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2019年04月24日

あのクルマの系譜・その7 ~ホンダフィット編~

あのクルマの系譜・その7 ~ホンダフィット編~ ‟あのクルマの系譜”その7は2001年の初代デビュー後、爆発的人気となり当時の王者であった(年間販売台数TOP)カローラを抜き大きな話題となりました!
その後現在まで代を3代に重ねデビュー時ほどの人気、販売は自らのリコール騒ぎやライバル車の猛追により衰えますがそれでもコンパクトクラスの代表と定着、確実に進化し続けるホンダの『フィット』を取り上げます。

HVモデルも輩出し低燃費とライバル他車と比較しても高い走行性能やセンタータンクレイアウトによる広い車室が人気のフィット、同じHVのトヨタアクア、新感覚の電気主体とした日産ノートeパワー等の後発新鋭に苦戦を強いられる昨今ながら根強い人気を維持、ホンダの小型ボトムとしても重要な役割を担っていますね!

それではあのクルマの系譜・ホンダフィット やってみましょう。


【現行3代目フィット/シャトル】
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(3代目フィット 2013~現在)

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(シャトル 2015~現在)

・タイ、中国、ブラジル、インド等でも生産されるグローバルカー(名称は国により異なる)
・ワゴンタイプのシャトルは先代で「フィット・シャトル」としてデビューするが現行フィットのFMC後も従来型を継続し2015年にFMC、この時フィット名が外れ名義上は「ホンダ・シャトル」と独立するがベースは3代目フィットであり派生と言うより内情はフィットのワゴンモデルという点に先代と変化なし。
・フィットは5ドアHB、シャトルは5ドアワゴンにて構成
・フィット/シャトルとも直4 1.5Lガソリン/1.5L HVエンジン搭載。
・駆動は両者 FF/4WD、ミッションはガソリンモデルがCVT、HVモデルは7DCT、フィットには5MT/6MTも設定あり。

【2代目フィット】
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(フィット 2007~2013)

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(フィットシャトル 2011~2015)

・5HBとワゴンのシャトルで構成
・シャトルは2代目デビューより4年遅れで追加されたのもあり2→3代目にフィットバトンタッチ以後も従来型を継続、2015年にシャトルもFMCするがフィット名は外れる。
・フィットシャトルは従来小型クラスのワゴンとしてラインナップしていた初代フィットの兄弟モデル「エアウェイブ」の後継という意味合いも持つ。
・直4 1.3L及び1.5Lガソリン/1.3L及び1.5L HVエンジン搭載、尚1.5L HVはフィットRSのみ。
・駆動は FF/4WD、ミッションはCVT/5AT/5MT/6MT/6セミAT。
・先代のセダン版「フィットアリア」を2009年まで継続


【初代フィット】
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(2001~2007)

・2001年、従来のホンダエントリー&コンパクトクラスの「ロゴ」の後継でデビュー
・ホンダ技術特許となるセンタータンクレイアウトによりクラスレスの車室空間が話題となる。
・ボディは5HBのみながら2002年に3BOXセダンである「フィットアリア」を追加
・フィットのシャシ共用の「モビリオ」「同スパイク」「エアウェブ」の兄弟車種が存在。
・直4 1.3L及び1.5Lエンジン搭載。
・駆動は FF/4WD、ミッションはCVT/5MT。
・2007年に5HBがFMC後もアリアのみ継続され2009年まで2代目フィットと併売。
・2002年国内販売台数1位、世界累計販売台数200万台の大ヒットモデル。


【ロゴ/キャパ】
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(1996~2001)

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(1998~2002)

・フィットの前身となるのがロゴ及びキャパ、これらの前任の2代目シティの不評-反省点を踏まえた新設計モデルで2代目シティ廃盤後2年のブランクをおいてデビュー。
・ロゴ/キャパとも5HBモデルのみ、ロゴは実用に徹した平凡な2BOXモデル、キャパはホンダのヒット作初代ステップワゴン的(但し2列シート)スタイルのハイト系
・SUVモデルのHR-Vもロゴ/キャパとシャシ共有の兄弟車種。
・ロゴには直4 1.3L、キャパに1.5Lエンジン搭載。
・駆動は FF/4WD、ミッションはCVT/4AT、ロゴのみ5MTを設定。


【2代目シティ】
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(1986~1994)
・現フィットのルーツに充るシティの2代目モデル、トールボーイスタイルとホンダらしい様々の工夫で爆発的ヒットを飛ばした初代に較べ影は薄いもスタイル優先の低い車高、軽量による高い俊敏性からモータースポーツでも多用された。
・搭載エンジンは当初 直4 1.2L 88年MC以後1.3Lに格上げ
・3HBのみの設定、5ナンバーモデルと節税モデルとしてバン登録の「PRO」にて構成。
・駆動は FF、ミッションは5MT/4ATを設定。


【初代シティ】
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(1981~1986)

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(シティターボⅡ 1983~1986)

・従来にないトールボーイスタイル、これによるクラスを超える車室空間、ワイドなボディバリェーション、低燃費やホンダらしいバイク(モトコンポ)とコラボする遊び要素の強い訴求により若年層~実用重視の幅広い年代の支持を受けた大ヒット作
・基本は3HBのみながらハイルーフ(マンハッタンルーフ)、ブリスターフェンダーのワイドボディであるターボⅡ、フルオープンのカブリオレのバディバリェーション、
・82年追加のターボ、83年追加のターボⅡは当時としては高スペックであるL/100psに近い数値を掲げ若い世代に大人気(ターボ100ps/ターボⅡ I/C付で110ps)
・世界初のアルミコンロッド採用によりL/24kmの極低燃費仕様モデルが85年に追加
・直4 1.2Lエンジン搭載。
・ミッションは5MT/3AT/副変速機付き4MT。
・初代シティは72年登場以来ホンダ小型のボトムを受け持つシビック(シティデビュー時は2代目シビック)、シビックの格上げ、上級移行により旧シビックの立ち位置を継承して開発された経緯あり。



あのクルマの系譜~ホンダフィット編~…
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Posted at 2019/04/24 20:44:07

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