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元Gureのブログ一覧

2025年08月14日 イイね!

よせばいいのに💦残念モデルチェンジ”ザ・ベストテン”

よせばいいのに💦残念モデルチェンジ”ザ・ベストテン”
盆休み、暑いしどこも行かずに引きこもりなんでヒマに任せて久々ベストテンでもやってみっか!って事で💦

今回のベストテンは元Gureも”よせばいいのに”と思わず呟いた失敗モデルチェンジ(FMC)をやってみたいと…

ただいつものように完全に個人的見解で多分に主観が含まれます、ただほぼワタシの感覚とマーケット動向は一致しており今でも「あんなFMCしなければ良かったのに~」なんて改めて思い返したりでw

完全お遊びのこの企画、お約束の国産車のみ、今回は乗用車に限定しちょりますのでよろしくどうぞ<(_ _)>

尚、順位が上に行くにつれてそのFMCの残念度合いが高いといった感じにしております!

それでは早速参りましょう~”よせばいいのに💦残念モデルチェンジ”ザ・ベストテン”

それではやりましょー!今週の!?第10位!

【E70型4代目カローラ→E80型5代目カローラ】
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4代目カローラ(1979~1983)

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5代目カローラ(1983~1987)

10位ランクインの70→80カローラ、これは個人的思いが強く丁度この時ズバリでカローラ店勤務でコレ、営業しておりましたのでこの失敗FMCは肌感覚で残っていますorz…

ご承知のようにスポーツ系は旧70系のシャシをキャリーオーバーしたFRのままでしたしハードバージョン『レビンGT系』のエンジンも旧態化した2T-G→新開発4A-Gを搭載した事で70以上に引き合いは強かったながらメインのセダン系が時代の要請からFF化、ただトヨタはこれ以前からターセル/コルサ、カムリ/ビスタ等でFF技術も煮詰めていたのでドライブ感覚にさひど違和感ない80でしたがセダンのスタイリングは大方不評、展示会で立ち会ってもお客さんに言われたのが「なんでこんなしちゃったの?」的な…

シャープでウェッジの効いた直線デザインから一転して丸み帯びたスタイルは不評、室内の広さや質感は70より格段に上がるもカッコがねぇ と言われ売りにくかった、ただ同時期のサニーがやはり先んじてFFになりスタイリングが不評でしたので腐ってもカローラ、70より不評ながらもそれなりに稼がせてはもらいましたが売る側にしても”カッコ悪ぃ”と正直思っていましたしねぇ、レビンは好調ながらあくまでメインのセダンがコケる事が許されないカローラ、同僚や先輩も苦労していたのを思い出し10位ランクインとしました~。


続いて第9位!!

【310型4代目サニー→B11型5代目サニー】
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4代目サニー(1977~1981)

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5代目サニー(1981~1985)

このFMCも極めて残念でした、初代B10~310まで、サニーは大衆車でありながら軽量軽快でドライブが楽しくクルマ好きの入門車としても人気でこれらサニーで運転の楽しさを知ったご同輩も多いのではないでしょうか…!?

カローラにはない軽量+秀逸なハンドリングとOHVながら小気味よく回るA型エンジンはB10~310では不変でしたが81年、日産はいち早く小型クラスをFFに舵を切りこれによりかつてのサニーの良さがほぼ消えてしまったのがB11、セダン系は勿論若い衆に伝統的に人気が高かったクーペもFF化と鈍重なスタイリングに成り下がりB11を最初見た時はこれがサニー!?!?という信じたくない感想だったのを憶えていますネ、軽快サニーの復活は次期型B12まで待たねばならず走り好きからはソッポを向かれる始末、但しそれでも日産の基幹車種故、深刻な事態にはなっていませんがしメインセダンに至ってはFFの恩恵で広くなった車室は日産派のファミリー層には好評だった事はB11の名誉の為書き添えます!


さぁ、8位行ってみましょー!

【SB1/SG/SE/VB型初代シビック→SL/SS/SR/ST/VC/WD型2代目シビック】
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初代シビック(1972~1979)

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2代目シビック(1979~1983)

1972年、OILショックや来る排ガス規制を前にそれまで持て囃されてきたスポーツモデルが全盛の時期、ホンダは時代の趨勢を先読みしスポーツ要素は少ないながらも低公害で省燃費のシビックを発売、その完成度の高さと扱いやすい廉価大衆車ながら既存のカローラやサニーにないファッショナブルなイメージもありスポ車ブームを一気に沈静化、それまでのトレンドだったスカイラインやセリカからシビックに乗り換える若者も続出、一時代を作る活躍を見せスポ車好きな元Gureとしては個人的にはその”シビックブーム”は受け入れられませんでしたが確かに一時期、シビックに乗るのがカッコいい!っていう時代がありました。

この人気に気を良くしたホンダはボディバリェーションや搭載エンジンを次々に追加しホンダのシュア拡大に多大な貢献をしますが75年を過ぎライバル車も排ガス対策が一段落、シビックの優位性は薄れ発売から経年もあり飽きられた感からさすがに7年目の79年に初のFMCを実施、”スーパーシビック”として再スタートします。

しかし先代のインパクトが強くスタイリングはキープコンセプト、確かに80年代に向かう新しさは感じられるも世の評価は 変わり映えしない という感じでNEWモデルでも苦戦してしまいます…。

個人的にはシビックは興味なかったながら周囲の声も旧型が良かったというのが多くホンダファンにはそうなんだろうなと8位としました!


盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【A150A系初代三菱ミラージュ→C10/30系2代目ミラージュ】
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初代ミラージュ(1978~1983)

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2代目ミラージュ(1983~1988)

三菱初のFFとして78年にデビューした新星ミラージュは上級ギャランΛを彷彿させる鋭いスラントノーズとすっきりとしたスポーティなデザイン、副変速機を備える力強い走りで全体的に若々しいイメージで高い人気を獲得、FF先駆のシビックや日産パルサーに肉薄する支持を得ていました。

この時期第三極を固めたい三菱に高い貢献を示したミラージュも5年のモデルライフを終え83年にFMC、2代目はエリマキトカゲを使ったCMが話題を呼びますが肝心のクルマの方はサッパリ、初代に較べ大型化し走りもややスポイル、デザインも大味な感じになってしまい初代で築いたミラージュ人気を一気に落としてしましますorz…

先代がHBメインだったのに対し2代目ではコンサバな4ドアセダン、ワゴン(バン/ワゴンのみ92年までラインナップ)とワイドバリェーション化、これらは一定の評価を得ますが個性的だった初代HBに較べインパクトの薄かった2代目HB、これも わざわざ変えんでもいいのにぃ なんて思ったモンです!


どんどん行きます、第6位!!

【NCP60系初代ist→XP110系2代目ist】
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初代ist(2002~2007)

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2代目ist(2007~2016)

タコⅡ(ターセル/コルサ/カローラⅡ)の後釜としてやはりスターレット→ヴィッツとなったトヨタ新星コンパクトの一環で2002年にデビューしたist(イスト)、ヴィッツの上級で1サイズ大きいボディ、廉価の割に質感が高く特に1.5Lの1NZエンジン搭載モデルは軽量で力強いエンジンで走りも良く個人的にも今でいえばSUV風?な腰高でズングリしたスタイルは好みではないながら社有車で一時乗っておりこのクルマは見た目と乗ってみると印象がかなり変わる(いい意味に)経験をしましたねぇ。

そんな初代も5年目でFMC、2代目も初代の印象を多分に残すも輸出先の要望に応え3ナンバー化、肥大化したボディ、ゴテゴテとした装飾が嫌われ2代目では一転して不人気モデル、実際乗っても初代のキビキビ感は失われ確かに広くはなるもistらしい魅力を失い残念感ハンパなかったです、初代はistだから感じる愉しさっていうのが存在しましたが2代目は何がist?他とどこが違うって感じだったかなぁ~。


☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかった特別感はこちら…

【A120A~130A系初代ギャランΛ(ギャランΛエテルナ含む)→A160A系ギャランΛ(エテルナΛ含む)】
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初代ギャランΛ(1976~1980)

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2代目ギャランΛ(1980~1984)

ベストテン入りはしませんがこれも残念FMCの一台、個人的には三菱派なのであまり気にしませんでしたが初代Λが秀逸過ぎて2代目はキープコンセプトが災いして完全に霞んだ感じ?見た目は”どこが変わった”って感じながら中身は大幅に進化し初代とは較べものにならない高性能化(ターボモデルや電子制御化)が行われた2代目Λ、確かにスタイリングは初代の方が好きでしたが2代目も世間が言うほどけなしたくはないですがこれ(2代目)はセダン版Σ、兄弟のエテルナ含めて売れませんでした…

先代のΣ/Λ、初代ミラージュの売上げ増で第三メーカーにのし上がった三菱の勢いを失わせた”戦犯”の一つには間違いないでしょう…


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【NCP30系初代bB→QNC20系2代目bB】
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初代bB(2000~2005)

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2代目bB(2005~2016)

第5位としたのがbB、このテのクルマは興味外なのどうでもいいんですがヤンキー、ヤカラ以外でも角ばったスタイルが運転しやすいという部分で年配者にも意外にも支持が高かったbB、初代はかなり見ましたよね~、趣味悪ィなんて見かけると心で呟いたりでw

ただ元気な1NZエンジンとクラスレスな室内はやはり乗るとやや印象は良くなった初代、それでもヤンキーチックさがどうしてもハナに付いてしまっていましたが2005年の2代目が出た時、さすがにやり過ぎだろ!と嫌悪感すら抱きました、市場評価は飽きもあったのでしょうが初代を更にセンス悪くしたようなゴテゴテ感、まぁそれでもトヨタ車ですからそこそこは見かけるも大体乗ってる人種はご想像通り、2代目ではより派手になったせいか年配層は初代ほど見かけなかった印象。

ヤンキー界?で一世を風靡した1台でしたが2代目ではその強い顧客(ヤンキー)にもソッポを向かれた感アリアリ、まぁあの方達は飽きっぽいでしょうしね、2代目は初代の人気/売り上げが獲得できず2016年に廃盤という結末、もう少しうまく育てられなかったんかな?なんて思います、知らんけどwww


いよいよ上位に行きます、第4位!!

【JT150/190/600型2代目ジェミニ→JT151/191/641型3代目ジェミニ】
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2代目ジェミニ(1985~1990)

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3代目ジェミニ(1990~1993)

このFMCも惜しまれるモノでした…

85年にデビューした2代目ジェミニはいすゞ乗用の最高売り上げと人気を誇る秀作、いすゞ初のFFは変な癖もなく新開発1.5Lシグナスエンジンの出来栄え、いすゞらしいディーゼルの秀逸さや隠れたハードモデル(ZZやイルムシャー)の”裏ジェミニ”も魅力が高く一時はカローラサニーを脅かす人気を得ていました!

