• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2019年01月16日

珍車PART802

珍車PART802
ダハハ、またバイク(^^;)

4輪派の皆さん、スミマセンねぇ、今頭ん中バイクしかないもんで暫くご勘弁をw

とか言いながら今夢中なBigバイクではなく今回もミニバイクの珍を一つ…

これももう絶滅でしょう、てか80年代のミニバイク(向こう風に言えばモペットってヤツ)が現在にまだ生存するのも稀、ワタシら若い頃はこういったお手軽バイクで随分遊んだんでつい懐かしく取り上げてしまいますが。

⇒『年式不明4J2型ヤマハタウニー』!!

タウニーを思うと土〇の恰好して“いいなぁ、コレ、欲しいなぁ、コレ”と呟きたくなりますが(爆…45歳以上に大ウケ!?)

タウニー、ホンダロードパルに対して仕掛けたパッソル/パッソーラがロードパル含め女性ターゲットだったのに対し“男のソフトバイク”をキャッチコピーにし男性向けに1980年(昭和55年)デビュー、ホンダは♪ラッタッター~の合言葉でこのモペット旋風を巻き起こし当時、チャリンコ一辺倒だったオバチャンや主婦層をターゲットに大人気、街のそこらじゅうにこのラッタッタ(CMでキャラクターのS・ローレンが合言葉として放っておりやした)が溢れる、そんな時代は1977年頃…

このホンダの勢いに対抗したのが業界2位のヤマハ!
ロードパルに対抗して発売したのがラビット以来のスクーターであるパッソル&パッソーラ、これらは以前のスクーターがオッサンの足だった所オシャレなスタイルとカラフルなカラー、スクーターならではの足を揃えて乗れる=スカートのままで乗れる という部分が女性に大きく人気となりパルを喰う程の話題となる一方、今も昔もいるヤンキーの小僧にも大人気、安いし大股広げて乗れるし80年代の登下校時はけたたましいパッソル&パッソーラをよく見かけたモンでしたw
そう言う元Gureも黄色いパッソーラ、高校時代通学の足にしてたなぁ、あっ、最初はロードパルLだったわ、足は広げてねぇけどwww

そうそう、このパルvsパッソル&パッソーラ以降、40代以上のバイク好きならご存じのH(ホンダ)Y(ヤマハ)戦争が勃発しましたよね、ホンダはパルの爆発的ヒット以降ヤマハの攻撃にも静観しておりましたが当時のヤマハの意地は凄く『浜松のヤマハはイモかもしれんが旅(喧嘩)の風下に立った事は一度もないんで』(仁義なき戦いの武田=小林 旭の名セリフ!)の如く喧嘩を仕掛けホンダが黙っているところにチャピイ、キャロット、マリック、リリック、ポエット、ベルーガ等次々にパルの刺客を発売、お題のタウニーはホンダが想定しない男性向けという戦術に出てホンダ潰しにかかった訳です、ホンダもこれには黙っておらず当初はパルやパッソルでモペット市場は今後縮小するものとし新たなソフトバイクは発売しませんでしたがヤマハから売られた喧嘩を買いスクーターとなるタクトを発売し下剋上に突入、ここからのHY戦争は熾烈で販売店や時には関係ない一般市民、じゃなくwスズキも巻き込む頂上作戦に発展、最後はヤマハの詫び入れ(社長の敗戦会見)で手打ちとなりましたがそのサマはまんま“仁義なき戦い”のようでした…。

そういう訳でタウニー、ホンダの裏をついた男向けという訴求でしたが当時はまだ漢たるモノ!ソフトバイクなんか乗るか!って空気もありあまり売れたという話も聞かず私の周囲にも買ったのはいない、街角でもあまり当地区では見かける事もなくCMではJAZZ界の大物であるナベサダ(渡辺貞夫氏)まで起用し訴求していましたが前述のマヌケなCM?だけが話題になっただけ、タウニーを”欲しいなぁ、コレ”と思った男子はそうはいなかったようですナ(笑)

ナベサダ氏の棒読みが冴え一世を風靡した!?タウニーのCM


そんなタウニーですからもうこの世から絶滅していかと思いきやドッコイまだありました!(^^)!

エンジン不始動で評価1、各部もEという内容ですが存在するだけ奇跡!


まっ、不人気扱いは少々タウニーに失礼かな、パルやパッソル軍団に較べると見なかったというのであり当時は“珍車”というレベルでは少なくともなかった、出で立ちはパッソルのイメージ=ヤマハのイメージではなくどちらかと言えばロードパル寄り、しかしロードパルより骨太でパルがよりチャリンコに近いようなイメージのところタウニーはバイクっぽいのが特徴だったと思います。

現車、先日のDAX同様に不動ながら見た目はおよそ40年経過のモペットとしては綺麗、焼き付きでない限りE/g復活も部品さえあればそう困難ではないですし今こそこのレアな個体、生かして乗り回してみたくならないっすか?ただDAXのようにドナー(カブ)がウヨウヨいるのとは違い載せ換えっていってもまず絶望的、現エンジンがほんの少しの手入れで掛かればいいのですが…

外観は今にも走りそうな程程度良し!



