10歳。こぐま社からのバースデーカード

akiももうすぐ10歳。
今日は素敵なバースデーカードが届きました。

こぐま社からです。
「こぐまちゃん」と言えば、子持ちの方ならば、
多くの方が知っているのではないでしょうか。

まだ小さな頃に読者登録をして、
それからずっと毎年誕生日にバースデーカードが届いていました。
ただ、それは毎年ハガキでした。

今日ポストを覗くと、こぐま社からの封書が。

あら、10歳になると特別なことがあるのかしら？と思ったら、やはり。

それはもう素敵なお手紙が入っていました。

バースデーカードを送る取り組みはもう40年以上、
1年で30万人以上もの子供たちに届いているそうです。

10歳の子供たちに向けたものだけあって、
「毎年楽しみに待っていてくれる人、ちょっと子供っぽいんじゃない？と思いはじめた人…」
と、子供たちの気持ちを読んでいたり。
文章一つ一つに、本に触れてくれたことへの感謝の気持ちがあふれています。

そして、このお手紙には一つのお願いが。その書き方がまた素晴らしい。

「大きくなったあなたから、これから絵本と出会う小さな子どもたちへ、
　バースデーカードを受けとる楽しみをゆずってあげてくれませんか？」

平たく言ってしまったら元も子もないような話、
普通なら何も言わずに10歳になったら次からフェードアウトしていってしまうようなことを
とてもいい言葉で伝えています。

本当に本が好き、言葉が好き、子供が好き。
そういう気持ちが無いと出ない言葉だなと思いました。