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元Gureのブログ一覧

2018年01月04日 イイね!

珍車PART746

珍車PART746
さぁ、新年1発目の珍車シリーズ、当然菱車からのスタート(年末も同じような事云いましたがw)

ただですね、年の初めにもってくる位ですからただのレア菱ではありませぬ この時 に実際目撃したモノと同一個体だと思われるクルマになります、全体意匠や社外A/W、非ノーマル車高の感じからほぼほぼ間違いなく珍車631だと思っちょります(^_^)v

いやねー、これまでも何度かここで取り上げた業オク出品車を実際買いました!という嬉しいレスも頂きましたが実際目にした個体にこうして出会えるのも何か知りませんが嬉しいモノです、ハイ。

⇒『平成2年(1990)4代目C73改型ランサー1.6 SR』!!

このランサーについては珍車631でウンチク垂れましたので割愛しますがとにかく存在感のないレア車、当時のミラージュのバリエーションの一つ程度の影の薄さ、それもミラージュに設定のなかった日本では当時地雷だった5ドアHBモデルのみ!って云うんですから知る人ぞ知る!!って感じでした…。

↓ベースは3代目C70系ミラージュセダン


目撃時はそこではGSRと書きました、てっきり売れない中でも一番出たであろう1.6GSRと思いきや現車、出品票にも記載ナシですが唯一のNA4駆ATが存在するSRグレード!いやいや固定概念って怖いですねー、SRなんて往時ですらも拝めなかったレアグレード、このモデルは存在感薄い中でもランサーの名前で伝統のGSRは希少ながら見る事もありましたがこれ以外ですと5HBの恩恵に預かりたい奇特な?ユーザーは純粋なファミリーグレードをチョイスしてたので見かけはGSRとほぼ変わらないSR、オマケにATときたら何台売れたん?ってレベルでしたよ、えぇ。。。

↓事故落ちRB内外Dという年式並み評価


しかし現車、E/g載せ換えや足回り交換が要因か?改の字が気になる点、同一の4G61型エンジンならば改造車にはならんですからね、もしかして4G63載ってたらスゲェですがこの辺はチェックしたいところ。

A/W、バケットやステアリング、ラリーショック組み込みであろう高い車高がラリー改造のように見えますが中身はAT、これ弄ったオーナーさんは特殊な趣味?何だか腑に落ちない謎多きクルマです(+_+)

↓インパネの割れが残念ですが他は比較的綺麗な状態!


ユーミンまで担いで大々的にCMを打ったC70系ミラージュと異なり訴求力もなかったこの代のランサー、歴代ランサー、ランサーファンとしては真に残念なモデルでしたが取り柄は同一販売店の人気モデル、E30ギャランのイメージが随所に現れ販売店が異なるミラージュより鮮明にギャラン色が強かった位か?まぁ、伝統の”ランサー”名で極少数、5HBで草ラリー参戦したラリー好きも居た様子ですがモータースポーツの活躍もミラージュカップ等、兄弟の方に大きくスポットは当たっていましたネ。

↓セダンに見せかけた5HBが最大の特徴のRrビュー


状態は20万㎞出てるしエンジン載せ換えだとしても詳細調べないと迂闊に手出しできません、しかし多分いないでしょうがこのランサー指名買いのヒトには選ぶ余地ないですからね(笑)

↓ボディ各部、凹キズ多そうですが黒のボディ、劣化はあるも艶も残りまだ再生の必要はない!?


出品地、この辺も目撃車と判断した要因になる地元神奈川からのお出まし、もう何台も県内にあるようなレベルではなくこれだけ外装も特徴一致しますから間違いないでしょう…

因みに落札はなされますが二桁に乗らない額、僅かながら出品店さん、利益出ていると感じますが果たして加修、経費かけて再販するのか否か、気になりますわ。

正直プロとして判断すれば口コミでマニア探し現状売却、一定期間にそのマニアが出現しなければ潰しという運命でしょう、貴重な個体なのでワタシ以外の菱ヲタに買い受け願いたいですがネ~、厳しいでしょうナ 合掌(*_*)
Posted at 2018/01/04 17:55:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2017年12月30日 イイね!

