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2017年10月01日 イイね!

珍車PART730

珍車PART730
日産と較べて旧車人気がやや低い印象があるトヨタ車(あくまで主観)、日産車は昔から新車時は人気なくても中古時代を経て旧車と言われる時代になるとバカげた価格に急騰するのが特徴、130ブタケツローレルやあぶ刑事レパード等がその典型ですが新車時も人気高、絶版になり通常30年位経たないとプレミアが付かないのに対し15~20年もするとジワジワ値段が上がり始めるスカイラインが代表例でしょう…

トヨタでは2000GT以外で特別プレミア感のあるモデルって存在感がない中、やはりセリカに関しては旧車としての価値が見い出され初代A20型に至ってはスカイラインと双璧を成す旧車としての人気が高騰していますナ!それでも同時期のハコスカ、ケンメリが80年代後半では既に旧車人気が高まる中、セリカはそれほどでもなかったながら現在の旧車ブームに於いてはセリカもほぼ手の届かない存在になってきています。

そんな訳で今回取り上げるのはそのセリカから…

⇒『昭和48年(1973)初代TA20型セリカ1400ST』!!

トヨタ旧車の中で比較的多く残るダルマセリカですがその殆どが1.6LDOHCを積む1600GT若しくはGT-Vですので廉価版の1400STが残っているとは驚き!

当時セリカはフルチョイスシステムという内外装を自由に組み合わせるバリェーション展開が特徴、GTとGT-Vは専用でこの限りではなかったですが内装DX、カスタム、カスタムS、カスタムSWと外装ET、LT、STを組み合わせる手法で話題を呼びました。

しかし話題ほどの必然性はなくメーカーで予め売れ線として用意された内外装組み合わせモデル販売が殆どでDXとET、カスタムとLT、そしてカスタム~同SWのSTといった具合でせっかくのオーダーメイド?もほぼ吊るしで販売された感じでしたねー。

現車はそんな中でも希少な1400ST、STは1600ですとGTに次ぐ高性能版、2T-B型1.6LOHVツインキャブを搭載、GTに次ぐスポーティさを訴求していましたが1400STになると他廉価版や格下のカローラやスプリンター同様のファミリーユース用T型OHV 1キャブエンジンでしたのでほぼET/LT用、1400STの存在はほんの一握りだったと思われワタシも扱いディーラー時代、1400STを扱った(下取りした)経験は僅か1回のみ、最初期の赤目ワンテールのモノでしたが30数年前ながらあまりに印象的で未だに記憶していますw

セリカと言えばやはり名機2T-Gを積む1600GTが花形、カローラと同じT型廉価版なんて当時馬鹿にしまくりでしたしこんな感じですから下取りしてもすぐ潰されるのが運命、よくぞ現代に残っていたものです!

↓セリカと言えば名機テンロクDOHC+ソレックスの2T-Gがやはり浮かびますが…


↓トヨタらしく普及版にはカローラ他で生産台数を稼ぎコスト安の普通のエンジンも載せました(T型エンジン)


T型エンジン、素性は決して悪いエンジンではなくOHVの割には回りましたしレスポンスはOHCと大差ない、しかしセリカやカリーナの廉価にも搭載されましたが明らかにオーバーウェイトを感じカローラでは十分なパフォーマンスながらやはり廉価版の域を超えない印象、三菱や日産の同排気量エンジンより静かでしたがセリカの場合、やはり重量に負け燃費が悪くこれらライバルOHCエンジンに較べるとマイルド、言うなればセリカに限って言えば狼の皮を被る?って感じでしたね。

因みに73年に追加された超人気モデルのLBには設定されず1400が選べたのはダルマのみ、それもLBが2000メインだったんでこれ以降、ダルマにも2000がラインアップされてゆき1400はよほどのモノ好き以外選択肢からは外れた印象、兄弟のカリーナはファミリーユースが主でしたのでそこそこ見かけましたがダルマの1400、いやー、珍しかったです(*_*;

出品車は73/10登録ですからLB発売直後に販売されたもの、LBが出た時はダルマが発売3年を経過して新鮮味が薄れた頃でしたのでね、この時期にNEWカーのLBではなくダルマの、しかも1400STをわざわざ選んだセンスに敬服します(笑)

↓44年経過で総合3、内外Cですので手厚い保存がなされていたと推測できます!


今でこそダルマも超絶人気を誇る1台になっていますがLB以降は人気薄、GTを除き80年代にはほぼ死滅状態でしたので歴代オーナーさんの1400STに賭ける愛情を感じざるを得ません、ダルマそのものは大して珍しくもないですがくどいですが1400STが残っている事に大きな価値を感じますネ!

↓C評価の内装は木目がなくシートもビニール地でデザインも廉価仕様=内装DXと判断!


しかし室内も奇跡的な状況で後付けのカセットステレオ以外はオリジナル、その後付けステレオにしてもかなりの年代物で鳴るかどうかは知りませんが80年代かぶれが発狂する逸品だと思います、恐らくクラリオンかパイオニアの1ボディで出始めの早送りしかできなかった機種じゃないかと…

外装は未再生でしたら凄い!44年間この状態で残すには相当の苦労ですしね、1400STをわざわざレストアとかしないでしょうしいやはや、ある所にはあるんですね~・・・

↓Rrビューも無問題、個性溢れる70年代らしい後姿は健在!


↓ミラーが変なタルボ型になってるのが惜しいです、A/Wも外品ですがこれら以外はオリジナル!


出品は北、落札は1400の割にはかなりいい値段が付いています、これだけイイ状態ですしね、却ってGTじゃなかったのもオリジナル度を保ちながらも慈しまれてきたのかもしれません、これも店売りでは3桁表示しないと割合わない額ですが果たして非GTにそこまで出すマニアがいるのか否かが気になります(^^)/
Posted at 2017/10/01 18:05:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2017年09月28日 イイね!

珍車PART727

珍車PART727
本日は珍車らしい珍車をお一つどうぞ(笑)

コレ、バブル時代に全国限定500台で売り出されたんですよね、このため希少度は高くワタシも実物は2~3回しか見た事ありませんがオリジナルの美しいスタイリングが台無しで思ったより評価は高くなくただレアなだけ、オリジナルの方がよほど良かったと感じますが(あくまで私感)

⇒『平成元年(1989)2代目MZ20型ソアラ3.0GTエアロキャビン』!!

ね!珍車でしょw

平成元年4月に前述の通り500台限定で販売、バブルを象徴するかのような電動折りたたみ格納式メタルトップを採用し当時話題にはなるも評価的にはイマイチでした。
ソアラは初代Z10系/2代目Z20系で哲学とされていたプレスドア、そしてサイドウインドウとリヤクォーターウインドウの下辺の長さの比率を6:4とし更ににA、B、Cピラーを上に延長していくと一点に交わるように角度を決定、これによりソアラの美しく優雅でスタイリッシュさをアピールしていた訳ですがエアロキャビンはこれが破綻、ルーフ開閉時のルーフ格納スペースを設けるため後席を廃止し2シーターとしたのはいいんですが開閉→収納させるため構造によりクォーターガラスが極端に短縮?6:4のキャビンデザインが壊れ非常にアンバランスでブサイクな感じになってしまいました…

個人的にはあの素晴らしい20ソアラのデザインを滅茶苦茶にしてまでてルーフ開閉に拘るか?って言うのが素直な感想、プレスドアなので思い切ったオープンモデルにもできず苦労したのは解るんですがオーナー様、好きな方には予めお詫びしますがワタクシ的には“駄作”としか映りませんでした、ハイorz…

↓Z20ソアラ、オリジナルは非の打ちどころのないスタイリッシュさでしたが…


↓ルーフ開閉はソアラらしい訴求であるのは認めます、しかしスタイリングがどう見てもバランスおかしくないないですか!?


まぁ、幌より頑丈だし気軽にオープンエアドライブは楽しめたでしょうが当然の如くB・Cピラーは残るので醜悪なスタイリング破綻の代償としてはあまりにも惨い、そんな風に当時も今も思いますナ。。。

↓電動オープンに似た独特の格納方法、メタルトップとRrスクリーンもガラスなのは安心感高かったのでしょうネ


そんなソアラエアロキャビン、3.0GTをベースにしており3L DOHCターボの7M-GTEU240psを搭載、シートは2.0GTツインターボ用本革スポーツシートとされていましたが少なくとも元Gureの周囲には“これがイイ!”ってのは誰一人いなくて果たしてこれ、売れたんだろうか?そこは販売力にソツなどないトヨタさんですから見事に捌いてはいるんでしょうがこれならベンツやジャガーのオープン選ばんか!?普通…
バブル期ならでは贅沢車、貧乏性のワタシ的にはブサイクな上に2人しか乗れず価格はオリジナルを大幅に上回るウン百万円でしたんでね、あり得ないとさえ感じていましたっけ。

500台のうち何台残っているのか興味深いですが現車、大切にされてきたのでしょう、実走7万㎞弱の総評4点が入っていますし内外Cも年式勘案すれば好成績!

↓4点評価ながら水漏れ?雨漏り?が気になります、エアロキャビンも修理行っているようですし現車をじっくり確認したいところです。


↓C評価の室内はイイ状態でさすがにソアラ!バブリークーペの雰囲気を今でも立派に伝えています!


ワタシ世代では10/20ソアラは憧れのクルマ、勿論こういうクルマなので2.8や3Lの最高峰モデルに憧れるもカッコだけでもソアラであればいい、廉価版のVⅡとかVX、VRですら手が届かないのにエアロキャビンをどうのこうの言えたモンじゃないんですがその“カッコ”がこれですとね、どうしてもこれの存在理由、価値が今でもワタクシには理解できないんですわ(^^;)

↓うーんこのRrスタイル…時を経た今でもやはり馴染めないっすorz


出品車、Tベル関係もやってるし走行も少なく30年近く経過した個体としては大事に保護されてきた事が解ります、水漏れだけは要チェックながら何せレア品、探しても見つかるクルマではないのでね、エアロキャビン好きにはお勧めですね~。

↓ボディも綺麗に保たれておりイベント注目度はかなり高くなるでしょう!


出品は関東、落札額はそれなりに付いてはいますが今やオリジナルの20ソアラでもプレミアが付き始めていますのでエアロキャビンだから特に!って程の金額ではなかったです、と言ってもこれも店で売り物にするなら3桁近くで出さないと利益厳しい位の金額で落とされていましたのでね、旧車専門店辺りがスゲェ金額で出すんでしょうナ~(^^)/
Posted at 2017/09/28 21:49:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2017年09月24日 イイね!

珍車PART726

珍車PART726
珍726弾もつい4~5年前までは業オクにチラホラ出ていましたが最近ではすっかり見なくなりました。
最終型でも30年超えましたしね、良質で真面目なファミリーセダンで耐久性もありトヨタの良心を感じさせるクルマでもありました…

⇒『昭和60年(1985)初代SV10型カムリ1800ZX(グレードは推察』!!

カムリ、この型の前にセリカカムリ(A40/50型80~82年)が存在し“カムリ”としては2代目となる訳ですがGure的にはセリカカムリはカリーナの派生車種かつセリカの1バージョンですのであえて現車を初代と記しましたが2代目(以降1代ズレが発生)でも間違えではないですネ!

