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2021年10月22日

珍車PART924

珍車PART924
今回の珍車シリーズは倅の”ジムニーシエラ納車記念”って感じで旧いジムニーを捜してみましたヨ♪

所謂”マカロニジムニー”ですね、アラフォー以下には 何のこっちゃ!?かもだけど我々世代ではこのドラマで育ったと言っても過言ではない?刑事ドラマの金字塔「太陽にほえろ!」の初代新人刑事・マカロニ(故・萩原健一氏)が愛用していた事から現在、太陽~マニアやジムニーマニアからそう呼ばれる事が少なくない初代ジムニー(LJ10/LJ20/SJ10)がねぇかなぁ…と。


いや、しかしさすが人気車のジムニー、ワタシが加盟するAAサイトで今現在情報取れるジムニーは全国で約2500台もある、そんだけあっても僅か1台だけの存在っす(*_*;

⇒『昭和50年(1975)初代LJ20W型ジムニー』!!

さすがに初代はもうないですわ、1970~1981という長寿の初代ジムニーでも最終から40年、いくら頑強なジムニーでも所詮は軽自動車ですからねぇ、ある訳ねぇーか半ば諦めかけたところにの出品車発見ってこんでw

倅のシエラとはほぼ関係ないんだけどネ、我が家の家族になる前から実は一目置いていたジムニー、過去を思い出してみようと思い…

初代”マカロニジムニー”
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昭和の大不良?ショーケンこと萩原健一扮するマカロニ刑事の愛車だった事から”マカロニジムニー”また、現行にも用意されるこのクリーム色は”マカロニ色”と一部マニア間では呼ばれる…
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(※マカロニが愛用したのは初代MC後のLJ20型(1972~1976)、LJ10の空冷→水冷となりクローズドボディのバンを追加、Frグリルが横スリット→縦スロットになりこれも現行JB64/74が継承している)

初代ジムニーは今は無き軽メーカーのホープ自動車の『ホープスター』が原案であるの日本初の軽4駆、軽ジープ(但し”ジープ”の名称は三菱-ウィリスのパテントにより使用されない)である事は有名な話、当時の日本では4駆と言えば悪路走破用の特別なクルマ、クロカンとかRVと言われるようになる遥か以前の事、三菱ジープ、トヨタランドクルーザー、日産パトロールという重量級の4駆車のみの時代に軽登録で本格的悪路に優れるジムニーは一般ユーザーというよりもまだまだ林野庁や林業関係、豪雪地帯での業務需要が主、しかし当時も少なからず存在するOFFロード愛好家にも高い評価を受けスズキ、と言うより日本が誇る名車の1台である事は間違いない、初代ジムニーのあまりにも高い功績が伝統になりその基本コンセプトが令和に至る50余年、ブれないのもジムニーの素晴らしさ!

さて若い人には何のこっちゃ?のマカロニジムニーですがワタシも若い頃に下取りでコレを引き上げバイパス含め30㎞程転がした経験あるんですが当時10年落ちのポンコツ、法規もクソも無かった時代なので可倒式Frスクリーンは30㎞超えるとビビリがスゲェし真冬だったんで幌を張る訳ながらドアすら幌、すきま風当たり前だし古くなったアクリルのサイドスクリーンは視界皆無だしマフラーパイプがどっか破れていたんでしょう、2stの煙幕が社内まで入り込んできて見ぇねーわ臭いわ寒いわでさんざんな記憶が今でも鮮明w

そんな訳で初代ジムニーの初印象は非常に良くなかったのが正直なところでそんな不具合がなくとも先代の3代目JB23以前(初代~2代目)ではとても街乗りや普段使いできるようなクルマではなく三菱ジープ同様、ワタシには”特殊な車”のイメージしかなかった、なので98年の3代目JB23が出た時、飛躍的に乗用車に近づきお洒落にファッショナブルになったジ新ジムニーに初めて触れた時は”これがジムニーか?”と信じられない思いをしたのも鮮明に憶えています、しかし内面、走破性や平成の世でも頑固にぺリメータフレームやリジットサスに拘るジムニーの伝統を守る姿勢はスズキのこのクルマに掛ける思いを知りましたし現行JB64/74に関しても更に”立派な乗用車”になっており快適度とワイルドな走りを両立する稀有なジムニー(ジムニーシエラ)は日本の宝とすら思える!

余談ながらそんなジムニーや同シエラに挑んだ三菱パジェロミニ、パジェロJr、ダイハツタフト(旧)もおりましたが今やそれらも過去のモノ、伝統ジムニー一人勝ち状態も長くこの分野では唯一無二の存在ですねー…

さて、貴重な出品車のご紹介w

できればマカロニ型?のフルオープンを見つけたかったながらさすがに皆無、HITしたのは72年に追加されたバンタイプのLJ20W!

R点の内外E、OIL漏れやブレーキ不良、ボディ穴開きや錆多数等、満身創痍状態?ながら実働の様子、今や希少の2stエンジンは後のスズキ軽の代名詞になる3気筒ではなくL50型360㏄という骨董品!
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今でこそクローズドボディが当たり前ながら当時ジムニー=オープンボディが常識、バンモデルは業務用等でしかまず見なかった感じでこれもタコグラフ搭載なのでそっち関係の上がりの個体の様子。
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最早博物館レベルの存在であるLJジムニー、初代としては360ccの最終に近いモデルでそれだけでも希少度はかなりのモノ、内外装、機関にそれなりの修復/レストアは必要でしょうがこれは後世に残したい逸品に思います。
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内装は年式から考えると奇跡的な綺麗さ、シートは他車流用(交換)済、実用度の高いバン、荷台も画像の限りまだ使用に充分耐えうる感じ。
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またまた余談ながらこのジムニーのバンには1台も売れなかった『ビデオジムニー』というのも存在、幼き頃モーターショーで見た記憶ありますがまだビデオなんて市販されていない時代、SONYとタイアップし荷台にβ式ビデオを搭載しルーフには拡声器が備えられ宣伝カー?需要を睨んだモノらしかったですが市販記録ナシって事らしい…

出品車、希少度の割には値段はそんなに跳ねずながらレストアベースにはいい個体、やはりオープンモデルならば高額落札に至ったでしょうがね、しかしその後のジムニーの原型がこのバンモデルでもあるのでこれを綺麗に再生してやるのもジムニスト(ジムニーマニア)にはタまらん仕事しゃねないでしょうか?と思うのはオレだけ!?!?

(^^)/
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Posted at 2021/10/22 19:11:52

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この記事へのコメント

2022年5月22日 8:59
こんにちは
私は元LJ10乗りです。
大学時代にスーパーの野菜コーナーでバイトして買いました。
検二年付き17万でした。
空冷2スト、オープン仕様のみでした。
コメントへの返答
2022年5月22日 13:26
こんにちは、コメント有難うございます。
LJ10、現存はあるのか?って感じですが空冷2stのあの排気音、古の記憶ながら耳に残っています。

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