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2017年10月21日 イイね!

珍車PART734

珍車PART734
E30系ギャラン30周年と言う事で(クドい…笑)
そう言う訳なんで珍車シリーズも当然?E30ギャランです(^^;)

初期型から30年、最終でも25年になりますからさすがに頑強なE30ギャランも数少なくなってきました…
現存するのは今でも評価が高く最近ではプレミア価格も付き“名車”に認められた感のある最高峰のVR-4がほぼ、他にE30ギャランとしては異端児?とも言え販売台数が極少ないため希少価値的なAMG位ですかね、他のグレードはほぼ死滅の状態、往時は低グレード~中級グレードまで数多く生息していた人気のE30ギャラン、まずもう街で走ってる姿は見れなくなりました。

今回は30周年記念に相応しい(?)そんな死滅状態の所謂“フツーのギャラン”見っけましたんでご紹介!

⇒『昭和62年(1987)6代目E32A型ギャラン1800MF』!!

いやいや、MFですよMF!
こりゃ菱ヲタギャランヲタしかさすがに知らんでしょうネw

E30ギャランの普及グレードであるMF、当時E30ギャランは3つのグレード基本をコンセプトとしG(グレ)=普及型ファミリー向け、M(ミュウ)=豪華版、4WD-V=スポーツ に分けて各シリーズを展開、G/M/Vの中でそれぞれ個性を持たせバリェーション展開をしておりました。

現車のMFはMシリーズ=豪華版の中の廉価モデルと言いましょうか?各パワー類、オーディ等最低限度の豪華装備は維持しながらもエンジンは普通のキャブレター(電子キャブ)1.8LSOHCの4G37型85psという何の捻りもないパワーユニット、4バルブDOHC+I/Cターボ、クラスTOPの205psで大注目を浴びたVR-4の名機、4G63とはあまりにもかけ離れスペックはVR-4やAMGに目を向けるマニアの選択外、鬼っ子のようなVR-4とは真逆な純粋なファミリーモデルでした。

勿論E30ギャランの支持を支えたのはVR-4でもAMGでもなくこうした廉価普及版も成功したからこそでもありますが時代がバブルでしたのでね、MシリーズでもTOPグレードとなる2000MXは往時、相当数見かけましたが1800MF、それほど記憶にないです。

人気車ですからこのギャランは年を追う事にバリェーションが増え所謂お買い得モデルが充実、ヴィエント、EXE等がそれに当たりこうした追加モデルの影響もあり素の?MFとかGシリーズはそれほど見かけなかったとも思います。

バブルならではの数多いバリェーションと搭載エンジン、E30と言えばついVR-4ばかりが取り上げられこうした普及グレードは後年~現在では価値ナシとされ潰される運命の中でこうしてMFが業オクに出てくる現代、まだまだ希望はあるかもね(何のじゃ…笑)

出品車、登録が昭和62年11月ですからE30デビュー直後のホントの初期型、OPのアルミ(純正)以外はオリジナルを保っておりよくぞこの状態で残ってくれました!的なレア車だと思います。

↓30年経過ながら内外C、総評3.5という高評価!


走行も10万㎞に届いてませんしね、Tベルやってない可能性大ですがこれさえ手を入れれば三菱車です、エンジンはまだまだ大丈夫!

不具合はP/Wの不良程度で機関的には記載もなく問題なさそう、クロスメンバー凹もR点にならない程度の軽微なモノでしょうし30年間、この状態をキープしてこられた前オーナーさん、歴代オーナーさんに思わず敬意を表したくなります<(_ _)>

↓C評価のインパネ、磨けばまだまだ綺麗になる予感…


インパネの画像で感心するのはE30ギャラン、経年で必ずと言っていい程時計や空調周りが何て言うかビラビラ(いやらしい…爆)してしまう?インパネの素材が反り返ってしまいこの部分が広がったりして醜くなるんですがこの固体にはそれが見受けられない!
恐らく屋根下保管だったんでしょう、ワタシの愛車も大体車齢18年位で現れました(2号機)し他の個体も同様、この部分が正常なギャラン、極めて珍しいです。

↓黒素地部以外には比較的イイ状態をキープ!


87~89年の前期、89~90の中期、90~92年の後期と3タイプが存在するE30ギャランで年代の旧い前期はVR-4ですらほぼ残存がない中でのド初期のMF、これはギャランマニアとして見逃せない個体、とか言いながらワタシのツボはあくまでVR-4なんで落としませんヨ、安心して下さいまし(^^;)

↓非エアロバンパー、非サイドガーニッシュ、黒ベルトラインという廉価版の出で立ちが光ります!


出品地は東、落札は一桁ながら二桁に近い額で落とされていますしこの状態ですから現役続行でしょう、VR-4でない分店頭売りでもせいぜい20~30万程度?果たしてそれを買うのがいるか否かが気になりますがどうぞ末永く走って欲しい、そんな思いで“E30ギャラン30周年”を何故か?1800MFと共に締めたいと思います(^^)/
Posted at 2017/10/21 16:22:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2017年07月24日 イイね!

対極ランサー2段飾り!?(^^;)

対極ランサー2段飾り!?(^^;)
梅雨明け(そもそも関東には梅雨なかったんじゃね?って感じ)後も前も連日30℃超え、業務開始の午前9時~10時には普通に30℃オーバーだし既に少々バテ気味ですが今週はフルに陸屋請負なんで頑張りますゼ!

と言う訳で週明けから元Gure的には刺さるお仕事から開始!我が愛しの?ランサー2段飾り!!(笑)



見よ!ハイパフォーマンスのエボⅩと商用車ランサーカーゴの組み合わせを!!


下段は哀しいかな日産OEMのランサーカーゴ、これが同じ“ランサー”ですけんね、チョーウケるんだけど(ギャル風にwww)
しかし笑えます、とても同じクルマには思えん!って同じじゃねーし!!!!

まぁ、同じじゃない事は皆さんご承知ですね(*_*;

どうせなら我が愛車のエボⅣ/本物ランカゴで2段飾りしたかったなぁ。。。と積みながら妄想してました(^^;)



今日は他にもこんなのやりました、日産の変な?クルマの2段飾り!


マイクラC+C、初めて触りましたわ。
見かけは苦手ですが単なるマーチK12に較べると高級感あるし何より遊び人風味がいいですナw

ラシーンは顔を整形してありB110サニークーペのような顔つきに…

2台とも非常に綺麗だし物珍しいし幾らで売ったんだか?一般中古車店に搬入し金額聴いたらまぁまぁ驚く金額でした(*_*;

今日はこんだけ、捕獲もなかとです。

おしま~ぃ(^.^)/~~~
Posted at 2017/07/24 20:52:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2017年06月25日 イイね!

珍車PART703

珍車PART703
珍車703弾は昨夜の予期せぬニュース=エボ復活!?を期待して三菱スポーツを探してみたりと…

エボ復帰の暁にはコレにも個人的には再登場願いたいモノですがエボほどメジャーしゃなかったからなぁ、無理だと思うけどこれも星に願いを!!って感じですかね(笑)

⇒『平成2年(1990)Z16A型GTOツインターボ』!!

GTO、言わずもがなですがあの名車、ギャランGTOのリバイバル版として平成2年にデビュー、スタリオンの後続で三菱の一番イイ時代でもありかつバブル期でしたのでお得意の電子デバイスは当然、当時の持てる技術に贅沢装備テンコ盛りだったバブリー・スポーツでした!