珍車PART745

珍車PART745
年内最後の珍車シリーズ、締めはやっぱり菱車でしょう、当然(笑)

んで登場願うのは三菱の名車の中に名を連ねるコレですね、コイツに触れる時にはくどい程書いている今までに所有しなかったのがこれほど悔やまれるモノはナシ、今更乗りたくとも価格高騰とクルマの性格上、もうマトモな個体に出会えるのはまずないと思っていいでしょう、80年代車だしまだまだ防錆技術が旧態時代のリリースなのもこの固体の残存数の少なさの要因です…

⇒『昭和59年(1984)2代目A175A型ランサーEX1800GT I/Cターボ』!!

※一応出品画像からの判断でGTとしていますがGSRの可能性もアリ、少ない画像からは判断できませんが一部GSRっぽい部分も見受けられますんでね、ランタボはGT→GSR仕様にしたり逆にGSR→GT仕様にしたりというのも多かったので何とも言えませんが以下、原則GTグレードという前提にて記載しています。

菱マニアでなくとも走り屋層には今でもアツイ視線のランタボ、初代A73ランサーからエボに至るまで、常にラリーの話題とは切っても切れないランサーの2代目ラリー戦略モデルがこのターボモデルでした!

海外では当時クラス最強と言われた170psの4G63型2Lを搭載したランサー2000ターボがラリーファンには大きな話題となりましたが国内では上級に2Lターボをラインナップするギャラン・エテルナΣが存在するため国内では1.8LのG62Bを搭載する1800ターボでデビュー、当初(81y)135ps、82年からはGT/GSRはI/Cを装備し160ps迄パワーUPしクラス最強を誇りました。

↓国際ラリーの歴史で大きな足跡を残したランサー2000ターボ!


ラリーでの活躍が国内人気にも大きく寄与、当時のライバル、レビン/トレノ、ジェミニZZを上回るジャジャ馬的な性格は硬派スポ車好みにはこよなく愛されましたねー、ラリー以外の峠族、ルーレット族にもご用達、FRで160psの大パワー、三菱らしくP/S普及前の髄一であったシャープなハンドリングやFRらしいシャキッとしたシフトフィールは当時のスポ車王道?上級大パワー車のDR30やセリカXXやGT-T系ですらカモれる実力、このクルマを一度乗ると虜になるモノでした…

現車、グレードがGTというのがレア!ランタボにはGTターボ、GSRターボの基本グレードに82年追加のGSLターボの3種が存在、GTターボは後年のエボRSのように競技使用前提の”漢”モデルでしたので街乗りには不向きで普及は限定的でした。

因みにGSRは高級バージョン、GSLは元祖GT-A的なATモデルもラインナップ、GT/GSRがI/C付き、GSLは旧GT/GSRのI/Cなし135pを搭載。

現車、年式なりの劣化はありますしこの世代はランサーに限らず如何にサビから守るかが今や大きな課題、この固体も下回りにサビが多い様子で要チェック、と言っても錆がないランタボなんてもうないでしょうからいずれはレストア必須でしょうネ~。

↓RA、内外CDと言う内容、ランタボとしては事故落ちは当然、内外の評価は車の性格からして高評価!


84年なので後期型、認可降りたばかりのドアミラーモデル、初期型135ps、フェミから較べて非常に精悍さが増し後期になりファンを拡大した印象があります、今こんなモデルが出たら凄いでしょねー、ある意味ワイルドで媚びを売らない三菱らしい硬派さがイイんです、コレ!

↓年式的、クルマ的にC評価はなかなか付かない、以前はガンガン使用、近年は保存に勤めたって感じでしょうか…


ベースのランサーEXは地味なファミリーセダン、同時期にそれまでのカローラ史上最も高評価を得た70カローラがいたのであまり目立たぬ存在、また、FF→FRへの転換期でもありデビュー3年の82年にはミラージュ双子のランサーフィオーレ、やや上級クラスのトレディアなどのFFファミリーに主力を移行しEXは廉価版とスポーツモデルのターボのみの継続、ターボの人気は高値安定でベースが短期間で商品価値を失ったのに対し1987年まで存続、6年の長寿を誇っています!

↓Rrビュー、サイドスカートがくどいですが他はオリジナルの雰囲気も充分残し黒のボディもまだイケそうな感じ!


80年代の硬派スポーツを挙げろと言われたらワタシ的には間違いなくいすゞPFジェミニZZとこのランタボを選びます、カローラ系のセダンGT、コロナ/カリーナセダンGT、スカイラインセダンRS、ブルSSSターボセダン等も当時のシブい4枚ハコでしたがこの2車には独特なオーラと誰でも扱えないというトリッキーさが魅力、60年代丸出しのジェミニ、快適性も備えた現代GT(当時の)とはやや趣向が異なるランタボ、ツウ好みでしたねー、懐かしい。。。

↓シート、サイドスカート、A/W以外はオリジナル、前期型に交換される確率が高い顔も後期のままてのがポイント高し!


76年に国内初採用され話題を巻いたギャランGTO以来のFrエアダム逆文字ステッカーが健在というのが泣けてきます、この固体、かなりレアですわ!

出品地は東北、落札額はさすがにこのレベルなんで高額、トヨタ/日産以外はなかなかプレミア付かなかった時代はもう過去、現在の三菱に魅力がないのも要因でしょうが過去の三菱スポ車、なかなか手が出ない時代になってきています、喜ぶべきか哀しむべきかはよう解りませんがネ。

と年内珍車シリーズはキリのいい数字735(どこがキリがえぇんじゃw)で終了、独りよがりの書きたい放題のブログにお付き合い頂いた皆さん、来年も多分変わらぬスタンスで行きますのでどうぞ宜しくお願いします。

良いお年を~~(^^)/
Posted at 2017/12/30 13:34:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2017年12月29日 イイね!

三菱オリジナル最後の商用バン

三菱オリジナル最後の商用バン1.5Lの90ps程度なので勿論速くはないながら必要にして充分な走行性能を持っており燃費もコンスタントにL/13㎞は行くので10年落ちとしては好成績だと思う、三菱らしく内装は商用だからと言う妥協がなくプロボ/サクシードやADバンのような安っぽさがなくソフトパッド、起毛も乗用同様に使われ快適な室内空間が味わえる点はお気に入り、その気になればエボやエボワゴンのパーツでカスタマイズも可能ながらよほどの三菱好きでないとお勧めしません、商用として使うなら専用設計のプロボ/サクシードの方が優秀です。
Posted at 2017/12/29 23:51:18 | コメント(0) | 三菱 | クルマレビュー
2017年11月23日 イイね!

珍車PART740

珍車PART740
今回の珍車は菱ヲタ/ランサーギャランヲタ元Gure大興奮の巻!(^^)!

こんなに綺麗な状態のこのクルマが残ってたんですねー、しかも地元神奈川県の会場からのお出まし!画像見て結構前にこの固体、どこかで見た記憶もあるようなないような…

⇒『昭和49年(1974)初代A73型ランサー1600GSR』!!

出ました初代いかランサーw
(いかとは昔からの車仲間や身内での初代ランサーのあだ名ですw)

いやー、40年前のこの固体、ここまでイイ状態の個体は2台とないんじゃないかな?A73はご承知の通り国際ラリーで大活躍、サザンクロスやサファリ他で三菱の名声を高めた間違いなく名車ではありますが国内ではラリーファン、三菱マニアには高い支持を得るもランサーの立ち位置=ファミリー向け大衆車としての人気はそれほどありませんでした。
横綱カローラ、サニーには勿論敵わず第三勢力としてもシビックが上、マツダのグランドファミリアと4位、5位を争うといった感じでした。

個人的にも初代ランサーはあの素晴らく三菱車のイメージを一転させた初代コルトギャラン(A50系)の後釜とは思えない田舎臭いデザイン、まるで60年代に戻ったかのようなライトが飛び出すカエルみたいな顔に何のアクセントもないボテッとしたスタイリング、特に嫌味もないですが特徴もなく野暮ったくて好きになれませんでした…

しかしこれがラリー仕様になると見違えるカッコ良さで雑誌やCMに映るサファリ仕様のランサーと街行くフツーのランサーのギャップに思い悩んだ少年時代でしたネーw

↓ラリーシーンではダントツのカッコ良さのA73ランサーGSR!


出品車、更に珍しいのが僅か1年少々しか世に出なかったド初期のモデル、初代ランサーそのものは排ガス規制の混乱もあり73年~79年という6年の長寿でしたが初期型発売が73/2、翌74/9にMCが行われており市場に出回ったのはこのMC以降のモデルが殆ど、それ程初期型は売れなかったという感じで街角目撃も殆どなかった印象ですからね、MC後の特徴的なL字型テールの2次モデルは皆さんの記憶にも結構あると思いますがバンのような縦形のショボイテールの初期型、いやー久しぶりに拝みました。

出品車『相模502』の3桁ナンバーは恐らく平成16~17年頃の登録、当然複数オーナーでしょうがそれにしてもいい状態、未再生か1~2度の再生が施されているかは不明ですが40年モノで総合3、内外Dが付いてるのは凄い事です、この年数ですからチョビチョビと不具合はあるようですが機関的、走行に支障があるような不具合は出ておらずこの固体も奇跡的1台と言っていいでしょう。

↓驚きの高評価(年式勘案にて)のA73ランサー、クーラー不良や走行不明なんて気にならない極上!


ギャランやランサーに搭載された名機4G32型ツインキャブサターンエンジン、独特なエキゾースト=ギャラン・ノートを奏でるこのエンジン、ワタシも昔さんざん味わいましたがガサツながらとにかくパワフルで三菱らしいロングストロークからなるモリモリの低速トルクと三菱FR時代の最大の良点でもあった気持ちよくスカッと入るミッションフィール、この時代としてはクイックで素直なハンドリングには見た目は気に入らずとも一度乗れば惚れる、そんな初代ランサーでした(ギャランや同エンジン搭載のギャランGTO Mシリーズ、ギャランクーペFTO、ランサーセレステは見た目もお気に入りでしたヨ…笑)

↓名機4G32の咆哮を是非聴いてみたい衝動に駆られます!


有鉛ハイオクの110ps、今の目線で見れば大したスペックではないながら車重800㎏台ですからねー、FRですしその愉しい操縦性は他に代わりがない程、三菱のこのクラススポーツモデルは俊敏、ヤンチャでラリーストが黙ってなかったのも深く頷けます。

フィーリング的にはライバルだった同じテンロクのトヨタDOHCソレックス、2T-Gよりもパワフルで勿論パワートレインの設定や低速重視の味付けも絡みますが街中信号GPでは2T-Gに負ける事はあり得なかったです。

出品車、D評価の内装外装はとても40年レベルのクルマとは思えず歴代オーナーさんの溺愛ぶりが画像からでも手に取るように解ります。

↓取説だけでも某オク出せばかなりの値段になる?


ド初期のみのデザインだったこのインパネ、74年以降はギャランGTO風味の6連メーターのインパネにデザイン変更されていますので(スポーツグレード=GSR、GSL、SLのみ)これも超貴重、センターコンソロールの2連メーターとオーディオはオーナーカスタマイズでオリジナルではないですが綺麗にまとまっていますネ!

↓シートの状態もまずまずです!


GSRに関しては現車のこのモスグリーンがイメージカラー、当時のFTOやトヨタの27レビントレノなんかにも設定ありましたが野性味溢れワイルド感漂うこのカラーはランサーの場合、ファミリーモデルとは明らかに違う獰猛さを感じさせました、出品車にそのオーラ、まだまだ残っている気がします。

↓貴重な1本テールの初期型A73、見慣れたL字テールに較べショボイですが…


本来ならナンバーとテールの間にガーニッシュが入り右側ガーニッシュに【GSR】のエンブレムが光るんです当時からマニアはこれを外す傾向があったように感じます。

かつての三菱スポーツの象徴的グレードのGSR、この固体にもサイドエンブレムはしっかり残っていますね、これGTO-GSRと同一で実はワタシもかつて乗っていたGTOからこのエンブレムは外し今も保管してたりします(^^;)

↓若干の色褪せはありますがこのままで充分乗れるでしょう!ワタナベAWも決まっていますネ!


出品地は前述の通り神奈川の某所会場、落札額は3桁こそ行きませんがそれに近い金額、これは間違いなく店売りは3桁、がめつい〇ックス辺りだったら200万オーバーもあり得ますナ~(*_*;

しかし三菱ですしレビントレノ、カローラやサニーに較べたらかなりマイナー旧車な部類に入ると思われる初代ランサー、その絶対的残存数の少なさですから今この状態で残っているこの固体、その位の価値あってもおかしくない!そんな感じで納得です(^^)/
Posted at 2017/11/23 17:44:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2017年10月29日 イイね!

珍車PART735

珍車PART735
これも元々が数出てるクルマではなかったし再販時期にはその性格上ほぼ海外送りとなってしまい国内で見れるのは稀になってしまいました…

このモデルを紹介するに辺りお約束の一言は「パナソニックのカーナビじゃありません」が一部にはお馴染みなんすがねw

これも一般にはなかなか馴染みがないレアモデル、しかし菱ファンやクロカンマニアにはそこそこ注目を集めていたモデルでした!

⇒『平成7年(1995)K34T改型初代ストラーダ』!!

かつて海外だけではなく日本でも人気/需要のあったボントラ、三菱の訴求したのがこのストラーダ、これ自体は初代の86~97(86~91は海外専売)、2代目の97~05(99年以降は海外専売)という20年に満たない歴史ながら以外に古くかつ最近まで名前を変えて存在、前任はフォルテ(78~86)、後継はトライトン(06~現行 但し2011年以降は海外専売)でした。

フォルテの時代から広く普及しているセダンをベースとしたトラックであるという点は先人であるハイラックスやダットラ、ファスターと同様、フォルテは初代ギャランΣのトラック版的存在でベースが国産セダンにはなかったモダンでスタイリッシュな部分がウケ大人気を誇りましたがフォルテもΣを継承、途中(83年辺り)で巻き起こった4WDピックアップブーム期には4駆モデルを投入、三菱らしいゴツイ4駆RV的な存在感を示しましたしこれがベースとなりデリカスターワゴン4WDが開発されRVブームを牽引した事はご承知の事と思います。

↓ストラーダ前身のフォルテ


出品車と同じ初代ストラーダになってからもそのRV的イメージは健在、フォルテ時代はシングルキャブでしたがストラーダ以降は実用にも優れるWキャブを採用、当時のE30系ギャランのイメージをどことな彷彿させる出で立ちは菱ファンとしては“らしさ”を充分に満喫できましたっけ!

