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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2013年09月29日 イイね!

ガッカリな運動会

今週はみんカラをほとんど楽しめませんでした。頂いたコメントに対し返信を書いていてもあっという間に眠気がきて、数日間に分けて返信をしてしまったほどです。ちょっと頂いたコメント数が多かったこともありますが、それにしても細切れで返信してしまいました。当然お友達のブログを覗くことも全くできず・・・。自分のブログを書くことと返信、そしてお友達のブログを覗くことにバランスがとりにくくなっている主原因は間違いなく私のオッサン化によるものです・・・(汗)。








さて、今日は小学5年生の娘の運動会でした。昨日までは秋晴れが続いていて、週間天気予報でも今日は晴れだったのですが、昨日の天気予報でいきなり曇りに。そして今朝は午前中曇りで午後から雨マーク・・・。


しかし、実際は朝から雨でした(┬┬_┬┬)



開会式を終えたあたりまではなんとか曇り状態でしたが、風が吹いていて寒かったのなんの・・・。半袖で行った私は風邪をひきかけたほどで、遅れてきた奥様に長袖を持ってきてもらったほどです。








寒がりな娘はとっても寒そう・・・

このあと、得意の徒競走が待っているというのに、これじゃB16Aが温まらない・・・








我慢できなかったのか、途中で上着を着ていました。
私が小学生のころはもっと寒い時期にありましたが、上着なんて用意されてなかったけど・・・









それでも吹き込む風で寒かったのでしょう、タイヤウォーマーで暖めていました(笑)。



レースに備えて万全の態勢のようです(笑)。








そして5年生による120m走が始まります。

既にこのころ雨が降っていて、カメラを構えるのをやめようかと思ったほどですが、娘の番になるギリギリまでカメラをバッグに入れたままにし、順番が来たときにすぐにカメラを出し構えました。




電源を入れ、スタートの構えをする前にまずは1枚。


明るさを確認しようとすぐに液晶画面を見ると、







なんとエラー発生!(;◎o◎)



電源スイッチを入れ直せと表示されているじゃありませんか。






すぐさま電源を入れ直しますが、センサークリーニングを行う時間が2~3秒間・・・。
直後にシャッターを押すもまたエラー。



この瞬間、「パーン!」という鉄砲の音がし娘がスタート。



また電源を入れ直しセンサークリーニング完了。直後に写すもまたエラー。





クソー!!もうダメだ!



直線からカーブに差し掛かり、私の目の前をトップで通り過ぎる娘。私をチラッと笑顔で見てブッチギリで走り去っていきました。




電源を入れ直してももうダメ。

ここでバッテリーを入れ直して再び電源ON。そしてすぐにシャッターを押すとやっと復活。



そのとき撮れた唯一の写真がこれ。









既にゴール・・・・







娘は頑張ったというのに




父ちゃん最低・・・・・(┳◇┳)



その後、バッテリーがおかしいのかもと思い、予備のバッテリーに交換。

するとその後は調子が良くなりましたが、雨がかなり降っていてとてもカメラを出せる状態じゃなく・・・。傘を差しながら撮りたいけど、前の方を陣取っている人は基本的に傘差しはヒンシュクもの。後ろの人が全く見えなくなりますからね。カメラをバッグに入れ、ひたすら我慢の観戦が続きました。








その後、午後からはほんの少しだけですが雨がやみ、カメラも問題なし。娘が大好きな組体操も沢山写すことができました。








午後からのほうが降水確率が高かったこともありいくつかのプログラムが省かれたりしましたが、それでもやはり途中から雨が・・・







もはやシートの上はビショビショで、靴のまま上がったり、シートをたたんでしまった方もかなりいました。







そしてそこそこ雨の中、トリを飾る4~6年生による高学年の選抜リレーが始まりました。もちろんうちの子はこれに出場。5年間連続出場達成です。


まずは女子が先に。








スタートは4年生から。

うちの子のチームは黄色ですが、ラッキーなことに一番内側じゃないですか。








ところが、非常に残念なことにこの子がかなり遅い・・・(泣)。

いや、これがうちの子と思うとそんなことは可哀想で言えない。




頑張れ黄色!!もっと歩幅を広げるんだ!!!









更に4年生の第二走者が、これまたもっと遅い・・・

いや、これもこの子がうちの子と思うと、俄然応援する気持ちに(笑)。








4年生の第三走者にバトンが渡ったころにはもう取り返しのつかないほどの差が・・・

でも第三走者の頑張りで差は僅かですが縮まってきました。








そして第四走者である5年生の娘がバトンを手にしたとき、ファインダーの視界から既にドベ2の赤の走者が消えていました。




頑張れーー!!



