• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2015年04月07日

保存版・珍車PART523

保存版・珍車PART523  またまた死に絶えたと思っていたレア車が出品されていましたヨー!

⇒『昭和54年(1979)初代SN型ホンダプレリュードXE』!!

どうですかー、まだ残っていましたね、しかも程度も年式から考えたらかなりイイ!

プレリュード、かつてのオバケFFだったホンダ1300クーペやこれを継承した145クーペ以後、OILショックや排ガス規制という”非スポーツ”を良しとする当時の時代に呼応しホンダはそれまでスポーツ1色だった企業カラーをガラリと変えシビックやアコードといった大人しく少燃費なファミリーカーに注力してゆきました(70年代中盤)
しかし各社排ガス規制も一段落、再びスポーツ指向モデルが復活し始めた78年、ホンダとしては145クーペ以来4年ぶりにクーペモデルの復活を果たしたのがこのモデル、日本初の電動サンルーフを装備した華麗なクーペとしてのデビューは当時かなりの注目度でした。(手動サンルーフはA40系セリカが採用)

ただ、今見ても当時としてもクーペとしては腰高であり個人的感想ですが“流麗”さはあまり感じません、低いながら刺激的なデザイン要素はなく何か中途半端、当時の小型ミディアムのアコードの2ドア版としてしか見れずそれをベースにしたスペシャリティカーではありましたがこれの元祖である初代セリカやギャランGTOのような”スペシャリティーカー=特別な存在感”は感じずそれらにあったワクワク感は皆無だったです…

まぁ、しかしこの初代プレリュードがその後2代目や3代目のプレリュード人気の基礎を造った事は間違いなくこれのデビューが後にシルビア、そして高級パーソナルのソアラやレパードの発売にも影響したと思いますのでスペシャリティと言うよりはコスモや117クーペといった元祖高級パーソナルクーペの廉価版?お手軽版?として今振り返ると位置づけできると思います、実際に初代プレリュードは内装も凝っておりスーパーシビック(2代目)で採用された集中ターゲットメーターやopながらもレザーシートも選択可能など高級雰囲気を押し出す演出もなされていました。

さて、現車ですがデビュー1年後の79年型、初代は78~82年のモデルライフで80年にMCされていますのでこれは前期型になります。

↓走行不明(メーター改ざん)でR点ながら外装はこの色落ちしやすいカラーながら3点レベルは維持しているかな?


現車はAT=ホンダマチックというホンダ内製のAT!前期は確か2速ATで後期は3速、当時ホンダはこのATの普及に力を入れておりらしいと言えばらしいですが2輪のCB400ホークやCB750エアラにも採用、他社がまだまだMTモデルが中心の中、イージードライブの訴求は非常に強くこのプレリュードを初めアコードやシビックでもAT比率、高かったと思います。
ホンダマチックはセミATで正直乗りにくく遣い方を正しく理解していないとトロトロ発進で「なんじゃい!」となりますが現代のDレンジに相当する☆(スター)レンジが走行ギア、発進はあくまでもLで行い手動でセレクターを☆に切り替えて走るもの、ボルグワーナーの一般的ATと混同するとモサモサしてどうしようもなくこれが浸透せずホンダも後年、ボルグワナー式に変わっていますがね、ホンダマチックやかつてのトヨグライド、いすゞのNAVi5などかつてはATにも各社の主張がありおもしろい時代でしした。

↓C評価の内装、ダッシュ割れや褪せもなくイイ状態の様子!


このモデルも過去何度か乗りましたが着座が低く天井も低い、三本御大に言わせれば私の身長(174)では拳1個は入らず居住空間失格車でしたが閉塞感はそうは感じなかったですねー、電動サンルーフや集中ターゲットメーターはおもちゃ的装備でそんなに魅力的ではなかったですがサンルーフに関してはこれがきっかけに主にスポーツモデルで他社も続々とラインナップし一時はブームもありましたね~…

スピードとタコの針が同時に確認できると謳われていた集中ターゲットメーター、確かに物珍しかったですがマイカーならイザ知らずタマに乗る程度ですと名前の通りメーターに必要以上に集中してしまい周囲の交通状況確認が疎かになったりと(*_*;
まぁ、珍しくはあっても必要性は感じずホンダもスーパーシビックとこの初代プレリュードだけで確か葬ったと記憶しています。

↓Rrビュー、当時は懐かしのベレットやブタ目マークⅡのテールを連想しましたっけ(笑)


2~3代目のプレリュードは大人気を博しただけあり流麗で美しく見事なスタイリングだったと思います、チャラかったですがw
しかしこの初代は先記のように腰高感だけ妙に印象強く大してスポーティでもなく実際に搭載エンジンも大人しいアコードのEK型1800cc CVCC90ps(最終は97psまでUP)をキャリーオーバーしたのもスポーツ好きGure青年には刺さりませんでしたねー、アコード2ドアって受け取り方…

↓も少しベルトラインが低ければかなりカッコ良かったかと???


この薄紫?ライトパープル?の色、懐かしいですねー、結構現役時代はコレ、多かった印象です。しかしこれも色落ちがしやすかったようで7~8年落ちになるとほぼクリア剥げになっていた固体も多かった気がします、現車は1度や2度はオールペンしている?って程状態良さげ!オリジナルのままなら大したモノですネ!

出品は西、気になる落札価格は意外に低い2桁にギリ乗った程度、プレリュードと言えば我々世代では“デートカー”として大人気を誇った2代目AB/BAがどうしてもイメージに上り初代は現役~後年、そして旧車ブームの現在でも殆ど見向きもされないモデルですので落札額もこんな感じなのでしょう、生粋のホンダマニアにもこれのウケはあまり良くない感じですがとにかく落札され解体を免れたのは朗報でした^_^
ブログ一覧 | ホンダ | クルマ
Posted at 2017/11/23 21:29:11

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

この上ないツヤピカにしてみたいっす ...
コッペパパさん

定期検診日
Nori-さん

TAGホイヤー ・カレラ・ Exp ...
avot-kunさん

【シェアスタイル】創業祭モニター募 ...
MiMiChanさん

公式戦が無いのに? エスコンフィー ...
エイジングさん

8/6 水曜日の朝‼️
ミッキーたんさん

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「盛夏の家族旅行(^^♪ http://cvw.jp/b/2682511/48581842/
何シテル?   08/04 15:03
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

      12
3 456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation