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2021年08月18日

ニックネーム”ザ・ベスストテン”

ニックネーム”ザ・ベスストテン” 我が家の新入り、タウンボックスの仕上げが終わったんで通常営業に戻りますわw

てな訳でタウンボメンテ中に思いついたんでお久なザ・ベストテンシリーズ”ニックネームベストテン”、やってみたいと思います(^^)v

ニックネーム=あだ名、親しみを込めて昔はクルマにも全てではないにせよそれで呼ばれる車種も多かったですよね、現在ではあまりない?あってもいい意味でなかったり(例えばプリウス→ミサイル)とか‥


70~80年代は一部ディスってるのもあるにはあったものの殆どがそのモデルに敬愛の意味を込めてクルマ好きは呼んでいたと思います、そんな愛すべき”あだ名”で呼ばれたクルマ達のベストテン、早速やってみたいと思います!

いつものように定義としては特になくいつも通り国産車のみ、スポーツ/ファミリーも分け隔てありませんがし商用車等も含みます、ただ、記憶の限りので羅列してるんでアレがないとかコレがないとかはご容赦下さいませ、また、一部の地域でしか言われていなかったニックネームも中にはもあるでしょう、そして単に略しただけののも(例:ランクル、ダットラ、サニトラ等)は除いております。

それではまいりましょー!今週の!?第10位!!

【ガメラ=2代目日産ローレルセダン】
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HTは”ブタケツ”で有名、ブタケツは既にワタシがクルマ乗り始めの80年代初頭でも言われていましたがセダンの”ガメラ”は比較的近年(90年代以降?)に思います、少なくとも80年代に誰もこれを”ガメラ”とは言っていなかった筈、このニックネームも誰が最初に言い出したかは知らんけどうまい事言い当てていますよね!?

ガメラ!
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説明不要の我が国古参の特撮映画の主役だった怪獣の”ガメラ”130ローレルセダンはライトベゼルからFrの造形に何となくガメラを彷彿させるイメージが確かにありますよねー。

00年代になるまでHTは裏腹にセダンは無価値扱い、ブタケツ人気が高まった80年代初めでもセダンなんて見向きもされませんでしたが昨今の旧車ブームで今ではセダンも高騰、HTがあまりの高額になり過ぎたのと数が少なくなってきた煽りを受けたのもあるんでしょうが往時セダンの状況を知る世代にはただただ驚きのガメラ””になりました(笑)

続いて第9位!

【ハマグリ=2代目日産シルビア】
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S10シルビア→ハマグリ も比較的近年になり言われ出してような気がします、このシルビアは有名ですが日産がマツダに続いてREを搭載してデビューさせる筈ながら丁度発売のタイミングでOILショック到来、止む無く既存のレシプロエンジンを積んで登場しますが当時として首を傾げるような”三次曲面”なるスタイリングが受け入れられず商業的には失敗したモデルでした。

80~00年代には後続のS110やS13の人気もあり忘れ去られた存在になりましたがやはりこれも旧車ブームで記憶の彼方から戻ってきた?って感じですよねw

ハマグリ!
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このニックネームもうまい事言いますよね、S10の全体的プロポーションや例の三次曲面による特に真後ろから見ると正にハマグリ!

不人気故に現存は限りなく少ないでしょうしあればこれも例外なき高額、驚異のハマグリに違いありませんナ(笑)

そして第8位!!

【シーラカンス=初代三菱デボネア】
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これに関しては姿カタチではなく発売の1964年から22年間FMCを行わなかった事で「走るシーラカンス」と言われたのが始まりですね。

シーラカンス=古代から生息する魚、”生きる化石”とも言われそんなサマが初代デボネアのイメージにピッタリですよね~。

シーラカンス!
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初代デボネアの時代は日本は高度成長期、造れば売れる、乗用用車は特に新型にすれば売れるという背景の中、普通は4年程度でFMCを行い常に商品寿命を低下させず商戦を生き抜く中でデボネアはほぼ三菱財閥関連の役員車専用車という側面から当時としては異例な22年間不変(実際にはスタイル以外は定期的にアップデート)、ワタシがオギャーッと産まれた時とほぼ同じ時期にデビュー、その赤ん坊が成人し就職するまで同じスタイルでしたからデボネアは「いつまで造る気なんだ?」なんて当時も言われてましたっけ…

以降FMCのサイクルも伸び長寿車(例:サニーB120トラック、Y31セドリック営業用セダン、ボンゴ等)も現れるようになりましたが元祖シーラカンスデボネアの存在感は現代でも色褪せないのはさすがですネ(笑)

さぁ、7位行ってみましょー!

【ロケット=3代目日産サニーエクセレントクーペ】
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よく言いました”ロケットサニー”ってw

B210サニーは73~76年迄が1200とエクセレントと言われた1400シリーズがありそれぞれにセダン(2/4ドア)とバン、クーペが存在、1200とエクセレントではFrとRrのデザインが異なり更にセダンとクーペではRrもリ・デザインされており”ロケットサニー”と言われたのはそのRrの造作からエクセレントクーペのみです!
(※76~77迄はエクセレントは1600となりこれのクーペも含む)

由来はロケットの噴射口のように〇型ランプが3つ、ボコボコと並んでいるところからでありこれも最初に言い出したヒトは的を得てますねw

ロケット噴射口!
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合計6個の〇テールは当時としてはかなりの個性でアクが強く個人的にはオーソドックスな1200(76y以降は1200/1400)横長テールの方が好みでしたが一目でエクセレントと解る強烈な印象を残し正にロケットの如く走り去る後ろ姿を思い返します(笑)

さぁ、第6位!!

