
今日の山口は雨が降ったり止んだりの天気で外仕事は何もできませんでした。
朝起きて玄関前の庭を見たら、うちの奥様が昨年の母の日にお袋にあげたバラが綺麗に咲いていました。今年もピンク色のバラを渡していたので、来年はこの赤色の隣に移し替えて沢山の花が咲いてくれることでしょう。

そして今日はうちの町内の前を流れる川の河川敷の草刈りが行われました。本当は昨日行われるはずでしたが、雨で今日に延期になりました。昨日だと第三土曜日ということで私を含めて仕事の方が多かったと思うので、確実に人数が多い今日になって正解でした。それでも終わった時はヘトヘトでしたけどね・・・

午後からは久しぶりに洗濯機の底面の掃除をしました。パルセーターを外すと予想通り底面がかなり汚れており、定期的に洗浄剤を使わなかったツケがまわってきたという感じでした。

とりあえずピカピカにはしたけど、夏休みにはまた洗濯槽(ドラム)を引っこ抜いて水槽もドラムも綺麗にするかな・・・

更には、随分と暑くなってきたのでファンヒーターの掃除をするつもりでしたが、前述の通り天候が不安定だったせいでファンヒーター底面に溜まっている灯油を全て拭き取る作業ができず、作業は来週に延期することにしました。
さて、ちょっと古いネタなのですが、5月の連休に済ませていたDIYネタをここで消化しておきます。例のごとく写真をベタベタ貼り付けておりますが添えているコメントは少なくしておりますので興味のある方はどうか覗いてみてくださいね。

これは2階に置いている木製のレンジラック。ご飯を炊く時には炊飯ジャーの棚を引き出して、更に蒸気が上に抜けるよう炊飯ジャーを真横に向けているのですが、見ての通りお菓子がギュウギュウ詰めに置いてあるのでそういう作業をするにも邪魔・・・・。

更に先ほどのレンジラックに置けないお菓子や海苔、菓子パンなどは食卓の上にも置いているようですが、とにかくそれらが邪魔で仕方がないので、この食卓の側面部分に引き出しを作ってほしいと2年も前から奥様から言われていました。更に追加で卓上面に折り畳みの小さなテーブルが設置できないかとも・・・。
もしそれらを作るのが無理ならキャスター付きの市販木製ラックを買うからいいよと言われてはいたのですが、候補としていたものを見るとどれもテーブル面の高さが全く合わないわ、金額もメチャ高いわで、それなら作るから買わない様にと言っておきながら放置状態1年半・・・
そろそろ何とかしてよ!!!
と怒られていたので、昨年の冬あたりからちょっとずつ形にしてまいりました(汗)

追加で取り付ける面はここ。奥様のお望み通りの小さな折り畳みテーブルと引き出しが出来るのか自分でもイマイチ半信半疑でしたが、お金をかけずにやってみることに。

側面のちょっとした凹凸(段差)も構想段階ではネックとなりました。

まずはテーブル板の作成。
ファルカタ材という非常に軽い材料で、買ったあとで木ネジがまともに立たないかもと心配になりましたが、とりあえずそこはあとで考えるとして卓上テーブルの端面形状に合わせてカットしました。

その他の材料も一部は購入しましたが、半分近くが倉庫にあった端材。

これは側面に設けようと思っている引き出しを受ける部分の部品で、とりあえず「ベース」とでも呼んでおきます。
食卓側面部の僅かな段差が影響するので、それを考慮してシムらしき薄板を木工ボンドで部分的に貼り付けておきます。

こっちは先ほどの「ベース」を固定する板。「受け板」とでも呼んでおきます。

食卓の脚を挟みこむ様にして「ベース」と「受け板」をボルトナットで接合。

これらを真横から見た写真。
ベースにシムを貼り付けた理由は、このように食卓の左右の脚をつなぐ梁を固定するボルトの薄い頭があったり、脚上部にも段差があるので僅かな隙間を設ける必要があったからです。

うまくいきそうなので、一旦取り外して引き出しボックス用のスライドレース部分にあたる木材を取り付けます。

そしてこっちは「引き出しボックス」。二段の予定です。

L形状の木材同士をスライド機構に使うわけですが、お互いクリアランスがないときつくてスライドできないのでL木材はシム板(ワッシャ)を挟んで固定しています。

さて、ベース側も段々ゴチャゴチャしてきました(汗)。

一旦引き出しボックスのスライド状況を確認。
とてもスムーズとはいえないスライド状況だったので、一部のL木材をとっ外して若干手法を変更することに・・・・。

これはテーブルの折り畳み機構に使う部材。折り畳みの軌跡を考えてちょっと面倒なカットが必要になったので、ノコでこのような形状にしました。

とりあえずこれで全ての部品を製作。
仮組した部品を一旦取り外し、全て400番のペーパーで表面を整えます。

ここからは苦手な塗装作業。食卓の色に合わせるためにステイン剤を塗ります。

なんかちょっと汚い・・・(~-~;)

