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2014年07月18日

保存版・ 珍車PART436

保存版・ 珍車PART436 珍車436は街角珍!

これはパジェミニ引き取り前のナシヤマで見かけたクルマ、「さすが旧車王国!!」と感心しながら近寄ると何と東京ナンバーと言うオチで…(^_^;)


と言う訳で今回の主役はコレ

⇒『昭和61~62年(1986~1987)7代目R31型スカイラインワゴンエクセル1800G』!!

変な言い方ですが真のスカイライン?これでは語弊もあるでしょうから旧世代のスカイラインと言い変えましょう、(ワタクシに言わせるところの初代ALS1~R34迄)の中では珍しいワゴンモデルです。

いや、ケンメリでもジャパンでもワゴンはラインナップされてまいましたのでね、「何が珍しんだ!この野郎!!」といきり立つスカイラインマニアを尻目に言わせて頂ければ(笑)R31ワゴンってのはこの時代では希な“ワゴン専用”モデルなんです!

前述のR31以前のワゴンはその時代では当たり前な商用バンとボディ供用、R31の頃でさえまだまだこのやり方が常識な中、R31はバンと供用しないワゴンモデル2種を86年から設定、RB20ETを搭載するラグジュアリー仕様のGTパサージュターボとCA18Sを載せた普及グレード1800エクセルGをラインアップしていました。

今聞けば「ん?ワゴン専用なんていくらでもあったじゃん!」と思うかもしれませんがそれが普及したのは89年のレガシィツーリングワゴンからであってそれ以前は日本でワゴン(ステーションワゴン)という車型は先記の“バンとボディ供用”というやり方が仇になりバンと混同され古くから各社でラインナップされるもイマイチ注目を得られず没人気でした。
まぁ、まだ日本がそれほど豊かと言える時代ではなかったのもあるでしょう、80年代後半のRVブームが起きるまであまり我が国では休日に荷物を満載してマイカーで遊びに行くとかフィールドをアウトドアに求める、という生活習慣もなかったので普及しないのも当然でした。

これを見事に打ち砕いたのがレガシィでしたがR31はこれの3年も前にエクセルはともかくRB20DETのパサージュターボなんてのをラインナップしてましたからね、元祖スポーツワゴン=初代レガシィ というイメージがありますが実はスカイラインが元祖なんですねー…

こんな訳でこの頃のワゴン専用モデルは異例中の異例、まだワゴンにそんな理解程度でしたのでR31ワゴンは一部熱心なファンもおり現在でもオーナーズクラブが存在するようですが当時は普及せず街で見かけるのも希、この時はバンが旧型のR30エステートを併売しておりかえってこちらの方が頻繁に見れたりしたものです。

このR31以降はスカイラインワゴンはブルーバードワゴンと共にステージアに統一されていますのでR31ワゴンが長い歴史を持つ『スカイライン・ワゴン』の最終型である事はご承知の通りです!

さて、現車ですが出張前に次男と訪れたナシヤマの山の上の温泉で目撃!次男に如何にこれが希少かと得意になって(笑)ウンチク垂れながら近寄るとてっきり現地ナンバーの地元車と思いきや驚きの?東京・足立ナンバー!!

↓ナシヤマで驚きの足立ナンバーに定番の枯葉マーク(笑)


これを目撃した温泉は清里近くのワタシ達家族もお気に入りの場所、場所柄東京や神奈川、埼玉の人間がかつてのワタシらのように観光帰りに立ち寄るケースも多くこのワゴンエクセルもそういう感じでしょう、しかし30年近く前のこれでレジャー現役ってのが凄いですし程度もややヤレは見えましたが年式からすると極上で『足立57』は勿論当時ナンバーですしね、オーナーさん、40~50代の頃に新車購入して大事に慈しまれてきたのでしょう、ワゴンらしくラゲッジにはクッションとタオルケットが積まれており子供が巣立ち老夫婦で車中泊しながら温泉を楽しむ、そんな人生をも想像させる出で立ちでした(^^)

↓見辛いですが室内も綺麗で整理整頓、大切にされてるワゴンエクセル!


現車、内外の意匠からエクセル1800に間違いないでしょう、周囲の現代車に囲まれると5ナンバーボディなので異様に小さく見えるのが旧車にありがちなパターン!

当時はこれが当たり前のサイズで“フルサイズ”と言われていましたからねー、現役時代は大きく伸びやかなステーションワゴンというイメージがありましたら今見ると驚く程に小さいのですがRrシートを倒した室内を覗けば十分なスペースもこの時代のクルマが小さいというより如何に現代のクルマが異様にデカくなり過ぎたか!という思いの方が強かったです。

↓Frのエアダムが地面で打ったのでしょう、全体的に凹んでましたがそれ以外は綺麗なワゴンエクセル!


しかし山梨ナンバーの旧車は現地で結構見かけ感覚が麻痺していますが他府県のこれにはやはり驚かされますねー、いいモノ見させて頂きました!(^^)!
ブログ一覧 | 日産 | クルマ
Posted at 2018/02/11 17:53:44

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