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kureakiのブログ一覧

2016年03月17日 イイね!

黄色いルノー

黄色いルノー今年のルノーF1のホンモノカラーが発表されました。
黄色です。

何年か前のルノーF1は割とベッタリの黄色でしたが、
今年のはちょっと違った色味にも見えます。

プレスリリースでは、黄色(シリウスイエロー)と黒は
ルノースポールのコーポレートカラーなんですとか、
1977年のルノーF1、RS01にちなんだものとあります。
(F1初のターボ車、1.5L V6ターボで525 bhp/10,500 rpm)



なるほど。でもやっぱりR.S.16とRS01は色味が違うけど、なんだろうこれどこかで見たような…

思い当たったのはコレでした。
先日のジュネーブで発表された新しいセニックの色。

人目を惹きそうな黄色なのに、どこか落ち着いた感じ。
クルマが大きくて、背景も黄色いのにそんなにマスがあるように感じない。
上手く入れられた黒で締まった感じでしょうか。

そういえば、新しいセニックを見ても、黄色いバンなのに全然ギョッとした感じもなかった。
マテマテ、これどこかでむしろ見覚えのある馴染みのある感じ。

多分コレ。エスパスF1


当時のF1、とてもいい音ですね。見るたびに心震えます。


フランス人が何言っているのか分かりませんが、
最後に出てくるプロフェッサーの呆れてる雰囲気、
ラニョッティさんのコイツらケッタイなもの作りよって…的な顔、
ニヤニヤしてるエンジニア。
現代のF1を見ても思うのですが、彼方の方は
こういうものを真面目にちゃんと作って纏めることができるあたりが深いなと思います。

ちなみに、エスパスF1は現在フランスのマトラのミュージアムに展示されているらしいです。


Posted at 2016/03/17 02:42:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | otherRenault | 日記
2016年03月05日 イイね!

行ったつもりでジュネーブショー2016(ルノー編)

気が付けば第86回ジュネーブショーが始まっていました。

誰もまとめない、「行ったつもりでジュネーブショー(ルノー編)」も4回目を迎えました。
前3回はこちら。
行ったつもりでジュネーブショー2015(ルノー編)
行ったつもりでジュネーブショー2014(ルノー編)
行ったつもりでジュネーブショー2013(ルノー編)

今年もルノー公式ページの怪しい翻訳と公式写真でお伝えします(^^;

今年は例年にも増して「見えている」モデルのワールドプレミアでした。
全景もなんとなく全車揃えましたのショールームみたいな感じ…(笑)

お題はコチラ。
・The new Renault SCENIC
・The new Renault MEGANE Estate and MEGANE Estate GT
・The Renault ZOE Swiss Edition
・Six life-enhancing innovations

■4代目SCENIC登場


ゴーンさんは黄色のネクタイ、アッカーさんは黄色い運動靴で登場。
登場から20年、4代目SCENIC登場です。今年の終わり頃欧州販売開始のようです。

2011年ジュネーブ発表のR-Spaceにかなり忠実に見えます。


(4th SCENIC/R-SPACE)全長:4406/4250、全幅:1865/1850、全高:1653/1547、WB:2734/2717
見た目かなり忠実ですが、サイズはかなり異なります。

R-SPACEは3気筒ガソリン900cc110馬力のEDCと発表されていましたので、
感じとしてはクリオがベースかメガーヌベースか位の違いでしょうか。

注目すべきはタイヤです。R-SPACEは245/35R21でしたが、
SCENICは195/55R20が標準です。ここまでかなり忠実。イカレたタイヤサイズです(笑)
でもこれのおかげで上屋の大きさが相対的にコンパクトに見えるように思います。



最近のクルマらしく、最新の安全装備も。
・AEBS (Active Emergency Braking System)
 自動ブレーキで歩行者向けには6~70km/h、衝突回避では6~160km/hで作動。
 カメラとレーダーで検知するシステムのようなので、アイサイトに近いシステムでしょうか。
・Lane Keeping Assist (LKA): 70~160km/hで作動
・Fatigue detection warning
 ぼんやりしていたらお疲れを検知して何かお知らせしてくれるシステムっぽい…
・Adaptive Cruise Control (ACC): 50~160km/hで作動
・Lane Departure Warning (LDW):車線はみ出そうとしたら、ハンドルがブルっと来るようです
・Safe Distance Warning (SDW): 車間距離注意?
・Traffic Sign Recognition with Over Speed Prevention (TSR with OSP): 信号注意アラーム?
・Blind Spot Warning (BSW):昔からあるコーナーセンサーですかね?
・automatic dipped and main beam headlights (AHL):
 対向、先行車を検知してヘッドライトの照らし方を変えるアレでしょう
・Easy Park Assist (hands-free parking)

