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2018年03月18日

珍車PART760

珍車PART760
珍車シリーズ、連続して大型トラックを熱く?暑苦しく?語ったんでそろそろ乗用に戻りますか(^^;)

て訳で今回のお題、腐ってもZ、ジャパニーズスポーツの原点はやはりコレですよね!戦後間もないダットサンスポーツから始まりフェアレディ210、SPL、SP、SR、そして69年にフェアレディZとなり以来半世紀、中断時期はあるも一貫して国産スポーツカーの代名詞的存在であるZの中から久々出品見つけたんでご紹介

⇒『昭和56年(1981)2代目S130型フェアレディ200Z-T2by2 Tバールーフ』!!

130Z、これは今でこそ旧車名車の一つに数えられプレミア値にもなっていますがリアルで見てきた世代としては排ガス対策期のモデルでしたし酷評されて印象が強い…

確かにワタシもかつての愛車でしたし先代S30時代の240ZやZ432のイメージを消せずに乗れば動力性能はガックリせざるを得ない、Zの最大の顧客であるアメリカの要望を受け30Zに較べ無用に肥満化したボディもドンガメ度をより顕著にし国内では決していい評価は聞かれませんでした、‟Zは堕落した”と78年S130デビュー時はそんな感じで(*_*;

ご存じの通りL20Eの2000とL28Eの2800の二通りでしたがまだまだ3ナンバー、オーバー2Lなんてクソ高ぇ税金の時代、一部富裕層しか280なんて手にできず一般人は200が普通、走りでは280ですと当時の水準では145psという高出力でZの名に恥じない走りはしたものの200だと実にこのスタイルが残念になる程の悲しさ、大幅に格下のパルサーやサニーのEGIモデルに置いて行かれる程の遅さは特にZですと酷評も致し方なかったでしょう、唯一のライバルだった後発RX-7(SA22C)のREパワーの前で200は完敗でしたしね~…

しかしあの時代、スポーツカーがあらゆる背景から全否定される中で各社この類のクルマを続々と引っ込める中、Zとしての矜持を持ち続けラインナップし続けた日産の姿勢は拍手モノ、2000年代に再びそうした時代が再来するも一時途絶えたZの魂を蘇らせたMrビーン氏、これだけは大きく賛同しましたしね、国産スポーツカーの十字架を背負うフェアレディZというクルマはどんなにスポーツカー逆境の時代でもそうした運命を義務付けられてるのでしょう、それにどんなに揶揄、ケチ付けられようとも応える日産の姿勢は立派だと思います!

そんな事言いながらドンガメZに乗っていた時代、ワタシのは初期型だったんでね、後にラインアップされたTバーとかマンハッタンカラーが眩しくて眩しくて!中でもS130終盤のようやくラインナップしたL20ETターボ145psのZターボ、これはホントに眩しくて目が潰れるかと思った(笑)

何せ130のモデルライフは~83年迄、その前年に日産ターボ攻勢のドベでラインナップされたZターボ、今更ながら5ナンバーで280の性能が得られるというのはセドグロやローレル以上にZファンが喉から手が出る程欲しかったモノ、そのスタイリングやイメージから型式認定がなかなか得られなかったという内情ですが僅か1年のZターボ、儚い憧れでした。

82/10満を辞してデビューしたZターボ!!



セドグロ430に国産初のターボモデルが追加されたのが79年、Zターボまでの3年でターボブームが急速に広まりZターボデビューは今更かよ!!的空気もありましたが一世を風靡したL20ETを例え僅かでもZが搭載した事に意義がある!私的にはそう思います(^_^)v

それでは現車を見てみましようかね、81年のマイチェン直後の後期型、よりS30風味だった前期テールをリ・デザインし80年代の現代風に改められたモデル、280はエンジン改良が施され145→155psと出力UPがなされるも200はその部分は手付かずでした。

↓そろそろ40年を迎える個体として内外Dながらまずまずの状態をキープ!


驚くのは実走5万㎞台?5桁メーターですんであてにはならないですが業者オークション、走行管理は徹底してるんで入庫記録他から実走と謳う以上間違いないでしょう、仮に違うと大きなペナルティ喰らうし…

事故落ちによるフレーム歪みや経年劣化は見てとれるも実働の130も数少なくなりましたしね、この個体は人気のTバールーフ、マンハッタンカラーでないのが惜しいですがこれでもマニアは歓喜モノでしょう。

↓スパルタンなS30Zからグランドツーリング的なインパネに変更されるも今見ればこれも立派にスパルタン!D評価ながら清掃他でCレベルとなりそうなイイ状態


S30後半でこれも米国からの要望で追加された4人乗りの2by2、スタイリング的には2シーターには敵わないながらもイザという時に狭かろうが横にしか座れなかろうがRrシートがあるとないとじゃ天と地の差!オーナー時はスタイリッシュな2シーターを横目で見ながら利便性ではコレ!!と無理矢理納得していたのも懐かしい、現車もそんな2by2、S130になってより2by2はbサイクになりますが売れ線はやはりこちらでしたね~。

↓Rrビュー、塗装のヤレや各部の劣化はやはりビッチリと再生してやりたい!


次期Z31までロングノーズ、ショートデッキのS30のイメージ、4代目Z32ではガラリと変わるワイド&ローのデザインとなり今に至りますが我々世代ではやはりZと言えばS30~Z31のイメージ、勿論Z32以降もいいんですが多感な時期に植え付けられた印象は最早一生モノですな、旧世代のZに乾杯って感じで(微笑)

↓やはりZはこの顔でしょ!?Frビューは外装Cを付けたい位綺麗!


出品は北、落札額はスカイライン程の驚愕価格ではないもやはりそれなりに高く店売り時は当然商品化され美車に仕立てられるでしょうから200オーバーは間違いない?もっとボるかなガメツイ金亡者の旧車屋じゃ…!?

しかし路上デビューが容易に想像できるS130、今や希少ですネ(^^)/
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Posted at 2018/03/18 16:19:13

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