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2017年09月18日

珍車PART724

珍車PART724
ダハハ、昼夜逆転不良中年の深夜連続UP!!
まっ、遊び人でそんなんじゃなく仕事柄なんでこらえてつかい(^^;)

って訳で724弾は旧車人気は絶大なみんな大好き日産車から!

コレも現役時代も今も人気衰えませんナ。。。

⇒『昭和55年(1980)5代目430型セドリック4HTターボSGL』!!

430セド、久々の登場です!

余談になりますが“セドリック”今更ですが何でこの名前を消し『フーガ』なんてのにしたんだろう(フーガオーナー様スミマセン)
今やその筋のヒトすら愛する高級ミニバンにその座を奪われイメージ戦略が迷走気味なかつてのライバル、クラウンもこの頃の訴求力は落ちたとは言えかつて、高級車の代名詞であったクラウンとセドリック(グロリア)です、クラウンが苦戦気味ながらも現在でも50、60年代からの伝統を継承し我が国の高級車として君臨しているのに対し申し訳ないけどフーガにそれってあるかいな!?
いや、間違いなくかつてのセドリック、グロリアを継承しているフーガですからそれがなきゃ困るんですがフーガにセドリック程、一般にその概念はないように感じます。(私感)

ベンツやジャガーにあるように高級車こそ長い伝統とその間に培われたイメージが大事、実質的な国産車創世記の1950年代から存在したクラウンやセドグロは他モデルのようなアンチョコなネーミングチェンジって必要なのか?だからこそクラウンを残すトヨタの判断があった訳でしょ?セドグロも決して少なくない支持層も多くネーミングチェンジして幾久しいですがこれは失敗だったように思うのはワタクシだけでしょうか?
100歩譲ってローレルやサニーを消しても良かったでしょう(個人的にはこれもNGですが…)しかしセドリックだけは残さなぁアカンでしょうが"(-""-)"

セドリックに関しては最近まで営業用が残ってはいましたがあくまでメイン販売する車種ではなく2004年のY34型が最後という捉えですからね、勿論フーガにしても最近のは?ですが初代Y50型なんて意欲作だったと思うしイイ車でしたが伊達に44年間、セドリック名が存在した訳ではなく古臭く懐古趣味ではあるも特にこのクラス“伝統と風格”に敵う新モデルって言うのはなかなか難しいですしね、あのままセドリック、若しくはグロリア名を継続していたらこのカテゴリー、ここまでトヨタ一色にならなかったのではないかなぁ…なんて未だセドリックのネーミングに拘る古いヤツです、古いヤツほど新しいモンを欲しがるモンですがねwww(by鶴田浩二)

↓04y、44年の伝統をいとも簡単に捨て去り新鋭フーガがデビュー!セドリックの後続は間違いないのですがねー…


歴代セドリックが良かったのは確かに高級車として名を馳せたのですがクラウンの保守的過ぎていかにも旦那仕様、ジジ臭さの高級車って感じがなくスタイリングや感性に若々しさや斬新なイメージがあった点、これは初代30型~最終Y34まで継承されてきたと思います!

中でもエポックだったのは今回の出品車である430とY31(7代目)かな?430は過去のセドリックにも増してクラウンより前衛的でありシャープ、Y31に関しては従来の日本の高級車像を塗り替える程の斬新な出で立ちと内面が非常に印象深かったですし恒に保守的なクラウンに対しアッと驚く展開が期待できたのもセドグロでした!

430では何と言っても“国産初のターボ車”、これが自動車業界がある限り語られます、今でこそターボなんて当たり前ですがリアルではそりゃもう打ち出の小槌的な飛び道具感満載w
70年代のスーパーカーブームやレースの世界でそのメカが知れ渡りながらも当時排ガス規制やら燃料急騰の世相の中でターボなんてのが国産車に現れるのは夢みたいな感じでしたんでね、そこに日産が独自の論法で時の運輸省を口説き認可を得た初のターボ車=430ターボ、いやいやマジにエポックでした~。

ターボ追加は430デビューの1年後の80年、前年にデビューした430は非常に好評で先代、330型を上回る人気で販売も好調、そこに日産は「3ナンバー2.8Lの余裕を5ナンバー2Lで実現、かつ燃費は2L並みでOK」という論法でターボを追加、暴走族問題や燃料大量消費のイメージから高性能車が否定されていた世相にパワーより燃費を切り札に攻め大生成功、80年代、一気にターボ熱が高まる要員を作り上げた訳ですね。

↓“快適ローデシベル空間”を長年のセドリックイメキャラである上代、いや、二谷英明氏が渋く語る430デビュー時のCM


まぁ、はっきり言ってターボ=L20ETはターボが効かないような運転すれば2.8Lよりは燃費良かったかもしれない、しかし新しモノが好きな日本人、当時ターボを効かせないドライブをした430ターボユーザーにどれだけいたか?後続のスカイライン(C210)やブル(910)ならイザ知らずフルサイズで重たい430はターボ効かさないと満足に走れない=NAのL20やL20E規制で悲しい程パワーなかったんでストレスなき走りをすれば下手すりゃATの2.8Lより燃費は劣るという有様、こんな過去を知っていると近年の燃費偽装なんて笑ってしまいますがね(*_*;

この頃はものスゲェパワーと捉えたL20ETエンジン、所詮SOHCのインタークラーなし、出力もグロス145psですから現代目線ではお笑いなのですが当時、コレ初めて乗った時は3000rpmから豹変する特性とクソ重たいセドリックをライトウェイトスポーツのように加速させるサマはアッと驚く為五郎でしたよね、ご同輩w

前述の通り430ターボによって国産車にはターボブームが到来、当初伝統のDOHCで日産ターボ攻勢に立ち向かったトヨタでしたがターボ人気は凄くクラウンやマークⅡにターボ設定もしますが日産に出遅れしまいにはDOHC+ターボ(3T-GTE=82y)なんでいう反則技!?を使いターボvsDOHC論争に幕を引きましたしね、懐かしく毎日がワクワクした夢の80年代でしたよね、ご同輩www

さっ、出品車を見てみましょ!
R点、内外Cの評価、R点は致し方ないとして40年近く経過車としてはこの状態、上々でしょう。

↓AC不良や年式並みの痛みはあるも機関的には不具合はなさそうな430ターボ!


当時430ターボには2L(NA)高級グレードSGLとNA版の廉価&若者向けモデルであったカスタムSをターボ化したターボSを設定、ターボS=カスタムSはセドリックでありながらウインドウすら手巻きとい当時ツッコまれたグレードでしたが確かに安かった、しかし普及はせずNAにしろターボにせよフル装備のSGL他しか見かけませんでした、Sが当時も今もあればもうこれはお宝ですゼ!!

現車はそのSではなく当然?SGLですがこの頃でも高級車では珍しいMTという点が凄い!
今後の維持でクラッチ板とか出るのか否かは解りませんが最初のオーナーは走り好きだったのでしょうね、特にライバルのトヨタはターボにはATしか設定していない時代でしたのでMTで高級車ターボを味わえるのは日産のみでしたんでね、拘りを持って430ターボの5MTを選んだのだと推測します、ターボだからこそのMT!!って感じで…

↓C評価の内装ですが状態はかなりイイですね、この高級然とした中でMTというのが当時は何でもなくても現代目線では違和感アリアリですナ!


430も歴代同様にクラウンよりもイケイケスタイルで若々しさを醸し出し少しヤンチャ系な富裕層に支持が高く後年中古で値がこなれると10代、20代の今で言うVIP族に好まれると言う今でも変わらない日産らしいクルマw、80年代らしくカクカクとしたスタイリングは同時期のS110クラウン(鬼クラ)にはない遊び心あるデザインは若い世代にも高い支持を得ておりその好評なスタイリングから次期型Y30をもキープコンセプトさせた程の人気、フォーマルなセダン、ゴージャスな4HTとTHEアメリカン的ワゴンもそりゃ高い人気でした。

↓特にRrスタイルが人気だった430、今見ても斬新でカッコえぇですねー!


外装もC評価で年式勘案すれば素晴らしいの一言、距離も出品票通りならば実働7万㎞弱ですから頑強なL20型ですんでエンジンはまだ心配ないでしょう。

↓傷凹が見受けられないどころかボディも艶々、1~2回のALLペンはあるでしょうが未再生でしたら奇跡的!


落札額は意外に低い(旧車としては!ですが)ながらこれも整備、加修すればどんなに良心的な中古屋でも3桁は超えるでしょう、しかし同時期のスカイラインやZに較べたらリーズナブル、根強いL型信者にはお勧めモデルかもしれんですね(^^♪
ブログ一覧 | 日産 | クルマ
Posted at 2017/09/18 04:05:46

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