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2025年09月15日

こんなんあったの!?変わり種”ザ・ベストテン”

こんなんあったの!?変わり種”ザ・ベストテン”

究極の暇潰しな”ザ・ベストテン”シリーズ、今回は「えっ、こんなのがあったの?」と思わず呟いてしまうメジャー車種の”変わり種”ををやってみたいと…

モーターショーなんかで既に市販、またはこれから市販されるメジャーなベースモデルを元にしては試作車、ショーモデル等様々な変わり種が見れますが今回は実際市販されたモノを基本としします、但し車検証の『改』が記載されるメーカー系の改造車扱いも含みます。


いつも通り国産限定、完全なる個人的見解となりますんでお含み願います!

尚、過去の”変態”や”一発屋”などのブログで取り上げた車種も一部含みます、この場合リンク飛びにてご案内しております…。

それではやりましょー!今週の!?第10位!

【7代目トヨタダイナルートバン(2001~2021)】
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これは変わり種と言っても割とまだ街角でも見かけるのでそう珍しくはない?って感じなので第10位としています!

トヨタの代表的小型トラック(1~3t積)であるダイナのルートバン、ハイエースではしんどい重量がありかつクローズドボディで運びたい貴重品輸送向けのモデル、1~2t積でかつては多く存在していたルートバンはこの時代ではダイナが唯一、警備会社の現金輸送車、日通の輸送車などで誰しも見かけた事があると思います。

これ、変わり種と言えるのは先代6代目まではキャビンのデザインがそう変わらない4代目のボディを流用(Rr部のみで頭はその代に応じて刷新)してきましたがY300/U300になり明らかに大型化されデザインも異なるRr部分も刷新されますがそのRr部は先代H100系ハイエース、後ろから見たらWタイヤや観音開き扉(跳ね上げ式もあり)に違和感あるものの完全にハイエース、そして前からみたらダイナ、斜め前から見たら頭デッカチのハイエースwって感じで初めて見た時はダイナに無理やりハイエースをくっつけたその違和感にトヨタのセンスなさに大笑いしたモンですwww
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ダイナのキャビンとハイエースのBピラーの接合部も勿論メーカーが造ってるだけあり問題はないながら「どっか雨漏りすんじゃね?」的ないかにも無理くりな造形にはある意味メーカー製というのが信じられない印象、丸っこい100系より角ばった200系ハイエースの方がまだしっくりくるんでね?と思いますねぇ、デビューして年数は経たけど未だにこれ見かけると違和感アリアリでもう少し何とかならんかった?と感じてしまいまする。。。


続いて第9位!!

【3代目スズキアルトハッスル(1991~1993/初代~4代目ダイハツミラウォークスルーバン(1984~1998)/6代目三菱ミニカウォークスルーバン(1989~1990】
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↑アルトハッスル

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↑ミラウォークスルー

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↑ミニカウォークスルー

配送に特化し荷室で大人が立って作業可能としたのがウォークスルーバン、日本では元祖となる欧州型が主で1950年代には登場、その後は小型トラックベースのモノが早くから稼働していましたが軽自動車のボンバンをベースに外注車体メーカーの大箱(但し軽規格内)を背負わせた軽初のウォークスルーとしたダイハツが初代ミラに追加、その後ライバルのスズキアルト、三菱ミニカが追従してラインナップ、狭小地の宅配配送等での活躍が期待されました。

但しアルトは欧州風フルゴネット形式、ミラやミニカとは一線を画するウォークスルーではなくファッション性も兼ね備えた訴求を行っています。

ただいくら荷台が大きかろうが積載量に限度があり使い勝手もイマイチで従来型のハイゼットやエブリィ、ミニキャブ等の通常の軽バンでも充分対応できる事から一部移動販売車やキッチンカーに流用される事はあっても普及には至りませんでしたネ。

唯一元祖のダイハツだけは初代~4代目と14年に渡りラインアップされた成功例でありスズキ、三菱は目論んだ普及に至らずに早々と撤退していますのでミラウォークスルーは知っていてもスズキ、三菱に存在したのを知るヒトは少ないのではないかと…

頭だけ乗用モデルの可愛らしさを残しながらRrボディが巨大(軽としては)でそのアンバランス感は個性的でもあり異様でもあり一部マニアには人気もあり頭をそれぞれのハイパワーバージョン(アルトワークス、ミラTR-XX、ミニカダンガン)仕様にしたりとカスタマイズされた個体も見かけるも一般には馴染み薄い形態、一時ウォークスルーもブーム?になりかけ普通車にも設定されたりと華やかな時期もありましたが今では本来の普通車の配送車以外で見かける事もなくなりました…。


さぁ、8位行ってみましょー!