しかし2代目は打って変わって提携先の米・GMの干渉からおよそ日本人にはウケないアメリカンナイズされたウナギのようなデザインが不評、個性的ではありましたが市場評価ダダ下がり、いすゞが乗用車撤退のトリガーになったと言っても過言ではなかった…

これも社有車でいすゞ関連の仕事で乗る事多かったですが見た目よりはキビキビ走り絶対パワーはなくても小気味良さは2代目を継承していたとは思いますが全てはウナギスタイルでジェミニの名声をブチ壊した感じで4位に相応しい残念FMCだと思います!


いよいよベスト3に入ります!今週の第3位!!

【P10系初代プリメーラ→P11系2代目プリメーラ】
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初代プリメーラ(1990~1995)

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2代目プリメーラ(1995~2001)

プリメーラ、全3代が存在し個人的にはFMCする度にらしさが失われどんどんツまらんクルマになっていった感じで初代が手放しでいいクルマだったので2度のFMCが残念過ぎてorz…

初代は日産が気合を入れて造った欧州気質の強い個性的なモノ、ハンドリングやサス、ボディ剛性など腕に覚えがあるユーザーなら例え廉価版モデルもその意気込みが手に取るように伝わる、そんな部分が魅力的なクルマでした。

しかし90年当時、まだまだユーザー側の意識が追い付かずセダンの割に乗り心地が悪い、狭いなどのクレームもあり95年のFMCでご多分に漏れずボディを大型化、それでもキープコンセプトで初代のイメージは残すも秀逸だった足回りのセッティングは退化としか思えず広くなった室内=快適さへの代償はあまりにも残念でした、当時の嘆き悲しみを反映してベスト3としました!


とうとう来ました!第2位!!

【E30系6代目ギャラン→E50/60~80系ギャラン】
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6代目ギャラン(1987~1992)

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7代目ギャラン(1992~1996)

6代目を長年愛した元オーナーじゃけん、このFMCはいかんじゃろ ってこんでwww

92年の6→7代目のFMC、これは菱バカとしては最大のショックだったかも…
まぁ当時の3ナンバー流行、上級ディアマンテとの関係、下級ランサーへの高性能モデル移行(VR-4→エボリューション)など三菱の政策もありギャランはそれまでの立ち位置より高級サルーン化を目指した訳ですが肥大した太ったボディ、先代までの軽快さのかけらもない印象は全三菱ファンを敵に回した?といっても良かったかもしれん、それ位ある意味衝撃的なFMCだったので堂々2位としています!

バカボンのお巡わりみたいな顔、ディアマンテあるのにそこまで大きくしなくてもいいんでね?的な腑に落ちない変身、その失敗を反省したかのように次世代で先祖帰りするも時既に遅しGDI不具合とリコール事件でギャランそのものが終わってしまうという7代目以降を思うと悔し涙がチョチョ切れますわw


さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【R34型10代目スカイライン→V35型11代目スカイライン】
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10代目スカイライン(1998~2001 GT-R除く)

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11代目スカイライン(2001~2007)

この1位に付いてはご賛同下さる貴兄も多いのではないかと…

このFMCの時、思わず「コレ、スカイラインじゃない!」と叫んだ人間はワタシだけではない筈、S54~R34迄の歴代スカイラインを知る世代にとってはV35、到底受け入れられる代物ではなかったですよね~。

いや、このV35が例えばローレルとかセフィーロやテイアナの名前だったたらスンナリ受け入れられる、実際V35は悪いクルマではなく逆に2000年代を行く新たな高級プレミアムセダンとしては存在感もある、しかし日産の販売戦略上本来名付けされない筈だったV35に”スカイライン”を名乗らせたのは大きな失敗、事実この頃からスカイラインの、いや、日産の凋落は始まり現在でも老舗ネーミングで残る”スカイライン”の名はこの時に大きく棄損されたような思いもあり1位としました。

単にクルマを道具として思えばV35がスカイラインだろうが否かなんて問題ではない、V35自体は問題がある訳じゃなし拘らなくても…っとも思いますが長年のクルマ好きにとってはスカイラインというクルマは特別な存在、常に走り優先で高性能、スタイリッシュでムーディ、その割にはそれほど高額でもない(GT-R除く)、TOPにはGT-Rという日本が誇るスポーツモデルが君臨、日産好きでなくても意識せざるを得ないクルマ=スカイライン、クルマもファンも大事にしてきたそんな系譜を見事に断ち切ったV35の罪は重い、未だにそんな風に思っていますがどうでしょうか!?!?


って事でランキングは以上となります、12位以下25位までの残念FMCは下記の通りです!

12位:5代目BD型→6代目BF型ファミリア
13位:初代F10/20系→2代目F30/40系ディアマンテ
14位:2代目Z20系→Z30系ソアラ
15位:初代XA10系→XA20系RAV4
16位:2代目F31型レパード→3代目JY32型レパードJフェリー
17位:2代目CD型→3代目HB型コスモ
18位:LC10W型フロンテクーペ/初代SS20型→2代目SS40型セルボ
19位:初代A51/52型コルトギャラン→2代目A110系ギャラン
20位:2代目A10型→3代目T11型バイオレット(リベルタ)/オースター(JX)/スタンザ(FX)
21位:7代目Y32型→8代目Y33型セドグロ
22位:6代目910型→7代目U11型ブルーバード
23位:5代目T90~120系→6代目T130系コロナ
24位:4代目Z32型→5代目Z33型フェアレディZ
25位:初代A20系→2代目A40/50系セリカ


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如何でしたか?くまでワタクシ個人の思いです、ヒトそれぞれさまざまな”残念感”があって当然ですんでそれぞれご自分の”残念FMC”を思ってみて下さいまし!

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/


Posted at 2025/08/14 21:37:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2025年08月12日 イイね!

あのクルマの系譜・その40~トヨタプロボックス編~

あのクルマの系譜・その40~トヨタプロボックス編~
自己満全開の”あのクルマの系譜”も第40弾!キリのいいところで一旦終了となります、但しまた思いついたりしたら気まぐれでシレ~っと復活するかもしれんので宜しくどうぞ💦


今回はほぼ絶滅危惧種となってしまった現在では一強・唯一の小型ボンネントバンであるトヨタプロボックスの系譜を振り返ります…。

かつては各メーカー、大衆モデル~ミディアム、ラージクラスにベースとなるセダンモデルに倣いきめ細かく設定されていたボンネットバン(ボンバン)、今やライバルは日産ADのみとなりそのADも年内生産終了のアナウンスがなされトヨタOEMのマツダファミリアバンを含み実質プロボが唯一のボンバンとなりますネ。

60~90年代は「貨客兼用車」=平日は仕事に、休日はレジャーにとまだ私用商用と分けて維持できなかった貧しい時代には持て囃されたボンバン文化=プロボックスの系譜とも言えますのでその足跡を振り返ります!
※同一ボディのワゴン(スイッチワゴン含む)も時期により存在しますがバンを主題にした記載しとします。


【現行2代目プロボックス(2014~現行)/2代目サクシード(2014~2020NCP160/NLP160系】
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現行プロボックス

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サクシード(2014~2020)

・2002年のプロボ/サクシードデビュー以来12年ぶりのFMC、しかしスタイリングに変更なくMCの認識ながら基本シャーシや型式改定によりFMC2代目扱いとされる。
・先代同様生産はダイハツに委託
初代との主な変更点はFrマスク、インパネ、HV設定、ミッションをトルコン→CVT化し燃費向上
・先代の初代ヴィッツ基本のシャーシからE170系11代目カローラ(フィルダー)ベースに変更
・各安全装備を充実
・先代のワゴンを廃止し4ナンバー商用モデルのみのラインナップ
・ボディは5ドアライトバン400㎏積
・搭載エンジンは1NR-FE型 1.3L 直4 DOHC、1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC、1NZ-FXE型 1.5L 直4 DOHC+モーター(ハイブリッド=HV)
・駆動はFF/4WD ミッションはガソリンモデル=CVT、ハイブリッドモデル=電気式無段変速機
・トヨタの販売店統合により2020年をもって双子兄弟車のサクシードは廃盤となる、尚初代ではボディ寸法に違いがあったが2代目ではボディもプロボと共通化。
・ライバル=日産AD、マツダファミリアバン(日産OEM/トヨタOEM)、三菱ランサーカーゴ(日産OEM)


【初代プロボックス(2002~2014)/初代サクシード(2002~2014)NCP50/NLP50型系】
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初代プロボックス

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初代サクシード

・長い歴史を持つカローラバン(スプリンターバン)のFMCとして新たなネーミングで2002年デビュー、これによりのプロボ単独車種としてセダン基本のカローラと決別してライトバン(5ナンバーワゴンも当初設定)専門単独モデルに進化。
・兄弟車種としてサクシードもデビュー、サクシードはプロボのFr/Rrリデザインの双子ながらコロナバン→カルディナバンの継承をさせる意味もあり全長(荷室スペース)を拡大、積載量もプロボの400㎏に対し450㎏積となっていた。
・旧カローラバン/スプリンターバンのSW(スイッチワゴン=4ナンバーの1年車検を嫌うユーザー向けのバン仕様の5ナンバー)を継承し5ナンバーワゴンも設定。
・ボディは5ドアライトバン400/450㎏積とワゴン
・搭載エンジンは2NZ-FE型 1.3L 直4 DOHC、1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC、1ND-TV型 1.4L 直4 SOHC ディーゼル(~ 2007年をもって廃盤)、1NZ-FNE型 1.5L 直4 DOHC CNG
・駆動はFF/4WD ミッションは5M/4AT
・プロボはカローラバン/スプリンターバンの後続のため販売店はこれを継承、サクシードはカルディナを扱っていたトヨペット/トヨタ店扱い。
・生産はダイハツに委託
・ライバル=日産ADバン、三菱ランサーカーゴ(日産OEM)、マツダファミリアバン(日産OEM)、ホンダパートナー、三菱ランサーカーゴ(自社)、三菱リベロバン


【6代目カローラバン/2代目スプリンターバンEE/CE100系(1991~2002)】
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EE100カローラバン

