
偉大なる“UP! DOWN! 野郎たち”!!! 引き続きミニカの歴史を振り返りながらUP!!!DOWN!!!を検証したいと思います!
今回は『2代目ミニカA100/101・A100/101V型(サブネーム=ミニカ70/71/72/73)』を取り上げます。
軽自動車としては異色?なFR機構を採用し上級の3BOXセダンのテイストを生き写しにした初代ミニカLA型、発売時はクリフカットの独特なデザインと当時のライバルに較べより現代的な洒落っ気で話題になりながらも1000cc大衆車を主としたマイカー元年(65~67年頃)以前の軽自動車ブームで雨後のタケノコのように次々デビューするライバル他社の攻勢に徐々に霞み特に軽自動車界に革命を起こしたとされる67年の ホンダN360 の前で完全に撃沈!Nコロ(N360)はそれまでベストセラーで鳴らし今も“てんとう虫”の愛称で親しまれる『スバル360』すら駆逐する勢いでミニカごときでは歯が立たないのが当然のように受け止められ当時の三菱重工(70y~三菱自動車工業)は“打倒N360”を目標にして2代目ミニカを69/7にデビューさせました!!
“打倒N”は三菱だけではなく富士重もダイハツもスズキもこれを掲げNが最大に受けた理由=安価でスポーティ、高性能 という部分を徹底的に検証したモデルが2代目ミニカと相前後して登場、70y以降は普通車に訪れたハイパワーブームが軽自動車界にも飛び火し新開発軽自動車にこの“ハイパワー”も加わり魅力溢れる個性派ミニが続々とデビューした原点の時代でもありました。
2代目A100/101はNコロ同様に完全2BOX化、直線基調のペキっとしたボクシーなスタイリングとなり変に3BOXを意識し最終型では分不相応にゴテゴテしたどことなく野暮ったかった初代を反省しスッキリとしたフォルムに産まれ変わりました!
そのフォルムに角型2灯式ヘッドライトに横一線のブラックアウトされた精悍な顔付と角型の可愛らしいテールランプが愛嬌を示し組み合わされています。
↓69/7にデビューした2代目『ミニカ70スーパーDX』
↓ミニカ70透視図
堅実で保守層にはそこそこ評判の高かった初代に較べNのユーザー層を意識し若者層にアピールするスポーティな雰囲気となり一気に若返っています!
尚、A100/101からは新たに『70』(1970年の意)のサブネームが付けられ来る70年代に向け気合が入っていました!!
A100/101の最大の特徴は普通車でもまだ馴染みがなく軽では初のHBタイプを採用した事でこれは上級の既発売の普通車、コルト1000F で多用途性を売りにし一定の評価を得た部分をミニカにフィートバックしたモノでよりボディが小さい軽だからこそその多用途性が大きく生きA100/101以後、可倒式シート+テールゲートという後年では当たり前になった軽自動車セダンのスタンダードとメーカー問わずになりました、現在のハイト系がメジャーになる以前の軽乗用と言えばこのタイプでしたね…
↓まだ“ハッチバック”という言葉すらなかった時代に第三のドアを最大限アピール!
ボディタイプは2種+1でHBタイプのセダンを元にルーフを伸ばし大口径のテールゲートを設けたバンと先代をそのまま継続するピックアップがラインナップされています。
↓専用バンボディの『ミニカ70バン』(A100V型)
↓先代を継続販売した『ミニカピック』(LT25型)
それではA100/101のモデル概要です。
(サイズ)
全長2995全幅1295高1345 (以上mm)
(車重)
445kg
(定員)
4名
(エンジン)
ME24型2st空冷直2 360cc 26ps/3.6kgm 最高速105km
2G10型2st水冷直2 360cc 28ps/3.6kgm 最高速110km
(駆動)
FR
(ミッション)
4速フロアMT
(脚回り)
Frストラット式独立懸架/Rr5リンクコイルリジット
(ボディ)
3ドアHB
(バリェーション)
STD/DX及びバン/ピック=ME24型搭載 型式A100型(バン=A100V型、ピックLT25型)
スーパーDX/スポーティDX=2G10型搭載 型式A101型
価格=385,000円(スーパーDX)
A100/101でも伝統のFR駆動を継続しますがFRながら新設計モノコックの2BOXボディは劇的に後席は広くなり~普通車と何ら遜色ない~と言われたホンダNコロ以上のユーティリティを誇っていました!
これはワタシもかなり昔、A100とNコロを較べた事を思い返すと所詮“ドングリの背較べ”で足元はFFのNの勝ち、ヘッドスペースはA100の勝ちといった印象が残っています。もっとも後席に押し込まれて長時間ドライブという経験はないのであくまでもちょっと座った感じですのでアテにはなりませんが(汗)
長距離でも疲れにくいウレタンフォーム製のシートを採用したインテリアと外見同様に直線的スクエアな見切りのいいスクエアなデザインのインパネも軽自動車らしかぬ高級感とスポーティなイメージで好印象、A100と同年の69年12月にデビューしたA50系初代コルトギャランと並びこの時期三菱のデザインが飛躍的に美しくなった代表格でミニカ・ギャラン以前の堅実/実直なデザインながらともすれば走ればいいんだろ?的な野暮ったさが失せ非常にお洒落で従来の三菱車に対するイメージを180度変えるモノでしてワタシも小ガキながらにオヤジと行ったモーターショーの三菱コーナーでギャランとミニカを初めて見た時には衝撃を受けたような。。。
↓DX㊤とスーパーDX㊦のインパネ
サイズは軽ですから大きくなりようもなく全高がスポーティ&現代的を表すかのように低く抑えられています!
エンジンは先代LA系末期同様に空冷と水冷の2種を用意、空冷はLA型のME24Dを26psまでパワーアップし遂にMAXスピード100kmオーバー(105㎞)を実現しエンジン型式をME24Eとしまた、2G10も23ps→28ps、MAX110kmという性能を誇り31ps/MAX115kmのNコロに迫るモノでした!!
↓28psまでパワーアップした2G10型エンジン
この2種類のエンジンはエアクリーナーに着色しME24Eを黄色、2G10を赤としそれぞれイエローエンジン/レッドエンジンと呼んでいました!
↓レッドエンジン(2G10)㊨とイエローエンジン(ME24E)
ミッションは来る70年代に相応しくフロアシフト化、足廻りも先代が古めかしいリーフを採用していたのに対しFrにはストラットを、Rrには先進的な5リンク式を採用しました。
まだまだ普通車でも後軸はリーフが全盛の時代に一早くしなやかさを実現するリンク式の採用は三菱がミニカに賭ける意気込みを感じさせるモノでした。
↓Frストラット/Rr5リンクのサスペンジョン
それではA100/101ミニカのモデル改歴です。
(69/12)
2G10型にツインキャブを装着し内外装をスポーツ装備で固めたスポーティバージョンの『SS』(スーパースポーツ)と『GSS』(グランドスーパースポーツ)を追加、ME24E空冷最高峰の『ハイDX』も同時追加されています。
『SS』『GSS』は内装では4連メーター、3本スポークステアリング、スポーツシート等を装備、外装では丸目4灯式のFrフェイス(内側はフォグ)、砲弾型ミラーやラジアルタイヤ(GSS)が装着されopにてシートベルトも用意された本格的ミニ・スポーツバージョン。
これはL/100ps(360cc36ps)で高い人気を得ていたNのスポーツモデル、N360TSに対抗するもので2G10-2型と呼ぶツインキャブ38ps(トルク3.pkgm)の数値を叩き出し大注目されました!
