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2013年12月07日

保存版・ 珍車PART353

保存版・ 珍車PART353 業オク流通珍353弾はこのクルマ!

⇒『昭和62年(1987)7代目Y31型セドリックセダン2000ターボブロアム』!!

御存じの通りY31セダンは今でも現役、営業用専用車にはなりながらもかつてFMCをせず時代遅れだのシーラカンスだの揶揄された我が三菱の初代デボネアや最後はタクシー/教習車専用となったいすゞフローリアンなんて目じゃない26年の継続生産、同じく営業用のライバルコンフォートや格下のクルーを抑え堂々乗用車としては国産No1の長寿を誇っています!


↓26年の国産乗用最長寿記録更新中の現行Y31セダン


余談ですが10~20年前の所謂”トレンディドラマ”を観ていてもお洒落なギロッポン(笑…六本木)、渋谷に原宿などが映ると主人公の男女がバブリー丸出しのDCブランドやソバージュで武装する中、普通に街中にはY31タクシーが映っていたりしてその部分の光景は現在の都内と少しも変りなく変なところで風俗とクルマの歴史を感じたりします、いかにも前時代的なファッションながらタクシーはそのまま、おもろいです^^

さて、現車はその”シーラカンス”Y31ながらまだまだオーナー向けとして立派に日産の高級車ラインを一線で支えていた時期のモノですね、87年に7代目としてセダン/HTともそれまでの430→Y30とは違い現代のフーガやトヨタ高級車群にも影響を与えた若々しく70年代とは違った走りにも注力しスポーティ路線(グランツーリスモグレード)にも目を向けアメリカン的高級車から欧州車的高級車に舵を切り90年代の新たな高級車象を作るエポックメーキング的なモデル、これがY31でした!

Y31の成功が後のシーマやトヨタセルシオやアリストに繋がるモノと個人的には思います、技術と時代の流れもありますがY31の功績は大きかった!!

出品車はそんなY31のド初期、現行のそれとは外観で言えばFr/Rrドア以外は全て新たなカタを起こされておりパッと見は別のクルマにもなりかけている、そんな印象すらある出で立ちで特に初期はクォーターピラー部のオペラウィンドウが最大の特徴、91年のHT、FMC時にこれは廃されていますのでセダンもメインバリバリ時代の象徴ですね!

↓奇跡の総合3.5、実走3万㎞は驚愕!これほどの初期Y31セダンはそうはいないでしょう…


出品車、クリア剥げ、ダッシュ浮きというどうにでもなるような不具合のみでふんだんなパワー装備がこの年式の日産車ですから不安無いと言えば嘘になりますがマニアならば揃えたい逸品に思います…。

Y31の2L最高となるターボブロアム、まだまだこの頃のVG20ETは80年代のようなドッカンターボでしたし現代目線からすると速いとはお世辞にも言えないですがこの距離、程度ならば現役時の“ヒュイーン”とこれ見よがしで尻を思い切り下げて加速する姿、充分拝めますね(笑

↓現Y31セダンには全く面影ない初期モノのインパネ、懐かしいですねー。内装C評価ですが充分な綺麗さです!


Y31はセダン/HTともに従来のこの類のクルマとは違い着座位置が低くY30やクラウンのイメージで乗り込むとまずそれに驚いた経験があります。
シートやサスもブロアムなど高級グレードにしてもかつてのフワフワの頼りなささはなくしっかりと走りも見つめた設計に驚嘆、当時それまでは疲れる、柄じゃないとの理由からなるべく高級車には乗りたくなかったワタクシでも本気にY31は所有したい!と思えるモノでした。

初期Y31はHTならば未だ人気もあり生息車を首都圏でも見かけますが初期セダンはもう何年見てないだろうか?オーナー使用はやはり人気度からHTがメインでセダンはハイタク公用が多かったですが現車のようなオーナー向けも少なからず見かけましたがね、地味なのは間違いないですがセダンでもそれなりに人気は高く後年HTで一世を風靡したグランツも設定された位でしたが…

↓確かに艶は剥げ気味ですがボデイの状態やシャシも問題なさそうなのでALLペン一つで新車の出で立ち間違いないですね!


出品は東京、落札は片手をやっとオーバーというリーズナブルさ!仮にこれと同程度のHTでしたら3~40はもう付くY31、セダン好きにはたまらん価格(笑)

『エッ、そんな安いなら欲しかった!』とファンの多いセドリックですから多くの声が聴こえてきそうですがこれも検整備に一通り加修すれば店頭プライスは30や40万、簡単に掲示される筈で26年前のセダン、燃費極悪VG20DETでシロートさんは手出ししない方が無難ですが変態は見逃さんでしょうね!(^^)!

↓顔は現行にも面影ありますね!てか同じクルマだっちゅーの(笑)


現代の高級サルーンの元祖とも言えるY31セダン、多分現代のフーガやシーマ、レクサスLSやクラウンと乗り較べてもそうテイストは違わないと思いますよ、パーツ供給も一部を除けば何せ現行ですから心配ないさー!って感じでしょうし久しぶりに菱以外にグラッときた、そんな初期Y31セダンでした(^.^)/
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Posted at 2018/08/16 17:59:21

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