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EE100スプリンターバン

・長い歴史を持つカローラバン(スプリンターバン)の最終6代目モデル
・ベースのセダンで3代目70系とこの100系で発売期間が異なり70系が80系時代も70のまま継続されたため5代目80系以降セダンとは代目数えが異なる。
・セダン7代目となる110系から8代目120系までキャリーオーバーされモデルライフは11年
・先代で設定された兄弟車種のスプリンターバンはグリル、エンブレのみ異なる双子モデルでカローラバン=カローラ店、スプリンターバン=オート→ネッツ店扱い
・両モデルに4ナンバーの1年車検を嫌うユーザー向けのバン仕様の5ナンバー=SW(スイッチワゴン)を設定、完全ファミリーモデルの5ナンバーワゴンモデルに較べタイヤ、サスペンション設定をバンと同一としていた。
・ワゴンブームに伴い米・フォードトーラスに似たテールゲートが大きく傾斜するスタイリングが好評でワゴンと共にバンも人気が高かった。
・ボディは5ドアライトバン400㎏積とワゴン
・搭載エンジンは3E型 1.3L 直4 SOHC12バルブ(~94)、4E型 1.5L 直4 SOHC12バルブ(~94)、3E-F 1.3L 直4 DOHC16バルブハイメカ(94~)4E-FE型 1.5L 直4 DOHC16バルブハイメカ、2E型 2L 直4 SOHC ディーゼル、3C-E型 直4 SOHC ディーゼルEFI
・駆動はFF/4WD ミッションは4MT/5MT/3AT/4AT
・燃費/性能向上から94年以降は商用には例の少なかったガソリンモデルをDOHCハイメカツインカム化。
・ライバル=日産ADバン、三菱リベロバン、マツダファミリアバン(日産OEM)、ホンダパートナー


【5代目カローラバン/初代スプリンターバンEE/CE90系(1987~1991)】
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EE90カローラバン

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EE90スプリンターバン

・長い歴史を持つカローラバンは5代目モデルで1987年登場、1年遅れでセダンモデルに倣い双子兄弟のスプリンターバンも設定(スプリンターバンとしては初代)
・この代よりFR→基本FF化
・ベースのセダンで3代目70系がバン/ワゴンが80系時代も毛キャリーオーバーしていた関係からこの90系でセダンとは代目数えが異なる。
・兄弟車種のスプリンターバンはグリル、エンブレのみ異なる双子モデルでカローラバン=カローラ店、スプリンターバン=オート→ネッツ店扱い
・両モデルに4ナンバーの1年車検を嫌うユーザー向けのバン仕様の5ナンバー=SW(スイッチワゴン)を設定、完全ファミリーモデルの5ナンバーワゴンモデルに較べタイヤ、サスペンション設定をバンと同一としていた。
・ボディは5ドアライトバン400㎏積とワゴン
・搭載エンジンは3E型 1.3L 直4 SOHC12バルブ、4E型 1.5L 直4 SOHC12バルブ1C型 1.8 直4 SOHC ディーゼル
・駆動はFF ミッションは4MT/5MT/3AT/4AT
・ライバル=日産ADバン、三菱リベロバン、三菱ランサーバン/ミラージュバン、マツダファミリアバン(日産OEM/自社)、ホンダパートナー、スバルレオーネバン、いすゞジェミネットⅡ


【4代目カローラバンKE /TE/CE70系(1979~1987)】
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KE70カローラバン(前期)

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70カローラバン(後期)

・セダンと同時に1979年にFMCし4代目となりこの代がFR最終モデル
・トヨタの小型車FR→FF化の過渡期モデルのためバン(ワゴン)とスポーツモデル(レビン)はFRで残され更にバン(ワゴン)においては次期80系時代も旧70系をMCの上キャリーオーバー、このためモデルライフは8年の長寿。
・83年にセダン系が次期型にFMCした際に大幅MC、一部グレードがハイルーフ化
・ボディは3ドア/5ドアライトバン400㎏積とワゴン
・搭載エンジンは4K-J型 1.3L 直4 OHV、12T-J型 1.6L 直4 OHV、1C型 1.8 直4 SOHC ディーゼル(83~)
・駆動はFR ミッションは4MT/3AT
・ライバル=日産サニーバン、日産パルサーバン、日産(サニー/パルサー/ダットサン)ADバン、三菱ランサーバン/ミラージュバン、マツダファミリアバン、ホンダパートナー、スバルレオーネバン、いすゞジェミネットⅡ


【3代目カローラバンKE/TE30系(1974~1979)】
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KE30カローラバン(前期)

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TE30カローラバン(後期)

・セダンと同時に1974年にFMCし3代目となる。
・先代20系バンも一部グレードのみ77年まで併売
・30系では排気量によるグリル/テール差別化が行われバンも1200と1400ではFrマスクが異なるデザイン
・排ガス規制の関係でセダン系は77年に型式を30→50系に変更されるがバンは対策が緩いのもあり30系で継続
・ボディは3ドア/5ドアライトバン400㎏積及びワゴン
・搭載エンジンは3K-J型 1.2L 直4 OHV
、T-J型 1.4L 直4 OHV
・駆動はFR ミッションは4MT/2AT/3AT
・ライバル=日産サニーバン、日産チェリーバン、三菱ランサーバン、マツダファミリアバン、マツダグランドファミリアバン、ホンダシビックバン、スバルレオーネバン、スバルff-1バン


【2代目カローラバンKE/TE20系(1970~1977)】
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KE20カローラバン(前期)

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20カローラバン(後期)

・セダンと同時に1970年にFMCし2代目となる。
・セダン系がイヤーモデル制を採用していたため前期・中期・後期の3モデルが存在
・セダン系と共に74年にはFMCし次期30系バンが登場以降も77年まで一部グレードのみ併売
・ボディは3ドア/5ドアライトバン400㎏積及びワゴン
・搭載エンジンは3K-J型 1.2L 直4 OHV、T-J型 1.4L 直4 OHV
・駆動はFR ミッションは4MT
・ライバル=日産サニーバン、日産チェリーバン、三菱ランサーバン、マツダファミリアバン、マツダグランドファミリアバン、スバルレオーネバン、スバルff-1バン


【初代カローラバンKE10系(1967~1970)】
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KE10カローラバン(前期)

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10カローラバン(後期)

・現行プロボックスのルーツがこの初代カローラバン
・新車種カローラ(2ドアセダン)発売後1年遅れの1967年に4ドアセダンと同時にバンを追加発売
・セダン系がイヤーモデル制を採用していたため前期・中期・後期の3モデルが存在
・ボディは3ドアライトバン400㎏積及びワゴン
・搭載エンジンはK型 1.1L 直4 OHV(~69)、3K型 1.2L 直4 OHV(69~)
・駆動はFR ミッションは4MT
・ライバル=日産サニーバン、三菱コルトバン、マツダファミリアバン、ダイハツコンパーノバン、スバル1000/ff-1バン


あのクルマの系譜~トヨタプロボックス…
Posted at 2025/08/12 16:54:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2025年08月10日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.49

旧車とキャラクター…VOL.49
旧車とキャラクター…

ワタシの幼少期である60年代~国産絶頂期とも言える90年代位までの有名芸能人他スターをキャラクターに迎え逞しい商魂を発揮していた各社を振り返ってみたいと思います(^_-)-☆


VOL.49としてはこのクルマ!

A33型スバルレオーネグランダム
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A33=初代レオーネ、先代のスバル1000/ff-1/ff-1 1300Gから1971年にFMCしてデビュー、79年までの8年間をスバル(当時富士重工)の基幹車種を務めました!

1000~1300Gが富士重らしく頑固な技術アピール一辺倒である意味市場反応は考慮せず唯我独尊的なクルマだったのを反省、レオーネとなり市場トレンドも取り入れ富士重独自の技術と融和させ再アピールをしたモデルでした…。

このレオーネは弱小メーカーの性で一つのモデルであらゆる層にアピールするべく当初は2/4ドアセダン、クーペ、バンで発売するも73年以降は当時流行の2ドアHTもラインナップ、グレードやエンジン(排気量)も廉価版~最上級まで細かく幅広く設定しターゲットをサニーやカローラ、ランサー、ファミリア~グランドファミリアに加えその上級であるカリーナ、コロナやバイオレットにブルーバード、ギャラン等まで視野に入れた展開を施します。

さてそんなレオーネ、初期は”また会う日まで”で一世を風靡した尾崎紀世彦氏が唄う ♪~どこから来たのかお前と俺~ が流れるCMが有名ですね(60代以上に限るwww)
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初期型以降は4WDを中心とした質実剛健を最大にアピールする訴求を行いますが当時、70~80年代は各社、俳優女優、時には外タレを起用し凄まじい商魂を発揮、富士重もこれについていかねば!って感じで1977年に最上級モデル『グランダム』を追加時、タレント起用を決断しイメージ戦略に走ります。

その第一弾はこの方=1960年代に”御三家(舟木一夫、三田明、西郷輝彦)”として若い女性に人気を誇った元アイドルの西郷輝彦氏!
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♪~好きなんだけどぉ~ の歌いだしで大HITとなった「星のフラメンコ」で人気者となった西郷氏もグランダムデビューの77年ではもう30歳、歌手活動から役者稼業に舞台を移し「どてらいやつ」「新幹線公安官」や時代劇等で役者としての実力をアピールしておりました。
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ただ当時は三浦友和や草刈正雄が若者層には人気の時代、西郷氏は薩摩隼人、時代劇の影響でどちらかといえば既に年配層の支持が高く先のお二人に較べたら地味な存在、まぁ富士重らしいキャラと言えばピッタリでしたがそれ故にこのレオーネグランダムも西郷氏のアピール空しく鳴かず飛ばずのキライがありましたが…

レオーネグランダム、デビュー時は車格に合わない4つ目でアメリカ版5マイルバンパーや派手な新色、従来型レオーネにはない白基調の豪華な内装でアピール、そのままの”ハロー・アメリカンフェイス”のコピーで大々的に売り出し直後遅れて西郷氏がキャラに登場、79年次期型デビューまでの2年間勤めています。

デビュー時のグランダム
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グランダムのネーミングは米・ポンテアックからのパクリ(?)でアメリカン訴求も完璧w 派手な黄緑は映えるし車格に相応しくない4つ目もコロナやブルを相手にするには必須条件、大型メッキバンパーは元々アメリカの安全基準に適応するため輸出モデルに各社が設定しておりましたがこれがこの時期国内でもその迫力から人気を得ておりトヨタではセリカやコロナ、マークⅡ/チェイサー、日産ではブルーバードやバイオレット(オースター)、三菱ではギャランΛやセレステ等が順次採用し当時のトレンドでもあり市場動向に必死に追いつこうとしていた富士重も追従した訳です。
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グランダムにはレオーネ、というかスバル最大排気量であるEA71型1.6L 水平対抗OHV95psエンジンを搭載、排ガス対策のSEEC-Tでパワーダウンは顕著ながら900㎏程度のボディを走らすには及第点、以前のスバルの特徴であるスバリストが泣いて喜ぶボクサーエンジンの ♪~ドコドコ~も後年のレガシィインプよりも迫力がありスバルらしいと言えばその通りで…