エンジンスワップしてやってるんだからなーーー!!










きっと今、11000rpm(笑)








背が低くて短足ぎみだけど、一応足はダブルウィッシュボーン(爆)。








さすがに簡単には差が縮まらないが、それでもちょっとずつ差を縮めていました。








しかしさすがにあれだけの差があるとどうにもならず・・・








練習では、4年生の区間はいつもドベだけど途中からわりと接戦ぎみまで戻り、娘は追い抜いたこともあると聞いていただけに、これほどダントツのドベだったのはびっくり。娘も残念がっていました。



とにかく、雨が終始降って寒かったこの運動会をよく頑張ったと思います。

まぁこういうのも想い出の一つですね・・・。










というか・・・













このクソボロバッテリーめが!!!

マジックで×印つけてやりましたわ・・・






因みに、息子の高校は体育祭がないらしく・・・。
陸上部で短距離やってるだけに楽しみにしてたのに(T T)
Posted at 2013/09/29 00:35:19 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日常の出来事 | 日記
2013年09月23日 イイね!

FIT3 ハイブリッド試乗記


先日私のアコゴンのセルモーターが瀕死の状態となりリビルト品での交換をしてもらいましたが、どう考えても以前のセルモーターとは音質も軽快さも違い、ちょと驚いております。こういったことに関しては全く鈍感なうちの奥様も、聞いてもいないのに「あ、なんか前と全然音が違うね」なんて言ってきましたし、娘も「車が変わったみたい~~!」と言うほどですから、相当な違いなんだと思います。

今日エンジンルーム内を覗いてスターターを見てみましたが、メーカーを知る表示を確認することはできませんでした。保証書の型式はパーツリストに載っている純正のミツバの型式でしたが、とても同じに思えない音質なんですよね。クランキング時の静かさもこの車を買った当初と比べても断然静か。エンジンをかける事に嬉しさを感じるのって、本当に久しぶりかもしれません。まぁどうであれ、これは嬉しい誤算と言えます。







さて、そのセルモーター交換の時に新型フィットのハイブリッドを試乗することができたので、いつものごとく個人的な意見を好き放題書かせてもらっている試乗記をアップしたいと思います。

因みに会社の帰りに寄ったので、既に薄暗くて手振れな写真が多いのですがお許しください。







試乗車はハイブリッドのLパッケージ装着車。それに最近流行の事故回避支援自動ブレーキ機能と誤発進抑制機能を持ったシティブレーキシステム+前席サイドエアバッグを加えた“あんしんパッケージ”が装着されたものでした。

この色はCMでも使われていますが、イメージカラーなんでしょうね。ビビッドすぎるカラーに加えベッタリ貼られた試乗車ステッカーのせいでオッサンは終始恥ずかしくて仕方がありませんでした(笑)。






さて、まず第一印象。

登場前の社外秘カタログで初めてみた時はどうにも受け付けないものでしたが、その後雑誌やCMで見慣れてきたことと、この車も他のホンダ車の例に漏れず“写真写りの悪さ”もあって、実車は最初ほど悪い印象は持ちませんでした。










ただね、かっこいいかと言われたらそうでもない。

初代から2代続けて縦方向に大きなライトを採用したフィットだけに今回の横長の細いヘッドライト採用は正直予想してはいましたが、もうちょっとグリルを含めて精悍な顔つきだと良かったんですけどね。確かに男っぽさがあって悪くはないんですが、以前のフィットが女性でも男性でも似合っていたのに対し、今回はちょっと男性寄りにしすぎ?しかも、先代はフィットという独自の世界を感じる、ある意味クラスレスな印象があったのですが、今回のはしっかり1.3L付近のコンパクトカーという印象です。これはヴィッツにも全く同じ印象を感じていました。今のヴィッツには先代のようなヴィッツならではの世界と言うものを感じず、そのへんの普通のコンパクトカーになった感じがしてなりません。

すみません、のっけから辛口で・・・。








今回のフィットのフロントマスクでケチをつけるなら、このバンパーの開口デザインですかね。新型アコードハイブリッドと全く同じで、なんでこれ?って感じです。一言で言えばデザインが雑。吟味されたデザインには思えない。いや、実際は時間をかけてこうなったのだと思いますが、それが全く伝わらない。ダイナミックとかいう言葉で片付けられそうですが、ライトが細くなって持て余し気味のバンパー下部をどうデザインするか困り、結果バックリ穴を開けただけ。私にはそう思えました。もっとかっこいいデザインがあったんじゃないでしょうか。きっとMCあたりでここをかっこよく丁寧にデザインしたものが出てきそうですけど・・・。