国産初のアルミ4ポット異径対向ピストンブレーキキャリパー、ドイツ・ゲトラグ5速MT(中期~6MT)、高張力鋼製のドライブシャフトに意味があるんか?的なS/Wにて排気音を切り替え可能なアクティブエグゾーストシステム(ツインターボ)、そして可変リアスポイラー及びアクティブエアロシステム(ツインターボ車)等贅沢装備に怠りなしでした。

↓先祖は今では三菱No1名車として名高い『コルトギャランGTO』


日本車離れしたスーパーカー的スタイルと当時としては見慣れぬ?大柄ボディで迫力は充分、三菱としては初の280psで同時期のライバルもスカイラインGT-R(R32)やZ32、70スープラ、NSX、RX-7というそうそうたるメンツ、装備、パワーはこれらにヒケを取らない内容でしたがあまりにも大柄で重装備による重量増が災い、先進の4WDシステムも重くなるこそすれ機敏な動作にはマイナス、3Lツインターボと同NAが用意されておりがツインターボならば力でねじ伏せる走りで何とかライバルに並ぶ実力は発揮しましたが専門家、評論家にはその重さ故に止まらない、曲がらないとケチつけられ酷評されたモノでした。

ワタシも過去、ツインターボは何度か乗る機会ありましたが確かに驚く速さはないしライバル達の俊敏さもなし、ただし速度が乗ればにBigトルクが魅力的、三菱スポーツに伝統的にあるpsよりもトルクで愉しみ速度感のない速さがありましたっけ。
但し特に同じ4駆のGT-Rと乗り較べるとその差は歴然、400ccも排気量の小さいGT-Rに重量で不利、専門家の仰る通りこれと比較すると確かに曲がらず止まらずでしたねー…

しかし大柄ボディのくせにここまでタイトか!と思えるキャビン内は雰囲気満点、元祖ギャランGTOをモチーフした連メーターのフライトコクピットがヤル気を導きますし“スポーツカーを操っている”という満足感は充分以上に味わえました(^^)v

このように往時は決して評価は高くないGTOですがこれも近年見直され特に初期のリトラのモデルで程度の良いモノは価格も上昇、なかなか手にするのも難しくなってきたレベルです。

出品車はその初期型、平成2年ですからド初期もド初期ですねー。

↓27年落ちながら4点入ってますネ、内外もCですから比較的高い評価!


走行もこの年式で10万㎞少し出た程度ですので少ない、まだあのBigパワーも健在でしょう!

内装も全然オッケーですが本革のスレでCとなっているのでしょう、これでシートの状態が良ければBでもおかしくない感じ。

↓このインパネは萌えました、正にギャランGTOの再来でした!


↓室内、荒れもなく綺麗な状態!


このGTOは大きく分けて3タイプのモデルが存在、前期(H2~H5y)が現車、中期(H5~H10y)、後期(H10~H13y)となり一番多く出たのが中期、市場にまだ残っているのもこれが多いでしょう…
後期最終は前・中期とかなりイメージが異なり輸出モデルのダッジステルスのイメージが色濃くアメリカンな印象、私的にはリトラ好きですし全体的意匠も含め前期型が一番好みですがやはり少なく希少度が高く高年式である最終モデルも驚く値段でまだ出ていますナ(*_*;

↓前・中期とはかなりイメージが異なる最終モデル


前期モノでこの距離と程度ってのはかなり少ない、このクルマも輩に弄られた個体が多くオリジナルのままってのもポイント高し!

何せ贅を尽くしたクルマ、さすが30年近くになると電子化が多い分故障も心配ですんでなるべくノーマル、なるべく走っていないのがいいに決まってますのでコレ、ファンなら見逃せないです!

↓黒のボディに大傷、凹もなく大事にされてきたのが伺えます!


3桁ナンバーなのでワンオナの可能性は低いもGTOも既にマニアック絶版車になっていますしね、2~3オーナーとしても各代のオーナーさんがかなり大事にしてきた様子、経年劣化以外、機関にも不具合なさそうですしこれは狙いかった!!

↓やはりGTOはリトラ!見かけはNSXよりも迫力あると思います(個人的感想)



出品は北、やはり4駆のイメージが強いのでGTOは北で比較的残っている感じ?その分サビが怖いので下見は充分に行いたいですナ(-_-;)

落札額は二桁後半です、ライバル達に較べるとまだバカげたプレミア化はしていませんが一時の値段よりは確実に上昇してるんでね、長男もこれは非常に好んでおり買わそうと営為努力中ですが今のクルマの車検が切れるまではNO!!と頑な(後1年半のこっちょる…汗)なんでオヤジは待ちきれず手出ししそうかもwwwギャラン売るかなぁ…

(^^)/
Posted at 2017/06/25 02:23:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2017年06月24日 イイね!

エボが復活するらしい!?ヨ(^^)v

エボが復活するらしい!?ヨ(^^)v

菱ヲタ菱スポーツマニアの元Gureとしては今年最大のニュースかもwww

ガセじゃない事をお星様に願っちゃいますわ(^^;



~yahooニュースより~

「ランエボ」復活検討…ゴーン会長就任が影響か

三菱自動車が熱狂的なファンがいるスポーツセダン「ランサーエボリューション(ランエボ)」の復活に向け検討を始める。

益子(ますこ)修社長兼最高経営責任者(CEO)が23日の定時総会で明らかにした。

ランエボは1992年に発売され、ラリーをはじめとするレースで鍛えた四輪駆動の力強い走りで人気を集めた。三菱自の技術力を示す看板だったが、世界的な環境規制の強化などに伴い、2016年3月に生産を終了したばかりだった。益子氏は、「(業績が)V字回復したあかつきには開発に挑戦したい」と述べた。

今回の「復活」は、三菱自が日産の傘下に入り、カルロス・ゴーン氏が会長に就任した影響があったとみられる。ゴーン氏は、日産の経営が悪化していた時期でも、経営者として「GT―R」「フェアレディZ」など、日産の技術力を示すスポーツカーを放棄しなかった。日本メーカーの多くがミニバンなど売れ筋を重視していた時代だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170623-00050172-yom-bus_all

いやいや、これ、実は三菱がゴーンの手に堕ちた時に限りなく希望的観測でチラッと思った事なんすよ、記事にもあるようにゴーンちゃんの唯一?尊敬する点はスポーツカー受難の時期でもZ、そしてGT-Rを残した点!

トヨタ、マツダ、ホンダが次々にスープラ、RX-7(8)、NSXという一般には売れずとも各社の技術の結晶であったスポーツモデルを消し去り売れ線のミニバンやエコカー一辺倒になっていた時代にZ、GT-Rを諦めない姿勢は日産ファンでなくとも大感激だった…

この時の事を当てはめればランエボ、そして行く行くはGTOなんかも復活できるんでは?と夢物語を語っていたのは懇意にしている仲間ならご存知ですよね。

まっ、自分で言っていて『有り得ない』とも思いましたが微かな期待を捨てずにいたのも事実、昨年のGW前後の出来レースの如くバタバタとルノー連合に組み入れられて僅か1年少々でこんなニュースに出会えるとはマジ嬉しいです(^^)/

しかし三菱の現社長、M子、これはホント煮ても焼いても喰えん?日産入りするまではスポーツモデルを矢面に批判、社内では「エボ?いつまでそんな事言ってるんだ、そんなモンは忘れろ、これからは電動車一本槍だ!!」と訓示を垂れたとか垂れないとか!
それが僅か1年で復活だもんね、まぁ、所詮サラリーマンだし上司の云う事にはコロッと態度変えて「エボ復活の夢は捨てていなかった」なんて言っている記事も見かけ全くぅ…(*_*;
大体さ、エボⅩだって最後の数年は放置していて開発費のかかるスポーツカーはいらんとか言ってたしサ、それで生粋のファンに愛想尽かされてサ、しまいには売国奴ならぬ売菱奴までやってくれた憎っき?ヤツ、前社長の相川さんもエボと一緒に潰しながらフランス野郎に言われるとコロっと変わり―の…
昨年のエボ廃盤の時期、既にエコカー一辺倒時代は終わっていたしトヨタが86、ホンダがNSXやS660を発表(発売)マツダもRE復活の噂やロードスターFMC等再びスポーツモデルに着目してたのに一人それと逆行するような浅はかさ、んでもって間もなく燃費偽装で致命傷ですからね~、未だにMMCにいるのが信じられんですわ。