これによりMAXスピードは1L普通車並の130kmを実現しホンダN-TSを上回る実力を得ています。
『SS』『GSS』は従来のユーザーとは異なる層に訴求、下の写真のように売り方も派手なイメージで押していましました。
↓HOTバージョンの『GSS』は当時クラス最高L/100ps超の38psを発生するスーパーミニ!(op付)
GSSのインパネ㊤とSSのインテリア㊦
尚、この時から従来のシングルキャブ2G10型は2G10-1型としツインキャブの2G10-2は「ゴールドエンジン」の称号が与えられています。
↓2G10-2型は“ゴールドエンジン”
同時追加のハイDXは水冷版スーパーDXの空冷バージョン的存在でした。
(70/10)
MCで70後期型となります。
同時にME24Eイエローエンジンを26ps→30psに、2G10-1レッドを28ps→34psにそれぞれパワーアップ、そして2G10-1を搭載するシリーズ最高峰となる『GL』が設定、代って『SS』がカタログ落ちしています。
GLは内装ではハイバックシート、8トラカーステレオや木目インパネ&コンソロールを、外装はGSS同様の丸目4灯式Frフェイスが装着され70年代中盤から始まる軽高級化路線の先駆けのモデルでした。
GLは東京店頭価格が425,000円。
↓新追加のGLとハイバックシートが奢られたインテリア
MCは主にテールランプの意匠変更でこれまで小型の角型のデザインが横長のバックライト含む3連式のデザインとなり高級感を高めています。
↓全車新デザインのテールランプで高級イメージ化、インパネはGL!
↓30psとなったイエローエンジン(ME24F型)
(71/2)
車名を1971年になった事から『ミニカ71』に改称、同時に水冷の廉価版『ファミリーDX』を設定。
(71/5)
クーペバージョンとなる『ミニカスキッパー(型式A101C型)』を新設定します!
スキッパーというネーミングには“船のキャプテン”という意味と不良という意味があり勿論メーカーとしては前者を意味した名付けでしたがワタクシ個人的には従来の大人しいミニカのイメージをイケイケ風のヤンチャ坊主に仕立てたスキッパー=不良の方がピッタリときます(笑)
スキッパーは前年発売の小型スペシャリティクーペで人気の『コルトギャランGTO』のイメージをそのまま軽自動車のスタイリングに持ち込み「よくまぁこのサイズで見事にクーペにしたな~」と思わせる秀逸作品!
個人的にはスーパーミニの中ではフロンテクーペに次ぐ傑作デザインではないかと思っています!!
↓小癪にもクーペデザインが決まっていた新追加の『スキッパー』(GT)
↓こちらはお手本?となったギャランGTO(72yMR)
スキッパーは単にミニカにクーペボディを載せたモノでメカニズムやエンジンはミニカを踏襲しています。
しかしそのクーペスタイルは3mに満たない全長ながらフルファストバックの流麗なデザインを実現、後席の乗員スペースをギリギリ確保するためテールエンドがどうしても尻切れ気味になってしまいますがこれをうまく処理、サイドから見てもテールをGTO的にカムテールに近ずけデザインの破綻を避けています。
ただこのままでは後方視界が極悪になる事からテールには国産初のスクープウィンドゥを採用、後方からラゲッジルームが丸見えにならないようスモークガラスを採用する等の配慮がなされていたのも特徴的!
後のホンダCR-Xや現在のプリウス、インサイトのようにルーフ~テールエンドの傾斜の緩いファストバックの後方視界確保には欠かせないこのデザイン、国産ではスキッパーが元祖です!
スキッパーは全体のデザインはもちろんインパネデザインやFrフェイスなどもオリジナルでベースのミニカと較べ高級&スポーティさを演出、小さいながらも軽スペシャリティパーソナルクーペとして高い注目を集めこの分野では先発の70y発売のホンダZ、71yのフロンテクーペ、フェローマックスHTと並び軽ハイパワーブームの一翼を担っていました。
これらモデルは360ccで無理矢理高psを出すため非常にピーキー、トルクを得るために絶えずギアチェンジを繰り返しながら狭いパワーバンドに乗せなければまともには走れない代物ですし旧々規格のタイトな運転席は極端に左にオフセットされ大袈裟に言えばクラッチペダルとブレーキペダルが干渉するほどキツイもの(実際、油断するとブレーキ踏むとクラッチペダルも踏んでたりと…)ながらこれを苦労して操る独特な感触も楽しいモノであったのも事実、特に背の低いフロンテクーペやスキッパーはカートに近い操縦感覚は印象に強く残っています!