SV10も若き日のセールス時代の扱い車種、セリカカムリが若いモンの心を惹くスポーティセダンでしたので特にこれの18R-GEUを積む2000GTなんて憧れましたし欲しかった1台、ところが2代目となり“セリカ”のファーストネームが外れ独立、セリカカムリのイメージは見事に消され地味ながら真面目な、真剣にトヨタが今後を担うFFの中級ファミリーセダンに生まれ変わり当時は若い身空で考えがまだ足軽だったんでねw「カムリ、ダサくなった」と敬遠しましたっけ、FR世代ですのでFFになった事が一点とデビュー時はDOHCも設定がなくホントに地味、しかしFF化とスクエアなデザインで小型クラスとは思えない室内の広さにはデモカーで店に来た時は心底驚きました、当時のクラウン(S110系)よりも後席も広い、大袈裟でなくセンチュリー並みでしたからね、従来のこのクラス(FR)であるコロナ、カリーナ、ブルーバード、ギャランΣ、カペラ等の大きさ(車室空間)が当たり前だったのでその衝撃は結構なものでしたっけ。。。

↓82年、田中邦衛氏がキャラとなりデビューした新生!?カムリ


SV10はこの年オープンしたトヨタビスタ店(現ネッツ)のメイン車種となるビスタと双子兄弟、カムリはカローラ店のカローラからグレードUPするユーザーがペット店(コロナ)、トヨタ店(カリーナ)に流れるのを食い止める目的は先代セリカカムリよりも強固な姿勢を打ち出していました!

FR→FFに慎重だったトヨタはそれでも時代の波はFF化に確実に流れておりこれに乗らない訳には行かない、しかしワタシのような保守的ユーザーはまだFFというモノにある種の偏見を持っていたので日産や三菱のように売れ線であるブルーバードやサニー、ギャラン、ランサー等を一気にFF化したのに対しトヨタは慎重、Bigネームであるコロナ、カリーナに先駆けてカムリ/ビスタでFF市場に乗り込み一定の成功を見極めてからBigネームをこれに移行して行った訳です。但しそれでもカローラ、カリーナ、コロナはFFも出しながらFRも残す、石橋を叩いてもまだ渡らない的にFF化にはかなり消極的でしたよね~。

国内ではコロナやカリーナ(プレミオ/アリオン)の存在もありカムリっていうクルマはどこか影が薄く堅実ながら驚く人気も販売もなされないながら海外ではトヨタの稼ぎ頭、これは現在でもそうですが海外ではBigネームなんですよね、国内では歴代、どうも地味ですが…

現車を見てみます、32年経過で実走3万㎞台というのが驚き!!失礼ながら大事に納屋に格納するようなクルマでもないですし走って使い倒して解体というのが王道のこのクラスのセダンが総評3.5点レベルで残っている事が凄いです!

↓内外C、総合3.5、昭和60年という年式ではかなりの好成績!


このSV10も主に仕事でかなり乗りましたが地味な外観に対して意外にパワフル、当時の新開発である1S-LUエンジンはややメカニカルノイズはあるものの元気で気持ちよい吹け上がりで乗るとこのクルマの印象を変えたモノでした。
タイヤがまだ13インチの時代、1.8Lでこの大きさ、このパワーでこれは明らかな容量不足で少しアクセルワークを雑に行えばたちまちホイルスピンしてましたしね、いちいちスキール音で喜んでいた若い小僧にはオモロかったかも(^^;)

デビュー当時は1キャブの1.8L横置き1S-LUエンジンのみ、その後1.8LDeターボ(1C-T)、2L(2S-ELU)や2LDOHC(3S-GELU)とワイドレンジ化しますがこのカムリ、最初の1Sで充分パワフルでしたし良心的、前述の通りセダンとしては驚異的な広さ、トランクルームも広大、L10型ターセル/コルサに続くFF初期(横置きFFとしては初めて)モデルの割には極力、FRとのドライバビリティの差を感じさせないよう努力の甲斐はあり日産他がFFの悪癖を晒す中、FR派でもそれほど違和感持たずに扱えたのはさすがトヨタ車だ!と感心したものです。

↓C評価の内装、何と内張にはビニールもかかったままで前オーナーさんの出来合いぶりが伺えます!