【ブタ目=3代目マークⅡ/2代目チェイサー】
(マークⅡ)
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(チェイサー)
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超有名なニックネーム、単に丸目2灯がブタの鼻を連想させるだけでこのように言われているのだと推測しますがワタシ的には他にも丸目2灯のクルマは腐るほどあるので何でX30/40系だけが”ブタ目”と言われるのかが不思議、X30マークⅡデビューの1976年はミディアムクラスは丸目4灯(或いは角目4灯)が当たり前の頃、そんな中でジャガーをモチーフし敢えてクラシカルな顔付で下級車のような丸目2灯で出て来た時は逆に?新鮮でしたのでそんなインパクトも要因かなとは思いますが…。

ブタ!
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しかしこのようなニックネームがあるといちいち「マークⅡ」「チェイサー」と分けて云わなくていいので便利だったりしますナ、オーナー時代は 豚とは失礼な!とも思いましたが何となく憎めないニックネームに思いますw

☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったニックネームはこちら!

【広島ベンツ=3代目マツダルーチェ】
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これは悪意ありましたよねw

現在にも通じるディスリの範疇に入る広島ベンツ、これを拝命した3代目ルーチェ後期(1979~1981)ですが当時の高級車、ハイオーナーカーは日本人の憧れであるメルセデスベンツの顔付、多かれ少なかれそのデザインの影響を受けておりベンツ模倣は何もルーチェだけではなかった!

3代目ルーチェと同時期のベンツ
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しかしまだ当時は高級車=トヨタ、日産のみ という認知が高く三菱やマツダの高級車はマウント取られて見られていた感じ、まだまだ”マツダ地獄”がはびこる当時、マツダを揶揄する意味合いで語られる広島ベンツ、当時のオーナーはさぞ腹正しい事だったと思いますがこれも年式とか型式を言わずとも一発で「このルーチェ!」と判別できるんで何気に便利なあだ名かもしれませんナ(笑)

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【ダルマ=初代セリカ】
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”ダルマセリカ”これはかなり昔から言われており今でも有名なニックネーム、初代セリカと言うより”ダルマ”と言われる方が圧倒的に多いですよね!

これもS10シルビア同様、真後ろから見た造形がダルマに似ているから来ているモノでセリカの他にも初代ST10型コロナやUDの大型トラックCシリーズ等も同様なニックネームで呼ばれましたがセリカ程メジャーに広く根付いたモノではは無いですね。

ダルマ!
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初代セリカは70年に2ドHTのダルマのみでデビュー、73年にHBクーペのLBがデビューし人気の的はこのLBに移りますがそれでも「ダルマ」「エルビー」と呼ばれそれぞれがカーマニアには40年を超しで親しまれたニックネーム、クルマ好きなら知らん者はおらんであろうBIGあだ名ですよね~(笑)


いよいよ上位に行きます、第4位!!

【ブタケツ=2代目ローレルHT】
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”ガメラ”に続く同車種ベストテン入りの快挙!

ブタケツローレル、これも130型2代目ローレルHTの代名詞になっていますよね~。
このニックネームもかなり古くから言われておりました、マークⅡ/チェイサーと同様、当時は斬新だったRrバンパー内に2分割して組み込まれたテールランプのデザインから由来しているものと思われます!

またブタ!
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このテールのデザインは当時のアメ車の模倣、旧いアメリカのドラマなんか見てるとバンパー組込みテールのフォードやクライスラーがよく出てきます、国産ではこのローレルが初採用で非常に個性的で今も昔も"ブタケツ”がマニアを魅了するのはこのリアスタイルという点は間違いないでしょう。

尚、テールランプ以外のトランクの盛り上がりから別のあだ名としてあまり有難くない”棺桶”なんて言われる事もありますね。

ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!

【クジラ=4代目クラウン】
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クラウン史上最大の失敗作とも言われる4代目S60/70クラウン、これの”クジラ”も昔から浸透したBIGあだ名w

今でこそその個性的なスタイルから人気の高いクジラですが往時を知る世代として正直、何だこりゃ?的なスタイリング、先代の50系クラウンやライバルの230セドグロのような端正なフォーマルセダン的ではなくカプセルのような丸っこいデザイン、鉢巻きと言わたFrのサイドシグナル等、とてもカッコイイとは言えない出で立ちは市場でも大不評、ワタシ的には昔も今も受け入れられないデザインですがこれも最初に言い当てたヒトは尊敬する位いいニックネームだと思います!

クジラ
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クジラクラウン、史上最低と言われながらも方やそのインパクトは現在まで続くクラウンシリーズの中でも随一の個性と存在感、あの時代にクラウンという重要車種にあれだけの冒険をしたトヨタはある意味さすがですナ(笑)

とうとう来ました!第2位!!

