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2017年05月21日

珍車PART694

珍車PART694 ワタシと長いお付き合いを頂いている方々には承知の事実なんすがワタシの大の苦手なメーカー車も分け隔てなく?取り上げたいと(笑)

いや、別に分け隔てないのですが今でこそトヨタ効果で?好調スバルさんですが30年前まではそれこそマニアしか選ばない特殊車両wメーカーという認識しかワタシは勿論一般ピープルにはなかったのでここの旧車というのはかの有名な旧車王者の1台であるてんとう虫『スバル360』以外にはなくなかなか出て来ないんですよね、まっ、しかし言っても一般市場に門戸を開いた!?初代レガシィからそろそろ30年、そこから飛躍的に販売台数、認知度も上がったので今後はここの珍車も出て来るんではないかなと思ったり。。。

そんな訳で今回のお題はコレ!

⇒『平成3年AA3型3代目レオーネ1.6MAIA』

元祖でありレオーネの前身であるスバル1000以来、2台目レオーネまで「ウチを理解してくれるユーザーだけ買ってくれればいい」的に唯我独尊の車造りをしてきたスバル(当時富士重工)が軽モデル含め路線変更し何とか一般大衆にも受け入れられたい!という希望を乗せて84年にデビューした3代目かつ最終型レオーネ、それまでは素人?には首を傾けるようなあってないようなデザインの群馬テイスト丸出しでしたがこの頃から垢抜けた、取っ付き易いスタイリングに変貌、私感ですが大苦手だったこのメーカーを見直すきっかけにもなったのが3代目レオーネでした。

古くからFFに拘りその長所を生かしたデザインを提唱、しかし世はまだFR全盛でFFなんて異端児の60~70年代、理屈は分かるも全面的にFFを押し出す姿勢にはついていけず市場の意向も無視、それを長年押し通した姿勢はある意味立派でしたがその頑固さにはアレルギーしか残らなかったです、ハイ。

↓1L大衆車ブームの60年代(66年)に独特な姿勢で参入した前身のスバル1000


しかしレオーネになってから一早く4WDセダン(バン)を投入しそれまでジープオンリーだった北国の生活4駆需要の呼応したりしてキャッチコピーも“鋼(はがね)のチャレンジャー”を謳い王者カローラサニーにない耐久力や走破性を訴える事で独自のファンを掴み一般的ウケはなくとも一部には「スバルしゃなきゃダメ!」という所謂“スバリスト”と言われる根強いマニアを得たのも事実、この存在が今日のスバル拡大の原動力になったのは言うまでもないですね!

レオーネと言えば4駆!!そんな時代=が70~80年代確かに存在し広く浸透しましたが80年代半ばからはそれまで他車含めパートタイム4WDが主流だったこの分野が仏・アウディクワトロをきっかけに日本でもフルタイム4WD化の波が訪れ3代目レオーネは4WDのパイオニアとしてフルタイム化に舵を切るもマツダファミリアに“国産初”の称号は持っていかれスバリストが地団駄踏んで悔しがったのは有名ですナwww

さて、現車を見てみましょー。

平成3年式ですからもう後続になるレガシィ発売以後のモデル末期で車種整理された時期のモノ、3代目レオーネは隆盛期にはセダン、クーペ、ワゴン/バンという幅広いボディと1.6/1.8、2WDに4WDというワイドレンジでしたがレガシィ以後はセダンとバンに絞られセダンもレガシィ発売前に追加されたお買い得特別仕様の『MAIA』及びこれの豪華版『MAIA Ⅱ』のみとなった時期のクルマですネ。

↓事故落ちR点、内外Dは年式並みの評価ですが実走6万㎞台はファンには見逃せない少走行?


出品票によるとそれほど状態はよろしくない感じながら画像の限り傷や凹もそれほど目立たずガンメタのボディも再生ナシでまだ乗れるでしょう。

内装も動物臭があるらしい?ですが見た目は充分綺麗、但し犬の臭いはかなりの難物で中古車の査定ではかなりのマイナスポイントになってしまいますので現車要チェックです!

機関面での不具合もない様子、スバル1000から継承するEA型ボクサーエンジンも相変わらず♪ドコドコ~ と快調に回ってくれそう(^^)

↓当時流行のクラスターS/Wが特徴的なインパネ、見た目は全然綺麗です!


3代目レオーネデビュー時は「これがスバルか!」と思う程ビックリ、スラッシュサーフェスとされスクエアで軽快ささえ見られるスタイリングは「やればできるじゃん」w 的にどのボディも嫌みがなく中でもツーリングワゴン等はスタイリッシュでむしろ惹かれるデザイン、古くからのスバルファンには「らしくない」「スバルの堕落」とも言われたらしいですが後のレガシィやインプの快進撃の源流がこの3代目レオーネにはあったと感じます(私感)

↓空前のワゴンブームを造ったレガシィツーリングワゴンはこのレオーネツーリングワゴンの成功があったからこそ!


↓出品車、艶はやや失い気味ながら26年の割にはまだまだしっかりしている様子!



このレオーネは歴代に較べたら明らかに一般にも普及、特にトヨタや日産党からはそれでもまだスバルアレルギーが残り広く普及までには至らなかったながら軽を除きこれ1本で普通車マーケットに挑んでいたスバルの意気込みとレオーネに掛ける熱意は相当なモノでこれがレガシィ成功に繋がったのは間違いなくそいう意味でいえば不振に喘いでいた当時の富士重の隠れた救世主だったと思います!

↓かつてのスバルを知る世代としては見違えるスタイリッシュさが驚きのRrビューも無問題!



90年代の名曲を使いしきりにオシャレなCMでイメージ戦略に余念がない現在のスバルですが大古の“黒歴史”を知る世代としてはこの3代目レオーネを思うと非常に感慨深くかつ驚き!あの?スバルがこれほど大衆迎合するとは隔世の感を今更ながら感じます、しかしかつては4WDとか水平対向とか元飛行機屋のプライドすら感じる技術を最大の売りとしてきたのに今やアイサイトと三菱からブン取った(三菱の自滅ですが…汗)スポーツセダンやRVを売りにしてトヨタ商法丸出しの色濃いイメージ戦略に邁進するスバル、昔が良かったのか今がいいのか外野は解らんですが古くからのスバリストは何思う?と問いたい心境です(^^;
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Posted at 2017/05/21 15:04:04

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この記事へのコメント

2017年5月21日 20:07
今晩は。
北からの出品だけに
下回りサビが気になりますが
外見はステップの腐食位なので
大切にされていたんでしょうね。
コメントへの返答
2017年5月21日 22:30
こんばんは。
四半世紀残った個体ですから大切にされてきたのでしょう。
2017年5月21日 20:36
こんばんは。お疲れさまです!!
富士重(スバルじゃなくてあえて!!)と聞いてスルーするわけにはいかんでしょ~
エアコンが無いのがオジサンにはキツイですが距離が魅力的ですね。
パワーこそ無いですがボディーが軽量なので4駆に叩きこめば安定のスバルシイ~(爆!!)走りが楽しめる逸品です!!

コメントへの返答
2017年5月21日 22:34
お疲れです!

HNにする位ですからね、そりゃ黙ってられんでしょうねw
このレベルでエアコンがどうのは言ってはいけない、そんなモノなくてもマニアなら全然オッケーな個体ではないですか?
2017年5月22日 0:20
今でもこの状態でレオーネが残っていたのもスゴいなと思いますが…レガシィ登場後からしばらく経っていたのに、あえてレオーネを買ったオーナーさんと、在庫のレガシィを売ろうとせずに(?)、あえてレオーネを売った当時の営業マンはもっとスゴいなって思いました(笑)

あと、このレオーネを廃車にせずにオークションに出品した出品店さんもスゴいですよね(^_^;)

平成3年というと、確か初代レガシィがマイナーチェンジした年ですよね。
レオーネがレガシィと併売されていたのは知っていましたが、ここまで長く売られていたのは知りませんでした。
コメントへの返答
2017年5月23日 0:25
スバリストの熱意は凄いですからね、これも何だかんだそうした熱狂者の手に渡るのでしょう…

3代目レオーネはレガシィデビューの89年セダン1800、ツーリングワゴン、クーペが廃盤、残るバンと1600もインプ発売で終了でしたがインプデビューが92年でしたので84年~8年という長寿でした!

レガシィとの併売期もあまりの変革にアレルギーを起こしたスバリストはあえてレオーネを選んだとか…まぁ、正直私も初代レガシィのセダンならレオーネが好みでしたがわざわざ新型が出てる中、旧型を選ぶ度胸はないですね(笑)

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「よせばいいのに💦残念モデルチェンジ”ザ・ベストテン” http://cvw.jp/b/2682511/48600027/
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