ここまでお世話されてしまうと、もう運転手の出番がないですね…(笑)

内装も素敵な感じ。これなら黒い内装も許します。



気になる臓物ですが、かなり多彩なラインナップ。
6種のディーゼル、2種のガソリン、ディーゼルにはハイブリッドも。
• The Energy dCi 95 with a six-speed manual gearbox
• The Energy dCi 110 with a six-speed manual gearbox
・The Energy dCi 110 with EDC (Efficient Dual Clutch) seven-speed automatic transmission
• The Energy dCi 130 with a six-speed manual gearbox
• The Energy dCi 160 with EDC (Efficient Dual Clutch) six-speed automatic transmission
• The Energy TCe 115 with a six-speed manual gearbox
• The Energy TCe 130 with a six-speed manual gearbox
・Hybrid Assist electric option for its Energy dCi110 diesel engine with a six-speed manual gearbox

ちょっと面白いのは、ハイブリッドはマニュアルギアボックスという点です。
日本のクルマとはハイブリッドの捉え方が違うんでしょうね。

あまり大きなクルマは趣味ではないのですが、
嫌いじゃないですね…むしろ気になるクルマです。日本に入ってきそうにないですが…
ピカソといい、この手のクルマを作らせると、フランス車はなかなか上手だと思います。

■MEGANE Estate and MEGANE Estate GT

現行のエステートといい、安定のカッコよさですね!
ハッチバックから無理やり後ろを伸ばした感があまりなくて、締まって見えます。

GTにはハッチバックと同じく4CONTROLと呼ばれる姿勢安定制御が付きます。
4輪操舵が付いてきます。リアも意外と大きく切れるんですね。
どこもそうらしいですが、今どきはアクチュエーターで動かすので制御も自在、
少しディレイを入れるとか、1秒に100回も舵角修正するとかしているようです。


今回のエステートは積載性もアピールしているようです。
助手席も倒れて2.77mの長尺物も入るようです。


ラインナップはMEGANE Estate / MEGANE Estate GT-Line / MEGANE Estate GT
・Energy TCe 100 with a 6-speed manual gearbox
・Energy TCe 130 with a 6-speed manual gearbox
・Energy TCe 130 with EDC dual-clutch 7-speed automatic transmission
・Energy TCe 205 driving through EDC dual-clutch 7-speed automatic transmission(GTのみ)
・SCe 115 engine mated to a 5-speed manual gearbox(マーケットによる)
・Energy dCi 90 with a 6-speed manual gearbox
・Energy dCi 110 with a 6-speed manual gearbox
・Energy dCi 110 with EDC dual-clutch 6-speed automatic transmission
・Energy dCi 130 with a 6-speed manual gearbox
・Energy dCi 165 driving through EDC dual-clutch 6-speed automatic transmission(GTのみ)
・Hybrid Assist with the Energy dCi 110 engine (with manual gearbox) 2017年から

かなり多彩ですが、SCe 115 5速って、まさかのK4Mでしょうか…

先代からして相変わらず心に刺さってくるクルマです(^^)

■ZOE Swiss Edition
ジュネーブショーなので、スイス向けカッコエェバージョンZOE作りました!というところでしょうか…
昨年のジュネーブでは航続距離が延びました。
カッコエェがなくて、航続距離の短さが心配になるEVにはどちらも大事な試みだと思います。
なかなかシックな外観です。


このクルマもBOSEのオーディオを備えています。
あちらではルノー車、BOSEのオーディオを備えたグレードが用意されることが多いのですが、
日本には入ってこないですね。わざわざ日本ではFocalの純正オプションを揃えています。
売るもののイメージの問題で、Focal=フランス、BOSE=アメリカの図式だからでしょうか。不思議。

■Six life-enhancing innovations
新しい技術の紹介です。
・4CONTROL & MULTI-SENSE
 4CONTROLは電子制御のダンパーと4輪操舵の組み合わせの姿勢制御
 MULTI-SENSEは乗員に合わせたいろいろ統合制御で
 engine, transmission, chassisの制御以外にも、アンビエント(ライト、ディスプレイ、シート)の調整

