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イイね!
2014年09月13日

保存版・ 珍車PART462

保存版・ 珍車PART462 マークⅡ/チェイサー/クレスタとハチマルバブルの代表みたいなモデルを取り上げてきましたが我が三菱からもその繋がりにて(^^ゞ

三菱のバブルカーと言えばGTO?ディアマンテ?…

まぁこれらもそうには違いないですが個人的にはやっぱりコイツが三菱がバブルに浮かれて出した代表格かな!?なんて思います、キュウマルバブルですがね(笑)

⇒『平成7年(1995)E54A型エメロードスーパーツーリング』!!

こんだけ自ブログで162台の三菱珍車を取り上げてきましたが意外にも?エメロード、業オク出品はお初の登場!

そんな訳でエメロード、クルマには何の感慨はなくそれどころかいくら菱ヲタでもこれもご勘弁願いたいモデルの一つですわ(汗)

デビューは92年、もうバブルも終わりかけの時期ですが85年のバブル絶頂時代にトヨタが時流に乗り発売したバブルを象徴するようなスタイリング100%重視、実用性やら使い勝手無視でただお洒落であればいい、みたいなカリーナの4HTであるカリーナEDが大ヒット、これ以前から存在する4HTですがEDは従来の2HTやクーペの延長といったコンセプト、Rrドアはあるだけで殆ど実用にならない後席、いや、前席でさえも低いルーフと絞られたサイドにより窮屈さだけ!ってモデルながらカッコ良ければ全て良しの時代、EDはこれに乗っかり売れに売れまくりましたので当然他社も2番煎じ、3番煎じを各社が発売、三菱の“打倒ED”がこのエメロードだった訳ですね。

ベースはE50系ギャラン、エメはこれの4HTにあたりますがこの時期の三菱は派生モデルはネーミングを異なるモノにしていたのがMyブーム(例:ランサーに対するリベロ、ミニキャブに対するブラボーなど…)であり「エメラルドのような輝き」をイメージしてネーミング、しかし実車はエメラルドどころかエナメルほども輝かなかったですね~(+o+)

ベースがギャラン=エテルナですから販売店はギャラン店とカープラ店での両店扱いでした。

設計はバブル絶頂でもデビューはもうほぼ終わりかけた時代に現れたエメ、三菱の意気込みは相当なモノで今聞くと大笑いしてしまうような販売計画をもっていたとか!
実際にはその何十分の1?何百分の1ってほどしか市場には出ずこれもそう年式が古い訳でもないのに今は…いや、現役時もレアな車で見かけるのは昔も今も珍しいカルトカー認定だと思いますw

92年デビューで96年までの在任、ベースのギャランがEC/EA系にFMCした時点でカタログ落ちし 華麗なる一発屋 となっています(笑)

殆ど売れないのに4年生存したのが凄い!今の三菱では有り得ない事でこの頃は三菱はイケイケのそれこそバブルの財産がまだふんだんでしたでしょうからこんな余裕もあったのでしょう、この後2000年代の暗黒期が到来するとは夢にも思わなんだ…って感じですが(-_-)

現車はあまりに売れなかった事から車種整理された最終期のモデル、エメは94年を境に前期後期が存在しますが前期はバリェーションも多くエンジンも4気筒~2LV6まで数種搭載しながら最終期では6A11 1.8L V6 DOHC24V 135ps、6A12 2L V6 DOHC24V 145ps、同MIVEC200ps(AT195ps)の3種に集約、グレードも最高グレードであるスーパーツーリング(MIVECをスーパーツーリングR、4WDをスーパーツーリング4)に統一されていました。

出品車、そんな訳でエメの中でもこれまた珍しい後期、不人気車のレッテルを貼られた後に売れた訳ですからやはり変態はいるもんですナーw

↓グレードは2000V6の非MIVECの2.0スーパーツリング!


走行は15万kmと結構頑張りましたが総評3.5、内装は何とB評価ですからかなりイイ状態のようです、残念ながらこの会場は内装写真ナシなので19年落ちでB評価の室内見てみたかったですが…

エメロードの売り(にしたかった)はEDを狙った位ですから全てはスタイリング、しかし三菱はゴツくマッチョなデザインさせればこれの右に出るモノはないながらこういう都会的なお洒落なデザインはどうあがいてもトヨタやホンダの敵にはなれない!ってのをよく分からせてくれたクルマ、3ナンナンバーワイドボディにワイドドレッド、そしてロングホイールベースとくれば大概は流麗で美しいデザインになる筈がどう見てもそうは見えずオマケにエメラルドを型どった?FrやRrの処理は見るも無残な造形で仲間内では「バーナーであぶった顔」なんて言って笑い合っていたりします、これで顔やテールがもう少しイケメンだったらスタイルも当時は時代の寵児の4HTでしたから多少生きてきたとは思うのですがね、MCではその溶け具合が余計に酷くなった感じで数ある菱車の中で個人的にはワースト1かもしれませんわ、とにかくエンジンを除き三菱らしさが全く感じられないモデルで大嫌いです(汗)

これ以前の4HTと言えばE10系Σがありましたがこちらは素っ気ないほどツルンとしたスタイルでこれもあまり個人的には好みではないにせよこれはこれなりに完成されたものと思えましたがエメは少々気合の入れ過ぎ、空回り感しかなかった感じでorz…

↓外装評価は記載ないですがCレベルは最低クリアしているかな?それにしてもこのテール、何とかなりませぬかねー!?!?


ベースのE50系ギャランもそうでしたがこの時期の菱車は三菱らしい力強いデザインを放棄し大衆迎合のし過ぎ、まぁ、トヨタやホンダの美しく女性的のデザインが一般にはウケが良かったので三菱がそれ狙う気持ちも理解できますが餅は餅屋です、成功したのは男っぽいマッチョで力あるデザインのE30ギャランや初代ディアマンテ、そしていかにもそれが生かせたパジェロにデリカですからねー、背伸びはやめて身の丈に合ったデザインしてくれ!って心境でしたよ、当時は(-_-;)

まっ、OEMのバッジ替えばかりで国内は完全に捨てた現在よりはよほどいい時代だったのは間違いないですが(涙)

↓希に見る都度「ブサイクだなぁ」と心から思ったFrビュー、今見ても…カコワルイ(*_*;


まぁ、こう見えてもバブル期設計ですから後続のEC/EAギャランなどより室内は質感も高くまた、パワフルな6A V6エンジンはアグレシップでしたしMIVECなんてターボはいらんだろ?的に驚く加速をしますから見てくれでナめると結構痛い目遭いますがね(笑)

出品地は富山、落札を思った通りの解体値ですが程度がいいのでド変態、いや、変質者に売れるんかな?

そんな訳でこれもベース保護対象外ですのでお間違えなくぅ~(◎o◎)/
ブログ一覧 | 三菱 | クルマ
Posted at 2018/01/28 14:58:08

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