↓スキッパーのインパネ&室内(GT)
Rrウィンドゥはハッチ式、Rrシートも可倒式とされベースのミニカの多用途性を踏襲、積載容量はクーペスタイル故にミニカよりは少なくなりますがそれでも小さいクーペを最大限活用できる便利な仕様だったと思います。
↓Rrをハッチ式とし多用途性を持つスキッパー(SL)
尚、スキッパーの概要は下記の通りです。
(サイズ)
全長2995全幅1295高1275 (以上mm)
(車重)
470kg
(定員)
4名
(エンジン)
2G10-1型2st水冷直2 360cc シングルキャブ34ps/3.8kgm レッドエンジン
2G10-2型2st水冷直2 360cc ツインキャブ 38ps/3.9kgm ゴールドエンジン
(駆動)
FR
(ミッション)
4速フロアMT
(脚回り)
Frストラット式独立懸架/Rr5リンクコイルリジット
(ボディ)
クーペ
(バリェーション)
SL、L/L、同with stereo、GT(型式A101C型)
価格=443,000円(GT)
SLをベースグレードとしLLがミニカのスーパーDXやGL、GTがGSSに準じるグレードに位置付けされますがLLを除いてそのイメージはベースにないかなりエキサイティングなモノ、ハイバックシートは全車に標準、最高峰GTにはタコメーター、砲弾ミラー、ストライプ、ラジアルタイヤが標準とされ更にopでよりスポーツ心を満たす装備もチョイスできました!
↓本格スポーツ装備が魅力のGT
↓opパーツで更に魅力もUP!!
尚、スポーツ部門はスキッパーに任せ従来のミニカからこの時点でGSSがカタログ落ちしミニカはスポーティDXが唯一のスポーツ気味?グレードで残るのみでファミリーユースモデルを主力化します。
(71/9)
従来型ミニカがMCを行いネーミングを『ミニカ72』と変更します。
72は上級グレードのFrフェイスをスキッパーの丸目4灯にハニカムグリルに統一、中級グレード以下は角目2灯を継続しながら新デザインのグリルを採用、全種インパネもスキッパーと同タイプになりテールは71と同じ意匠ながらウインカーをアンバー化、サイドエアダクトが大型化されました。
↓ミニカ72、㊨GLと㊧スーパーDX
↓ミニカ72のRrビュー(ファミリーDX)
72となり最後まで残していたスポーツイメージのスポーティDXを廃版としています。
(72/10)
次期型となる3代目ミニカF4 A103A型がデビュー、しかし三菱がよくやる新旧混在ラインナップをこの時も行いミニカは水冷2G10-1型(A101)とスキッパー、バンを従来型を継続しています。
↓72/10にデビューした新世代の3代目『ミニカF4』
継続されるミニカは新たに『ミニカ73』を名乗りますがあくまで新型F4の廉価版に位置付けられバリェーションは低グレードのSTDとDXのみ、外観ではグリルのカラー変更とミラーをF4共通の平型→樹脂製に変更された程度です。
↓モデル大幅縮小ながら継続された『ミニカ73』
スキッパーは発売2年にも満たないため外観上の変更は僅かでRrスクープウィンドゥ部に従来オーナメントのみだったところにエンブレムを追加しています。
但しエンジンはF4と同一の新開発4サイクル 2G21型水冷直2 OHC シングル32ps、ツインキャブ36psに換装されました。
これによりネーミングを4サイクルを意味する『スキッパーⅣ』に改めました!