惜しいのはA/C不良、塗装もこの色からして仕方ない褪せ、クリア剥げもあるようですがね、塗装は何とでもなるもA/Cだけは…もう部品もないでしょうしこれ乗るには夏季厳禁って感じですか(笑)

SV10は82年~86年のモデルライフ、出品車は85年MC後の後期モデルで後期は前期に較べメッキパーツが増え全体的に高級感を増した印象、素朴で気取らない前期がSV10カムリらしかったですが高級化により販売もより増えたらしいです、ツインカムモデルや2Lが加えられたのも後期からですんでその影響も多分にある筈ですが…

↓赤いボディはやや褪せてはいますが大きなダメージもなくイイ状態!


↓よく手入れされ年式を感じさせないエンジンルーム!


まぁ、このクルマをそう弄るオーナーもいなかったですからA/W以外はオリジナル状態、どうしても日産と較べるとこの年式位だとトヨタ車、まだ旧車というイメージ湧かないのですがこれもALLペンでビッチリ仕上げればA/Cだけ目瞑ってまだまだ現役続行、行けそうです。

↓懐かしのフィンタイプのアルミ以外はオリジナル!


出品は北の国から、落札も無事なされていますが二桁に乗らないレベル、北で使うならA/C不良もそう問題ではないでしょうから部品取りとかではなく現役で頑張って欲しいモンです(^_^)v
Posted at 2017/09/24 17:56:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2017年08月13日 イイね!

珍車PART715

珍車PART715珍715弾のこのスターレット、今の30代~40代前半には多分思い入れあるクルマではないなかな?と…

それ以上の世代ですとこれの先代、先々代に郷愁を馳せるんですがFF世代の走り好きの入門者としてこれで腕を磨いた御仁も多い事でしょう(^^)/

⇒『平成元年(1989)EP71型3代目スターレットターボS』!!


ワタシ世代ですと前任のKP61、つまりFR時代にこれで峠、サーキット等の入門者として親しまれましたし更に上の世代ですとKP61の前任である初代KP47型が教科書でした!

サニー(B110~310)と共に70~80年代、TSレースで活躍し元々は今でいうエントリカー、廉価な大衆コンパクトカーの役割が大だった両者でしたがモータースポーツ盛んなこの時期での活躍は本来の訴求はもちろんながら走り好きの若い世代にも大いに人気、現代のように走りを愉しむにはそれ相応の支出が求められるのとは異なり手軽に、リーズナブルに、型落ちの中古であれば一桁で求め改造パーツを組んで自分なりの好みのマシンにする、そんな愉しみを叶えられるのも人気の大きな要因せした。

スターレット(KP47/61)はサニーもそうでしたが素直なFR駆動、OHVながら軽量でよく回るエンジンが大きな魅力、さすがに現在では少なくなりましたが未だに改造パーツやスワップエンジンも豊富で人気は色褪せませんよね~…

しかし出品車の3代目EP71は84年、時代の変革から従来型とはガラッと変わるFFモデルに刷新され我々古い世代にはブーイング、しかし軽量でシャープなハンドリング、廉価、新開発E型エンジンは従来のK型とは較べられない程の元気とパワフルさでイメージはKP時代そのままに継承、新たにFFライトウェイトスポーツ的な支持を得、この頃に免許取得した世代はむしろFFが常識でしたので変な抵抗もなく受け入れられ人気も不変でした!

折からのHOTハッチブームもありスポーツモデルのターボ系は上級になるカローラFXやライバルのシビック、ミラージュ、ファミリアと共に街角でも飽きる程見られましたしEPが中古で出回った80年代後半~90年代初頭は価格もかなりこなれやたら多かった!