名機EA71エンジン
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尚、グランダムはレオーネの4セダンとHTに設定、当時稀に見かけたのは圧倒的にHTかな!?てか、セダンのグランダムって見た記憶殆どないかも💦

セダングランダム
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グランダムに限らず初代レオーネっていう車、旧スバル1000時代の唯我独尊部分も多分に残りFFの悪癖、キックバックや顕著なアンダーステア等個人的にはとても受け付けるモノではなかったですが一部熱狂的スバリストには未だに信仰されるレオーネ、まぁスバルの名車に数えられてもいいのかな?と。。。

商業的には全3代存在したレオーネは一部スバルマニア以外に見向きもされないクルマでしたがこれが後年飛躍するレガシィやインプレッサの下敷きでもありこれらが富士重→スバルに移り変わる中でスバルを以前の変態的マニアメーカーから目指して止まなかった時代のトレンドを行くメーカーに変貌させた訳ですからレオーネの存在は大きかった、反面西郷輝彦=レオーネを憶えているヒトは数少ないのでしょう、そんなレオーネグランダムを知って頂けたら幸いとかつてのライバル、三菱バカが申しておりますが如何でしたでしょうかwww

Posted at 2025/08/10 13:36:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2025年08月06日 イイね!

”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第45弾!!

”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第45弾!!
納得のマイナー・モデルを振り返る”第45弾、今回の主役は90年代バブル崩壊時の”クロノスの悲劇”の一旦を担った(マツダ)ユーノスプレッソ&オートザムAZ-3を取り上げます!

プレッソ&AZ-3は下級ファミリアが基本のため”クロノスの悲劇”には直接関係していませんがバブル期に第三極を狙い勝負を掛けたマツダ、既存カペラをベースに幾何学的に兄弟車種を乱発、それらをマツダイメージを薄める「アンフィニ店」「ユーノス店」「オートラマ店」「オートザム店」等に振り分け更にマツダブランド店(マツダオート、〇〇マツダ)でも扱い一気にシェア拡大を狙った”マツダ5チャンネル政策=クロノスの悲劇”って感じでクロノス下級でも似たような車種乱発を行っていました、これらが後にマツダを深刻な状況に追い込んだのは有名なお話…。

プレッソ&AZ-3はこの時代に一定の支持を得ていたスペシャリティクーペとして1991年に発売されました!
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プレッソは多チャンネル政策で唯一?成功したユーノスロードスター(1989年)の販売チャンネルのユーノス店扱いでありデビュー当時はロードスターのクローズドモデルとして提唱されライトウェイトスポーツとして一定の注目度がありました、AZ-3は軽・小型専門店のオートザム販売でありプレッソとの違いはエンブレムのみの完全双子モデル、AZ-3はガルウイング軽スポーツで大きな注目を浴びたAZ-1の兄貴分的立ち位置を与えられています。

オートザムAZ-3
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当初はロンドンで発売、半年遅れで91/6に国内に両モデル発売、マツダの人気モデルであったピュアスポーツのRX-7を小さく凝縮したようなH/Bクーペで2+2的で見かけは挑戦的なスタイリングながらシャーシは当時のファミリアベース、このためロードスターとは別物のFFモデルだった点がその後のこのモデルの運命が決まった感じ…。

アラウンドウィンドを持つ3ドアHBクーペ
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後席はミニマムながらFFの恩恵でサイズの割には広いラゲッジを持つ!
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プレッソで注目されたのが当時世界最小であった1.8L V6エンジン、これは先に発売されたクロノスからの換装で当初世界的にも注目を集めましたが直後、三菱がランサー6/ミラージュ6で1.6L V6をデビューさせ”世界最小V6”の称号はわずかな期間でした。

プレッソに搭載されたK8-AE型1.8L V6エンジン
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尚、AZ-3には小型扱い店というキャラクターからファミリアの直4、1.5Lを搭載、プレッソとAZ-3の最大の違いでしたが93年よりAZ-3にV6、プレッソに直4がラインナップしこの時点で違いはエンブレムのみという事になっています。

ユーノスプレッソ&オートザムAZ-3の概要

全長4215㎜
全幅1695㎜
全高1310㎜
ホイールベース2455㎜

エンジン
K8-ZE型 V型6気筒 1.8L 140→145ps
B5-ZE型 直列4気筒 1.5L 115/120ps

タイプ
3ドアHBクーペ

駆動方式/ミッション
FF/5速MT、4速AT

サスペンション
前:ストラット 後:ストラット(4IRS)

車重 :1030~1160 kg

プレッソ&AZ-3はバブル崩壊以降も1998年までラインナップ、7年間のモデルライフで両モデル併せて22万台(年平均31000台強=月平均約2700台)という決して商業的には成功とは言えずこれはデビュー後時を空けずに急速にスペシャリティクーペ市場の縮小とバブル崩壊、そしてRX-7の如くFRではなかった点が大きかった感じです。