4サイクル化はこの時代深刻化した排ガスによる公害問題に対応した変更で日本で最初の排ガス規制である昭和48年規制は2stのまま各社パスしながらも既に決定していた来る50年規制は48年のそれとは比較にならない厳しい規制数値が並び2stのままでは適合不可と判断した三菱は一早く4st化に踏み切ったものでした。
2stのパンチ力にどうしても劣る4stなので軽自動車で元気な走りを求めれば2st有利なのは承知の事実でしたが既に時代はこれの存在を許さずまた、この時期OILショックも起こり合わせて普通車、軽でも湧きに沸いたハイパワーブームは急速に鎮静化しスポーツモデルのスキッパーはそれまでのイケイケイメージを若干抑えた出で立ちとなり最高グレードGTも4st化により2psダウンの36psとなっています。
↓『スキッパーⅣ』となりながらも継続販売されたスキッパー(LL)
スキッパーⅣでは先記のようにスポーツブームの終焉もありGTは象徴として残しますがSLグレードを廃止、代ってファミリーユース的なFLをラインナップしました。
バンはこれまで空冷ME24搭載でしたがこの時からは水冷2G10に換装し型式をA101V型とし継続、初代LA型ベースのピック(最終型式LT25型)はここで廃版となり61yの三菱360ピック以来11年の歴史を閉じました。
尚、バンに関してはこの後4st化、排ガス適合、規格改正500→550ccを潜り抜け車名を『ミニカ5バン、同55バン』、型式をA104V→105V→106Vと変えながらも81年まで基本スタイルを維持して生きながらえ、様々な事情からMCできなかった最終のH42型を除くとミニカ史上では69~81yの12年の長寿を数えました。
(73/10)
スポーツモデルの逆境もありスキッパーはバリェーションから遂にGTをカタログ落ちとしLL/FLのみの2グレードに整理し安全対策の一部小変更を受けます。
ミニカ73はこれをもって廃版となり完全にミニカシリーズはF4にバトンタッチされました。
余談ですが三菱はコルト→ギャラン、ギャランFTO→ランサーセレステ、ギャランGTO→ギャランΛ、ギャランΛ→スタリオン等新旧切り替え時に併売を行っていますがこれにどれだけの効果があるのか…?
新型の相乗効果で旧型が売れるという事もなく旧型はより古臭くなるだけでラインは二つ用意しなければならなく大した意味はなかったと思うのですが何故か70~80年代はこうしたケースは少なからずあり贅沢で余裕のあった時代をつくづく感じます。
他社でもトヨタがカローラで20と30を、日産がブルーバードで510と610を併売したり一番最近で記憶にあるのはスズキのスイフトがそうだったですね…
商用モデルではよく行われこれは開発費の問題等でやむなくというのは分かりますが上に挙げた車種で事情が理解できるのは510位かな?他は新型で新デザインが最も売りになる乗用モデルでこの政策に何の意味があったのか?識者の方に教えて欲しいモノです!!
(74/7)
最後まで残っていた先代となるスキッパーが製廃、これは先記の通り急速に市場の支持を失ったスポーツモデルの衰退からなるモノでF4では新たにこの分野の開発は行われず軽本来の姿?であるファミリーモデル専属となりました!
振り返りますと2代目ミニカは70年から発足した新星『三菱自動車工業』の船出に相応しく大人気となった小型車、コルトギャランと並び高評価を得て発売翌年の70年には12万台オーバーを記録、新星三菱の基礎を築き同社の代表車種となるUP!!!ぶりでした。
スクエアでクリーンなスタイリングやハードモデル、スキッパーの存在が大きくイメージアップに寄与しモデル末期の73年でも5万台オーバーでダイハツと首位争いを演じた程の人気でした(当時の資料によればホンダ、スズキ、スバルは71年以降三菱/ダイハツに販売台数は及んでいませんでした。)
“打倒ホンダN360”の目的は先方がモデル末期だった事と後続ライフが今ひとつだった事もあり目的を達成、さぁ、この勢いを3代目ミニカF4は維持及びUP!!!できるのか~…
(次回A103A/A104A/A105A/A106A/A107A・V型3代目/4代目ミニカF4/5/アミ55/アミL/エコノに続く)