「Golf GT TSI発表」で思い出した車

「Golf GT TSI発表」で思い出した車、ユーノス800です。

Golfは2006年（本国）、ユーノス800は1993年と
生まれた時代は全く異なりますが、
どちらも過給器を搭載することにより、
パワーはもちろんのこと、燃費の向上も狙ったクルマ
と思っています。

■Golf GT TSI
1.4L直噴エンジン＋スーパーチャージャーとターボチャージャーを搭載
2.3リッターV5エンジンと同等の出力を発生しつつ、燃費は1.6リッターFSIエンジン並み

■ユーノス800
2.3Lミラーサイクルエンジン＋リショルムコンプレッサーを搭載
3リットルクラスの走りと2リットルクラスの燃費

＃実排気量と出力、燃費クラスの順番が微妙に異なりますが。。。


ユーノス800が発表された当時は、今のように環境性能が売りになる時代ではなく、
マツダ車でしかも初物エンジン、数を狙った売り方でもなかったため、
商業的に成功したとは思えないですが、
技術を前面に出すあたりはいかにもマツダ車的で面白いと思っていました。
＃モーターファン誌の連載で故・兼坂弘氏がしきりにミラーサイクルエンジンの
　可能性を書いておられたので、このクルマが出てきたときには、
　兼坂氏に代わってマツダが実装したのかと思いました。


「環境」がウリになる時代になり、パワーとエコを両立したGolf GT TSIが
どれくらい受け入れられるか、興味あるところです。
もう少し車体が大きい車になると、排気量が車格として捉えられる傾向は
依然として変わっていないように感じるので、
世に問うにはちょうど良いサイズではないでしょうか。

TSIもDSGも未知のものなので、是非Golf GT TSIには試乗したいと思ってます。
スポーツサスペンションと、225/45R17のタイヤはヤリ過ぎのような気がしますが。。。

・carviewの紹介記事です。
・この記事を書くキッカケになったTEDさんのblog「Golf GT TSI発表」です。