当時FF否定派のワタシでしたが乗ってみれば確かにKP時代の軽快さ、俊敏さは健在、ターボ系はシャーシがパワーに負け飛ばすと危険さを覚えるサマも垣間見えましたし造りは所詮エントリーカー、決して上質ではないも愉しい乗り味であったのは間違いナイ!
ターボ加給圧をLo/Hiで切り替えできるオモチャ仕掛けなんかもあったなぁw

“カッ飛び”をコピーとしたEPデビュー時のCM、その乗り味はコピーに嘘ありませんでした!


EP71は84~89年の5年の在任、次期80系~90系、そして現代のヴィッツにもスターレットの側面“手軽に走りを愉しめる”という精神は受け継がれモータースポーツの入門編としての役割も不変なのは大したモノ、ライバル達が名を変えたり消滅したりかつてのイメージが皆無になる中、さすがトヨタさんのモデル、最新ではHVもラインナップしアクアとの棲み分けはどうなん!?って気もしますが…

さて現車に行ってみましょー!

出品車は87年にMCを受けた後期モデルのターボS、この上にターボS-LTDとかあったのでターボモデルの基礎グレードですがスターレットとしては上級でしたね。

↓総合3内外Cは年式以上状態で前オーナーさんの愛情が感じられます!


出品票によれば大きな不具合は排気漏れ&AC不良で13万㎞程度なら耐久性には定評あったE系エンジンですからその部分でに不安はまだ神経質にならんでも大丈夫な感じ、下回り錆は当然あるでしょうがまだまだ現状でも愉しめるレベルの様子ですネ。

80や90に較べそれ程カリカリに弄られたモノは少なかったイメージがありますが最早これも弄る程の個体残りはなくネオヒスとして貴重な存在になってきましたよね、70系の時代はトヨタ、防錆技術がイマイチでエンジンや機関よりもまずボディがもたなくなる個体が殆どだったように思います、そんな状況で維持はなかなかご苦労でしょうし往時の数多さに較べ現代ではほぼ残っていないのが大きなその要因でしょう。。。

↓経年劣化と汚れもそこそこですが念入りな清掃では見違えるレベルになりそうでベースとしては上質!


ほぼオリジナルに保たれた外装もポイント高し!サンルーフ装着という点も注目ですね、HOTハッチブーム最中でしたので各社HBモデルに力を入れておりバブルの背景もあり今のように単なるエントリーカーとしてのコストダウン感満載って訳ではなく各メーカーの力の入れようが感じられるのがこの時期のHBモデル、王者トヨタのスターレットもまだ変な妥協も少なく好感の持てるモデルだったと思います、現車はそのイメージを立派に今に伝えるレベルを維持していると思います!

↓大傷、大凹もなく事故歴もないのでボディもまだまだ再生の必要はなさそうです!


↓約30年の経年で痛みは感じるも歴代オーナーさんの維持努力の賜物もあり年式以上の状態をキープ!


出品地域は西、落札額は結構イイ値段で落ちており整備、加修で店頭並ぶ時は6~70万位にはなるかな!?!?

サニー程ではないながらもマニアには人気のスターレット、FRのKPは既に神的価格ですがFFとういう事から近年までそれ程高評価を得ていなかったEP71もいよいよ手の届かない世界に行きそうですナ(^^;)
Posted at 2017/08/13 19:03:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2017年07月01日 イイね!

ワタシに電話下さい、どうぞよろしくwww

ワタシに電話下さい、どうぞよろしくwww
来ましたヨ、本業での旧車委託売却話が!!

持ち主さん、バーゲンプライスじゃしホンマはワシが欲しいんじゃがのう、先立つモノが出せない貧乏タレじゃけん、素直に次期オーナー探しをせんとのう(^^;



ネタはコレじゃ!


MZ11の初代ソアラ2800GTエクストラ!

