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2013年10月26日

保存版・珍車PART329

保存版・珍車PART329  相変わらず本業を忘れ?昼夜逆転で陸屋ばかりやってるGureでございます(*_*;

ようやく明日は休みなので変な時間にUPとなりますわ(汗)

な訳で今回329弾はこれももうまず街では見れません、KE65やT120デリカ並の希少さではないでしょうか!?⇒『昭和52年(1977)5代目RT122型コロナセダン2000GT』!!

コロG、5代目は所謂“安全コロナ”と言われる当時のトヨタ、カローラに次ぐベストセラーで現役時代、これも溢れるように街中を走っていました。

しかしそんな中でもGT、特にセダンGTはかなり当時でもレア!この頃、街行くコロナの中にGTを見つけた日にゃ子供ながらに大騒ぎで同年代のセリカ、カリーナでは当たり前体操(スンマセン…^_^; )でしたが当時でも“父っつぁん車”と揶揄されていたコロナセダンのGTは滅多にお目にかかれませんでした!

そうは言ってもトヨタがヤマハと提携し開発した御存じトヨタ2000GTを最初とする売りであるDOHCエンジンの2番手であったトヨタ1600GT(RT55)がコロナHT(RT50)のボディを使っていた事もありその後、セリカやカリーナ(主にセダンボディのあるカリーナ)の台頭により完全年配者向けのようなイメージになってしまったコロナながらトヨタのこれに対するDOHCへのこだわりは強く販売成績は同じGTでもセリカ、カr-ナの比ではないながらも全11代を数える(最終コロナプレミオT210系含む)うち3代目のバリカン時代の前述1600GT~9代目T170系(87~92y)までラインナップしていました。

子供時代&青年期はどうにもそのジジ臭いスタイルとDOHCというのがミスマッチ?感があり若気の至りでカリーナやセリカのGTに目が行っていましたがね、今になるとHTは別としてセダンのこのドン臭いボディでDOHCを載せるというのがいぶし銀のシブさを感じさせ非常に素敵に思え変態心をくすぐります(^^)v

現車は5代目のほぼ末期、この代は例によって排ガス規制のゴタゴタ期でもあり生存期間が長くカロスプやパブリカ/スターレット、クラウンもそうですが同じスタイルながら型式改歴が行われています=50年規制モデルまでがセダンがT100系、HTがT110系、51年規制後からボディに関わらずT120系…。

MCも2度行われ前・中・後期が存在、前期が所謂“安全”で故・田宮二郎氏がCMやってた73/8~77/1、中期が77/1~77/10、後期(因みにこれのキャクターは90番時代の長嶋監督)が77/10~次世代T130系デビューの78/9まで5年間の生存でした。

圧倒的に売れたのは前期モデル、中期以降はMCの評判が芳しくなく当時は中期/後期は“ブタ鼻”と揶揄され人気を落とし丁度76年にデビューした伏兵?三菱A120系ギャランΣの爆発的ヒットもありさすがのトヨタも慌てたという曰くつきなんですわw

なので後期セダンGTというのもレアに加え更にレア!新車時そうは売れてない筈です!!

↓こちらが皆様よくご承知の売れに売れた前期安全コロナ!


TTCによる排ガス規制はこの時期(S51/1~)複雑で特にコロナはあらゆる方策を採りTTC-C,TTC-L,
TTC-Vの3パターンでしたがこれの説明は長くなるので割愛、現車は出品票からC-となっていますので51年規制適合のTTC-Cのタイプになります。(A-50年、B-/C-が車重により51年、E-は車重に関係なく53年です。)

↓距離がかなり行ってるのでOHは必要でしょう、OIL漏れも含めて…しかしボディ面はかなり良品に思います。


内装はD評価が表すように残念ながらダッシュ割れが左右にあり醜い状況になっていますがこれさえ目をつぶれば35年超のクルマとして見れば上出来!
まっ、先日見つけた憧れの?GTO1700には比較できませんが(←まだ諦めきれてない…泣)

中後期のインパネは↓画像の通りですが前期モデルはワタクシの目がない○型7連メーター!しかも湾曲したフライトコクピットでしたし外観はイマイチながらコロG(SRやSR等スポ系グレードも含む)の内装、萌えでした(笑)

↓後期は一部角型になり迫力が失せましたがそれでも立派な?7連メーター!!


↓ダッシュ割れが惜しいですね、何とか修正すればかなり見栄え立派になる筈!!


そうそう、この代のコロナには唯一2ドアセダンが存在、長いコロナの歴史でも2セダンはこの代限り!
この中に『SR』というトヨタ伝統の“走り”のグレードが存在、エンジンはDOHCではなくツインキャブやEFIでしたがシブさはGT以上!
これはワタクシもT営業時代に下取りを1度触っただけでまずいない幻のモデル、GT以上に内装や見かけは“漢”でしてカロスプやカリーナのSR同様にスタビで固めた脚廻りやラジオすら廃されビニールレザー色の“男の仕事場”的出で立ち、コイツも激しく変態心を刺激しますわ^_^;

出品車、旧車には定番のワタナベ+ローダウンがいい雰囲気でこれ以外はノーマルというのもなかなかイイ!
搭載エンジンはC-51年規制までは未対策同様のソレックスX2を搭載、排ガス適合の元となった18R-GRの140psから規制により10psダウンの18R-GU DOHC(2バルブ)130psエンジンの実力はそのスペックが信じられない程のストレスだらけのDOHCでしたが規制初期にDOHC+ソレックスが選べたのはこれのみ、下級の2T-Gは一時廃止(後に2T-GEU=EFIになって復活)、唯一のライバルだったいすゞG180型DOHCもECGIとなっていましたからね、ソレックスサウンドを奏でる最後のDOHCとなりました。(78~はこれもEFI化→18R-GEU135psとなっています。)

↓あえて?TTC-Cのエンブレムを残しているのが素敵!70y後半~80年代はこれを外すのがセオリーでした(笑)ブラックアウトされたテールはGTの証。


↓MC当時はこの顔付が大不評でしたが今見るとなかなかシブい!5マイルバンパーによく似合っていますね!


さてこのコロGも変質車出没注意!!の愛知からのお目見え、岐阜3桁ナンバーですのでそちらの地域のモノが愛知に出された感じですね。

落札はやはり距離行ってるせいか?思った程上がらず20万を下回っていましたねー…

ただこれもOHやら何やらきちんとすれば3桁オーバーのプライスも付く可能性ありますね。

諦めきらないGTOもそうですが30年超のクルマ達、少し前なら一桁や解体屋さんで買えたのに!!っていつの時代?と笑われちゃいますね(汗)

とにかくこの希少コロGもマニアさんの大事な保護、願わずにはいられません(^.^)/
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Posted at 2018/09/22 17:16:56

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