まぁ何でもいいです、エボ復活してくれりゃね、日産様サマですわ(爆)

しかし気になる文言「(業績が)V字回復したあかつきには…」
回復するんかい?しかもV字ってwwwこのオッサンのやり方じゃハダハダ疑問、もう全ておフランスに任せた方がいいんでない?それにより是非とも新規投入予定のエクリプスクロスや従来モデルが売れまくりここ数年、ロクな話題がなかった三菱に“ランエボ復活”の嬉しいニュースを聞きたいモノです!

しかしベースのギャランフォルティスも既に廃盤、本家?GT-Rのようにスカイラインから独立し手の届かないプレミアムカ―にはなって欲しくない、エボはあくまでも普通のランサー(最後はギャランフォルティス)が存在してこそのモノだと思うのでフォルティスでもランサーでもいいから従来通りベース(普及版)を出して売り少しでもコストを抑えたモデルで蘇って欲しい!

と夜中にyahooニュースで一人で盛り上がってますがこらえてつかい(^-^;
Posted at 2017/06/24 01:43:12 | コメント(4) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2017年06月17日 イイね!

珍車PART700

珍車PART700
5年前から始めたこの珍車シリーズ、ワタシの加盟している業者オークションの出品車から街角で目撃した今となっては珍車とくくれる旧車・レア車・絶版車を取り上げご紹介してきましたが今回で700台目(^^;
昨夏思いがけずに退会喰らい殆ど消え去ってしまいましたが誰のためでもない、自分のライフワーク?でしたのでゆっくりですが復旧作業中、復旧もライフワークって感じで「こんなのあったなぁ」とか愉しんでやってます(^^)v

これまでキリ番(100~600)はワタシの愛車、E39(38)AギャランVR-4を取り上げてきました。
これも5年前でももうそれ程出品はなかったですがさすがにこれだけ年数経ち旧車として認知、市場価格もこの2~3年で上昇の一途、ここまでくるとクルマそのものが増える事は絶対ないながらも減り止まりした感じ?

人気のあったクルマで数も出ていたので現在でも多くはないながらそれ程探索の苦労なくどこかしらの会場に月イチ~2か月に1度位は出てきており次期E74(84)のVR-4、エボⅠ~Ⅱよりも見かけます!
ただ、程度のいいものは滅多になく90年の後期型がほぼ、前期<中期<後期って感じですね~。

今回はそんな現状の中、レア度の高い前期モノの極上を発見したので取り上げます!

⇒『昭和63年(1988)6代目E39A型ギャランVR-4』!!

87年に従来型ギャラン(Σ E10系)のワンクラス下にデビューしたE30系ギャラン、従来型がV6等を搭載し年々豪華になり純粋な4発小型セダン枠に新風を吹き込む意味で登場、当時でE10Σがモデルライフ終盤の4年を経過し商品寿命が尽きかけていたところ若手デザイナーの起用によるそれまでの三菱車のイメージをガラリと変える内容、斬新さが話題となり大人気となりました。

そんなE30ギャランの最高峰がVR-4、普及型の2か月遅れでデビュー、ランサーEX~スタリオンで培ったラリーのテクノロジーを注ぎ込みアウディクワトロ以降ラリーウェポンの常識となるフルタイム4WDシステムを搭載、長い歴史を誇る4G63型エンジンをDOHC16バルブ化、シングルターボにインタークーラー搭載によりクラス最高のネット205psを叩き出しスポ車ファンにも見逃せない存在でした。

↓1987年秋にデビューしたギャランVR-4


当時第二次ハイパワーブームでトヨタと日産が200psの壁を巡り激戦を繰り広げていた時期、ソアラ、セリカXXやフェアレディZ、スカイラインRSターボ、そこにマツダのREターボも加わり激しい馬力争いが繰り広げられる中、伏兵?三菱がそのTOPに立ったのも菱ファンとしたら鼻高ダカでしたっけw

TOPを制したVR-4は猛追するライバル達と切磋琢磨、89年のMCで出力を220psに、90年には240psまで高め(ATは210ps)最後まで進化を遂げながら92年まで生産、これ以降はそのDNAをランサーエボリューションに託しその後の展開はご存じの通り!