懐かしいメーターは他社種と共用だったような…オドはアテにはなりませんが実走だったらよく頑張ったですね!


これも一応落札されてますが出品店大赤字の何千円レベル、エンジン復活ができれば安いモノですがねー、復活してナべサダ氏のような軽快な走りが見てみたいもんです(^^)/
ブログ一覧 | ヤマハ | クルマ
Posted at 2019/01/16 22:00:42

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

電源の無い倉庫にソーラーライトを取 ...
ランクルマニアさん

GW4日目
hirom1980さん

竹末東京Premium③
RS_梅千代さん

ABで買い物!
czモンキーさん

お山にて…雨模様😅
ボクサーP3さん

御報告!笑
にゃん太!さん

この記事へのコメント

2019年1月16日 22:06
お疲れ様です。
お体の具合、如何でしょうか?

また珍しいのがオクに出て来ましたね…。
ウチのいとこの兄貴がこれに乗ってました。
最終的にはエンジンを焼き付かせ、粗大ゴミになったみたいですが…(汗)

メーター、見た所ポエットと同じかな?
よく似た年代のソフトバイクで使い回ししてたんでしょうね、ヤマハは(笑)
コメントへの返答
2019年1月17日 0:59
こんばんは、ケガの方はかなりよくなり短時間なら原チャリ乗れる位にはなっています、気にかけて頂き有難うございます。

タウニー、30年ぶり位の触れ合いです、捜す大型そっちのけで若い頃遊んだミニバイクばかりに目がつい行ってしまいます。
ポエットでしたか、タウニーは見かけずとも何故かこのメーターは印象に残っています。

2019年1月20日 17:50
こんばんは!
お疲れ様です!

ははあ。なるほど〜、コレは大変解りやすい例えです(爆)

自分は、HY戦争をリアルタイムでは知らない(モチロン広島抗争もですw)のですが、ヤマ○の社長が謝罪会見した、という話は有名で知っていました。
当時の熾烈な販売合戦は、想像を超えたものだったようですね!
動画で過去のCM集などを見て、キャラクターの豪華さを見ただけでも理解できる気がします。
オバちゃんの乗る原付バイクにソフィアローレンってwww
ギャラが高額であるのは間違いないだけに、メーカーが顧客に「ここの勘定、お前そん中から払っとけいよ。」とバイクの価格に転嫁されなかったか心配ですw
しかし、タウニィのCMは、ナベサダとオッちゃんの掛け合い(?)のせいか、リアルタイムでも覚えていましたw
それにしても現車が残っているなんてスゴイですよねー。
若杉寛がいきなり岩井信一になるくらいスゴイwww

メーカー各社には、振り返りたくない過去なのでしょうが、生まれてきた商品に罪はないですもんね〜

きっと、「つまらない者が上に立ったから罪のない多くの、若者たちが命を落としたのである。」なんて手記に書かれるかもしれませんwww
コメントへの返答
2019年1月20日 19:41
こんばんは、お待ちしておりましたヨ、この内容はslcinquecentoさん向けと言っても過言ではないっすから(笑)

HY戦争、当時は子供でご存じない事でしょうがそりゃ熾烈、神奈川/東京の商圏の大きいところ(多分大阪や名古屋もそだったでしょう)ではパルやパッソルはバイク屋というより自転車店が主、そこにヤマハの社員が来て店先のホンダを店の奥や裏に追いやりヤマハを前に出す、翌日にはホンダが来てその逆をやるって事も日常茶飯事でしたし店主がちいとでも文句言えば「アンタらにも飯喰えん身体になってもらいますけんのう」と言われたとか言われないとか(笑)

まぁ、ヤマハが吹っ掛けた喧嘩「浜松にバイク屋二つ(三つですがw)もいりゃせんのじゃ」って事だっのでしょうし最後はヤマハ社長がエンコ飛ばして、じゃなく謝罪して収束、戦争という大きな暴力こそ消え去りましたが各地でゲリラ戦の様相が呈したのは想像の容易いかとw
ヤマハもこの戦争で知名度も売り上げも上がりましたが恐らく社長は「枯れ木も山の賑わいじゃのぉ、このままじゃ枯れ木に山が食い尽くされるわい」by明 の心境だったのではないかとwww

おっしゃる取りたかが当時5~6万の原付にSローレンやナベサダ、他にも八千草薫、大竹しのぶ、森昌子等が起用されていましたがこの方達に払うギャラ、一体何台のソフトバイク売らにゃならんの?って感じでした。

その後ホンダは4輪にお熱、ヤマハはマリンレジャーに注力していきますがホンダの場合4輪もTOP2、バイクもTOP1を堅持、4輪に注力した当初は「稼業にもソッポ向けるボンクラですけぇ、相手にせんでつかい」とTやNからは言われていたと思いますがその進捗ぶりは素直にお見事と言うしかありませんね!
若杉→岩井、坂井→市岡、千葉→宍戸(ちlっと違うw)の如く変わり身が早くとも80年代からのホンダの急成長は認めるべきですねー…。

プロフィール

「今年初のバイク散歩♪ http://cvw.jp/b/2682511/47688885/
何シテル?   04/30 19:26
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/5 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れで真にめで ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation