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元Gureのブログ一覧

2017年06月20日 イイね!

珍車PART701

珍車PART701
珍車シリーズ、キリ番700も超えたので他銘柄に目を移してみます(^^;

おぉ、大物が出てました!クルマそのものも今となってはレアですが搭載エンジンも往時からレアなモデルの登場っす。

⇒『昭和57年3代目TA61型カリーナクーペ1600GT』!!

60系カリーナはこれまで幾度となく取り上げましたがこのモデルはお初だと思います、何せカリーナ最後の2T-G(EU)搭載の旧?1600GTですから!

これまでご紹介したのはこの3代目になってからモデル初期に次々とスポーツ系エンジンが新開発され従来のテンロク2T-G/2T-GEU→4A-GEUへ、2000GTの18R-GEU→3T-GTEUへ換装された以後の当時で言えば新世代モデルばかりでしたのでね、当時でも旧2T/18R系エンジン搭載モデルは発売期間が短くそれ程出回らなかったのでまさかこれが現世に存在していたとは!!

↓往年の名機、2T-G(EU)エンジン!


60系カリーナのデビューは81/9、この時点では先代、先々代から2T/18Rを積む1600GT/2000GTはFMCのみでそのまま継承され従来からのファン層を繋ぎ留めますが当時は第2次ハイパワーブームが襲来、日産や三菱、マツダのパワー攻勢が激しく長い事1.6/2Lの二つのDOHCを売りにしてきたトヨタもパワー競争の意味では旗色が悪くなっていました。

何せ18Rも2Tも当時(81年)で既にデビュー20年前後、他車の新開発軽量、小型ハイパワーエンジンには太刀打ちできず新世代のベースエンジン(A型/S型)も出揃ったところでこれらをDOHC化し4バルブ化、まずは4A-Gが83年の5代目カローラ(80系)デビューと同時に新搭載されその直後、レビンやトレノ同様にこれまで2T-Gを搭載してきたカリーナやセリカの1600GTもこれが換装され新世代のテンロクGTになった訳です、カリーナ(セリカ)へのこれの搭載が83/5のMCからですので2T-G搭載の旧1600GTは前期の僅か1年半程度、しかも元々セリカ/カリーナの1600GTは2000GTの廉価版という受け取り方で2000GTデビューの73年以来、レビトレ程の普及がなく加えて先記の通り80年代ではもう古く排ガス規制で牙を抜かれたフヌケ的なイメージで決して人気も注目も高くなかったのでね、60カリーナ(セリカ)の前期2T-Gは当時としてもレア物、ワタシはカローラ店勤務でしたのでセリカでしたが60系の1600GTは会社的にも殆ど出た印象がないです、セリカの1600GT選ぶならレビンやカローラGTを選ぶユーザーが圧倒的、そりゃそうですよね(笑)

尚、余談ですがもう一つのGT、2000GTは一足早い82/10に国産初のDOHCターボである3T-GTEUに換装、旧2000GTは1800GT-T(-Tはターボの意)となりその後FF世代(85年~)1S型をベースにした4バルブDOHCの3S-G型となり新2000GT時代になってゆきます。

また、それまで1600GTの設定の無かったコロナ(T140)にも新たに4A-G搭載により1600GTが誕生したのもこの時期。

そんなレアな2T-Gの1600GT、内容を見てみましょー(^^)v

総評R小、内外Dなので極上ではありませんが年式からすると妥当なところでしょう、ただ、この時期のトヨタ車は“計画的陳腐化”というわざと錆びさせる は言い過ぎですが錆対策をあまりやっていなかったのでエンジンルームやトランク内を始めボディにも錆が出ていないのは屋根下保管だったのでしょう、D評価は主にメタリックのクリア褪せ程度と思われます。

↓下廻りの錆は仕方ない、他はシート破れ程度で機関的不具合はない様子


5桁メーターなので走行不明扱いですが程度からすると4万kmは有り得なくても14万km程度ではないかな?パフォーマンスでは4Aには敵わない2Tですがさすが昔のエンジンだけありブロックの肉厚は4Aの比じゃないですからね、耐久力では4Aは逆に2Tには敵わないですから部品さえ手にできればまだまだ不安なく回るでしょう、2T-Gや18R-Gはセリカが輸出でかなり出てるので海外経由ですとまだ部品調達は可能、少なくとも三菱やホンダ、いすゞのような苦労はなさそうですネ。

↓内装はダッシュ割れがD評価となっていますがそれがなければCレベルの綺麗さ!