ワタシら世代ではやはり思い入れのあるモデル、2LでL/100ps超えはネット表示になってからは初めてのモデルでしたし国際ラリーでの鮮やかな活躍は40~60代の走り好きの脳裏には焼き付いている筈、若いクルマ好きには単なるエボの元祖としての認知しかないようですがランサーの格上である分、小型セダンとしての完成度、充実度はエボよりも上でジェントルでしたしね、走りは当然エボに譲りますが快適性ではギャランが上と断言できます。

今回出てきたのは現在残存がかなり少なくなった88年の前期205psモデル、絶対馬力では中期~後期に及ばないながら特性ではそれらよりドッカンターボ具合が強く荒々しい乗り味でしたネ~。

そろそろ30年になる現車、奇跡的な上物で何と総合評価は4点というのが凄い!!

↓総評4、内外Bという信じられない高得点!


実走も36000㎞を少し出た程度、走らなきゃイイってモンでもなくココでも低走行距離をウザい程やたら自慢気に語るギャラン乗りがいますが29年で3万㎞、走らなさ過ぎじゃね!?って感じ、クルマというものは走ってナンボ、走らなくても痛むところは痛むし逆に走らないから痛むケースもある、当然走り過ぎでも痛みますが適正距離には程遠いVR-4ですね、前オーナーさんはこのクルマをホントに愉しんだのだろうか?と思う程です…。

多分、無類のVR-4好き?車庫保管の上に手入れもきちんと行い溺愛しないと未再生(と思われる)で29年、この状態での維持は不可能、山梨のギャラン仲間で自分の命並みに大事にしている彼の個体と肩並べるでしょう!

↓3~5年落ちでもなかなか付かないB評価のインパネ&室内、大袈裟抜きで新車並み!



とは言え29年経過、さすがの頑強菱車でも瑕疵はあるとは思いますがここまで溺愛されてきた現車、そう金も掛からずまだまだ現役でしょうね。

今残るVR-4、20万㎞、30万㎞が当たり前ですから走らな過ぎとは言えかなり羨ましい状態、ここまで極上の前期モノは山梨の仲間とこれのみではないかと…

↓弄られる運命のスポーツモデルながらドノーマル!貴重品!



ド初期のみのウレタン製Rrスポ、ブラックアウトのドアハンドル、ルーフモールが色褪せなく現役なのが泣かせます、29年間屋根保管の証ですね!これは最早博物館級レベルの個体ではないかと感じます。

↓ボディ全体、塗装も含めて無問題!現車見たらさぞ感激でしょうね~


西からの出品、落ちた金額は限りなく3桁に近い2桁、不具合のある電格や下廻りサビ対策、そして車検整備+α(利益)でこれは100後半位付けてもおかしくないレベル!

スタリオンやランタボに次いで三菱旧車の傑作車として近年認知されてきてるのもありこのVR-4も今や驚く金額、ワタシのはこんな極上でもなく何せ2号機とのニコイチですからこんな額には成り得ないながらも底値の時に復活購入(2号機)してるのでね、ギャランに限りませんが今のある意味バカげた高額にはただ啞然とするのみですが愛車が高評価されている証拠でもあるので嬉しさも隠せませんナ(^^)/
Posted at 2017/06/17 21:15:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

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「旧車とキャラクター…VOL.52 http://cvw.jp/b/2682511/48707014/
何シテル?   10/12 15:45
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