ただ、この分野は古くから存在するダットラが天下でしたしいち早く4WDをピックアップに投入しアメリカで人気を得たハイラックスも強敵、国内ではこれら2強に歯が立たない状況、車体が大柄で1ナンバーとなり維持費が国内では高い点、96年以降のチャレンジャーベースの2代目K74型が不評だった事もありライバルより先に国内からは姿消しましたが三菱4駆の支持が以前から高いASEAN諸国では高い支持を得ており上記の通り国内販売がなされない時期でもしっかりと海外需要に応える存在でした。

日本でのピックアップモデル、ボントラモデルの衰退以降各社このテのモデルは海外専売となり王者ダットラですら国内ラインナップから外れていったボントラ不遇の中、2005年にストラーダ後継のトライトンがタイで発売、これが好評のため2006年からは久々に国内にも投入、数少なくなったWキャブRVマニアには唯一無二の存在でしたネ。

↓トヨタ、日産が撤退したWキャブボントラ市場に蘇ったトライトン


現在ハイラックスが再販されるなどの兆候もあり三菱のトライトンやいすゞD-MAX(ファスターやロデオの後継)も海外では爆発的人気ですし日本でも再びこれらがブームになるかもしれない?
エコだEVだ気取ったSUVとかいかにも“イイ子ちゃん”的クルマ全盛期だからこそ以前の野性味、漢を感じさせるこういったモデルが再び注目されるのも解る気がします…。

現車、22年経過でよくぞ頑張った45万㎞!初代ストラーダは国内はデリカスターワゴンの4D56型ターボディーゼルのみの設定(海外にはガソリン2~2.4LやV6ガソリンも存在)、このエンジンは旧世代の頑強エンジンですんで排ガスやパワーには現代では無理があるも最低限のメンテさえしていれば50万、70万㎞も耐えるモノなんでこの辺りを見越してもうひと踏ん張り現役続行かな!?

↓距離が示すようにかなりのくだびれモードではありますが外人ヨダレもののDeマニュアルです、国内は無理でも海を越えてまだ活躍しそう!


外装評価は入っていませんがDレベル位は保持してるかな?このテのクルマですから荒れていて当然ですがC評価の内装含めて割と丁寧に扱われていた印象…

↓当時の三菱トレンドであり嫌味なくかつ機能的デザインのインパネ、劣化はあるも割れなどは見受けられずイイ状態!


菱ヲタ元Gureとしてこのストラーダを見るとデリスタやパジェロでRVブームを巻き起こし三菱の一番良かった過去をどうしても思い起こしてしまいます、RVブームをきっかけにラグジュアリーカー(ディアマンテ)、スポーツ(GTO/FTO/エクリプス、ギャランVR-4~ランサーエボ)、ミニ部門(ミニカ、パジェロミニ)とどの分野でもHIT、No3の立ち位置を確保し王道の?トヨタ・日産ではなくマツダ、ホンダ、スバルとも違う敢えて三菱車を選択する!と言う事がツウを感じさせる、一時ではありましたが確かにそんな時代も存在したんですよね~、このストラーダにせよありふれたハイラックスやダットラではなく敢えてストラーダっていうプライドが持てた時代、確かにあった(^_^)v

↓テールゲートに社名をローマ字表記するのがRVピックアップのお約束でした!


ハイラックスやダットラのように純商用のシングルキャブ4ナンバーが存在しなかったストラーダ普及や売り上げ的にはそれが苦しい部分でもありますがその分本格RVかつ硬派のイメージが強くて好きなモデルの一つ、もうこれもなかなか見れずマイナー車ですが隠れ三菱名車だと信じて疑わないです(隠れの方が多い気が…笑)

↓無骨ながらワイルドで漢らしい雰囲気が魅力!


出品は北関東、年式と距離からして値段は厳しいと思いきやかなりいい値段で落ちており間違いなく貿易でしょう、この場合エンジン目当ての可能性もありますが絶滅危惧種ですんでねぇ、例え海外でも現役を願いたいっす(^^;)
Posted at 2017/10/29 20:42:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

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「旧車とキャラクター…VOL.52 http://cvw.jp/b/2682511/48707014/
何シテル?   10/12 15:45
元GureのHNで活動、かつて二拠点生活していた時代や現在の本拠でののクルマ弄り記、また自己満全開の独自の企画モノをUP! 社会に出てディーラーメカ→営業...

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