FパッケージにはLEDヘッドライトが標準になりますが、アコードの片側2連に対しフィットは1つ。これで明るさが充分ということは、2連や4連、或いはアキュラなんかの8連とか、あれってどういう違いがあるんだろう・・という疑問が沸いてしまいました。夕暮れ時の試乗でしたが、結構しっかり明るいと思いましたし。







一方のリヤ。

真後ろからだと結構ワイドに感じますね。少しストリームにも似た筋肉質な感じで、フィットと言う感じじゃない迫力があります。







しかし、ちょっと斜め後ろになるといきなり印象が・・・。

なかなか新しいデザインを受け入れられない私の古い感覚のせいもあるのでしょうけど、それにしても面のつながりが複雑・・・。それにやっぱりバンパーの開口部がね・・・。ふくよかな面構成という意味ではマツダも現在相当取り入れてますが、正直天地の差ほどのデザイン力の差を感じます。







フィットらしさという意味では、ガラスに追加されたランプ類は不要だったようにも思いますが、すでにこれありきなデザインになっているのでこれがないと不自然になるのかもしれません。







先代も結構丸めのお尻でしたが、新型はもっと丸い。丸くなればなるほど、テールゲートに取り付けるスポイラーは派手に飛び出したものじゃないとバランスが悪くなるでしょうね。
それにしてもこれほど波打ったようなテールゲートじゃなく、もう少しシンプル面にならなかったのなぁ。







先代はウエストラインが低く、例えば横から抜かれる際チラッと横を見たとき結構かっこいいなと思ったものでしたが、新型はかなり腰高に見えますね。腰高な車はホイールを大きくしないとバランスが悪く見えがちですが、このフィットも16インチを履いてやっとスポーティに感じるという感じかも。このハイブリッドはまるでだんご虫のように感じました・・・







サイドステップは何やら空力を意識したようなデザインですね。特にリヤフェンダー部はフォーミュラーカーっぽい?







個人的には、三角窓の下端をもっと直線的に下げてウエストラインを低く見せたデザインのほうが良かった気がします。あと、これも個人的な好みですが、ドアミラーがドアからニョキッと出てるのが嫌いな私。先代はこのあたりを上手く処理していて足の長いドアミラーに見えましたが、新型はまたミニバン風に。







ホイールはシュリケン風のキャップ。一応空力を考慮したデザインだそうで。まぁ私なら即社外ホイールに交換ですが・・・








さて、内装です。

フィットに限らずこれまでのホンダ車の多くは大きなガラスがバルクヘッド付近まで伸び、見晴らしの良い低いインパネを見下ろす感じのものが多かったですが、新型フィットは明らかにこれまでのホンダデザインとは違う感じを受けました。とりわけ運転席側はメーターフードの上面が高めで、しかもその高さの両脇にエアコンの送風口が並んでいるので、少し窮屈な感じもあります。

デザインが良いか悪いかは正直微妙で、例のごとくカタログでは最悪と思いましたが実際はそこまで悪くない。雑誌で書かれてるほどクオリティが高いかといえば、確かに高いけど私が思うクオリティとはちょっと違うかなぁと・・・。

これは私が昔から感じている個人的な印象ですが、昔からホンダ車のインパネ周りは使ってる材質とか表面のシボとかのクオリティはあまり高くないけど、造形面(デザイン面)ではクオリティが高いと思っていて、それはドアとの連続感だとかスイッチのシンプルな配置だとか、視界との相関関係だとか、つまりトヨタとは違うクオリティの高さがあったと思っています。トヨタは逆で、デザインじゃなくスイッチそのもの質だとか色使いだとか、ステッチの見せ方や材質などがいい。でもデザインは安心感はあるかもしれませんが、正直平面的でぜっぺき感もある。スカッとした爽快感のあるデザインは昔からホンダが上だと思っていました。その魅力が今回のフィットにはない。でも丁寧に作られたパーツや材質感という面でのクオリティはかなり高い。そんな印象です。







助手席側から見ると、一層ホンダ車であることを忘れそうなデザインです。爽快感よりも、高いダッシュパネルで包まれる安心感をこれほど重視したホンダ車は他にはない気がします。