・Hybrid Assist power
 メガーヌとセニックに用意されるようです。

・The new SCENICの快適性

・The new SCENICの安全性

・R-LINK 2
 8.7インチもしくは7インチのセンターのディスプレイ。
 オーディオ操作だけなく、4CONTROL & MULTI-SENSEの制御に関わるもの。

・R240 motor to take ZOE

ちょっと尻切れトンボ感がありますが、今年のジュネーブショーの紹介でした。
Posted at 2016/03/05 14:22:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | otherRenault | 日記
2015年10月10日 イイね!

今年は行こうかモーターショー

今年は行こうかモーターショー2年に一度の東京モーターショーの季節がやってきました。

前回は特に興味を惹くものもなく、チケット買おうかとか迷うこともなく気が付けば終わっていました。

今年のフランス勢は、ちょっと元気になった感じでしょうか。
シトロエンはDSが独立したブランドで出展していたり、
プジョーはディーゼルの508に308GTi、208のマイナーでもないチェンジ。
我らがルノーはトゥインゴさんのジャパンプレミアです。

モチーフとなったサンクがどんな風に表現されているのか。
RRとなって49度傾けられたエンジンはトランク床下にどうやって押し込まれているのか。
あの外れるカウルみたいなボンネットは一体どんなものなのか。
ボディワークが外れて中が見える、プラモデルみたいな展示?もあるようなので楽しみです。

そしてあちらでは既に第二世代に入ってほぼタブレットみたいなR-Link2、
今のところトゥインゴでしか聞かないですが、スマホ連携のR&GO、
今回のトゥインゴでは、インパネのあの部分がどう実装されたものが展示されるのか興味津々です。



先日発表された次のメガーヌ・タリスマン世代では
インパネのあの画面はカーインフォテインメントというか、
クルマのセットアップにも関わるものになっているもので、
他のメーカを見渡しても既に単なるオーディオ&メディアのインターフェイスを越えている世の中。

ルーテシアではタッチパネルこそ生かされていますが、R-Linkとしての機能はなく、
R.S.にはGPSに連動してしまったためかR.S.モニター2.0を選ぶ余地もなく、
メガーヌも新顔になっても旧来のR.S.モニターに戻され、
キャプチャーに至ってはオーディオレスとか、日本仕様がとても積極的に避けてきた部分です。

ルノー車日本仕様のあのインパネのインターフェイスの対応は今後どうしていくつもりなのか。
ローカライズの大変さと捌ける台数から見た掛けられるコストだったり、
一方でソフトウェアの世界として見れば一度進めば他車種への展開は楽なのではとも思ったり。
使いやすさならば、日本のナビを埋め込んでしまうのもそれはそれで正解かなとも思ったり。

我々オジサン世代には響きにくい正直どうでもいい部分ですが、
実は先進的で面白い試みを進めているのに、そんな未来な部分はそぎ落とされ、
言い方はとても悪いですが、
相変わらずの古風な感じに収まって、魅力や取り組みの半分くらいしか伝えないつもりなのか。

トゥインゴは避ける道はありそうですが、次入れる何かはもう避けては通れない感じ。
そんな今後の方向性がちょっと垣間見えたらなと思っています。



ただ気掛かりなのは、過去にTMSで発表された注目のルノー車がいくつかお蔵入りになってたこと。
トゥインゴさんが参考出品なのか、市販予定なのか位置づけは今のところ分からないですが…

《前科1:メガーヌⅢグラスルーフカブリオレ》

2011年の東京モーターショーでした…
意外とⅡのGCは見かけるので、脈あるかも…と思いましたが、
意外なほどに見かけるということは、需要に対してそれなりに行き渡ったとも取れて、
カブリオレ自体もそれこそやはりニッチ過ぎて…ということだったのでしょうか…

《前科2:ルーテシアⅢフェイズ1のRenaultSport》

2007年の東京モーターショー。そういえばブレンさんともお話ししました。
きちんとルーテシアのバッジに差し替わり、各種の注意書きまで日本語化され、
ハンドルは左でしたが、どう見ても市販目前だったのに残念ながら流れてしまいました。

トゥインゴはモーターショーでの反応を見るつもりで出すクルマなのか、
市販予定でのお披露目なのか。どうなんでしょうね~

極めて現実的なものを見せられても暫くすればその辺で見られるんでしょ?とも思うし、
ショーなんだからショーらしく見せ物や今後を示すようなものがあってもと思ったり。

俄然行く気が出てきました(^^)
Posted at 2015/10/10 01:54:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | otherRenault | 日記
2015年05月28日 イイね!

ひっそり登場 メガーヌ ゼン

ひっそり登場 メガーヌ ゼン通常ルノーの新車発表は木曜日。
注目モデルは木曜世田谷のお店でクルマ並べて記者発表。

それに全部合わない発表方法で
5月26日(火)にメガーヌ Zenが発表&発売~
大方のディーラーがお休みの火曜に発表。
いつもなら幾つかのお店が店舗blogで
合わせてお知らせしてくれるのですが、
今日になってもそれも無し(^^;;

えぇぇ…何そのやる気のなさ(笑)
いやまあ確かに分かりにくいモデルではあるけれども…


メガーヌが1.2ターボEDCになった時
ですら、発表会は無かったにせよ、木曜発表だったのに。
ひっそりにも程があります!(^^;

しかも、ハッチバックのZENが投入されたので、ルノジャポのページを見る限り、
ハッチバックのGT Line 1.2ターボはカタログ落ちした模様。
半年だけ販売のとても短命なモデルになってしまいました。レアものです。それもいいでしょう(^^)

なかなか衝撃的なのはメガーヌ ゼンの価格。249万円。
1.2ターボのDCT、機構的には同じなルーテシアインテンスより安い!
今時Cセグハッチなんて300万越えだらけのに、珍しくてデカくて広い。これはお買い得です!

全体的にはこんなイメージ。

見た目ほぼGT Lineですが、ホイールが違います。
「ルノーならではのしなやかな足回りが、
日常のドライブからロングツーリングまでオールラウンドにこなし」と謳っています。

GT Lineに用意されていたルノースポール風味のシャシー・足回りではないということです。
わざわざスポーティーでないことを謳わなきゃいけないほどに並モデルがほぼ消滅してしまった
近代ルノージャポンとしては逆に新鮮な出来事でしょう。

カングーZenは1.2L4気筒ターボ6MT
ルーテシアZenは0.9L3気筒ターボ5MT

ともに、フレンチベーシック・走りの楽しさを謳うグレードでした。確かに乗って同意できました。
Zenというグレードはルノジャポ的にはそういう売り方なのねと理解しました。

で、メガーヌZenは機構はGTLineとは変わらないものの、
1.2L4気筒ターボ6EDCで柔らかな足回りとなりました。
Ⅲ登場当時にあったプレミアムライン復活といったところでしょうか。

メガーヌの1.2L4気筒ターボ6EDCには確かまだ乗っていないので、
ここに一気通貫するものがありながらも、素ルノーならではを感じさせる何かがあるのか。
少なくとも経験的に言えば、16インチにダウンしてる分のらしさは感じられる筈。
ちょっと楽しみです。

そういえば。と思って確認したのはこれ。


Zenってベーシックグレードだよね。と思って。
メガーヌⅢって、あちらではベーシックグレードはGTLineとはバンパー違うはず。
でも、今回発表されたZenはGTLine顔。

renault.fr&ukで確認しました。

ukは昔の体系と今の体系が混在していて、
EXPRESSION/DYNAMIQUE/GT LINE/GT220にモデル末期で追加されたLIMITED
frはLIFE/LIMITED/ZEN/BUSINESS/BOSEとなっています。
BUSINESSというのは日本的理解とはちょっと違って、
ビジネスバン的何も付いてないベースグレードの名前とはちょっと違うようです。

で、本来のZENは左の丸フォグのあるバンパー、左の写真の顔になるのですが、
日本仕様のZENは、どうやら本来のZENにPack GT-Lineを追加して、
バンパー、ドアハンドル、ドアミラー、ルノースポールな足回りと17インチホイールとなるものを、
硬い足回りと17インチホイールはキャンセルして日本仕様としているようです。
これをこう謳っています。
「メガーヌ ハッチバック ゼンは、
メガーヌシリーズのスポーティなエクステリアと充実した装備を持つベーシックモデル」
なるほど。売り方として正しいと思います(^^)
カングー限定車に倣ったのか、なかなか自由なモデルができてきました。

足回りやシートなどは確かにベーシック、外装はモデルのイメージとして統一されていて、
大物保守部品もモデル毎に用意する必要もなく統一されるので、売り手も買い手も好都合。
いいと思います。

個人的には3色しか選べないとか厳しいこと言わず、
BOSEでパノラミックルーフの仕様が用意されれば…
フランスにはあるんだけど…
Posted at 2015/05/28 05:46:50 | コメント(4) | トラックバック(0) | otherRenault | 日記
2015年03月05日 イイね!

行ったつもりでジュネーブショー2015(ルノー編)

第85回ジュネーブショーが始まりました。

誰もまとめない、「行ったつもりでジュネーブショー(ルノー編)」も早いもので3回目です。
前2回はこちら。
行ったつもりでジュネーブショー2014(ルノー編)
行ったつもりでジュネーブショー2013(ルノー編)

このところのジュネーブを見る限り、ルノーとしては、ここはコンセプトを発表する場ではなく、
現実的で極めて見えているモデル、逆に言えば、
日本導入も十分あり得るモデルの発表の場となっているように思います。

キャプチャー市販モデルと日本導入が大いに見通せたClio4の日本仕様、
GT 120 EDCの発表があったので始めてみたこの纏め。
ちょっと今年はPC壊れて蓄積したデータがないとか、仕事ドタバタとか悪条件がありますが、
惰性で継続の3回目、今年も公式メディア向けサイトの怪しい翻訳でお送りします(笑)

今年のお題はこちら。
・Renault KADJAR
・ZOE R 240
・Nouvel Espace
・Clio R.S. 220 EDC Trophy
・Dacia 10周年

■Renault KADJAR

カジャール発表時のワタクシの記事はこちら→ kadjar
詳細はジュネーブショーを待て!とのことでしたので、今回発表されました。
2月のデビュー時はオレンジのビビッドなクルマだったのでかなり新しく見えましたが、
地味な色になると結構普通…(笑)

資料によると、キャプチャーとコレオスの間のCセグメントのモデルと言っていますので、
深読みすると、今後コレオスの新型もあるのかもしれませんね。
また、CMFプラットフォームはC/Dと言っていますので、Dセグまで網羅するようです。
あるかもしれないコレオス、新しいエスパスも同じ骨格ということでしょう。

この夏デビューで、2駆、4駆あり、Zenに相当するX-Modと呼ばれるバージョンと
Intensに相当するBoseバージョンがあるようです。
X-Modは2013年に発表されたExtended Gripを備えた2駆、
もしくは日産のALL MODE 4×4 - iに準じた4駆、
そして見た目と音重視のBoseとなります。

ルノーには今時の安全装備無いの?と思っていたら、Boseには設定されているようです。
・Active Emergency Braking System (AEBS):自動ブレーキ
・Lane Departure Warning(70km/h越えた状態での車線逸脱の警告)
・Blind Spot Warning(斜め後ろあたりの警告でしょうね)
・Easy Park Assist(縦列やらやってくれるみたい)
その他諸々。この辺も日産エクストレイルとそう変わらないように見えます。

魅力的なのは1.4m四方のグラスルーフを備えたモデルもあり。これはええな…(^^)

エンジンはディーゼルのEnergy dCi 110は6速MTと6速EDC両方の組み合わせ、
2駆、4駆両方に設定されるEnergy dCi 130は6速MTのみの設定、
ガソリンのEnergy TCe130は6MTのみの設定になっています。
このガソリンは、現行メガーヌ3と同仕様と思われますが、今のところ6MTのみの発表です。

仕向け地に合わせてガソリンEDCモデルもできそうですが、
日産との棲み分けの観点でこのクルマは日本に来ますかね…微妙でしょうね…

■ZOE R 240

EVである現行ZOEは航続距離210kmですが、これが240kmまで伸びましたというクルマ。
これはFomula Eでの成果であり、モーターサイズも10%低減、
コントローラーも単純化と25%小型化と謳っています。

■Nouvel Espace


新型エスパス、4月の発売に先立っての展示。
驚いたのは4輪操舵持ってるらしいです。
length: 486cm / width: 189cm / height: 168cmの「クロスオーバー」。でかいな。
先代より250kg低減、CD値は0.30となかなかの値。

