会津を出てR121~R459経由、道の駅「裏磐梯」。
ここで車中泊予定していたが、まだ日が高くもう少し進めそうなので小休止ののち出発。
磐梯山ゴールドラインに
☆ 155峠(道)目 磐梯山ゴールドライン 全長17,6㎞
ここも残念なことに霧で見通しが一部効かなかった。
以前は有料道路だったが2013年より無料化されている。
よくある観光道路の趣きで、それなりに楽しい。
紅葉シーズンがきれいでよい(らしい)
途中猪苗代湖が見えた。
C級峠 ☆☆☆ お勧め度3
R115経由、猪苗代町から土湯に
115号だが、高森辺りから道の駅「つちゆ」経由名倉辺りまではとても整備された道で適度なカーブがあり楽しい。
登り2車線下り1車線になっているのだが、対抗車線、登りをポルシェが結構なスピードで登って行った。
そういう遊びができる道路。
R115のこのあたり お勧め度5 ☆☆☆☆
土湯トンネルを抜けたら霧というより雲の中の状態でほぼ視界ゼロ。
道の駅で車中泊。
気温16度で眠りやすかったが、隣の車がエンジンかけっぱなしでファンの音が定期的に聞こえうるさかった。
冷房をかけるほどでもなかったのに。
翌朝霧は少し晴れていた。
R115下って福島方面から磐梯吾妻スカイラインに。
☆ 156峠(道)目 磐梯吾妻スカイライン 標高1660m
全長28,7㎞ 2013年から無料化されている。
2車線道路だが狭い。
かなりの曲がりくねりと急傾斜の坂道。
日本の道100選ということで、あとで調べてみたが、特に快走路で選んでいるわけでもなく、景色がいいとか歴史的に重要だとか様々な基準で選ばれていた。
私は単純に走って面白いか、眺めてきれいかという観点から評価をしている。
ここは意外に高くまで登り、途中つばくろ谷ではわざわざ、進んでいく橋(不動沢橋)を横から見られるような脇道が作ってあった。
天気が良ければ太平洋まで見通せたかもしれない。
道はさらに上がる。
ところどころ絶景ポイントがあるようだが、残念なことに霧で全く見えない。
活火山吾妻山の近辺を通るので火山臭がきつい。
つばくろ谷でも臭ったが上の方はそれ以上。
800mの間窓を開けないようにという注意書きがあった。
渋峠でもそのような箇所があってかなり強烈な火山臭がしていたが、そこを自転車で走っている人たちが大勢いた。
よく走れるものだと感心したが、おそらく死ぬ寸前になっているのだろう。
窓を開けて匂いを嗅いだとたん頭痛がしたので、私ならバイクでギリギリ通過できるかどうかだ。
この近辺落石があるので注意。
紅葉シーズンに限らずこの道路は良い。
ただし天気のいい日。
途中土湯峠がある。 標高1240m
B級峠 ☆☆☆☆☆ ★★ お勧め度5
一旦降りて更に磐梯吾妻レークラインに
☆ 157峠(道)目 磐梯吾妻レークライン 2013年より無料化
全長13,1km 秋元湖、小野川湖の周辺を抜ける道路。
湖の周辺を走る気持ちの良い道路。
紅葉シーズンはにぎわうらしいが、この時はすいすい走れた。
特にどうということはない道路。
C級峠 ☆☆☆ お勧め度3
県道2号、右に曽原湖が見えたらすぐに左に大きな湖。
裏磐梯最大の湖檜原湖だ。
1888年7月の磐梯山の噴火で山体崩落が起き、土砂で川がせき止められてできた300余りの湖のうち最も大きいもの。
この辺り学生の夏季合宿ポイントになっているらしく、大勢の若者が走っていた。
また湖ではボートやカヌーも。
もうずっと以前の学生時代、私にはあまりよい思い出がないが夏合宿は少しだけ思い出に残っている。
合宿と言っても体育会ではなく、エレキメカが好きだったので放送研究会にミキサー志望で入った。
その最初の夏の合宿が、志賀高原であり参加した覚えがある。
しかし覚えているのはその事実ぐらい。
細かいことは忘れてしまった。
そのクラブも間もなくやめてしまい、それからはバイトバイトの生活だった。
今から思えば、自動車部に入っておればよかった。
☆ 158峠目 白布峠(西吾妻スカイバレー)県道2号 標高1410m
思った以上に高くまで上がる峠だ。
それに道は2車線だが結構よい。
適度な曲がりが有って走るのが楽しい。
途中見晴らしのいい場所があって、檜原湖がよく見える。
若い女性が一人自転車で登っていた。
すごい根性あるな、と感心していて頂上について休んでいると
間もなくやってきた。
そこには先着らしい数台の自転車と、車で来ている監督らしい
人たちがいて話している。
どうやら自転車部の夏季合宿らしい。
その人は一番遅れて着いたようだが、この前と比べてタイムは
縮めていたようで喜んでいた。
この前は泣きながら走っていたのでタイムが上がらなかったと
言っていた。
悠々と走っているように見えたが、やはりこの坂を自転車では
厳しいんだ。
ここは、広い駐車場があり、トイレもあるのでゆっくりできる。
しかし、見晴らしはあまりよくない。
B級峠 ☆☆☆☆ ★ お勧め度4
ここを下って米沢に。
米沢と言えば米沢牛。
駅の近辺まで行ったが高級そうな店ばかりで入りにくい。
中心部に上杉神社、上杉博物館がある。
7代目の上杉鷹山が有名だが、中でもその言葉
成せばなる 成さねばならぬ 何事も 成らぬは人の 成さぬ成けり
はあまりにも有名だ。
博物館で当時の様子を詳しく見てみたが、私がその立場であって多額の借金を抱えて経済の立て直しをするならば、同じようにするしかなかったのではないかと思うほど合理的な経営をしている。
米沢牛はお得感がなく結局食べられず。
土産物屋もあまり見当たらず、国道121号で喜多方経由磐越自動車道で帰宅の途に就いた。
この国道121号だが、大峠を回避するバイパスであり、トンネルが多いものの走り易くてよかった。
帰途、磐越道、北陸道から関越道、上信越道と走って横川SAで車中泊
妙義山が見えるかと思ったが、あいにくの雨で見えず残念だった。
翌朝長野道、北陸道経由で帰宅。
総走行距離2266km、4泊5日の旅だった。