助手席から前を眺めると、かなりのクオリティ感ですね。ソフトパッドが採用されていて、見た目も触り心地もフィットとは思えないです。







メーターの表示類は、アコードハイブリッドやIMA車とそれほど違いはなし。先代のハイブリッドは低燃費状態になると速度計の目盛りがグリーンに変化して、ちょっと派手すぎで統一感がない印象がありましたが、新型はしっとりした感じでGOODです。







速度計の右側には色々な情報を表示できるマルチインフォメーションディスプレイが。

見慣れた平均燃費計と瞬間燃費計や








燃費履歴







エネルギーフロー表示や







タコメーターもあります。







速度計の左は、これも見慣れたパワー/チャージメーターが。







インパネ中央のナビと空調関係は、全てタッチパネルでした。内装面での売りの一つですね。







見た目はとてもすっきりしていてスマホっぽいのがいかにも今風ですが、操作性という面ではまだまだと言う感じです。タッチしたレスポンスが鈍く、また夜間など手探りで押す時なども分かりにくいですね。指先で操作感を感じないというのは運転中においてあまり好ましくないと思いますが、まぁこれもこの先当たり前になっていくんでしょうね。








ただ、こういったタッチパネル式で嫌なのは操作感よりも指紋の付着。この試乗車も相当な数の指紋があって撮影のために少し拭いたのですが、性格的にディスプレイ面にベタベタ白い指紋が大量に付くのがちょっと苦手です・・・。

高級感があるだけに、私としては悩ましいという感じです。







シフトレバーはプリウス風?シフトバイワイヤーとでもいうべきでしょうか・・・

試乗する一番最初に行う操作ですが、迷った迷った・・(笑)。いや、DとかRとかセレクトはできるんですが、Nにするには?とかパーキングは?とか、まぁ色々と考えながら操作する必要がある。うちの会社の会長がプリウスに乗ってますが、購入当初社員が移動しようとしても動かせないって者が数人いましたけど、分からないまでもないなって思っちゃいました・・・。

試乗を終えたあと駐車場にバックで入れ、そこからPに入れようにもない。「あれ?パーキングどこだ?」となり、Pはボタンであることを知り、更にエンジンを切るのにボタンだったことも忘れ、いっとき車内であたふたしてスムーズに車を降りれませんでした(恥)。高齢化社会なんだから、おっさんに優しい車作りしてくれよ~~って言うのは我がままですね・・・







身長171センチの私のドラポジで後席はこれほど。全長4.7m越えのアコゴンよりも広いです・・・
アコゴンが狭すぎなんですが・・・







さてさて、なんといってもFIT3の話題はハイブリッド。小さなボンネットフードを開けると話題のハイブリッドシステムi-DCDがぎっしり詰まっていました。



i-DCDのドライブモードはアコードと同じく3つのモード。しかし、その伝達メカニズムは全く違います。







まずはEVドライブモード。

EVドライブモードでは、左の二つのクラッチはエンジンとは完全に切り離された状態となり、駆動はモーターに委ねられることになります。そのモーターは7速DCTの奇数段メインシャフトに直結されていて、奇数段のどこかのギヤを使ってカウンターシャフト→駆動輪へと出力されるようです。そして、図の通りモーターの駆動伝達は奇数段からしか行えないようですね。よって回生モードも奇数段のみで行われることになります。発進は原則としてモーターだけで行うそうです。

1速ギヤは他のギヤと違って遊星ギヤとしてモーター内に内蔵されていて、その機構の詳細は省略しますが、メインシャフトと遊星ギヤ1速の中心ギヤが結ばれていて、3速は遊星ギヤのプラネタリーキャリヤと中空軸で結ばれていて、3速と中空軸を拘束すると1速の速比が得られ、遊星ギヤの外輪ギヤを拘束すれば3速が得られる仕組みになっています。3速からあとは全て平行軸式なのでここは割愛。








こちらはエンジンドライブモード。

図は4速なのでセカンダリーシャフト→カウンターシャフトという流れで出力されていますが、奇数段であればメインシャフト→カウンターシャフトという流れで伝達されます。メインシャフトやセカンダリーシャフトと各ギヤはもちろん固定されておらず、使用するギヤのみシンクロナイザーで拘束することになります。








ハイブリッドモード。

奇数段での駆動の場合、エンジン出力とモーター出力がメインシャフトで合流しカウンターシャフトへと流れますが、図のように偶数段での駆動だとエンジン出力はセカンダリーシャフトからカウンターシャフトへと流れ、モーター出力は空転していメインシャフトを伝ってカウンターシャフトへと流れここで合流することになるようです。







7速DCTの機構はこんな感じ。エンジンのすぐ横に奇数段と偶数段の二つのクラッチを持ち、奇数段のメインシャフイトの末端に1速、或いは3速を選択する遊星ギヤ群のアッセンブリが配置されています。そこから逆にエンジン側に戻るようにメインシャフト、セカンダリーシャフト、カウンターシャフトが平行に並べられています。モーターは遊星ギヤを囲むように取り付けている、つまりモーター内蔵という感じで付いていますね。EVドライブモードでは奇数段でしか出力されないのがこれで分かります。







今回のエンジンはLEB型と呼ばれるもので、1.5L-DOHC16バルブ i-VTEC仕様となっています。アコードと違って、基本的にはやっぱりエンジンが主役なi-DCD。なので簡単にですが触れておきます。

低燃費エンジンのスタンダードになりつつあるアトキンソンサイクルエンジンで、VTCを採用するためDOHCとなっています。アトキンソンサイクルとする遅閉じ機構はVTECではなくVTCで。ただし、VTCはアコードハイブリッド用の様な電動式ではなく油圧ベーン式。1.3Lエンジンが電動VTCなだけにちょっと意外です。VTEC機構は低回転で2バルブ、高回転で4バルブの切り替えを行うバルブ休止作動に使っています。

ボア×ストロークは73×89.4。アコード同様完全にロングストローク型で圧縮比も13.5と高い。得られた馬力は110psとまぁそれなりのものですが、モーターと合わせれば137ps。スポーツモデルのRSよりも少しですが高い数値となります。

電池がニッケル水素からリチウムイオンになり余裕ができたことから、エアコンのコンプレッサーとウォーターポンプが電動化されました。つまり補記類のベルトがなくなったわけで、このあたりはアコードと同じですね。これで信号待ちのたびに生ぬるい冷風を浴びなくても済むわけです。







エンジンと7速DCT、そしてミッションに内蔵されたモーターの組み合わされた外観は意外とでっかいのですね・・・。


今回発表した7速DCT化はホンダにとってある意味一石二鳥なトランスミッションだったかもしれません。つまり、DCTは走り出せば抜群にレスポンスの良い機構ではありますが、スタートや低速段階の微妙な変速ショックの逃がしが難しいといわれていて、そういう意味ではモーター発進させる今回のハイブリッドには適しているのかもしれません。
そして、これは以前から何度も書いてますが、ホンダは他社の遊星ギヤ式トランスミッションと違って平行軸式。DCTは平行軸式ですから、これまでの技術や生産設備も生かせます。しかも一気に多段化できる。ちょっと大きいのがデメリットですが、1速を遊星ギヤ式にしてモーター内に収めるなど、かなり工夫されています。このクラスで7速が入ったのですから、とりあえずこの先の展開は一安心と言えるかもしれません。









さて、最後にやっと試乗記です。




~一般的な加速フィーリング~

普通に優しく加速すると、DCTがどうとか意識することはまずないですね。
基本モーター発進ですが、20Km程度ですぐにエンジンが始動。ゆっくりゆっくり加速すれば40Km程度まではモーターだけで粘りますが、思ったほど粘りません。

走り出せばIMAとの違いをほとんど感じませんが、IMAとの決定的な違いは、始動のたびにエンジンがかかるあのウザさがあるかないかの程度でしょうか。正直モーターだけで発進する感動はそれほど大きくなく、アコードのように最後までモーターで加速しきる感動とは大違いですね。でも走り出してそこそこの走行ノイズが出てきてのエンジン始動ですから、エンジンの存在を可能な限り減らしていることには違いありません。




違和感を感じたことも記しておきます。

普通にゆっくり加速していくと、50Kmあたりまででしょうか何となく軽いスナッチのような息つきっぽいような加速をしました。これはエンジンが暖まっても同じで何度も感じました。奇数段しかモーターアシストしないから?DCTの制御に何か迷いがある?でもフル加速ではこんな症状はない。理由は分かりませんが、とにかく速度的にも一番使うところだしシチュエーションとしても一番ある状況なので気になりました。









~フル加速~
これがビックリなほど速い。正直、ここまで速いとは思いませんでした。

加速した瞬間は、正直DCTならではのダイレクト感というものはあまり感じないのですが、あるところから急にダイレクトな感じがし、「おお!なんか急にDCTらしくなったぞ!」という感じでした(笑)。下手すると、RSのCVTよりは速いんじゃないですかね。こうなるとRSにも乗ってみたくなりました・・・。






~変速ショック~
やはりちょっとありますね。特に低速ギヤで感じます。まぁホンダのトルクコンバーター式と似ている程度ですが、CVTには敵わないのは仕方が無いと思います。むしろこの程度なら全然問題ないといえるかも。

できれば、一定速で走っていてグイッと加速するとき、ガツンときてもいいからダイレクトな変速と加速をしてほしいです。アクセルに対するツキが今ひとつで、ダイレクト感が薄いんですよね。





~足回り~
それほど沢山運転できたわけじゃないので何ともいえませんが、ストローク感のある足でしっかりしています。タイヤがエコタイヤなんだろと思いますが、その割には乗り心地がいいです。








ただ、こういった凸状をまたぐ道では、前からも後ろからもポコンという軽い変な音がしました。これは安っぽい。明らかに足回りの何かから音がしてます。相当気になりました。







~その他~

シートの高さは先代と違って自然でした。いや、もしかしたら変わっていないのかもしれませんが、頭上空間とインパネの高さ、それに視界との相関関係から違和感を感じないのかもしれません。

静粛性は抜群。先代のハイブリッドは荷室あたりからちょっと妙な音が聞こえた記憶がありますが、新型はとても静かです。

ハンドルの重さは・・・、あまり覚えていませんが、恐らく軽すぎず重すぎずだった気が・・・。

そろそろ曖昧な記憶になってきたので、試乗記はこのへんで。



幼馴染には、もしRSの試乗車が回ってきたら教えてねって言っておいたのですが、果たしてそんなの回ってくるのだろうか・・・。









早速今日、市内のCDレンタル屋で新型フィットを発見。

奥様に言うと、食い入るように見ていましたが


「う~~ん、結構好きかも。でもライトとライトの間の黒いとこはちょっとかっこ悪いね」

とのこと。基本細目の顔が好きな奥様なので、なんとなく好きだろうなぁとは思っていましたが・・。








新型を眺めていたらちょうど先代ハイブリッドもやってきました。

低くどっしりして安定感があるのはこっちですね。特にドアミラーが開いている時はそう感じました。






でも、そのうちかっこよくカスタマイズされた新型フィットを街中で見るようになるんでしょうね。
そういうフィットを見かけるのを実は楽しみにしています。
Posted at 2013/09/23 23:49:50 | コメント(19) | トラックバック(0) | 新車情報・試乗記 | 日記
2013年09月20日 イイね!

ご臨終寸前のセルモーターを交換

昨日、行きつけのホンダディーラーに緊急入院した私のアコゴン君。一泊二日の入院ですが、代車がなかったため例のごとく幼馴染の愛車CP3インスパイアが代車です。デカくて自宅周辺の狭い路地を曲がるのがかなり大変でちょっと疲れてしまいますが、それを除けばエンジンはとてもパワフルで静かだし、とにかく快適で疲れ知らずな車です。







彼も私と同じで昔から大のサンルーフ党。過去の愛車も設定のなかった車を除けば全てサンルーフを装着しています。ちょうどこの季節には欠かせない装備です。











さて、アコゴンの入院の話ですが・・・



先週日曜日頃から私のアコゴンのセルモーターの回り方が急に弱弱しくなりまして、まるでバッテリーが弱ったかのような回り方で最初はそのバッテリーが原因かなとも思いましたが、日曜日の朝一にテスターで電圧を測ってみるとしっかり12.6Vありました。先月オルタの電圧状態も簡易的にですが確かめたので「こりゃセルモーターが逝く寸前だな・・・」と、すぐに思いました。CM2アコゴン乗りのみん友さんで走行距離が15万Km付近の方はこぞって故障&交換をされていることから、ついに私のアコゴンもきたかという感じです。



もともと私のアコゴンは昨シーズンの冬にセルがちょっとおかしいことがありまして、セルを回してエンジンが始動しても0.5秒程度かセルが回りっぱなしになることが2~3度ありました。推測するにモーターのピニオン軸が瞬時に戻らないといった症状でマグネットも弱っていたのかもしれません。この頃から「このセルの状態じゃ次の冬は越せないな」と覚悟はしていましたが、ついに日曜日あたりにモーターのほうも一気に終焉を迎えそうな気配になってきたというわけです。










火曜日の午前中に工場長である幼馴染の携帯に電話をましたが、火曜日は彼を含めほとんどが休みだし(そもそも火曜日は休み同然)、水曜日は店休日。とりあえず火曜日に部品の発注手配をしてくれて木曜日の帰りに入院することに決まったのですが、いやぁどんどん弱弱しくなっていくセルの音にかなりビビリましたわ・・・。まさにご臨終寸前だったと思います。