ガソリンのTCe 200 EDCは基本構造はClioR.S.と同じと思いますが、
出力特性は違っていて、7速EDCとの組み合わせ。
ディーゼルは昨年発表のツインターボdCi 160は何速か分からないEDCのみ、
dCi 130は6MTのみの設定です。


インテリアもなかなか素敵ですが、数出るモデルではないので、正規輸入はないでしょうね…

■Clio R.S. 220 EDC Trophy

大きな期待だっただけに、ガッカリ迎えてしまった方も多いのではないでしょうか…

Trophyの名を持つモデルが発表されるとアナウンスされていましたが、
出てきたのはClio R.S. のホットバージョンでした。
パワーアップに見合った足回り、シャシー設定に見直されていますが、EDCです。MTではないです。

ロムチューンではない、大径ターボによる10%のパワーアップに20Nmのトルク増強、
オーバーブースト機能と思いますが、4速5速ではさらに20Nmアップ。
変速速度も向上、変速パドルの動きも小さくなり、ステアリングもクイックに。
低められ固められたトロフィーシャシーとなります。

屋根が黒いのは、結局来なかった昨年発表のClio R.S. 200 EDC Monaco GPと同じですね。
→50台限定で来てましたね…(^^;

Trophyと聞いて、タイミング的にMEGANE Trophy Rのような反則公道仕様を想像しましたが、
MEGANEⅡRSにあったトロフィーや、MEGANEⅢR.S.中期にあったトロフィーのような
ニュルスペシャルではない至って真っ当な仕様でした。

Clio R.S. にMTを希望する向きの方への希望的観測ですが、
同エンジンM5M(日産MR16DDT相当)にMTを組み合わせた例は無いこともなく、
オーストラリア版パルサーには、MR16DDT+6MTという仕様が存在します。

こちらで紹介しました。
パルサー再登場

少々トルクも低いので、Clioの仕様に対してMTの許容トルクとかそういった話は
あろうかと思いますが、芽はあるのかな?と期待したいですね(^^)

■Dacia 10周年


ダチア10周年だそうです。詳しく読めていませんが、
深いブルーのボディー色とブルーをあしらったインテリアを持った限定車が全モデル
Sandero, Duster, Lodgy, Dokker, Logan, Logan MCVに設定されるようです。

■ニュル雑感
CIVIC typeRが発表され、ニュル北コースのタイムが7分50秒63と発表されました。
そういえば、昨年のジュネーブのタイミングではセアト レオン・クプラ280が
タイム更新したことがニュースになりました。

CIVICのタイムは昨年5月に市販車両に準じた開発車両での達成とのことなので、
FF市販車最速の称号は今のところまだメガーヌのTrophy Rにあるということなのでしょうか。
UNDER8ってやってた頃に既に破ってるなら言ってよ~な、やーな感じです(笑)

開発車両のタイムアタック動画ではロールケージが写っていましたが、
今年の後半、寒くなったころでしょうか、その頃には市販車両でタイムアタックするそうです。
その時に記録は破られるのでしょう。

ただ、負け惜しみを言うとすれば、F4Rのルーツは30年以上前にデビューしていて、
F4Rターボは10年以上前のデビューとか、相当前のアーキテクチャなメガーヌがいい勝負。
興味深いのはCIVICもメガーヌも
「デュアルアクシスストラットサスペンション(ダブルアクスルストラット サスペンション)」
を持っている点です。重いけどやっぱ大事ということなのでしょうか。

20.6kmのコースの限界走行で4秒弱短縮のレベル感がイマイチ分からない、一方で
マラソンで言えばハーフ相当の距離、数秒縮めることの微妙さ、大変さ、分かるような気もします。

R26.Rが8分17秒、2011年のTrophyが8分8秒、そしてTrophy Rが7分54秒なので、
FF最速はもっと縮まる余地があるんでないの?とか、
逆に最新テクノロジーの塊を持ってしても4秒弱しか縮まらなかったと見るのが正しいのか、
次の挑戦者のタイムアタックが実に楽しみなところです。
ルノーにもTrophyの名を冠した何らかのモデルに頑張ってもらいたいですね。

そんな感じの2015ジュネーブショー(ルノー編)でございました…
Posted at 2015/03/05 03:03:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | otherRenault | 日記

プロフィール

車に乗ること、運動すること、子供と遊ぶことに喜びを感じる、 しがないサラリーマンです。 DWデミオとメガーヌⅡの紹介をしてます。 遠征続きで回遊魚と呼ばれ...
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