【2代目日産AD-MAX(1990~1999)】
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↑AD-MAXバン

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↑AD-MAXワゴン

2代目の商用ADバンに追加されたのがこの時期注目されていたフルゴネット、Be-1やエスカルゴ等のパイクカーに積極的だった日産、パイクカーまでは行かずとも個性を主張するには充分で9位に挙げたアルトハッスル同様にウォークスルー程の巨大荷室は備えなくても既存ライトバンに比較して大きめの荷室を備え実用性を向上させたモノでした。

ADバンには5ナンバー登録の同じボディのワゴンも存在しAD-MAXワゴンとして乗用車訴求も行い幅広いレジャー提唱を行います。

バンに関しては一定の普及はありライバルのカローラバンに同様なボディが存在しなかった点もあり既存ADバンに+α的に企業なども導入した事例もありますが既存のライトバンと1BOXバンに挟まれる中途半端さが目立ち日産が期待したほどの普及は見られずワゴンに関してはほぼ鳴かず飛ばず、ワタシもバンは都内等で見かけるもワゴンは見た記憶ないです、今残存していたら変わり種らしい変わり種として注目集めそうですねwww


盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【9代目コロナスーパールーミー(1990)】
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コロナスーパールーミーに関しては →こちら をご覧下さい。


どんどん行きます、第6位!!

【初代スバルインプレッサカサブランカ(1998)】
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初代インプに98年、5000台限定で設定されたカサブランカ、これは同じスバル(当時富士重工)が軽クラスのヴィヴィオで前後や内装をクラシカルデザインとしその旧くて新しい斬新さが人気となりスマッシュヒットとなったビストロの二番煎じ、二匹目のドジョウを狙ったモデル…

ビストロの当時の人気はかなりのものでこれはトヨタや三菱に影響を及ぼし類似モデルが増殖しましたが”元祖”スバルが放つクラシカル第2弾ながらビストロのような評判は得られず無事5000台売れたんか?と思える程の不人気、ワタシも1度見かけた程度の超希少な変わり種ですね~。

一番の失敗はヴィヴィオの場合はスタイルとクラシカルデザインが絶妙にマッチしており軽自動車という規格でそれが可愛らしさ、オシャレさを演出し見た目の違和感が全くなくすんなりとユーザーに受け入れられたスバルの訴求力を感じましたがこれを普通車にもってくるとただただ違和感の塊、最新ボディに無理やり60年代のクラシカルさを取って付けた感だけしかなくこれはスターレットやミラージュ等でも同様で軽だからこそ映える選択肢?をつくづく感じました…。


☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかった残念FMCはこちら…

【いすゞベレットファストバック(1966~1968)】
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ベレットファストバックに関しては →こちら をご覧下さい。


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【8代目日産ブルーバードオーズィ(1991)/初代プリメーラ5ドアHB及び2代目プリメーラUK(1991~2001】
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↑ブルーバードオーズィ

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↑プリメーラ5HB

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↑プリメーラUK

オーズィとプリメーラ5HB/UK、これは日産が海外仕様(海外生産車)を日本に輸入してラインナップしていた5HBモデル、日本ではウケの悪い5HBですが欧州では絶大な人気を誇りせっかくあるんだから日本でも売ろう!と逞しい商魂を見せ日産のみならずトヨタも三菱もマツダも海外向けにラインナップし日本でも売る、総じて日本で成功する5HBはなかったものの各メーカー、日本でも5HB文化を根付かせようと60~90年代は頑張っていました。

オーズィはミディアムクラスの代表的セダンでトヨタコロナと双璧を保つブルーバードのBigネームを持つ5HB、しかしこれもほんの僅かな存在で知るヒトは少ないモデルで91年、U12型ブルーバードセダンをベースにしオーストラリアで生産していた5HBを日本でも販売、限定車という訳ではなかったながらも僅か1300台の販売という超希少モデル、U12の末期というのもあり発売3か月でブルはU13型に置き換わり国内では芳しい台数が出ないオーズィはこれにて廃盤となります。

それまでの失敗した5ドア同様、セダンに対しこんもり盛り上がるRrデザインが異様なだけで確かに使い勝手はセダンや3HBに較べ格段に向上するもこの時期、日本ではより機能性の高いステーションワゴンがメジャーな存在で5HBが生きる術はなかったと感じます。

そんなに日産はこれでもか!の如くブルーバードで失敗の5HBの訴求を目指し90年にオースター/スタンザに変わる新型車のプリメーラに5HB(初代)とUK(2代目)をラインナップします、ブルの下級に充るプリメーラでしたが欧州風の味付けとオシャレさが国内でも人気を呼びその好評セダンのイメージを踏襲した5HB、UKは5HBとしては成功まではいかずとも佳作であったかな?と感じます。

これは欧州向け(欧州生産)の5HBを輸入にて国内でもラインナップ、モノグレードのみの設定で多用途性を追求するユーザーには注目され大体5HBは従来取って付けたようなRrデザインが嫌われてきましたがプリメーラの場合、好評セダンのスタイリッシュさをあまり損なわず実現しており5HB否定派でもそう抵抗感のない出で立ちは好感持てましたねぇ、しかしUKの時代にはよりコンサバなステーションワゴンも存在していたので5HB(UK)の訴求は弱く初代に較べ存在意義は低くなりました、現存はあるのか?レベルの販売だったので上位順位は妥当ではないかと思います!


いよいよ上位に行きます、第4位!!

【三菱ピスタチオ(1999)】
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ピスタチオに関しては →こちら をご覧下さい。

いよいよベスト3に入ります!今週の第3位!!

【マーチBOX(1999~2002)】
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マーチBOX、これもカタログモデルで3年程ラインナップしたにも関わらず約1000台しか販売されなかった超希少車かつ変わり種!

簡単に言えば2代目K11型マーチのワゴンでしたがRrオーバーハングを延長しラゲッジルームを拡大したのはいいですがそのアンバランスな醜悪なスタイリングは大不評、リッターカーのワゴンという珍しい点に着眼した日産の姿勢には敬意を表しますがあまりにアンチョコな作り上げにはただただ醜悪さしか感じずせっかくのK11マーチの可愛らしさ、オシャレさを完全にスポイル、まぁこのコンセプトは後のキューブに生きこちらは成功しましたのでマーチBOXの存在意義はあったとは思いますがあまりの少なさにその”変わり種”の極めた存在と思い第3位としました!


とうとう来ました!第2位!!

【ソアラエアロキャビン(1989)】
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バブル真っ盛りの1989年(平成元年)に大人気2代目Z20系ソアラに500台限定で発売されたエアロキャビン従来型の3.0GTをベースとし電動折りたたみ格納式メタルトップ採用しオープンエアモータリングに近い快適性を売りにしたモノでした。

後席はメタルトップ収納スペースのため廃止され2名乗車となりベースの3.0GTに設定されない本皮革のスポーツシートの採用、ATのみの設定とされある意味最高の贅を尽くしたモデルだったと思います。

しかし開閉式エアロトップ化によりキャビンを縮小した出で立ちはソアラ本来の美しさをスポイル、実用性もかなり低下していたため一時の話題集めとはなるも評判は芳しいモノではなく当時20代前半のワタクシには価格的にも程遠い存在、ソアラには憧れてもエアロキャビン?いらね~わ って感じで同様に富裕層にもササらなかった様子、しかし500台という超希少変わり種ですんで残存車はかなりのプレミア価値と想像に容易いですね!


さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【三菱デボネアV・ロングボディ/リムジン(1987~1991)】
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↑㊤ロングボディ㊦リムジン

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↑リムジンの後席

S11/12 2代目デボネアに設定されたリムジンとロングボディ、前期モデルは三菱自動車お膝元の愛知三菱自動車販売株式会社が企画販売したものでW/Bを延長し(600mm)アメリカのリムジンに倣い超豪華な後席重視仕様としたものでした、当時三菱の誇るVIP向けモデルでしたので少なくともコロナルーミーよりは存在意義はあったとは思いますが…

ノーマルボディのBピラー部にもう一枚ガラスを挟んだだけのヨーロピアンスタイルとランドウトップで着飾るアメリカンスタイルの2種が選べ後期モデルに移る場面ではメーカー企画とされますがこんなの見た事ナイ!

いや、愛知の関連企業などではもしかしたら存在していたのかもしれませんが関東圏、ハイヤーの多い都内や永田町でも実物は見た事ない、見たのは三菱バカ必見のドラマ『ゴリラ警視庁捜査第8班』で悪役の大ボスが乗っていた位!? 画像や映像で見る限り本場アメリカのリムジンのような威風堂々さは皆無、ただでさえFFの当時の3代目ギャランΣがベースなので細長く見えたS11デボネアがストレッチによりただひたすらに細長くなりお世辞にもステイタスさを感じる代物ではなかった感じ、これ残存あるのかな?三菱博物館(オートギャラリー)にもなかったと思うので激レア変わり種として第1位に相応しいかと思います!


って事でランキングは以上となります、12位以下20位までの変わり種は下記の通りです!

12位:スズキフロンテ800
13位:ダイハツフェローバギー
14位:いすゞビークロス
15位:スバル450/マツダキャロル600/ホンダN600E
16位:日産スカイラインスポーツ
17位:トヨタクラウンエイト
18位:トヨタオリジン
19位:日産スカイラインクロスオーバー
20位:いすゞフォワードジャストン/三菱ふそうファイターミニヨン/日産ディーゼルコンドルS


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如何でしたか?あくまでワタクシ個人の思いです、順位は思いつきなんであまり気にせんで下さいw

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/

ブログ一覧 | ザ・ベストテン | クルマ
Posted at 2025/09/15 18:36:56

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