オシャレと利便性を高めた3ドアHBクーペだったものの…
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この時代シルビアを除きスポーツクーペと言えどもセリカ、プレリュード、CR-X等もFFで成功はしていたながらプレッソ&AZ-3はRX-7を寸詰まりにしたようなデザインが不評、ロードスターのような軽快さやリトラも不採用でインパクトがなく最大の売りであったK8-ZE型V6も実際ワタシも経験はあり確かに静粛性は認められるもそもそもスポーツモデルに静粛性を求めるユーザーは少数、パワー的にも驚くようなモノもなく還って多気筒小排気量の部分で低速トルクの不足感が強かった記憶が残ります。
ファッション/デートカー需要としてもシルビアやプレリュードの敵にはならずB5-ZEはややガサツで廉価版丸出しで敢えてプレッソ&AZ-3を選ぶユーザーというのは少なかった訳ですネ。

内装デザインには当時から定評のあるマツダでしたが特別感はなくインパネもスポーティさ&オシャレさは感じず大衆車ファミリアの延長線って感じでスペシャリティモデルのイメージは皆無

91~96年モデルのインパネ
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96年以降エアバック搭載モデル
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まぁ振り返ればトチ狂った時代、パイもないのにやたら車種乱発を行い深刻な状況に陥ったマツダはこれを糧にイメージ一新で現在では主に意識高い系には好評なメーカーに変貌、その意味ではクロノスもこのプレッソ&AZ-3の存在も無駄ではなかった?とも思えます、まず往時でもなかなか観れなかったプレッソ&AZ-3も間違いなく変態車の一角に数えてもおかしくない、そんな風に思います!!

変態度指数:★★★☆☆
Posted at 2025/08/06 15:57:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 変態車 | クルマ
2025年08月04日 イイね!

盛夏の家族旅行(^^♪

盛夏の家族旅行(^^♪

連日体温並み~体温超えの酷暑が続くこの夏、久しぶりに娘夫婦と共に1泊にて海(海水浴)に行ってきた♪

行く先は学歴詐称市長で話題の静岡・伊東、ココに娘婿の会社保養所があるので2022年以来の3年ぶりにこの土日(8/2~3)に来訪!


当日は泳がず宿に行くだけなんで昼前に倅二人と娘一家でウチに集合してセレナで出発、この時間に出ればR134~西湘BP~熱海ビーチライン~R135と渋滞王道コースも比較的順調に進む…

道中の西湘BPからの青い海と空!
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小田原辺りから伊豆方面を見ると暑すぎて?少しモヤってる…
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14時過ぎに伊東の道の駅・伊東マリンタウンに到着、ココで遅い昼食!
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マリンタウン内は凄い客!
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ワタシは駿河湾の桜エビと我が(?)湘南のシラスのコンビ丼を戴く!
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マリンタウンでゆっくりして宿に16時に到着、チェックイン後に少しゆっくりしてから温泉三昧、この保養所は露天風呂はないながら温泉には違いないので夏場はシャワーで過ごす元Gure、久々の入浴…

風呂の後は最初のお楽しみ?宿なので仕方ないが18時という早めの夕食
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懐石っぽいお上品な料理に舌鼓!
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孫チャン二人、子供は別メニュー
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珍しく運転ないので久々のビールでハイテンションブギ!?


夕食後はプレイルームで叔父さん二人が孫チャン達に遊んでもらいw
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夕食後は本日のメインイベントw 伊東の花火大会
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伊東市があんなだから開催するのか?と思うも30分ながら見事な花火、海辺で打ち上げるも宿の玄関から凄く良く見え特等席で楽しむ♪

綺麗だなーと孫チャンも呟く夜空のショーに皆して釘付け!
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花火後は最終23時まで1Hまた風呂三昧し普段ではあり得ない0時過ぎに就寝Zzz・・・

翌朝、早寝早起きとワタシの辞書にはない7時半という早朝w に起床し朝食に!
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若者(って言っても31と29)は遊ぶゼ!と朝からモリモリw
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10時になりチェックアウト、宿前に記念撮影!
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この後は海水浴場・伊東オレンジビーチに直行♪

駐車場は満杯なので至近のコインパに駐車(1日1600円)
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オレンジビーチ、34度の日差しがキツい💦
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カミさんはずっとパラソル下ながら大人も子供も10時半~14時半まで3年ぶりの海を愉しむ♪
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とにかく日差しが強くてTシャツ着てても日焼けが…倅らは素っ裸なんで帰路クルマのシートに座るのも苦労してる感じでwww

海水浴後はP近くの立ち寄り湯で潮を流してから16時、神奈川へ向けて出発!

海沿いは大渋滞なので伊東~亀石峠~アネスト岩田箱根大観山~西湘にて向かう…

途中箱根大観山で小休止、卒アル校長先生スタイルにてw
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西湘はお約束の大磯出口→R134が大渋滞なので手前大磯港~平塚市内~R129で遠回りしながらも19時過ぎに無事帰宅、娘夫婦はここで解散、この後倅2人と夕食に出て旅の締めくくり!

いやいや、3年ぶりの海水浴、還暦過ぎてから初めての泳ぎながらまだまだ”横浜のトビウオ”は健在でしたゼ~www

(^^)/
Posted at 2025/08/04 15:03:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 家族 | 日記

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