こういう商売やってると旧車売却の話は時々あるんすが今回は大物でんナ(^^;

初代ソアラ、元Gureが免許取得した昭和56年発売、高校3年のクソガキには例え最廉価のVⅠですら手の出ない雲の上のような高級スペシャリティパーソナルクーペで憧れましたねぇ、金持ちのボンボンが買ってもらい乗り回していましたがこれを見る度、自分の産まれた環境を恨んだ事はなかったかも(笑)

日産と較べトヨタ車はなかなか旧車としての価値(値段)が認められるのに時間を要し特にスカイライン系は20年も経過すれば値段がドンドン上昇するのに対しこの初代ソアラやGA/MA61のセリカXX等は最近までそう驚く価格は付いていませんでした、しかし昨今の旧車ブームでこれらも今や立派な高額車輌!

まぁ、このソアラのオーナーさん、ご高齢になり手放すのを決意って感じかな?投機目的ではなくホントにソアラが好きで大事にしてくれる次期オーナーを探しているとの事でそんな大金を望んでいる訳ではないので何とか思いを継承頂ける時期オーナーさんを探してあげたいなと…。

まだ私も画像でしか拝見してませんがとても大事に屋内保管してきて極上の様子、しかもご丁寧にフルノーマルと300万の改造/メンテ費をかけたチューニング版の2台を所有、両方ともご縁があれば売りたいとの事!

まずはノーマルの方↓




外観とシートは83年MCの後期型となっていますが抹消謄本で確認できるように初度登録は昭和56年9月ですんでバリバリの前期型2.8GT-EXTですね。
但し前期型のパーツもアリとの事で現状でも前期に戻しても愉しめる、って感じ。

後期型グリル、テール、後期GT-LTD用の革シートと見た目はほぼ後期型GT-LTDになっていますが私ならオリジナルの前期に戻し飽きたら後期にして乗るかな~(笑)

本革の状態もそれほど悪くない様子、ATになりますね!


室内も綺麗!


プラグコード以外はノーマルな5M-GEU型DOHC-6 170psで“未体験ゾーン”を味わいましょーw


勿論実働で1年前までは車検がありバリバリ現役、検切れ後も基本メンテは欠かさず定期的なE/g始動も行い調子維持しているとの事で検受→路上復帰もそう手間も金も掛からずにできそうですネ(^^)v

そしてもう1台のチューニングバージョンがこちら↓




こっちも2.8GT-EXT、テールも後期型になっていますが抹消謄本見ればわかるように昭和58年2月登録なので前期の終盤のモデルとなります。

弄ってますね~詳細はイチイチ書きませんがエンジンだけでもかなり手が入っている様子



こちらはMT!シートは起毛の純正ですネ



顔はグリルが前期風味?のオリジナルグリル


前期オリジナルグリルもアリ


こちらは距離行ってますがOH済でそれやってからは17000㎞走行との事、また、これ以降にALLペイントを実施してから下界走行はしていないながら残念ながら移送時にRrバンパーに傷がある様子…

とまぁ、簡単ながらこのような内容の2台、ノーマルの方は私のような貧乏タレ、貧困層でなければ大概のお方ならば手が出るモノ、チューニング版は改造費の半分位ペイできれば!という実質バーゲンプライスなんで商売ではんくイチ旧車好きとして頑張って現オーナーさんの思いを継承できる次期オーナーさん探しに精を出しましょう(笑)

あっ、気になる方は↓CMの怪しい外人と同じセリフをお届けしますわwww


「電話下さい」言われてもオメ―の電話知らんわ!ですよね(爆)

マジ考える方はメッセにて夜露死苦~♪
Posted at 2017/07/02 15:13:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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「旧車とキャラクター…VOL.51 http://cvw.jp/b/2682511/48679040/
何シテル?   09/27 00:00
元GureのHNで活動、かつて二拠点生活していた時代や現在の本拠でののクルマ弄り記、また自己満全開の独自の企画モノをUP! 社会に出てディーラーメカ→営業...

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