↓カセットステレオ以外はオリジナルってのも貴重!


2T-Gだからこそ4A-G搭載の1600GTのように走り小僧に後年弄られるのを免れたんでしょう、外観もA/W以外はオリジナルですのでマニアにも歓迎される個体に思います。

とにかく往時を知っている身としては2T-Gの60カリーナってだけで舞い上がりますわw当時、セリカカリーナの1600GT(あくまでも2T-Gの)、買うのいるんか?っていう認識でしたのでね、先代のTA/RA40やそれ以前の10~30系のGTとは明らかに捉え方が違っていた訳で…

↓前期を証明する?フェンダ―ミラーが今となってはシブい!


83年にドアミラーが解禁、これの直前にFMCされたモデル、このカリーナもそうですが代表的なのはR30スカイラインやセリカXX、いすゞピアッツア等は解禁と同時にフェンミモデルオーナーは一斉に後付けドアミラーに交換していたのも懐かしい想い出、ワタシも昭和63年に56年のDR30を買ったのでフェンミでしたがすぐさまドアミラーにしましたしが撤去したフェンミの跡をパッチみたいのを貼って隠すんですがこの頃はパッチ貼りのクルマ多かったですねー、スレ違うと「お前もわざわざ替えたのか」なんえ心で呟いたりと(笑)

↓全体的に色褪せくたびれ感は漂うも大傷、凹もなく全塗装で見違えるようになりますナ!



出品地域は中部地方、落札はやはり4A-G搭載モデルのような高額ではありませんでしたがそこそこいい値段、ワタシ世代以上では2T-Gの重厚感と廻した時の咆哮は4A-G以上に心躍る点が魅かれると思います。

60カリーナと言えば4A-Gの印象ですが2T-Gを積むレアな1600GTは今ならイベントスター間違いナシ!これならいくらかリーズナブルで手にできますからトヨタマニアさんにはお奨めですね、まぁ、探してもまずはないクルマですがwww

(^^)/

Posted at 2017/06/20 21:18:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2017年05月11日 イイね!

古典的1BOXだがまだ価値はある!

古典的1BOXだがまだ価値はある!4WDで少走行、規制外地区ならDeモデルを選べばまだまだ存在感が高い、ガソリン/Deとも現代目線ではあまりに非力ながら5ナンバーサイズとは思えない空間が魅力!
Posted at 2017/05/11 21:54:01 | コメント(0) | トヨタ | クルマレビュー
2017年05月11日 イイね!

伊達280psでも充分パワフル!

伊達280psでも充分パワフル!1~2人でスタイルと性能重視、古典的な直6+FRに拘るりあるオーナーなら満足できるでしょう。
Posted at 2017/05/11 21:35:24 | コメント(0) | トヨタ | クルマレビュー
2017年05月05日 イイね!

俊足コンパクト!

俊足コンパクト!かなり値がこなれてきているので初心者の導入車としてはいいかも、しかし視界悪いのでこの点はお奨めできずファミリー使用には狭い過ぎる。カローラやヴィッツなど多過ぎるのは嫌、人と違うものがイイ!と考えるトヨタファンなら安価で入手できるのでいいかもしれない。
Posted at 2017/05/05 19:01:57 | コメント(0) | トヨタ | クルマレビュー
2017年04月20日 イイね!

珍車PART689

珍車PART689
これも前回のY30同様、未だヤンチャ系のニィチャンには人気ありますな!

泣く子も黙る71クレスタ?71弄りの典型みたいなのが出ていましたゼ、かつてはこのようなカスタマイズされた個体、マークⅡ/クレスタ多かったですよねー、今でも稀に見ますが…


⇒『昭和62年(1987)2代目GX71型クレスタ2000スーパールーセント改』!!

改の字が付いてる公認車輌、動力伝達装置となっていますのでAT→MTに載せ換えたモノではないかと推察されます。

71クレスタ、絶対的販売数は兄弟のマークⅡには劣るもマークⅡ、チェイサーと比較して丁度セドリックに対するグロリアの如くそれら兄弟より少数派でパーソナル性が高く多過ぎるマークⅡを嫌うこだわりのあるユーザーに選ばれていましたね!

