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イイね!
2014年09月13日

保存版・ 珍車PART463

保存版・ 珍車PART463 これもバブル繋がりって感じです(笑)

今回のバブル・カーはマツダさんからの登場、これも見なくなりました、グリーン税制でオーバー2Lの3ナンバー維持はかなりキツいでしょうしね、まぁ、これも現役時代でも見るのは稀でしたが(^_^;)

⇒『平成8年(1996)TA5A型ユーノス800』!!


ご存知マツダの5チャンネル時代のユーノス店のフラッグシップ、マツダとして見ればルーチェを継承したセンティア(マツダ系)やMS-9(アンフィニ系)に次ぐマークⅡやローレル、ディアマンテを照準にしたモデルでした。
これもよほどのマツダマニアでないともう忘れ去ってしまってるのでは?仲間内で約1名多分これ見て大喜びしている方がいると思いますが(謎…笑)

800の下に500、300、100と揃えましたが800以外はマツダブランドの双子でパーソナルカーであるロードスター、コスモを除くユーノスブランド車でオリジナルティを感じさせましたが他のモデル(アンフィニやオートラマ、オートザム含む)同様に幾何学的にモデル展開した事により互が互いを喰い埋没した感は拭えなかったのです。しかしバブル後半の93年発売以来、他のバブリーマツダ車が早々と消えていく中、これは長生きしユーノス店の消滅などもあり97年に『ミレーニア』と名を変えながら生産継続、最終的には2003年まで10年のロングライフでした。

その割には見ませんよね?特にミレーニアになってからのモノなんてワタクシ2~3度しか目撃していない感じで10年もラインナップされてたなんて信じられない感じ、センティアやMS-9の方がモデルライフは短いながらもまだ見かけましたネ~…

2.5L V6エンジン(2Lもあり)、大柄ボディ、ミラーサイクルにSC、他に現代車に付いている安全&快適装備もテンコ盛りで今乗ってもさほど不自由はないモデルだと感じます。

出品車はミレーニアに変わる直前のユーノス800としては最終期のモノ、買取保証コーナー=オークション事業者が万一流札になった場合でも最低限度の金額で買い取ってくれる のモノなので評点はなし、つまりは入札は現車確認必須のモノでこう言ってはファンには申し訳ないですが不人気車、入札が見込めないようなモデルが出品される事が多いものです、このため出品票からえられる情報は距離位なモノですねー…

↓走行13万kmはこの手のモデルではまだまだ十分イケると感じます!


画像だけの推測になりますが外装の部分では充分艶も残り大傷、大凹もなし、悪くてもC、甘い会場ならBの可能性も!
内装は本革シートに割れもなくインパネもイイ状態の様子なのでこれならBが付いてもおかしくない感じです。

↓内装は特に素晴らしい状態です、強いて言えばハンドルのスレが距離と年式を表す程度…


思えばこのユーノス800=ミレーニアがマツダの高級車最後のモデル、77年に3代目になるルーチェレガートからこのカテゴリーに参入、関東の場合、主に富裕層ながらも信用度の低い職業のオーナーが多くトヨタや日産に較べローンの信用調査の甘かったマツダの高級車には一定の需要があったのですがバブル崩壊→大失敗だった5チャンネル政策のツケを払うためまずは上級のセンティアを廃止、代替え需要に対応すべくミレーニアを残しましたがユーノス800デビュー時に掲げた「10年基準」を律儀に守り通しそれどころではない火の車だったお家事情にも関わらずよく2003年まで残ったよなー と今更ながら感心します(・・;)

最後はフラッグシップとなっただけあり800/ミレーニアは高級車の名に恥じない造りがなされておりマツダのV6は4代目HCルーチェから長い歴史を持つだけあり完成度も高く静粛かつパワフル、ライバル他社のV6エンジンに何ら見劣りするものではなく主にスタイリングの部分で個人的に拒絶反応を示したワタシも乗ってみると「いいクルマだなぁ」と思える出来栄えだったと思います。

脚回りも結構固くこれ以前の船のように前に後ろに沈むフニャサスではなくしっかり路面を捉えかつしなやかでなかなかも味付けだった事を記憶していますのでこのクルマに悪い印象はないです、少なくとも同じバブリーモデルよりはしっかりと真面目に煮詰められていた感じで10年基準は嘘ではなかったかもしれません…

ただ、これもあくまで個人的な感覚ですがスタイリングが苦手、この時期のマツダ特有のグニャグニャした出で立ちが生理的にNG!

まぁ、他の同時期のマツダ車よりは幾分そのグニャ度も控えめでしたし車格があるので押し出しと風格はあったと思いますが。

↓いい色艶にシートカバーも奢られた室内、程度の良さが伝わりますね!


スタイリングアイディンティは同時期のファミリアセダン(BH型)を広く長く潰したような感じ?テールの造形もファミリアのイメージが強く大衆車と同じ匂いのする高級車ってどうよ?って感じでしたねー、デザインは決して悪くはないと思いますがこの辺がイマイチ800/ミレーニアにあまり高級感を持てなかった要因かと思います。

↓全体的に無問題の様子な外装!スタイルはともかくこの顔が一番苦手でした~


出品地は岐阜、落札価格は想像通りの解体価格でした。

旧いオーバー2Lが生き続けるのはあまりにも辛い現代、ユーノス800のようなマイナーモデルは尚更でしょうが数少ない?マニアの目に止まりこの程度の良さが今後も維持されるといですねー(^^)/
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Posted at 2018/01/28 14:53:10

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