そして問題は値段。新品は8万円程度とのことでとてもじゃないけどきついので、多くの方が買われているリビルト品で対応してもらいました。



あ、リビルト品の場合、故障品を送らなければならないそうで、今回スターターモーターの画像はなし。










値段は最初電話で聞いていたよりも随分と安くしてくれていました。オイル交換分がほぼタダになった感じです。

故障というものは突然やってきますが、セルは特に壊れたらどうにもならない状態になりますからね。高いとか安いとか色々言ってられない部品ですが、リビルト品というものが存在してくれて本当に助かりました・・・。







さて、交換後のセルの状態なんですが




すんごい静かで軽快に回ります♪


というか、これ本当に前のものと同じモーターなんだろうかと思うほどクランキングの速さと音質が違う。この車を買ったときからセルの回り方と音質の悪さは指摘していたのですが、気のせいとは思えないほど音が違うんですが・・・。しかもメッチャ遠くの方で静かに回ってるし(笑)。











そういえば、このセルの話を幼馴染としている時に教えてくれたのですが、私のアコードのセルの寿命は短い方なのかと聞いたところ、どうやらCL&CM系のアコード、それにRB1・2オデはセルの交換頻度がホンダ車の中でも特に多いそうです。それこそ今週月曜日にも同じアコードセダンのセルを交換したそうです。走行距離もちょうど私のような15万Km程度のものが多いそうで。何かセルに大きな負担がかかるような構造になっているのかと聞いてみたところ、「どうもCL&CMアコが採用している“ミツバ製のセルモーター”そのものに問題があるんじゃないだろうか」と言っていました。

そこでその後私もググって調べてみたのですが、彼の推測は当たっていて(というかメーカーから社外秘として情報が入っているのかも)、このところホンダがわりと多く採用しているミツバ製セルモーターの中でも特にCL&CMアコ、それにRB1・2オデ用のそれは軽量化された上に造りが非常に凝っているらしく、耐久性に問題があるそうで交換事例がかなりあるようです。15万Kmという距離がセルモーターの寿命として決して短いとは思いませんが、幼馴染もなぜかアコードとオデッセイは多いよと言っていたので、アコードやオデッセイ用が特別短く、本来セルモーターのブラシはもっと寿命が長いものなのかもしれません。






ホンダ車乗りでセルモーターといえば、やはり音の話をしたくなります。



一昔前のホンダ車はセルの音が本当によかったですよね。
私は24年間ホンダ車に乗ってきていますが、そのどれもが

キュキュンキュンキュン  ブォ~~ン

という甲高い音で目覚めるのが当たり前でした。特にプレリュードのセルの音はかなり甲高く大好きだったのですが、CMアコはとてもホンダ車とは思えない

グゥォ~グォグォグォグォ  ブォ~~ン

という、かなり冴えない濁った音で目覚めます(ただし今は明らかに違いますが・・・)。恐らくK型エンジン搭載車の中でもCL&CMアコはかなり酷いほうなんじゃないでしょうか。隣に住む友人の現行オデアブはもっと軽快な音がしますし、2.4Lエリシオンは僅かですがキュンキュンという音がします。たかがセルの音で拘りすぎと言われそうですが、キーを捻ったあとの気分のノリが全然違うんですよね。恐らくかつてのホンダ車に乗られている方なら同じ思いの方は多いかと・・・





セルモーターはデンソーや三菱が有名で耐久性も良いそうですが、私のアコードあたりからホンダ車のほとんどのセル音が変わってきたので、ひょっとしたらこの頃からメーカーが以前とは変わってしまったのでしょうね。うちのダンクのセルはデンソー製なので、この頃のホンダ車はデンソー製が多かったのかも・・・。

因みに、今回の話はこちらのサイトでも書かれてありますが、ここのお店(工場)では耐久性のないCL&CMアコ用セルを、耐久性のあるデンソー製でリビルト品を作っているようです。音も変わるようなことが書いてあるのでちょっと興味がありましたが、ディーラー任せな私にはちょっと無理でした・・・。

とはいえ、新しいセルの音は明らかに音がよくクランキングが速いので満足しております。









やはり慣れ親しんだ相棒はいいですね。何もかもが自分にフィットしています。
オイル交換もしたのでエンジンの回りも軽い軽い♪






さて、この次に個壊れそうな大物はオルタかな。







あ、そうそう・・・











オルタもミツバ製らしいです・・・(~-~;)
Posted at 2013/09/20 23:34:41 | コメント(23) | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記
2013年09月19日 イイね!

緊急入院



今日の会社帰り











我が相棒が緊急入院・・・





ヘッドカバー取り外して

電動ファン外し~の。




サクションパイプも外され

スロットルボア丸出し~の。




このあとインマニまで取り外される予定・・・













相棒が面会謝絶で緊急手術の中


当のオーナーはのん気に












話題のエコカーに乗ってお楽しみ中(爆)。

ってか、こんな速いエコカーってありなの?













そして帰りは相棒を置き去りにして








今度はガソリン大食いでバカッ速な代車で帰宅。










V6-3500はやっぱ気持ちいい!!











でも、やっぱり相棒が自宅にいないと寂しいんだよね・・・





相棒よ、今日は病室で静かに休んでおくれ。


お前の同年代の仲間達もみんなこの手術で元気に社会復帰してるから大丈夫。


もちろん明日ちゃんと退院できるから心配するな。


DCTやV6-3500がどんなに気に入っても、お前を裏切るようなことはしないからさ。

とことんお前の面倒は見てやるよ。






え?お金がないから買い替えないだけなんじゃないかって?






カネが無いのは事実だけど

誰にも負けないほどお前を溺愛してることだけは忘れるんじゃないぞ





でも入院の頻度はもうちょっと
落としてくれない?(汗)








そんな会話を心の中でした今日は








中秋の名月。
ケルビン数を4000Kにして撮影してみました




先ほど、うちの奥様が


「今日は中秋の名月やね!月、綺麗かね~?」

っと、月を見ようとカーテンをバッと開いたら

目の前に手の平サイズの大きなクモが窓にベタリと張り付いていて大きな悲鳴をあげていました(笑)。




うちの奥様は虫の中でクモが一番苦手です・・・
Posted at 2013/09/19 23:33:19 | コメント(13) | トラックバック(0) | アコードワゴン関係 | 日記
2013年09月16日 イイね!

新発見?!


台風18号の進路からギリギリ外れた山口ですが、昨夜から風が強いものの天気はスカッとした晴れでした。気温もそれほど上がらず部屋の湿度計は40%とかなり低く、部屋にいても過ごしやすい一日でした。ただ、風が強いので車は砂埃だらけ・・・。今週どこかで会社の帰りにでも洗車するかな・・・。











さて、先日子供達と話しているときに気づいたこと。









自分の足の親指。







上には上がるけど、下にはどうやっても下がりません・・・。
汚い足ですみません・・・(~-~;)













息子の足の親指。







下にしか下がりません。













娘の足の親指。








なんと、上にも下にも曲がります。










そこで子供達が

「母さんも女じゃから、○っちゃん(←娘)と同じでどっちにも曲がるんじゃないん?!」

と言うので、奥様に親指を曲げてみてって頼んだら








ん~~~~~~~~~・・・・!!!





と、力む声ばかりで






上にも下にも曲がらないという、
想定外のリアクションが返ってきました(笑)。







因みにうちの奥様は、スリッパを履いたままよく正座をしています。












↑盗撮!↑



私も真似しようとしましたが、痛くて断念。
奥様はかなりポテンシャルの高い足首を持っているくせに、指の関節のほうはかなり退化している模様・・・






皆さんの足の親指は上派?下派?上下派?

それとも・・・ (~-~;)
Posted at 2013/09/16 20:54:17 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日常の出来事 | 日記

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「エッチな群れ完成! http://cvw.jp/b/166682/48581133/
何シテル?   08/04 00:35
2005年12月にアコードワゴン(CM2)オーナーになったダブルウィッシュボーンと申します。 スポーティな中にもエレガントなたたずまいのアコードワゴンがと...
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ホンダ アコードワゴン ホンダ アコードワゴン
'05年12月~ 私にとって5台目の愛車、CM-2の24Tスポーツパッケージです。 1 ...
ホンダ トルネオ ホンダ トルネオ
'97年11月 ~ '05年12月 私にとって4台目の愛車、先代モデルであるCF4です ...
ホンダ プレリュード ホンダ プレリュード
'93年8月 ~ '97年11月 3台目の愛車はBB4プレリュードSi-VTECです。 ...
ホンダ インテグラ ホンダ インテグラ
'89年6月 ~ '93年8月 2台目の愛車は、衝撃を与えた名機B16Aを初搭載したイ ...
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