【サメ=4代目ブルーバードU2000GT/2000GT-X】
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サメブルと言われる610型ブルーバード、サブネームにユーザー本意という意味でユーザー→Uの文字が付記されます。

ブルUの2000GTシリーズのみがベースの4気筒モデルからFr/Rrをリ・デザイン、スカイラインから学び6気筒L20型の長いエンジンを搭載するためロングノーズ化されたFrデザインはホントにサメをイメージしてデザインされたのでは?と思える位ソックリ!

サメ!
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逆スラントの顔付、エラのようなサイドフラッシャー際にあるスリットやFrホイールハウス~ドア間にある装飾がサメそのもの、獰猛なサメそのままなツラ構えは同じロングノーズでスマートでシュッとしたケンメリスカイラインや130ローレルのお洒落さは無くとも迫力満点、しかし往時~中古市場では圧倒的にそのお洒落で気品あるケンメリ、ローレル人気が高くサメブルは不人気、一度位の再販で価値なしとされ潰される事が多く残存はそれら兄弟に較べ絶望的になってきている事もあり今やその即解体時代が嘘のような高額取引されていますよね~。

天邪鬼元Gureは誰も見向きもしない時代からサメブルファンでしたので現代のプレミアム化は嬉しい限りでこの高順位とさせて頂きました♪

さっ、オオトリですね!!第1位はこれ!! 同じ車種で超メジャーなBIGニックネームですので2モデル同時1位としています!

【ハコスカ=3代目スカイライン/ケンメリ=4代目スカイライン】
(3代目スカイライン)
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(4代目スカイライン)
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これの1位は誰も文句言わんでしょうw それ位もう完全に馴染んだニックネームですよね!

10人いたら10人が「ハコスカ」「ケンメリ」と呼ぶ、3/4代目スカイランなんて言う者は皆無、ここまで浸透したニックネームは他にないでしょう…。

ハコスカの由来はズバリ”箱型”からきているもの、車検証上従来の3BOX型のクルマは全て”箱型”と記載されますのでセダン(HTやクーペ含む)全て頭に ハコ と付けてもおかしくない筈ですがハコブブルとかハコカロなんて言わないですよねwww
ハコスカ=C10型スカイラインの場合はそのスタイリングがカクカクしていて正に”箱”のイメージでありその部分から古くからこのニックネームで呼ばれています。

一方のケンメリ、これはC110型デビュー時のCMで「ケンとメリーのスカイラン」と大々的に謳われたのが由来なのは有名なところ、CM撮影で使われた北海道のポプラの木が”ケンメリの木”と観光スポットになったりKen&Maryを相合傘で模ったステッカーやグッズ等作られる程4代目C110型スカイラインの人気は凄いモノがありワタシの知る限りこれほど市場人気を独り占めにし伝説的人気を誇った車種をケンメリ以前にも以降にも思い当たりません!

ケンメリの木
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Ken&Maryステッカー
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ケンメリ(これ以前のS50時代から)時代は神的存在だったスカイライン、第二世代GT-Rの存在するR32/33/34を最後に現行では?な存在になってしまいあの頃を知る世代では真に哀しい限りですがハコスカ・ケンメリ、これほど1位に相応しいニックネームも無いと思います!


ランキングは以上となりますが他にもユニーク、斬新、感心するニックネームは枚挙に問いません、そこで圏外として以下に記します!

12位:3代目コロナ(トヨタ1964~1970)⇒バリカン、カミソリ
13位:初代ピアッツァ(いすゞ1981~1991)⇒マヨネーズ
14位:2代目ブルーバード(日産1963~1967)⇒銭ブル
15位:2代目キャンター(三菱1968~1978)⇒Vキャン
16位:3代目エルフ(いすゞ1975~1991)⇒寅さん
17位:3代目グロリア(プリンス/日産1967~1971)⇒タテグロ
18位:初代ホンダZ(ホンダ1970~1973)⇒水中メガネ
19位:3代目セリカ前期(トヨタ1981~1983)⇒ヒラメ
20位:フロンテクーペ/初代セルボ(スズキ1971~1982)⇒和製カウンタック

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如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイですがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なお好きなベストテンを思い浮かべて愉しんで頂けたらと思います。

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
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Posted at 2021/08/18 17:10:08

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ハルアさん

この記事へのコメント

2021年8月18日 22:01
いや~笑わせていただきました(笑)
旧車好きなのに不勉強なのか ガメラは初めてききましたが 危うく咥えたタバコが飛んでいくとこでしたわ(^o^)

懐かしいニックネーム 今さら解説不要なニックネーム いや言い出しっぺはよく言ったもんだと感心します(笑)

次回ベストテンも楽しみにしてますね(笑)
コメントへの返答
2021年8月18日 22:23
悦んで頂けて幸いですw

ガメラはホント最近になって言われたニックネームだと思います、00年代?いや、2010年代かもしれません…

ホント、これらのニックネームを最初に言い出したヒトには感心しますね、どれもよく特徴を捉えていますよね~。

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