71系のデビューの頃はバブルに向かう好景気の時代、前作GX61系でトヨタでも随一の人気車に踊り出て71で景気の波に乗り一気に増殖、85年前後の街中は3兄弟だらけっていう時代が確かにありました。
時代を反映して?遊び人的イメージの4HT人気が高かった中でクレスタは正統派のマークⅡセダンをベースに前任50/60系の4HTオンリーから一転してセダンオンリーに変貌、チャラい4HTはマークⅡとチェイサーに任せ独自路線を提唱しています。

営業用(TAXI)需要もあるマークⅡセダンは至ってオーソドックスで平凡な6ライトサルーンでしたがクレスタは4ライトとしロングノーズロングデッキのそれまでの日本のセダンにはないどこかジャガーを彷彿させるような個性的な出で立ちが時にはマークⅡHTを上回る評価を受けたり中古になってからはその筋(どの筋?=ヤンチャ系、走り屋系)に高い支持を受け日産のC32ローレルと並び4枚のドリ車として引っ張りダコの時期もありましたっけ!
勿論マークⅡやチェイサーでもそれは多く生息していました“セダンでやるのが粋”とばかりややひねくれ者はクレスタを選んでいたりと(^^;

↓クレスタのベースはマークⅡセダン、Fr部分とドア等は共通!マーバンでクレスタ顔とかもいましたよね(笑)


現車もかつてはよく見かけた弄り71らしい出で立ち、個人的にはマークⅡ、チェイサー含め71はオリジナルがスタイリッシュで気品もあり日産系と違いあまり弄るのは好きではなかったですがとにかく“輩”にはこのような71が好まれました。
と言っても現役時はマークⅡHTを弄るのが圧倒的、後に71神話にノせられた頭デッカチがクレスタ→マークⅡセダンまでもドリ車にしたりとよく売れて台数が多かったのもありいい教材だった訳ですね~。

出品車、後期モデルのシングルカム(1G-EU)の最も普及したスーパールーセント、マークⅡで言えば所謂“タダグラ”ってやつでそっちはバブル期には王者カローラをも登録台数上回ったという伝説のグレード、フル装備で当時流行のキャバクラワインカラーフカフカシート&内装が200万少々で買えたので好景気の中、今までカローラコロナで頑張ってきた普通のお父さんでも買えた点が大受けでした。

↓総合3.5、内外Cは30年経過車としては立派!経年劣化はあるも致命傷もなく距離も10万出た程度なのでまだまだイケますネ!


1Gでわざわざ5MT載せ換えとはご苦労なこって ですがこれもドリで活躍したんかな?普通に乗るんだったら1カムモデルは非力だし脚もフワフワ、ハンドリングもまだ「軽けりゃいいんだろ」的な部分が残ってましたし当時試乗して外観や豪華な内装にはウットリしながらこれ買ったら3日で飽きる!!と強く思ったり…
やはり71は最低でも1G-G(TWINCAM24)でないとまともには走れない、安いけどこの走りじゃいらねーって思いが強かったです。

↓外装色がこれですと内装は例のワインではなかったんですよねー。


71系は圧倒的にスーパーホワイト人気が高かったですがクレスタでは比較的パール2トンも見かけたと思います、ワインカラーの内装はドギツクて好きではなかったので内装色がブラウン系となる濃色系塗装のモデルの方が特にクレスタでは好みでした。マークⅡチェイサーでは滅多になかった2トン、こんな部分もクレスタのオリジナリティが感じられました。

↓オリジナルの美しさを壊さずなかなかセンスいいカスタマイズの71クレスタ、下品な感じはRrにはないのが好印象!


C評価ですが画像では艶もありピカピカな印象、ところどころにクリア剥げがあるようですが暫くは修正なしで愉しめるレベルは維持している感じですね。

希望ナンバーで『71』を奢られていますしマニアが大事にしてきた個体を伺わせます!

↓Frはやや下品な印象(私感)グリルはノーマルで残して欲しかったかも…


出品地は関東、落札額は71という数字に奇しくも極めて近い金額、いい値段付けてますナー。
71も底値の時代を見てきていますのでビックリですしつい最近のクルマという感覚が拭えないジジィとしては1カムモデルにコレまで出して買うのがいるんですから不思議としか言いようがないんですが71の時代に産まれた30前後の連中にはお宝なんでしょうね(^^)v
Posted at 2017/04/20 20:10:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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「今日の捕獲 http://cvw.jp/b/2682511/48685450/
何シテル?   09/29 20:07
元GureのHNで活動、かつて二拠点生活していた時代や現在の本拠でののクルマ弄り記、また自己満全開の独自の企画モノをUP! 社会に出てディーラーメカ→営業...

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