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イイね!
2015年06月05日

保存版・珍車PART541

保存版・珍車PART541  おぉー、こんなクルマあったね!!って感じじゃないですか!?(笑)

これもそんなに旧いクルマって訳ではないですがもうすっかり記憶の彼方に消え去った感じ(-_-;)

発売時はメーカーも結構な力の入れようでしたがね、様々な要因が重なりこれも短命に終わった“華麗なる1発屋”でした…

⇒『平成8年(1996)CBAPE型ランティスハードトップセダンタイプR』!!


ランティス、それまでにないスペシャリティな4ドアスポーツ?としてバブル末期の平成5年に発売、ファミリアアスティナやユーノス100の発想をより進化させた5ドアハッチバックと4ドアセダンでデビュー、HBは前後を切り詰めクーペ形状のRrハッチを持ちその名も「ハッチバッククーペ」、セダンはセンターピラーレス/サッシュレスのピラードHT形状でその名も「ハードトップセダン」と銘打っていました。

確かに過去、これほど凝った?スタイリングはなくスポーツボディとして認知されたクーペやHTをファミリー然としたHBやセダンに融合させる画期的作品でしたしね、当時のマツダらしいボディ全体がうねるようなボリュームで表現、FDのRX-7やBH型8代目ファミリア、そしてセンティアやクロノスなどと共通アイディティを感じさせるデザインが特徴的でした。

所謂マツダ暗黒の5チャネンル期のモデルであり今では“なかった事”にされているような印象、93〜97年の一応標準的モデルライフの4年は生存していたにも関わらずその5チャンネルイメージがつきまといいい印象は未だに持たれていない感じで実際現役時代も気合の入った売り込みをよそに鳴かず飛ばず、街中でも殆ど見かける事のない、特に関東では当時でも“珍車”だったかも…?

♪ランティス、二つの光が〜とやたら今でも耳に残るCMで見た時は結構カッコええ!なんて思いましたが実物見ると個人的にはorz…

前後の切り詰めでエアロな感じはHB、セダンともいいとしても各部のデザインが煮詰めが甘い、切り詰めのおかげでW/Bがどうしても長く見えてしまい間延びした印象、車高は低く先鋭的ではありましたが中途半端感満載と感じました、もう少しRrのオーバーハングが長いか逆に車高、てかグラスエリアをもう少し縦方向に広げたらバランス取れたのでは?なんて思います…

現車、よく出てきましよねー、これは中部地方からの出品で比較的当時でも販社が強くマツダシュア率のそこそこあった地域なので今でも残っていたのでしょう、それにしても程度がよく総評は4点ですから18年落ちとしては脅威の状態!

↓走行実走5万km台、内外Cとかなり大事にされてきた固体!


ランティスは1.8Lの4発とV6の2Lがラインナップされておりどちらも俊敏、HBクーペはレース等でも活躍した実力でHT含めて脚もじなやかでこれも乗って見るとかけのナンパな感じとは裏腹に結構硬派だった印象。

現車はMTのタイプRという上級グレードでV6モデル、当時はマツダや三菱が小排気量(1.6や1.8)でV6をラインアップ、正直三菱のモノは1.6LでしたしV6にする必要あるか?的でしたがマツダのV6、1.8も2.0もV6の恩恵を充分味わえる出来でトルクフルかつ静粛で滑らか!

まぁ、マツダの場合色んなモデルにあまりのこれを載せ過ぎてV6のプレミアム?な感じが薄れ失敗したキライもありましたがさすがバブル期の作品、よく出来たエンジンだったと思います。

ランティス、ミディアムクラスのモデルでしたが全体イメージ、インパネや室内のデザインはBHファミリア寄り?
マツダらしく内装の質感などは結構良かったのですが“大衆車”と代わり映えしない印象でかなり損していたと思いますネ〜。。。

↓BHファミリア似のインパネ&内装も問題なし、レースカバーがこのクルマへの前オーナーさんの愛情を示していますね!


ランティスの失敗はやはり5チャンネルの弊害、どのモデルも車格がハッキリせずしかも近過ぎる、まだまだ当時は車格の序列がハッキリしていた時代でボディもデザインも似たり寄ったりのモデルが5販社からひしめくラインナップがなされトヨタや日産のようにマツダを求めるパイが少ない時代にこれは無謀という他なかったですしね、5チャンネルやり出した時、絶対失敗すると確信、実際その通りになり96年のDWデミオ登場までマツダは青色吐息=経営不振となった訳でした…

↓HTセダンのテールは個人的に大NG!! 個性的&美しさの表現の意は汲み取りますが…


この時代のグニョグニョなデザインは大嫌いだったのですが現在の素敵で華麗なマツダ車も見てるとこの頃のデザインが源流なのかな?なんて若干思います。
流麗という部分では共通しますし20年の時を経てこの頃目指していたモノが熟成したとマツダのために思いたい、そうであればユーノスロードスターやFDを除き当時あまりデザインでの評価は得られなかったマツダの底力と信じたい!

↓艶も充分でボディも問題ナシ!


落札額は二桁に届かずと言ったところ、年式的にもクルマ的にもまだまだプレミア価格というのは難しいのでしょうがV6の5MTってだけでも価値ありそうですよね、今となっては(^_^;)
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Posted at 2017/11/24 23:43:06

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