が出展されてるようですね。細かい情報は頭に入っていませんが、エンジンは2000cc。わずかに3ナンバーボディだったと思います。









レガシーツーリングワゴンは3代に渡って5ナンバーサイズのボディを守り、4代目で3ナンバーボディになったもののエンジンは2Lを守り絶大な人気を保ってきました。アコードワゴン乗りの私からすれば本当は「ワゴンと言えばアコードでしょ!」と言いたいところですが、正直そんな時代はあっという間に終わっていて、モデルチェンジのたびに肥大化していったアコードワゴンの人気が急落してしまったのはご承知の通り。一方レガシーは初代から日本人にとって心地よいサイズと奇をてらわない正統なスタイルを守りぬき、エンジンもフットワークも実にスバルらしい性能でスバルファンのみならず多くの車好きを魅了させ、結果的に日本のワゴン市場では完全に独り勝ち状態となりました。









しかし、そのレガシーも世の流れには逆らえず5代目でついに完全な3ナンバーサイズの大柄なワゴンになり、その大きなサイズにスバル自身が戸惑ったかのような迷いのあるスタイルになってしまい人気が下落してしまいました。


しかしスバルの軌道修正は実に早かったですね。



名前こそレガシーツーリングワゴンを捨ててしまうようですが、日本人が一番心地よく使えるサイズ感というものを再び重要視し、冒頭のレヴォーグでリベンジを果たそうとしています。デザイン面では初代から4代目までずっと続いていたリヤクォーター部のグラスエリアの処理がレガシーらしくて好きだっただけに、レヴォーグでこれを復活させなかったのは個人的には残念ですが、とにかく再び2000ccのエンジンとこのボディサイズでチャレンジしようとしています。



スバルのこの軌道修正、皆さんはどう思われたでしょうか。



私は実に真っ当、というか本来極当たり前のことだと思いました。あれだけの人気を得ていて、4代目までずっと大人気だったレガシーツーリングワゴンです。5代目が登場したタイミングでいきなりワゴン市場が狭まったとかミニバンやハイブリッドに客が奪われたとは思えず、単に大きさとスタイルがまずかったと思うのが普通です。つまりレガシーの世界を捨ててしまったことを反省するのが普通だと思うんです。ユーザーの反応を真摯に受け止めていることが分かります。



そして、ホンダファンの私としては当然こう思いました。



なんでホンダはそれができないのだろう…って。







4代目からアコードワゴンが売れなくなってしまったのは、まずは大きく、そして高額になりすぎたこと。これは絶対にあると思います。私の乗っているCM型も3代目からすれば大柄で高額になりましたし、最終型のCW型においてはもはや直4の幅と価格じゃない。もちろんこうなったには訳があるでしょうし察しは充分つきます。スタイリッシュで国産車離れしたオーラにはかなり憧れますが、日本のワゴン市場をまったく無視した販売戦略がそのまま販売数に表れ、車の出来とか魅力などは別にして商売の話しだけでいけば、アコードワゴンの国内販売は完全に失敗したと言えます。

まぁアコードワゴンが大きくなっていったことはいいでしょう。世界事情に飲み込まれて肥大化していったのは何もホンダ車だけじゃないですしね。しかし私が残念に思ったのは、今回スバルがレガシーファンの思いを理解して欠けてしまったカテゴリーを素早く穴埋めしたのを見て、コストはかかるかもしれなけどホンダも国内向けと米国欧州向けとで分けて車を開発し、再度リベンジしてほしかった・・・、レヴォーグの出展を知りあらためてそう思いました。確かにスバルはラインナップの少なさからしてレガシーが売れないと死活問題です。その点ホンダは多少マシです。でもだから国内のアコードファンをあっさり見捨てていいの?と思いますし、そこが凄く残念でなりません。



ホンダの悪いところは自らの企画のまずさを市場のせいにし、そこをいとも簡単に見捨ててしまうことです。そんなことをしているから2000ccクラスの車が中抜けしてスッカラカン状態になっているんです。でかくて高い車ばかり作っていては長くは続きません。マツダ車も肥大化していますがデザインの上手さとお手頃価格でなんとかカバーしています。スバルは大きさを見直してリベンジしようとしています。


ホンダもこのクラスの車をなんとか復活させてほしい。大きな高級車クラスか、それともコンパクトカーか、そんな二極化な現状をホンダは解消するべきです。仮にフィットの派生車でそこを埋めるのだとしても、スタイルは端正でいわゆる“正統派”なものにしてほしい。決してフィットのあのノリのままでセダンとワゴンを出しては欲しくない。本来2000ccクラスの車が持ち得るべき質感と風格、そういうものをきちんと感じる車を出さないと、レガシーのように質の良いユーザーは定着しないと思います。


ホンダさん、軽自動車で沢山儲かったら
そこんとこよろしくお願いしますよ(~-~;)。



そして、スバルの姿勢を見て個人的にはレヴォーグも売れるといいなぁと、思っています。
やっぱり、リヤクォーター周りのデザインが残念だけど・・・
Posted at 2013/11/24 22:58:01 | コメント(26) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記

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