二度塗りしたら予想以上に暗い色に・・・。
ってか、食卓の色とはかなり違うじゃん・・・
(──┬──__──┬──)

そして光沢を出すためにウレタンニス塗り。

ニス塗ると下手な色塗りも誤魔化せるかもと期待・・・(笑)。

塗っては乾かし、そしてペーパー掛けしてまたニス塗り。3回これを繰り返しました。

とりあえずニス塗りは完了。

食卓よりもレンジラックの方と色が合っていたという・・・・
(──┬──__──┬──)

スライド機構の部材は、一部このアルミチャンネルに変更してみることに。

ステインを塗った後の変更ということで、もはや何でもあり的な見栄えに・・・
とはいえ、引き出しボックスで隠れて見えなくなるので問題はないですけどね・・・

引き出しの滑りを更に良くするために、テフロンテープの助けを借りることに。20年前のものですが、捨てずに取っておいてよかった・・・

摺動部には全て貼り付け。見えない場所なので、遠慮なく貼っていきます。

そして、いよいよ食卓の脚に「ベース」と「受け板」を本固定。片足だけガッチリ感が増しました(笑)。

そして次は折り畳みテーブルの部品類。

追加するテーブル板は軽さからいって木材の密度がかなり低そうなので、蝶番の木ネジを直接打ち込むのは危ないと判断。そこで密度のある別の木材を段カットして木工用ボンドで貼り付け、更に一応木ねじでも固定しました。木工用ボンドって思いのほか接着力がありますよね。

折り畳み機構はこのステンの平蝶番で。段カットした木材に木ネジで固定します。

そしてベースの上部部材に折り畳み用蝶番を固定。下に倒した時に追加テーブル端面が食卓テーブル面よりも飛び出ないよう構想段階で回転の軌跡を考え蝶番の位置を決めておきました。

折り畳み機構は形にできましたが、当然テーブルを水平状態にキープさせる仕掛けも必要なので、そのための部材にも蝶番を付けてベース上部に固定します。

取り付け部分は画像左の赤○印部分。画像右は取り付けた状態。これで水平が保てます。
因みに蝶番のガタツキなどで設計通りの水平状態にならない事はよくある事なので、必ずそれを見込んで現合わせで位置決めをするのがよいかと。

パタンと横に倒せば追加テーブルは折り畳めます。当然ですが、この水平保持させる板は二か所つけております。

こんな感じで折り畳み機構完成。
それにしても全然色が違うね・・・・

あとは、奥様が自分好みの取手を買ってきていたのでそれを引き出しボックスに取り付け、スライドレールに差し込んで完了。アルミチャンネルに変更し、更にテフロンテープを貼っているのでとてもスムーズに引き出せるようになりました。
今回のものを取り外す事はまずないとは思いますが、仮に外しても食卓自体には一切ネジを立てていないので安心といえば安心かな。

早速、沢山のお菓子やその他諸々のものがひっこしていました。
ケトルも、これでもかというほど端っこに(~-~;)

食卓の上は寂しいほどすっきり。そしてゴチャゴチャしていたレンジラックも整頓されています。これで炊飯ジャーをすぐに横向きにできます。
ということで、奥様の要望通りだったようで大変喜んでおりました。
色以外はね(爆)

ついでに、奥様からのリクエストで随分前に作ったこの薄型ラックにもニスを塗っておくことに。シンク周りなので水が結構飛び散ってるし洗剤の泡なんかもよく付着するので木が変色しやすく、できればニスを塗っておきたかったんんですよね・・・

さすがにもう色の失敗が許されないので、あくまでも木材の色を生かす透明ニスのみで・・・。

これで濡れた布巾で拭いても大丈夫。

三度塗りしているので耐久性もそこそこあるんじゃないかと・・・
ということで、DIYネタでした~。
さて、私は7月の第二土曜日まで二連休はないのでちょっと残念ですが、それ以上に大嫌いな梅雨が近づいているのでそっちがもっと憂鬱・・・。今年は豪雨災害が色々なところで起きそうでちょっと怖いですね。皆さん、どうかお気をつけください。
長いブログを読んでくださりありがとうございました。